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哲学者・思想家の名言
☆ １２月３１日 ☆
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1.
人は自己より小さい者の助けを必要とすることがしばしばある。
（ ラ・フォンテーヌ ）
2.
じぶんのことばっかり語ったら、
それはモノローグ、ひとり語りになってしまいます。
そうじゃなしに、
ほんとうの語らい、語りは
ダイアローグ、もっといえばむしろ聴きあうことのうちにある。
（ 鷲田清一 ）
3.
鳥の歌声がいつも同じ調子にしか聞こえてこないというのは、無頓着な人間の粗雑な耳だけのことです。
（ ローザ・ルクセンブルク ）
4.
いかなる場合にても、喜び大なれば大なるほど、それに先立つ苦しみもまた大なり。
（ アウグスティヌス ）
5.
障害を克服できると信ずる者だけが、本当に障害を克服することができる。
（ エマーソン ）
6.
歴史は繰り返す。
最初は悲劇として、
二度目は笑劇(しょうげき)として、
過去の亡霊を呼び出し、
その由緒ある衣装に身を包み、
借りものの言葉を演じる。
（ カール・マルクス ）
7.
ファシズムが展開するもととなった精神的体系の創始者たちは、
すべてある共通の特徴を持っている。
彼らは感情や認識の中にではなく、
意志の中に善を求め、
幸福よりも権力を高く評価する。
（ バートランド・ラッセル ）
8.
敵となることは罪だ。
敵を持つことは試練だ。
（ ベンジャミン・ウイッチカット ）
9.
貧しくとも、君の生活を愛したまえ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
10.
健やかに死ぬ方法を知らない者は病的に生きることとなろう。
（ セネカ ）
11.
学問は人格に移る。
（ オウィディウス ）
12.
我々は、我々を称讃する人たちを常に愛するが、我々が称讃する人たちを必ずしも愛しはしない。
（ ラ・ロシュフコー ）
13.
高潔な人は恩恵を施すことを好むが、恩恵を施されることを恥じる。
（ アリストテレス ）
14.
諸君の内なるすべての新大陸と新世界とのためのコロンブスとなり、貿易のではなく、思想の新しい航路を拓きたまえ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
15.
優柔不断ほど疲れることはない。
そして、これほど大きなエネルギーの無駄もない。
（ バートランド・ラッセル ）
16.
進歩は
偶然の出来事ではなく、
必然である。
（ ハーバート・スペンサー ）
17.
運命の悲しみと歓びとは、自然の声に黙す。
（ ヴォーヴナルグ ）
18.
一日の質に影響を与えるような工夫は、最高の技術だと言える。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
19.
読まれたものは、
熟慮を重ねることによってのみ、
真に読者のものとなる。
食物は食べることによってではなく、
消化によって我々を養う。
（ ショーペンハウアー ）
20.
我々は、
立身出世より名誉にこだわる人を、
無私無欲の人物と呼ぶ。
（ ホルバッハ男爵 ）
21.
真の自由とは、自分自身に対してあらゆることをなしうるということである。
（ モンテーニュ ）
22.
普通の身体組織を持っている人はみな、精神についてもほぼ等しい素質を持っている。
（ エルヴェシウス ）
23.
１人の金持ちが存在するためには、
少なくとも５００人の貧乏人がいなければならない。
（ アダム・スミス ）
24.
自分の人生を次の世代への橋渡しのために費やすというのは、
つまり、子供を生み育て、
地域のために力を尽くすことは、
すべての人間に共通した立派な事業なのである。
立派な人生といわなければならないだろう。
（ 鷲田小彌太 ）
25.
虚栄心の強い者は抜きん出たいと思うよりも、自己が秀でていると思ったがゆえに、自己欺瞞や自己謀略のいかなる手段も嫌うことがない。
（ ニーチェ ）
26.
生命の剥奪が不幸ではないわけを悟り得た者にとっては、この世に何の不幸もない。
（ モンテーニュ ）
27.
野蛮な時代は、人間が分散する時代であり、たがいに分離し敵意をもつ小集団がはびこる時代である。
（ オルテガ・イ・ガセット ）
28.
時こそが最大の改革者である。
（ フランシス･ベーコン ）
29.
成長は、自分の弱さを受け入れ始めたときに始まる。
（ ジャン・ヴァニエ ）
30.
理解されるということは、一種の贅沢である。
（ エマーソン ）
31.
他人に理を見出そうと思わなくなるときは、既に自分にも理はない。
（ ラ・ロシュフコー ）
32.
悲運に耐えるより、幸運に耐えるためにこそ、大きな能力が要る。
（ ラ・ロシュフコー ）
33.
哲学への第一歩、それは無信仰だ。
（ ドゥニ・ディドロ ）
34.
天才の特徴は、何を大目に見るかを知っていることだ。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
35.
人間は行動を約束することはできるが、感情は約束できない。
なぜなら、感情は気まぐれだからである。
（ ニーチェ ）
36.
すべての信仰にある特徴は、不信仰をしりぞける点である。
（ カール・ヤスパース ）
37.
自分の知識をひけらかしてばかりいたら、成長にとって必要な自らの無知を自覚することなど、どうしてできるだろうか。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
38.
笑いとは張り詰められていた予期が突如として無に変わることから起こる情緒である。
（ カント ）
39.
悪徳の上り坂は緩やかである。
（ セネカ ）
40.
少女には少女の自由を許さなければならない。
ただし、それを利用する機会は与えるべきでない。
（ キルケゴール ）
41.
常識をよくつかんでいるからこそ、
常識批判も可能なのであり、
普通の言い回しでは表現できない
独特の哲学言語を開発する道も開かれるのです。
（ 中島義道 ）
42.
教育は科学であってはなりません。
それは芸術でなければならないのです。
（ ルドルフ・シュタイナー ）
43.
身なりが顔つきや風俗を変える。
（ ヴォルテール ）
44.
習慣を自由になし得る者は人生において多くのことを為し得る。
習慣は技術的なものである故(ゆえ)に自由にすることができる。
（ 三木清 ）
45.
罪は憎むべきものである、
しかし悔い改められたる罪ほど世に美しきものもない。
（ 西田幾多郎 ）
46.
文明とは何か？
善良な女性の力だ、
と私は答える。
（ エマーソン ）
47.
真の友情は、この世で最も堅牢なものである。
（ エマーソン ）
48.
私たちは、つまみ食いをやめて自分の関心領域に沈潜し、これを深く掘り下げれば掘り下げるほど、思わぬところで、まるで異なる領域の人びとや考え方と出会う地下水に達する。
（ 丸山圭三郎 ）
49.
この人生劇場において、
観客たるべき神と天使のためにのみ
精力を蓄えておくべきなり。
（ ピタゴラス ）
50.
ひとは、〈現在〉を
世界のある一つの時代に属するもの、
なんらかの固有な特徴によって
他の時代とは区別され、
あるいは、
ある特別な出来事によって
他の時代から隔てられているもの、
として表象しうる。
（ ミシェル・フーコー ）
51.
どの生活必需品であっても
人びとの分業が条件としてあり、
その過程を持ち合い、分かち合うことで、
一人ひとりの生活基盤は築かれる。
その意味で、
分業と相互扶助の仕組みなしには
個人の自立した生活もおよそありえない。
（ 鷲田清一 ）
52.
人間は自分たちの話になると、まるで自分たちには小さな欠点だけしかないように語る。
（ ラ・ブリュイエール ）
53.
私は二つの顔を持つヤヌスだ。
一面の顔で笑い、一面の顔で泣いている。
（ キルケゴール ）
54.
忍耐は力以上のものを我々に授ける。
（ エドマンド・バーク ）
55.
文明人は馬車をこしらえたが、
足が役に立たなくなってしまった。
（ エマーソン ）
56.
飛ぶことを学んで、それをいつか実現したいと思う者は、まず、立つこと、走ること、よじのぼること、踊ることを学ばなければならない。
最初から飛ぶばかりでは、空高く飛ぶ力は獲得されない。
（ ニーチェ ）
57.
幸福以外のものを目的として生きるとき、人は幸福になれる。
（ J・S・ミル ）
58.
人間はお互い同士のために創られた。
ゆえに彼らを教えるか、さもなくば耐え忍べ。
（ アウレリウス ）
59.
その人の不幸は、その人に起こることだけでなく、その人がどのように反応するか、そして苦痛を減らす心理メカニズムが勝つか、それとも苦痛が意識全体を征服する点にまで、苦痛を増加させるメカニズムが勝つか、ということにも左右される。
（ タタルケビッチ ）
60.
どんな意識的な行為でも不透過な部分がある。
ふらふらとやったのと大差ない要素がある。
とにかく先ず人間は何事かをやってしまう。
そして、やってしまってから考えるのである。
（ 柄谷行人 ）
61.
信仰のないところに精神はない。
（ アラン ）
62.
丁寧に拒絶することが出来るのは、交際の上で重要な術である。
（ カール・ヒルティ ）
63.
有閑の悪徳は多忙によって除かれることほど、確かなことはない。
（ セネカ ）
64.
歩き方だけで、
その人が自分の道を歩んでいるかどうかが分かる。
（ ニーチェ ）
65.
幸福は趣味のうちにあり、物事のうちにはない。
（ ラ・ロシュフコー ）
66.
僕ぐらい僕に似ていない者はいない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
67.
潔癖な心は、法律が禁じないことをも抑制してしまう。
（ セネカ ）
68.
面白いのは、人は、みんなしているじゃないか悪いことを、とは言っても、みんなしているじゃないか善いことを、とは言わないことである。
悪いことは倣(なら)っても、善いことは倣わない。
（ 池田晶子 ）
69.
私は哲学者ではなく、
「哲学学者」だった。
（ 谷川徹三 ）
70.
汝(なんじ)の道をゆけ、
そして、人の語るにまかせよ。
（ ダンテ・アリギエーリ ）
71.
人間は、自分の行状を保証するすべてのものを、自らのうちに持っている。
人間は、自分自身を支配する法としてつくられているのである。
（ エマーソン ）
72.
我々は時どき、自分の軽はずみを見逃させるために、先手を打って友達を軽はずみに責める。
（ ラ・ロシュフコー ）
73.
実存主義の考える人間が定義不可能であるのは、
人間は最初は何ものでもないからである。
人間はあとになってはじめて人間になるのであり、
人間はみずからがつくったところのものになるのである。
（ ジャン＝ポール・サルトル ）
74.
急に芽生えた恋は、癒えるのに最も時間がかかる　
（ ラ・ブリュイエール ）
75.
信念──真実を知ろうと欲しないこと。
（ ニーチェ ）
76.
常に今日のためにのみ働く習慣をつくるがよい。
明日はひとりでにやってくる。
そしてそれとともに新しい明日の力もまた来るのである。
（ カール・ヒルティ ）
77.
強欲を棄て去りたくば、その母たる贅沢を棄てよ。
（ キケロ ）
78.
自分の実力が不十分であることを知ることが、自分の実力を充実させる。
（ アウグスティヌス ）
79.
娘の純潔の確かな番人は厳しさである。
（ モンテーニュ ）
80.
人は教える間に教えられる。
（ セネカ ）
81.
人生には正真正銘の本質的な価値などない。
人生はただ、欲望と幻影によって動き続けるだけだ。
（ ショーペンハウアー ）
82.
生きるためには、食べなければならない。
食べるためには、稼がなければならない。
そのためには、仕事をしなければならない。
この「しなければならない」の繰り返しが、大人の言うところの「生活」だ。
（ 池田晶子 ）
83.
君の義務が何であるかを、当の君自身よりもよく心得ていると思い込んでいる連中がいつもいる。
（ エマーソン ）
84.
あなたの得意なこと、
それが幸福をもたらしてくれる。
（ バートランド・ラッセル ）
85.
貞淑とは情熱の怠惰である。
（ ラ・ロシュフコー ）
86.
計画と希望の一致ほど、
人と人の絆を固く結びつけるものはない。
（ キケロ ）
87.
人は棚ぼた式の幸福をあまり好まない。
自分でつくり上げることを欲するのだ。
（ アラン ）
88.
記憶とは、活動したり消したりすることのできない持続である。
（ アンリ・ベルクソン ）
89.
失われる希望というものは
希望ではなく、
期待という如きものである。
個々の内容の希望は
失われることが多いであろう。
しかし、
決して失われることのないものが
本来の希望なのである。
（ 三木清 ）
90.
どうして？
どこへ？
なぜ？
いかに？
これらの質問が哲学の全てである。
（ ジョセフ・ジュベール ）
91.
人は二つのこと、すなわち考えることと働くことのために生きてきた。
（ キケロ ）
92.
人は自分から離れれば離れるほど、それだけ自分自身となる。
それだけ自分の生きていることをよく感じるようにもなる。
（ アラン ）
93.
愛または憎しみと共演しないとき、女は凡庸な役者だ。
（ ニーチェ ）
94.
祈りとは、真理の探究。
目に見えない神の中に魂を委ねることではないだろうか？
心から祈るときには、どんな人でも何事かを学ぶものである。
（ エマーソン ）
95.
君の覚えた小さな技術をいつくしみ、その中にやすらえ。
（ アウレリウス ）
96.
親の喜びはひそかなものである。
その悲しみや不安もまた同じだ。
（ フランシス･ベーコン ）
97.
民衆を受け身で従順にしておく賢い方法は、
議論の枠組みを厳しく制限し、
その枠組みの中で活発な議論を奨励することだ。
（ ノーム・チョムスキー ）
98.
（人生の）すべての悪を集めたとすれば、
実に惨めになることでしょう。
そして、そうした悪のうちのどれか一つだけでもあれば
（だれがすべての悪から逃れることができるでしょうか）、
おおよそ、人生を台無しにするには十分です。
（ デイヴィッド・ヒューム ）
99.
愛よりも、金よりも、名声よりも、我に真実を与えよ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
100.
幸福は物事の味にあって、物事そのものにあるのではない。
（ ラ・ロシュフコー ）
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