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哲学者・思想家の名言
☆ １２月１７日 ☆
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1.
あらゆる人は同等である。

それを異なるものにするのは
生まれではなくて、
徳にあるのみ。
（ ヴォルテール ）
2.
自分が友達に望んでいる通りに、
友達には振る舞わねばならぬ。
（ アリストテレス ）
3.
誰であれ、自分の欲することをしている場面を想像し、そのイメージを持ち続けるならば、あとは神の力が成就するように作用する。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
4.
賢者は複雑なことをシンプルに考える。
（ ソクラテス ）
5.
最上の死は、
あらかじめ考えられなかった死である。
（ モンテーニュ ）
6.
恩人は善行を隠し、
恩恵を受けた者がそれを外に示さなければならぬ。
（ キロン ）
7.
恥は若者にとって名誉であり、
老人には屈辱である
（ アリストテレス ）
8.
立法者は何よりもまず中庸を得た精神の持ち主でなければならず、政治および道徳における正義は、常に両極端の間に位置するものである。
（ モンテスキュー ）
9.
すべての歴史は「現代史」である。
（ ベネデット・クローチェ ）
10.
我々が偉人に近づけば近づくほど、平凡人だということが明らかになる。
従者にとって偉人が立派に見えることは稀である。
（ ラ・ブリュイエール ）
11.
人に悪人のレッテルを貼ることには、その人が悪人であるよう期待し、実際にそうなるよう促す効果があります。
（ 大城信哉 ）
12.
苦労を伴う学問研究や難渋を極める思索に、
たとえ女性が成功したとしても、
それは彼女の性にふさわしい美点を破壊する。
（中略）それによって彼女は冷ややかな尊敬は受けようが、
異性に対して絶大な力をふるう魅力は失われる。
（ カント ）
13.
言論が詭弁であるかどうかは、（言論）技術の働きそのものによってではなく、論者の意図によって決まる。
（ アリストテレス ）
14.
他人の幸せを願うことは、とりも直さず自分の幸せを求めることである。
（ プラトン ）
15.
人間が「本物の人間」であるための基本的な条件の第一は、
「不完全性の自覚」から滲(にじ)み出てくる謙虚さ。
（ 芳村思風 ）
16.
生涯の幸福な時は、全体的に見て、仕事をしている時である。
（ カール・ヒルティ ）
17.
たとえいかに必要な改革でも、
弱い心によって成されるならば、
過激に失し、それ自体また改革を必要とするだろう。
（ コールリッジ ）
18.
恐らくは、今日のもので未来を持つものは他に何もないとしても、やはり我々の笑いこそはなお未来を持つのだ！
（ ニーチェ ）
19.
人間の最大の誘惑は、あまりにも小さなことに満足してしまうことだ。
（ トマス・マートン ）
20.
人は軽蔑されたと感じたときによく怒る。
だから自信のある者はあまり怒らない。
（ 三木清 ）
21.
「哲学をすること」と
「哲学研究者としてメシを食ってゆくこと」とは
まったく関係のないことなのです。
ですから、もし読者の中に
哲学をしようかなあと
悩んでおられる方がいたら、
なにも悩むことはない。
ただちにすればいいのです。
（ 中島義道 ）
22.
文章の一つの大切なルールは、真実を語ることである。
これが第一に大切なことであり、第二に大切なことであり、第三に大切なことである。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
23.
運命は理性の力では直せない数々の欠点を改めさせる。
（ ラ・ロシュフコー ）
24.
行動と情熱がなくなると、その世界は、妬みに支配される。
（ キルケゴール ）
25.
子供と動物はずいぶんよく似ています。
どちらも自然に近いのです。
でも子供が狡猾な猿よりも良く理解する事が一つあります。
それは偉人の立派な行為のことです。
（ プラトン ）
26.
犠牲は、超時間的な、超感覚的な、無制限なものと結びついている。
それは、たとえ「無駄」であろうと、「無意味」ではない。
犠牲は、すべての人間的な事象を超えた神秘を啓示するものである。
（ カール・ヤスパース ）
27.
あらゆるものの真価は、それを獲得するための苦労と困難である。
（ アダム・スミス ）
28.
不平は自信の欠乏であり、意志の薄弱である。
（ エマーソン ）
29.
羨望は、競争相手がいなくとも羨望する。
（ アラン ）
30.
自由・平等は悪い原理である。
真の人間的原理は正義である。
弱者に対する正義は保護もしくは善意である。
（ アミエル ）
31.
文化とは、私たちが世界の中で方向を失わないための解釈の体系である。
（ オルテガ・イ・ガセット ）
32.
人間とは、その人の食べたものである。
（ フォイエルバッハ ）
33.
日ごとに新たなる思想があり、我々の心は天気とともに移り変わる。
（ モンテーニュ ）
34.
思うに、一度も不幸の目に会わなかった者ほど不幸な者はない。
（ デメトリウス ）
35.
根づきたいという魂の欲求は、
最も重要でありながら、
最もないがしろにされている。
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
36.
偉人も小人も、同じ偶然、同じ不快、同じ情熱にみまわれる。
だが一方が車輪の端にいるのに対し、一方は車輪の中心にいるから、同じ動きでも振り回されることが少ないのである。
（ ブレーズ・パスカル ）
37.
私の疲れた心よ。
生きるということはなんと困難なことだろうか。
（ アミエル ）
38.
ねたみは憎しみよりも始末に負えない。
（ ラ・ロシュフコー ）
39.
静かな生活が偉大な人々の特徴である。
偉大な事業は、粘り強い仕事なしに達成されるものではない。
（ バートランド・ラッセル ）
40.
真の貴族性とは、自分自身に対して要求が厳しいことである。
（ オルテガ・イ・ガセット ）
41.
大笑いをするな、多くのことに笑うな、しまりなく笑うな。
（ エピクテトス ）
42.
友情とは、誰かに小さな親切をしてやり、お返しに大きな親切を期待する契約である。
（ モンテスキュー ）
43.
私は人間の不幸はただ一つのことから起こるものだということを知った。
それは、部屋の中で休息していることができないということである。
（ ブレーズ・パスカル ）
44.
優れた人が賞賛されるのは、優れた行為のためだ。
（ ヴォルテール ）
45.
この物理的宇宙が存在することも同じ（＝人生と同じ暇つぶし）である。
惑星が爆発したり、星雲が巡ったり、あれらすべて壮大な暇つぶしであると、私には見える。
べつにすることもないから、ああやって遊んでいるのである。
（ 池田晶子 ）
46.
聞き上手は一つの技術である。
（ エピクテトス ）
47.
人は自分自身の道理で己れを説き伏せることはできても、相手の道理でしか相手を説き伏せられない。
（ ジョセフ・ジュベール ）
48.
もし君が人に愛されようと思うなら、まず君が人を愛さなければならない。
（ セネカ ）
49.
愛とは本来臆病なものであり、控えめなものです。
（ カール・マルクス ）
50.
指輪や宝石は贈り物ではない。
唯一の贈り物は、汝自身の一部を贈ることだ。
（ エマーソン ）
51.
高慢は、つねにかなりの愚かさに結びついている。
高慢はつねに破滅の一歩手前で現れる。
高慢になる人は、すでに勝負に負けているのである。
（ カール・ヒルティ ）
52.
卑しい人たちは、
偉人の欠点や愚行に
非常な喜びを感じる。
（ ショーペンハウアー ）
53.
顔を知り合っている相手の場合には、
顔なしにその人を思い浮かべることは
決してできるものでない。
（ 和辻哲郎 ）
54.
神というものが存在しなかったら、
「彼」を創造する必要があろう。
（ ヴォルテール ）
55.
確かな友は不確かな境遇の下(もと)で分かる。
（ キケロ ）
56.
断念することをほんとうに知っている者のみがほんとうに希望することができる。
（ 三木清 ）
57.
人生は、幼年期には遠くから見た舞台装飾に、老年期には間近に見た舞台装飾に似ている。
（ ショーペンハウアー ）
58.
自分自身の死を
内的必然性として誇らしげにおのれのうちに抱えているのは、
音楽の調べのみだ。
ただし音楽は存在ではない。
（ ジャン＝ポール・サルトル ）
59.
意見を持つだけの人は、ほとんど世に益をもたらさない。
しかし、確信を持つ人は、自ら生活する社会を改革することができるものだ。
（ エマーソン ）
60.
逆境における友というものは、果たして稀であろうか。
反対である。
誰かと友情を結ぶや否や、その人は苦境にさいして金を借りたがる。
（ ショーペンハウアー ）
61.
哲学者たちが何と言おうと、我々の最終目標は快楽なのだ。
（ モンテーニュ ）
62.
何事にも耐え忍べる者は、何事も思い切ってできる。
（ ヴォーヴナルグ ）
63.
裏切りがいやならば
期待はしないほうが賢明だ。
だから裏切りの大きさは
期待の熱意に正比例する。
（ 串田孫一 ）
64.
将来を思い煩うな。
現在為すべきことを為せ。
その他は神の考えることだ。
（ アミエル ）
65.
読書は充実した人間を作り、
会話は機転の利く人間を作り、
書くことは正確な人間を作る。
（ フランシス･ベーコン ）
66.
誰でもわが身がすべてである。
そのため、自分は誰にとってもすべてだと思うようになる。
（ ブレーズ・パスカル ）
67.
読むことは人を豊かにし、
話し合うことは人を機敏にし、
書くことは人を確かにする。
（ フランシス･ベーコン ）
68.
いかなる人間の思考も、他人の考えについての思考にほかならない。
最も深い思想の人たちは、自分にとってよいものを他人の考えから採択し、それをいっそう前進させるものである。
（ アラン ）
69.
与えるとはどういうことか。
いちばん広く浸透している誤解は、与えるとは、何かを「あきらめる」こと、剥(は)ぎとられること、犠牲にすること、という思いこみである。
（ エーリヒ・フロム ）
70.
どんなに小さなことにも細心の注意を払って生きよ。
人生において「少しずつ」というのは小さなことではないのだから。
（ セクストス ）
71.
私たちの生活の９０パーセントは感情によって支配されている。
（ ホワイトヘッド ）
72.
現実上伝統から自由になれない民衆こそ、
伝統についての生きた観念を有(も)っている筈だ。
（ 戸坂潤 ）
73.
人が何を食べているかより、誰と食べているかを見ることだ。
（ エピクロス ）
74.
人間の不幸というのは、部屋の中にじっと静かにしていることができないという、ただ一つのことから生じるのだ。
（ ブレーズ・パスカル ）
75.
愛とは、
孤独な人間が孤独を癒そうとする営みであり、
愛こそが
現実の社会生活の中で、
より幸福に生きるための最高の技術である。
（ エーリヒ・フロム ）
76.
人が思慮がないのに思慮があると思っているときは恐ろしい。
（ クリティアス ）
77.
無理に強いられた学習というものは、何ひとつ魂のなかに残りはしない。
（ プラトン ）
78.
貧しき者、寂しき者の慰めは夢想である。
（ 阿部次郎 ）
79.
私にとって、真の道理のほうが民衆の意見より価値がある。
（ キケロ ）
80.
卵一個ゆでるにも最上の方法がある。
方法とは、物事を楽しくすらすら行うための手順である。
（ エマーソン ）
81.
私は最も正しい戦争よりも、最も不公平な平和を選ぶ。
（ キケロ ）
82.
反駁(はんばく)を好んで多くの言葉を費やす者は、いかなる正しいことをも学ぶ能力がない。
（ デモクリトス ）
83.
快活さを失った時、
他人に頼らず自発的に快活さを取り戻す秘訣は、
いかにも楽しそうな様子で
動き回ったり、しゃべったりしながら、
すでに快活さを取り戻したように振舞うことである。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
84.
不正な手段を必要とするような目的は、正当な目的ではない。
（ カール・マルクス ）
85.
我々が物を愛するというのは、自己をすてて他に一致するということである。
（ 西田幾多郎 ）
86.
暴力よりも優しさのほうが効果が上がる。
（ ラ・フォンテーヌ ）
87.
人生の道には、広いのはたくさんあるが、天才が歩んだ道はほんのわずかしかない。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
88.
うわべだけのつつましさは、いちばん手の込んだ虚栄である。
（ ラ・ブリュイエール ）
89.
人が自分自身をどう思うかで、
その人の運命は決まる、というより示される。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
90.
知るは見るなり
（ ジョン・ロック ）
91.
純粋さとは、
汚れをじっと見つめうる力である。
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
92.
信頼は才気よりも会話を力づける。
（ ラ・ロシュフコー ）
93.
特定の土地を囲い込んで「これは俺の土地だ」と宣言することを思いつき、他人にもごく素直に自分の言い分を信じ込ませた最初の人間こそ、市民社会の真の創始者であった。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
94.
愛というものは、愛されることよりも、むしろ愛することに存在する。
（ アリストテレス ）
95.
性本能なしにはいかなる恋愛も存在しない。
恋愛はあたかも帆船が風を利用するように、この粗野な力を利用する。
（ オルテガ・イ・ガセット ）
96.
格言は哲学者たちの機知のほとばしりである。
（ ヴォーヴナルグ ）
97.
たくさんのことを生半可に知っているよりは、何も知らないほうがよい。
（ ニーチェ ）
98.
習慣はもしそれに反対しなければ間もなく当然のことになってしまう。
（ アウグスティヌス ）
99.
どんなことにも引っ込み思案になってしまうのは、凡庸(ぼんよう)な精神である。
（ ラ・ブリュイエール ）
100.
孤独を知りたかったら恋愛せよ。
（ 作者不詳 ）
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