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哲学者・思想家の名言
☆ １月２５日 ☆
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1.
君主にとって、歴史ほど優れた女教師はない。
だが、彼女の方は少々散漫な生徒を持って不幸なのである。
（ ヨハン・ヤコプ・エンゲル ）
2.
子供の教育では、知識と能力を次第に結びつけるように努力することが必要である。
あらゆる学問の中でも、数学はこの要素を最も高度に満たすただ一つの方法であるように思われる。
（ カント ）
3.
親切が過ぎて意地悪になってはいけない。
（ バルタザール・グラシアン ）
4.
すべての人が幸福になるまでは、
だれも完全に幸福にはなり得ない。
（ ハーバート・スペンサー ）
5.
眠りは、神からの唯一の無償の授かり物である。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
6.
空中に楼閣を建てても無駄骨には終わらない。
楼閣は空中に建てるものだ。
さあ、その下に土台を建てよう。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
7.
宇宙的な夢想は、孤独状態の現象であり、夢想家のたましいのなかにその根を下ろしている現象である。
（ ガストン・バシュラール ）
8.
人間が自らの運命に適応するように自然は計らう。
人格という果実を与えることによって。
（ エマーソン ）
9.
死はいうまでもなく、肉体からの解放にほかならない。
（ ソクラテス ）
10.
人は誰でも、人生が自分に配ったカードを受け入れなくてはならない。
しかし、一旦カードを手にしたら、それをどのように使ってゲームに勝つかは、各自が自分で決めることだ。
（ ヴォルテール ）
11.
ちっぽけな快楽ほど人間を小さくするものはない。
（ ジョセフ・ジュベール ）
12.
川の氾濫が土を掘って田畑を耕すように、病気はすべての人の心を掘って耕してくれる。
病気を正しく理解してこれに堪える人は、より深く、より強く、より大きくなる。
（ カール・ヒルティ ）
13.
習慣を自由になし得る者は人生において多くのことを為し得る。
習慣は技術的なものである故(ゆえ)に自由にすることができる。
（ 三木清 ）
14.
人間に対して控えめの人は、事柄（都市、国家、社会、時代、人間性）に対してはそれだけひどく自惚れを見せる。
これが彼の復讐である。
（ ニーチェ ）
15.
誘惑に恐れる者には、すべてが誘惑となる。
（ ラ・ブリュイエール ）
16.
私たちは他人の不幸に堪えられるだけ十分幸福なのである。
（ ラ・ロシュフコー ）
17.
彼は決心した、というのはいい言葉だ。
一語で、決心と解決という二つの意味を示している。
（ アラン ）
18.
すべての知識の源は、疑いではなく、驚きである。
（ アブラハム・ヘシェル ）
19.
すべての罪の動機は空虚さにある。
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
20.
哲学は我々の目の前にひろげられているこの巨大な書物、つまり宇宙に書かれている。
（ ガリレオ・ガリレイ ）
21.
希望を捨てろ。
ここから入るすべての者たちよ！
（ ダンテ・アリギエーリ ）
22.
知識のある人はすべてについて知識があるとは限らない。
だが、有能な人はすべてについて有能である。
無知にかけてさえも有能である。
（ モンテーニュ ）
23.
人生とは、精神の生殖作用である。
（ フォイエルバッハ ）
24.
人の不幸はほとんど反省によってのみ生まれる。
（ ジョセフ・ジュベール ）
25.
若者からは暴力、老人からは成熟が、その生命を奪う。
（ キケロ ）
26.
我々は他人の知識によって物知りにはなれるが、賢くなるには、我々自身の知恵によるしかない。
（ モンテーニュ ）
27.
怒りは奇妙な用法を有する武器である。
他のすべての武器は、人間がこれを用いるものだが、この武器はわれわれを用いる。
（ モンテーニュ ）
28.
試しに、大人に、「なぜ生活しなければならないの」と訊いてごらん。
きっと、「生きなければならないからだ」と答えるだろう。
「じゃあ、なぜ生きなければならないの」と訊いてごらん。
きっと、「そりゃ生きなければならないのは決まってるじゃないか」くらいしか応えられないはずだから。
（ 池田晶子 ）
29.
語り合ってみて理性も好感も感じられない人間が多いのは、自分の言いたいことで頭がいっぱいで、相手の言葉に耳を貸さない連中が多いからだ。
（ ラ・ロシュフコー ）
30.
あなたが今、夢中になっているものを大切にしなさい。
それはあなたが真に求めているものだから。
（ エマーソン ）
31.
力なき正義は無能であり、
正義なき力は圧制である。
（ ブレーズ・パスカル ）
32.
羨望は、競争相手がいなくとも羨望する。
（ アラン ）
33.
人々は宗教を軽蔑している。
彼らは宗教を嫌悪し、宗教が真実であるのをおそれている。
これを矯正するには、まず宗教が理性に反するものでないことを、示してやらねばならない。
（ ブレーズ・パスカル ）
34.
生きている限り、どう生きるべきかを学び続けよ。
（ セネカ ）
35.
あらゆる世俗の知恵は、かつて何人かの賢者が唱えた、とっつきにくい所見を修飾したものである。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
36.
天才は平均的な知性よりは、むしろ狂気に近い。
（ ショーペンハウアー ）
37.
善なるものが善き人を作る。
たとえば音楽という芸(わざ)において善きものが音楽家を作る。
（ セネカ ）
38.
昼の光に、夜の闇の深さが分かるものか。
（ ニーチェ ）
39.
風刺的な傾向を持つ人間は、他人に自分の機知を恐れさせると同時に、自分も他人の記憶を恐れなければならない。
（ フランシス･ベーコン ）
40.
最善の解決策は常に、
最も単純な解決策である。
（ オッカムのウィリアム ）
41.
真実の愛は幽霊のようなものだ。
誰もがそれについて話をするが、
それを見た人はほとんどいない。
（ ラ・ロシュフコー ）
42.
真の苦行は全く人に知られることのない苦行である。
そうでないものは虚栄心によって楽になる。
（ ラ・ロシュフコー ）
43.
人間は自己の弱点に気がついたときに、初めて人間を嘆かわしく思い、軽蔑するようになる。
（ アンリ・ベルクソン ）
44.
欲望に逆らうことは難しい。
欲望は、欲するものを命がけで手に入れようとするからだ。
（ ヘラクレイトス ）
45.
本能とは、個体を超えた自然の設計というものを否定するためにもちだされる窮余の産物にすぎない。
自然の設計が否定されるのは、設計が物質でも力でもないので、設計とはなにかということについて正しい概念が形成できないためである。
（ ヤーコプ・フォン ユクスキュル ）
46.
父親の生物学的機能は、子供をその無力のあいだに保護することである。
この生物学的機能が国家に継承されるならば、父親はその存在事由を失う。
（ バートランド・ラッセル ）
47.
夜は、どんな女も美しい。
（ オウィディウス ）
48.
どこまで行けるかを知る方法はただ一つ、出発して歩き始めることだ。
（ アンリ・ベルクソン ）
49.
人間は、ある意見を、そうだと思いこむと、すべての事柄をその意見にあわせ、その意見が正当であると主張するのに、都合がいいように寄せ集めるものだ。
（ フランシス･ベーコン ）
50.
人生とは自らの道である。
一つのことを試みることであり、一つの道を端的に示すことである。
（ サルトル ）
51.
あらゆる真実は一度発見されれば理解するのは容易だ。
肝心なのは真実を発見することだ。
（ ガリレオ・ガリレイ ）
52.
女性は初めての恋愛では愛する人に恋するが、その後の恋愛では恋に恋する。
（ ラ・ロシュフコー ）
53.
愛国心とは喜んで人を殺し、
つまらぬことのために死ぬことだ。
（ バートランド・ラッセル ）
54.
世界史上の偉大なる進歩は、すべて熱中の勝利である。
熱中しなければ、偉大なことは成し遂げられなかったのだ。
（ エマーソン ）
55.
性格のための証拠は、いかなる細事からでも取り出し得る。
（ セネカ ）
56.
人は他の何ものを知るよりも先に、自己自身を知ることを学ばなければならない。
（ キルケゴール ）
57.
女の性格がわかるのは、恋が始まる時ではない。
恋が終わる時だ。
（ ローザ・ルクセンブルク ）
58.
自分の扱っていないものを求めて悩むのは止めて、同じくらい熱心な気持ちで、自分のすでに扱っているものを楽しもうではないか。
自分の最上の所有物を取り上げて、もしそれがなかったら、どんなに懸命に探し求めていたことか、考えてみることだ。
（ アウレリウス ）
59.
なぜ金持ちは貧乏人に対してあんなに過酷なのか。
貧乏人になる心配がないからだ。
なぜ貴族は民衆をあんなに軽蔑するのか。
決して平民になることはないからだ。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
60.
全てか、しからずば無。
（ キルケゴール ）
61.
人間は、各個が唯一者であって、形而上学的にも科学的にも、その用語によっては、説明され得ない。
（ キルケゴール ）
62.
人間は神にもなれずさりとて悪魔となりて満足することもできず、つまり五里霧中に彷徨(ほうこう)する哀れな生物である。
（ 西田幾多郎 ）
63.
潔癖な心は、法律が禁じないことをも抑制してしまう。
（ セネカ ）
64.
ヒロイズムは虚栄と相容れない。
また、それと同じ原因と結果を持たない。
虚栄が大きければ、それだけ栄光の愛は小さい。
（ ヴォーヴナルグ ）
65.
悲しみは知識である。
多くを知る者は、怖ろしき真実を深く嘆かざるを得ない。
知識の木は生命の木ではないから。
（ ブレーズ・パスカル ）
66.
宗教とは、知性の破壊力に対する自然の防御的反作用である。
（ アンリ・ベルクソン ）
67.
愛は、全ての徳のアルファにしてオメガである。
（ アンドレ・コント＝スポンヴィル ）
68.
目指すべきは、
成功や幸せではなく、豊かな人生です。
たくさんの失敗や苦しみは、
濃密な人生の重要な要素になるんです。
（ 中島義道 ）
69.
なるほど、人には自分のしたいことをする自由がある、悪いことをする自由もある。
でも、悪いことをする自由は、じつは自由ではないんだ。
（ 池田晶子 ）
70.
一段深く考える人は、自分がどんな行動をしどんな判断をしようと、いつも間違っているということを知っている。
（ ニーチェ ）
71.
純粋数学は恒久的で狂いのない真理と、また感覚を超えた理知の世界が存在することへの確信の、主たる源泉である。
（ バートランド・ラッセル ）
72.
人間には、その人がなりたいと思うようになる性質がある。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
73.
平和への希望が見えるや
ただちに平和を求め、
平和を持ち得ぬ限りは
戦争のための援助を捜し求める。
これが、正しい理性の命ずるところである。
（ トマス・ホッブズ ）
74.
神々と人間どもを通じ、最も偉大なるひとつなる神は、その姿、その心において人間とは似ても似つかぬものなり。
（ クセノパネス ）
75.
人を讃美すると、
しばしばその人を損ねる。
というのは、讃美にはその人の真価に限界があることが示されるからである。
（ ヴォーヴナルグ ）
76.
貧困が犯罪を生む母であるとすれば、知性の欠如はその父である。
（ ラ・ブリュイエール ）
77.
狭量になるのは、
狭量な人間に対した時だけにせよ。
（ イポリット・テーヌ ）
78.
大切なことは、
何に耐えたかということではなく、
いかに耐えたかということである。
（ セネカ ）
79.
異端者とは、火刑柱(ひあぶりばしら)を燃やす者ではなく、火刑柱に火をつける者のことだ。
（ フランシス･ベーコン ）
80.
もし私が再びこの人生を繰り返さねばならないとしたら、私の過ごしてきた生活を再び過ごしたい。
過去を悔やまず、未来を恐れもしないから。
（ モンテーニュ ）
81.
成功のおかげで、いくつかの罪は一見公正に見えてくる。
（ セネカ ）
82.
障害を克服できると信ずる者だけが、本当に障害を克服することができる。
（ エマーソン ）
83.
怒りは自己に悦(よろこ)びへつらう感情である。
（ モンテーニュ ）
84.
人間は犬に似ている。
遠くで他の犬が吠えるのを聞いて、自分も吠える。
（ ヴォルテール ）
85.
汝を高むる者は
ただ汝自身の中にあり。
（ 阿部次郎 ）
86.
我が上なる星の輝ける空と、我が内なる道徳律とは、それを考えることしばしばにして、常に新たにして、増しきたる感嘆と崇拝とをもって心を満たす二つのものである。
（ カント ）
87.
根づきたいという魂の欲求は、最も重要でありながら、最もないがしろにされている。
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
88.
すべての個性には自(おの)ずからの美あり。
（ エマーソン ）
89.
数学者とは、発明家であって発見者ではない。
（ ヴィトゲンシュタイン ）
90.
人間の持つ性情のうちで最も強いものは、他人に認められることを渇望する気持ちである。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
91.
互いに許し得ない唯一の罪は、意見の相違である。
（ エマーソン ）
92.
人生は努力なり、活動なり、而(しか)して煩悶は即ち活動の源泉なり。
（ 桑木厳翼 ）
93.
試練は、将来我々の上に咲き出ようとする、新しいまことの幸福の前ぶれである。
（ カール・ヒルティ ）
94.
自分は幸福な生まれでないと思っている人でも、
その友人や近親の幸福によって幸せになるくらいのことはできよう。
ただ恨みだけがこの最後の手を奪うのである。
（ ラ・ブリュイエール ）
95.
万物をつくる者の手を離れるときすべてはよいものであるが、人間の手に移るとすべてが悪くなる。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
96.
過去の出来事を持ち出してこれが今の悩みの原因ですよという治療者に、患者さんは依存してしまいます。
患者さん自身は何も言えないのです。
治療者から一方的にこうなんだと言われると、依存関係になってしまう
（ 岸見一郎 ）
97.
青年時代は知恵を磨く時であり、老年はそれを実践する時である。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
98.
青年は恋愛を欲しがり、壮年は地位を欲しがり、老人は貪欲になって地位も金も名誉もすべて欲しがる。
（ アラン ）
99.
障害を追求しなさい。
それはあなたを自由にしてくれる。
（ マーク・ニーポ ）
100.
妻と子供をもった男は、
運命を質に入れたようなものだ。
（ フランシス･ベーコン ）
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