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哲学者・思想家の名言
☆ １２月２８日 ☆
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1.
過度に謙遜な人を真に受けてはいけない。
ことに、自分で自分を皮肉るような態度を信用してはいけない。
その背後には、たいがい虚栄心と名誉心の強烈な一服がひそんでいる。
（ カール・ヒルティ ）
2.
善は即(すなわ)ち美である。
（ 西田幾多郎 ）
3.
最初のボタンをかけ違えると、残りのすべてもそうなってしまう。
（ ジョルダーノ・ブルーノ ）
4.
船が入港するまで待つな。
船に向かって泳げ。
（ ヴォルテール ）
5.
人はしばしばある意見に反対する。
ところが本当はそれの述べられた調子だけが同感できないのに過ぎないのだが。
（ ニーチェ ）
6.
芸術は自然の模倣や人間の生の再現以上のものである。
芸術は一種の変換であり変質である。
（ カッシーラー ）
7.
我々は愛する者に対して、自分が幸福であること以上の善いことを為しえるであろうか。
（ 三木清 ）
8.
賢人の精神は、何ものにも動ぜず、何ものにも傷つかず、敢然としていられる強さを宿しているのだ。
（ セネカ ）
9.
自らの挫折の中に信仰を持つ者は、自らの勝利を見出す。
（ キルケゴール ）
10.
見えないものを信じるのでなければ、何が信仰であろうか。
（ アウグスティヌス ）
11.
不機嫌というものは、結果でもあるが、それに劣らず原因でもある
（ アラン ）
12.
私にとって、真の道理のほうが民衆の意見より価値がある。
（ キケロ ）
13.
恋愛は幸福を殺し、幸福は恋愛を殺す。
（ ウナムーノ ）
14.
この（＝誠実さの）学問は、本来、人間の学問である。
というのも、それは、道理にかなった人間的な仕方で生活しかつ互いに交際するところに成り立つからである。
（ シュヴァリエ・ド・メレ ）
15.
アイデアは、善良で勇敢な人の頭と腕で活用されなければならない。
さもないと、それは夢にすぎない。
（ エマーソン ）
16.
将来の戦争は勝利に終わるのではなく、相互の全滅に終わる。
（ バートランド・ラッセル ）
17.
科学は組織された知識である。
（ ハーバート・スペンサー ）
18.
恋愛から結ばれるいわゆる恋愛結婚は、誤謬(ごびゅう)をその父とし、欲望をその母とする。
（ ニーチェ ）
19.
死の観念は我々を欺く。
それは、我々に生きることを忘れさせるからである。
（ ヴォーヴナルグ ）
20.
未来を思いわずらうな。
必要ならば、君は今現在のことに用いるのと同じ理性をたずさえて、未来のことに立ち向かうであろう。
（ アウレリウス ）
21.
自ら敵に躍り込んで行くのは、
臆病の証拠である。
（ ニーチェ ）
22.
国民から認められると宗教という名を与えられ、国民が否認すれば迷信という名を付けられる。
（ トマス・ホッブズ ）
23.
人は多くを約束する、少しも与えないために。
（ ヴォーヴナルグ ）
24.
難しい出来事に遭遇したとき、その結果がどうなるかを決定するのは、何よりもまず、最初の姿勢である。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
25.
所有の本能は、
人間の本能の基礎である。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
26.
情欲は精神の非理性的、反自然的興奮、すなわち強すぎる衝動なり。
（ ゼノン ）
27.
エスプリ（＝エスプリ精神）の欠点は顔の欠点と同じで、年をとるほどひどくなる。
（ ラ・ロシュフコー ）
28.
真心をもって人を助ければ、必ず自分も人から助けられる。
これは人生の最も美しい見返りの一つである。
（ エマーソン ）
29.
人間の偉大さは、不運に対してどのように耐えるかによって、決まるものだ。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
30.
友人や近親にどのような愛情を持っていても、
他人の幸せだけで我々が幸せを覚えることはない。
（ ヴォーヴナルグ ）
31.
人間とは、常に人間になりつつある存在である。
（ 谷川徹三 ）
32.
正義と力は平行しなければならぬ。
そのためには、
正しき人は力をつけよ、
力ある者は正しさを身につけよ。
（ ブレーズ・パスカル ）
33.
二人の仲の一方が、何かにおいて自分に優先を与えたとたんに、たちまち消え失せるのが、友情というものの本質である。
（ キケロ ）
34.
人間は戦わねばならない。
困難こそ、進歩するためのチャンスとなるのだ。
（ ジョン・デューイ ）
35.
名誉心はまず自己を対象とする。
名誉心を持っている人間が最も嫌うのは流行の模倣である。
名誉心は何らかの仕方で永遠を考えている。
（ 三木清 ）
36.
よい思想は決して人間独自の仕事ではない。
それは人間を通して流れ出るだけのものである。
（ カール・ヒルティ ）
37.
我々に秘密がありすぎるのも、
また、なさすぎるのも
精神の弱い証拠である。
（ ヴォーヴナルグ ）
38.
渇きは飲物によって、欲望の熱は征服の満足によって癒される。
（ アミエル ）
39.
人生はチャンスと変化に富んでいる。
（ アリストテレス ）
40.
人と一緒にいる時が、最も孤独な時だ。
（ キケロ ）
41.
勤勉は、退屈、不品行、貧窮の三悪を寄せつけず。
（ ヴォルテール ）
42.
人は他の何ものを知るよりも先に、自己自身を知ることを学ばなければならない。
（ キルケゴール ）
43.
クレオパトラの鼻がもう少し低かったら、世界の歴史は変わっていただろう。
（ ブレーズ・パスカル ）
44.
ゼウスが人間の願いに耳を傾けたなら、すべての者が滅びるだろう。
（人間は）人類に有害な多くのものを要求するからである。
（ エピクロス ）
45.
いかなる道によって自由に到達すべきか、と汝は問う。
そのためには善悪を、衆俗の示すところによってではなく、自分自身で区別することを覚えなければならない。
（ セネカ ）
46.
他人からもらった快楽というものは、（受け取ると）約束しただけのものを決して受け取ることがないのに反し、行動することの快楽は、必ず（受け取ると）約束したものより以上のものを受け取る。
（ アラン ）
47.
善人とは、いかに道徳的に価値の少ない過去を持っていようと、さらに善に向かって進んでいる人間である。
（ ジョン・デューイ ）
48.
良心の掟は自然から導き出されるというが、
それは慣習から生まれる。
（ モンテーニュ ）
49.
天才が立派な仕事を開始し、労働がその仕事を完成させる。
（ ジョセフ・ジュベール ）
50.
将来のことに気を取られると、あるがままの現在が見えなくなるだけでなく、しばしば過去をねつ造することになる。
（ エリック・ホッファー ）
51.
貧者(ひんじゃ)の物惜しみしないのは浪費と称される。
（ ヴォーヴナルグ ）
52.
怠情は、おだやかな無力から生まれるものである。
（ ヴォーヴナルグ ）
53.
人生の舵取りは、金庫の数字合わせのようなものである。
つまみをひとひねりしても、金庫が開くことは稀である。
前進と後退のそれぞれが、目標へ向かう一歩なのだ。
（ エリック・ホッファー ）
54.
何かが起こって落ち込んだら、痛みの原因はその起こった事ではなく、それにかけていた期待である。
そしてこの期待は、いつでも自分で取り消せる。
（ アウレリウス ）
55.
我々人間は集団を好む動物であるとともに、自分の同族に認められること、それも好意をもって認められることの好きな動物である。
もし自分の属する社会集団の誰からも完全にそっぽを向かれるとすれば、こんな残酷な刑罰はあるまい。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
56.
酒は、人を魅了する悪魔である。
うまい毒薬である。
心地よい罪悪である。
（ アウグスティヌス ）
57.
汝を罵倒したり、打ちたるその人間が汝を虐待するにあらず。
それを恥辱なりと考える汝の想念が、然(しか)らしむることをしかと考えよ。
（ エピクテトス ）
58.
愛はすべてに打ち勝つ。
（ カール・ヒルティ ）
59.
大地の花々は躍り出て、時間と死をあざ笑う。
（ スリ・アウロビンド ）
60.
恋に肩をたたかれた時には、いつもは詩的な調べに耳をかさないような男でさえ詩人になる。
（ プラトン ）
61.
我々を救ってくれるもの、それは友人の助けそのものというよりは、友人の助けがあるという確信である。
（ エピクロス ）
62.
ファシズムが展開するもととなった精神的体系の創始者たちは、
すべてある共通の特徴を持っている。
彼らはキリスト教的な形の厳しさに対して、
スパルタ的な形の厳しさを代表する。
（ バートランド・ラッセル ）
63.
教育とは自然の性、すなわち天性に従うことでなければならない。
国家あるいは社会のためを目標とし、国民や公民になす教育は、人の本性を傷つけるものである。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
64.
読書で生涯を過ごし、さまざまな本から知恵をくみとった人は、旅行案内書をいく冊も読んで、ある土地に精通した人のようなものである。
（ ショーペンハウアー ）
65.
大事もなしうる者は、
小事もなしうる。
（ アリストテレス ）
66.
卑しい人たちは、
偉人の欠点や愚行に
非常な喜びを感じる。
（ ショーペンハウアー ）
67.
懐疑は発明の父である。
（ ガリレオ・ガリレイ ）
68.
女房に愛される技術、というものは発明されないものだろうか。
（ ラ・ブリュイエール ）
69.
卑しい性格は、隣人の気分をくじくのが好きで、義務、いや使命のようにこれを行う。
（ アミエル ）
70.
人間はなんといっても不合理だ。
人間は自分の持っている自由は決して行使しないで、自分の持っていない自由を要求する彼らは、思索の自由を持っているが、表現の自由を要求する。
（ キルケゴール ）
71.
強欲を棄て去りたくば、その母たる贅沢を棄てよ。
（ キケロ ）
72.
私が知っているのは、
自分が何も知らないということだけだ。
（ ソクラテス ）
73.
巧みにしゃべる機知と沈黙する術を心得ていないことは大いなる不幸である。
（ ラ・ブリュイエール ）
74.
（不幸な・不成功な恋愛に）つり込まれないよう警戒するに越したことはない。
というのは、恋愛の罠にかかるのを避けることは、かかって後(のち)罠から抜け出るのよりは、又愛の絆を断ち切るのにくらべれば、さして困難なことではないからである。
（ ルクレティウス ）
75.
自由こそ、
高度の教養が芽生えてくる土壌である。
（ ヨハン・ゴットリープ・フィヒテ ）
76.
人間は慣習の束である。
（ デイヴィッド・ヒューム ）
77.
手は、道具の中の道具である。
（ アリストテレス ）
78.
とにかく健康が第一。
充分な睡眠こそ健康のもと。
（ エマーソン ）
79.
教育なるものは、真理への願望を培(つちか)うべきものであって、ある特定の信条が真理であるといった確信を涵養(かんよう)すべきものではない。
（ バートランド・ラッセル ）
80.
自分ひとりが賢い者になろうとするのは大馬鹿者である。
（ ラ・ロシュフコー ）
81.
自己とは何ぞや、
これ人生の根本問題なり。
（ 清沢満之 ）
82.
誰かが奴隷なのは、彼自身の意志のせいであり、ある民族が他国の足かせのもとに置かれるのも、同じくその民族の意志のせいである。
（ ヘーゲル ）
83.
自分の心の中に安静を得られないのであれば、他のところに安静を求めても徒労に終わるであろう。
（ ラ・ロシュフコー ）
84.
節度を知らないような懐疑は
真の懐疑ではないであろう。
（ 三木清 ）
85.
哲学者たちは世界を解釈しただけだ。
問題は、世界を変革することなのだ。
（ カール・マルクス ）
86.
我々は、
光のもとで暗闇を、
幸福のもとで悲惨を、
満足のもとで苦痛を思い起こすことはまれである。
しかし、その逆はいつもである。
（ カント ）
87.
美なるものの最も重要な姿は、整っていること、釣り合いがとれていること、明確であることである。
（ アリストテレス ）
88.
幸福だから笑うのではない。
笑うから幸福なのだ。
（ アラン ）
89.
一切の書かれたもののうち、私はただ、その人がその血をもって書かれたもののみを愛する。
血をもって書け。
君は、血が精神であることを知るだろう。
（ ニーチェ ）
90.
習慣を自由になし得る者は人生において多くのことを為し得る。
習慣は技術的なものである故(ゆえ)に自由にすることができる。
（ 三木清 ）
91.
力は正義なり。
（ プラトン ）
92.
人々が画一化に走りたがるのは、
そのほうが安全だからです。
自分で判断し、全責任を負うのが怖いのです。
（ 中島義道 ）
93.
恥は一つしかない。
すなわち、なんの恥も感じないということだ。
（ ブレーズ・パスカル ）
94.
文明は流血の戦場の上に構築されていて、
個々の人々の生存は、
ひとりぼっちの断末魔の苦しみの中へ消えてゆく。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
95.
自分を最も深く動かすものを信じなさい。
（ サム・キーン ）
96.
健康と自由な一日（＝日々）を与えられれば、帝王の栄華も馬鹿らしく思われるほど幸福になれる。
（ エマーソン ）
97.
美徳とは、自分自身の報酬である。
（ オウィディウス ）
98.
私は常々、人の考えをもっともよく表すのは、その人の行いだと考えてきた。
（ ジョン・ロック ）
99.
これはあなたの人生です。
本も導師(グル)も、何者もあなたに教えてはくれません。
本からではなく、自分自身から学びなさい。
これは終わりのないこと、素晴らしいことです。
そして、自分について自分自身から学ぶ時、そこから知恵を得ることができます。
そうすると、あなたは素晴らしく特別で幸せで美しい人生を、生きることができるのです。
（ J・クリシュナムルティ ）
100.
不真実は本来的に悪であり、あらゆる平和の破壊者である。
（ カール・ヤスパース ）
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