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哲学者・思想家の名言
☆ ３月２日 ☆
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1.
君の運命は、
君の性格の余韻であり、
結果である。
（ ヨハン・ゴットフリート・ヘルダー ）
2.
教師の側から知識を授けるよりも、まず知識を求める動機を子供たちが持つように仕向ける。
そのような学校が、真の学校である。
（ ジョン・デューイ ）
3.
邪悪なる善は甘い蜜に潜む。
（ オウィディウス ）
4.
恵みとは調和、自分自身との一体感、神との一体感。
（ トマス・マートン ）
5.
宗教は手本によって燃え続ける火である。
人に伝えられなければ消えてしまう。
（ ジョセフ・ジュベール ）
6.
運の悪い人は安心せよ、それ以上の悪運はないのだから。
（ オウィディウス ）
7.
すべての人間は、生まれつき、知ることを欲す。
（ アリストテレス ）
8.
明日を始める前に今日をすっかり終える。
今日と明日との間に眠りの壁を置く。
これをやり遂げるには、節制の心がけが必要だ。
（ エマーソン ）
9.
満足は不満足の中に求むべし、休息は進歩の中に求むべし、安心は力行(りっこう)の中に求むべし。
（ 大西祝 ）
10.
恥は若者にとって名誉であり、老人には屈辱である
（ アリストテレス ）
11.
人生の自然な目的によって計るとき、貧しさは大いなる富となり、限度を知らぬ富は大いなる貧しさとなる。
（ エピクロス ）
12.
愚痴はいかなる理由があろうとも、
決して役には立たない。
（ エマーソン ）
13.
数は世界の成り立ちの奥底を照らし出す。
（ ゴットフリート・ライプニッツ ）
14.
人間は自分が置かれている環境に
うまく適応している限りで、
その環境の本質を理解することはできない。
（ カール・シュミット ）
15.
神は現世におけるいろいろな心配事の償いとして、われわれに希望と睡眠を与えた。
（ ヴォルテール ）
16.
金銭は肥料のようなものであって、ばら蒔かなければ役に立たない。
（ フランシス･ベーコン ）
17.
困難に陥った時、切り抜ける手だてになるのは自分の意志だけだ。
（ アラン ）
18.
すべての人間は、他人の中に鏡を持っている。
（ ショーペンハウアー ）
19.
私はどんなに失望している時でも、やはり心の底の底で自分を信じているようです。
（ 和辻哲郎 ）
20.
懐疑は賢者の冠である。
（ アラン ）
21.
日本人は何かに金を使えば、必ず領収書を取る。
しかし領収書はもらっても、果たして税務署がこれを認めてくれるだろうかと心配する。
そういうことを１年３６５日思っていたら、風格のある国民はできない。
（ 渡部昇一 ）
22.
我々は、
光のもとで暗闇を、
幸福のもとで悲惨を、
満足のもとで苦痛を思い起こすことはまれである。
しかし、その逆はいつもである。
（ カント ）
23.
幸福になる秘訣をお教えしよう。
できるだけいろいろなものに興味を持ち、物ごとであれ人間であれ興味を感じるものを無視せず、できるだけ好意的に接することだ。
（ バートランド・ラッセル ）
24.
人は何を愛すかという問題に対して人がなし得る唯一の答えは、人は愛されるにふさわしいものを愛す、ということである。
（ キルケゴール ）
25.
復仇は、みずから呼んで「刑罰」となす。
それは、一つの虚言をもって良心のやましくないことをよそおうものだ。
（ ニーチェ ）
26.
船が入港するまで待つな。
船に向かって泳げ。
（ ヴォルテール ）
27.
世界の快癒はいろいろな処置をほどこすことによってではなく、ものの考え方を改めることによってもたらされるのだと世界自身が気づくときに、ようやく世界は立ちなおることができよう。
（ シュバイツァー ）
28.
牢獄は肉体の自由を奪うことはできるが、
精神の自由までは奪えない。
（ バートランド・ラッセル ）
29.
ものを知らない人はよくしゃべり、よく知っている人はあまりしゃべらない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
30.
何か不運に見舞われそうになったら、起こり得る最悪の事態について真剣に、慎重に考えてみよう。
この起こり得る最悪の事態をしっかり見据えたら、それも結局大した災難ではないと思うための理由を考えてみよう。
その理由は必ずあるものだ。
（ バートランド・ラッセル ）
31.
美とは無言の欺きである。
（ テオフラストス ）
32.
誕生と死、それは人の力ではどうしようもない出来事であり、この二つの間の期間をせいぜい楽しむにこしたことはない。
（ サンタヤーナ ）
33.
よく生きるには、よく澄んだ眼をもつことができなければならない。
（ ブレーズ・パスカル ）
34.
雑草とは何か？
その美点がまだ発見されていない植物である。
（ エマーソン ）
35.
真摯(しんし)に考え、真摯に生きんと欲する者は、必ず熱烈なる宗教的要求を感ぜずにはいられないのである。
（ 西田幾多郎 ）
36.
人は肯定において喜びを感じ、否定において悲しみを感ずる。
（ 柳田謙十郎 ）
37.
人生を建設するには一つ一つの行動からやっていかなくてはならない。
（ アウレリウス ）
38.
人があれもこれもなし得ると考える限り、何もなし得る決心がつかない。
（ スピノザ ）
39.
愛は、憎しみで始まった場合の方が、より大きくなる。
（ スピノザ ）
40.
一方の疑念は他方の欺瞞を正当化する。
（ ラ・ロシュフコー ）
41.
神は人間を、その本質が天使と獣類との中間に存在するものとして創られた。
（ アウグスティヌス ）
42.
大衆とは、善い意味でも悪い意味でも、自分自身に特殊な価値を認めようとはせず、自分は「すべての人」と同じであると感じ、そのことに苦痛を覚えるどころか、快感すら覚える。
（ オルテガ ）
43.
相手のちょっとした欠点に目をつぶることができない限り、友情は長続きしない。
（ ラ・ブリュイエール ）
44.
現実に触れよとは切実な経験をせよということである。
（ 安倍能成 ）
45.
真理は、霧を消さずに、その中で光る松明(たいまつ)である。
（ エルヴェシウス ）
46.
数学に対する能力は、他の学問に対する能力に比べて現れ方が稀だ、というような説は、数学を始めるのが遅すぎた者、あるいはしかるべき努力をせずに数学に関わり合う者たちの作り上げた錯覚にすぎない。
（ ヨハン・フリードリヒ・ヘルバルト ）
47.
私が生まれるということは不条理である。
私が死ぬということも不条理である。
（ サルトル ）
48.
私達の一切の悩みは、私達が孤独で存在し得ないということから生まれてくる。
（ ラ・ブリュイエール ）
49.
嫉妬深い妻を持つことは夫にとっては痛快である。
彼は二六時中、その愛している女のことを聞いていられるから。
（ ラ・ロシュフコー ）
50.
私たちは、私たちがいつ最も成功したのかということを、決して知り得ない。
（ ウナムーノ ）
51.
汝を罵倒したり、打ちたるその人間が汝を虐待するにあらず。
それを恥辱なりと考える汝の想念が、然(しか)らしむることをしかと考えよ。
（ エピクテトス ）
52.
人間は、目標を追い求める動物である。
目標へ到達しようと努力することによってのみ、人生が意味あるものとなる。
（ アリストテレス ）
53.
旅行は愚者の楽園である。
（ エマーソン ）
54.
道徳的理想の勝利は、ほかのいずれの勝利と同じく、「非道徳的」手段によって、つまり暴力・虚言・誹謗・不正によって得られる。
（ ニーチェ ）
55.
精神を養うのは交渉しかない。
（ アラン ）
56.
同じことを知る人達は、もはやお互いに最良の友ではない。
（ エマーソン ）
57.
知識は信仰に従わなければならない。
知識は信仰を出し抜いたり、ましてや、それを裂いたりしてはならない。
（ オーギュスト・コント ）
58.
女にはあまりにも長い間、
暴君と奴隷とが隠されていた。
女に友情を営む能力の無いゆえんであって、
女の知っているのは恋愛だけだ。
（ ニーチェ ）
59.
高慢な人は常に心の底では卑劣である
（ カント ）
60.
賢者のみが自由人にして、卑劣なる人間は奴隷なり。
（ 犬儒学派のディオゲネス ）
61.
人間は状況によってつくられる。
（ サルトル ）
62.
よい生活は、恐怖や束縛やお互いの自由に対する干渉の上に築くことはできない。
（ バートランド・ラッセル ）
63.
民衆が多くの真実を知らず、
多くの誤りを信じるのは
必要なことである。
（ モンテーニュ ）
64.
人々は驚くことを愛する。
そしてこれこそ科学の種である。
（ エマーソン ）
65.
もしこの世で、もう誰も一日に四時間以上働くことを強制されなくなるとすれば、知的好奇心を持った者は、誰でも自分の学問的趣向に従うことができるであろうし、どんな画家も、その絵がそれだけの良いものであれば、飢え死にしないで絵が描ける（＝絵を描いて暮らせる）であろう。
（ バートランド・ラッセル ）
66.
絶望した側が戦いに勝つことがよくある。
（ ヴォルテール ）
67.
甘やかしとは、頼まれもしないことをすること。
（ 岸見一郎 ）
68.
障害を克服できると信ずる者だけが、本当に障害を克服することができる。
（ エマーソン ）
69.
二度、考え直した考えが一番いい。
（ キケロ ）
70.
自然はやさしい案内者である。
賢明で、公正で、しかもやさしい。
（ モンテーニュ ）
71.
世界を悪質で醜いものだと理解したキリスト教の解決は、世界を悪質で醜いものにしてきた。
（ ニーチェ ）
72.
世の中にはたくさんよい格言がある。
人がそれらの適用を誤っているだけだ。
（ ブレーズ・パスカル ）
73.
人には労せずしてすべてがうまくいく時期があるかと思えば、
何をやってもうまくいかない時期もある。
どんな人も、つねに賢人でいることはできない。
（ バルタザール・グラシアン ）
74.
人は誰ひとりとして、自ら悪事を行う者はいない。
（ ソクラテス ）
75.
唯一の善は知識であり、
唯一の悪は無知であることである。
（ ソクラテス ）
76.
人は、くだらないとして礼儀作法をなおざりにするが、善人か悪人かを礼儀作法で決められることがよくある。
（ ラ・ブリュイエール ）
77.
太鼓の音に足の合わぬ者を咎(とが)めるな。
その人は、別の太鼓に聞き入っているのかもしれない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
78.
多くの者達は博識であっても分別を持たない。
博識ではなく分別を多く持つことに努めねばならない。
（ デモクリトス ）
79.
何人にも恩恵を施す者は、他人より愛されるよりも、多く己を愛す。
（ アリストテレス ）
80.
希望と怖れは切り離せない。
希望のない怖れもなければ、怖れのない希望もない。
（ ラ・ロシュフコー ）
81.
私はすべての自分の書物を閉じてしまった。
その中でただ一冊だけ、全ての人間の眼に対して開かれたものがある。
それが自然という書物である。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
82.
生のみが我等(われら)にあらず
死もまた我等なり
（ 清沢満之 ）
83.
人間は考えることが少なければ少ないほど、よけいに喋る。
（ モンテスキュー ）
84.
すでに所有しているものに不満を感じるなら、全世界を我が物にしても不幸であろう。
（ セネカ ）
85.
難問は分割せよ。
（ デカルト ）
86.
学ぶのに、時間を費やしすぎるのは、怠惰である。
（ フランシス･ベーコン ）
87.
近いものは遠いものを説明する。
一滴の水は小さな大海である。
（ エマーソン ）
88.
女の身を滅ぼすかの流行という病にとりつかれて、無我夢中になっている、みじめにもあどけない女たちの姿を、一幅の絵にしてごらんなさい。
そしてまた、女が無意識に示す女性特有の羞恥を含んだ姿を一幅の絵にしてごらんなさい。
おそらく、一目で女というものをすっかり理解なさることができましょう。
（ キルケゴール ）
89.
微笑は笑いの完成だ。
笑いのうちには、
すぐ鎮まるとはいえ、
常に不安があるからだ。
微笑のうちでは、
いっさいがくつろぎ、
なんの不安も抵抗もないからだ。
（ アラン ）
90.
社交においては、我々の優れた特性によってよりも、欠点によって気に入られることのほうが、かえって多い。
（ ラ・ロシュフコー ）
91.
生きるために食べるべきであり、
食べるために生きてはならない。
（ ソクラテス ）
92.
一般に青年が主張する内容は正しくない。
しかし、青年がそれを主張すること自体は正しい。
（ ゲオルク・ジンメル ）
93.
哲学は、暇つぶしのたねでも、（自分を）かっこよく見せるためのものでも、さまざまな概念で遊ぶためのものでもない。
おのれの生命と魂とを救うためにこそ、哲学するのだ。
（ アンドレ・コント＝スポンヴィル ）
94.
どうして？
どこへ？
なぜ？
いかに？
これらの質問が哲学の全てである。
（ ジョセフ・ジュベール ）
95.
毎日をまったく違う人生と見なすべきだ。
（ セネカ ）
96.
どんな楽しみも、
それ自体は悪ではない。
けれども、特定の楽しみについては、
それを得るための手段が、
楽しみよりもはるかに大きな痛みをもたらす。
（ エピクロス ）
97.
富は海水に似ている。
飲めば飲むほど渇く。
名声についても同じことが当てはまる。
（ ショーペンハウアー ）
98.
だまされる者はだまされない者よりも賢く、だます者はだまさない者よりもよい。
（ キルケゴール ）
99.
自分を分かち与えることこそ、最高の贈り物だ。
（ エマーソン ）
100.
炉辺(ろばた)のまどいより怖ろしきところなし。
（ キケロ ）
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