名言ナビ
→ トップページ
今日の
哲学者・思想家の名言
☆ １２月１６日 ☆
→ 日別名言メニュー
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
恋愛が欲望の手段ではなくして欲望が恋愛の手段である。
（ 和辻哲郎 ）
2.
心を打ち明けるということは、王冠や主権と同じく、最高の地位の者にだけ許された贅沢であり、それは相手のご機嫌取りをすることも、相手に迎合することもなく、真実を語ることである。
（ エマーソン ）
3.
数学の美しさは、我々の天性の最も弱い部分に訴えることはなく、絵画や音楽のキラキラするような外形も持たない。
だが、最高の芸術だけが我々に示すことのできるような、高い純粋性と厳密な完成度を持った美しさである。
（ バートランド・ラッセル ）
4.
人は女を深いと思う──なぜか？
女の場合、底まで行けないからだ。
女は浅くさえもないのだ。
（ ニーチェ ）
5.
古来の偉人には雄大な根の営みがあった。
その故(ゆえ)に彼らの仕事は、味わえば味わうほど深い味を示してくる。
（ 和辻哲郎 ）
6.
希望を持たずに、私達は欲望の中に生きている。
（ ダンテ・アリギエーリ ）
7.
数学は、何にでも応用できる結論の集まりとなっている。
（ バートランド・ラッセル ）
8.
宗教は生活の腐敗を防ぐべき香料である。
（ フランシス･ベーコン ）
9.
孤独は内に閉じこもることではない。
孤独を感じるとき、試みに、自分の手を伸ばして、じっと見詰めよ。
孤独の感じは急に迫ってくるであろう。
（ 三木清 ）
10.
育ちのいい者、理性ある者が絶対に話題にすべきでないものが一つある。
それは自分の身体のことだ。
（ エマーソン ）
11.
幸運のクッションに座っている間は、人は眠りこけてしまう。
こづかれ、責められ、打ち負かされ、苦しめられているときには、人は何かを学ぶ好機を与えられている。
（ エマーソン ）
12.
自分について多くを語ることは、自分を隠す一つの手段となり得る。
（ ニーチェ ）
13.
仕事は、倦怠、悪徳、欲の三大悪から我々を遠ざける。
（ ヴォルテール ）
14.
この世に運などない。
全ては試練、刑罰、保証ないしは先見である。
（ ヴォルテール ）
15.
自(みずか)ら老人たることを知る者は少ない。
（ ラ・ロシュフコー ）
16.
優柔不断ほど疲れることはない。
そして、これほど大きなエネルギーの無駄もない。
（ バートランド・ラッセル ）
17.
他人とは、自分自身の心を読み取ることのできるレンズである。
（ エマーソン ）
18.
自分が貧しい時、あるいは困っている時に、巨富を持っている人、うまくやっている人を嫉妬するのは人の常です。
しかし、嫉妬することは、富そのもの、幸運そのものに対して否定的な感情を持つことになり、それは潜在意識に刻印され、あなた自身が富や幸運から遠ざけられてしまうのです。
（ 渡部昇一 ）
19.
運命よりむしろ自分に打ち克つように、世界の秩序よりも自分の欲望を変えるように、つねに努めること。
（ デカルト ）
20.
あらゆる借金の中で人々は税金を一番払いたがらない。
これは政府に対するなんという諷刺であろうか。
（ エマーソン ）
21.
思うに、一度も不幸の目に会わなかった者ほど不幸な者はない。
（ デメトリウス ）
22.
罪は消極的なものではなく、積極的なものである。
（ キルケゴール ）
23.
迷信は弱々しい精神の宗教である。
（ エドマンド・バーク ）
24.
けだし自由というものは、中身の多い滋養豊富な食物、あるいは強くて良い葡萄(ぶどう)酒のようなものであって、そういう飲食物はそれに慣れている丈夫な体質を養い強めるには適しているけれど、そういうものには合わない繊弱(せんじゃく)な体質に対しては、これを圧し滅ぼし、酔いつぶしてしまう。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
25.
日々の生活こそは凡(すべ)てのものの中心なのであります。
またそこに文化の根元が潜(ひそ)みます。
人間の真価は、その日常の暮しの中に、最も正直に示されるでありましょう。
（ 柳宗悦 ）
26.
学校や大学で教わることは、学問そのものではなく、学問への手段である。
（ エマーソン ）
27.
愛する者たちに誰が掟を課することができよう。
愛はそれ自体はるかに偉大な掟なのだ。
（ ボエーティウス ）
28.
すべてのものが変化するのは明らかだが、実際には消え失せるのではない。
物質の総量はつねに同じだ。
（ フランシス･ベーコン ）
29.
女性はすぐれた才能の持ち主となることはできようが、しかし天才の持ち主とはなれない。
なぜなら、女性は常にどこまでも主観的なものだから。
（ ショーペンハウアー ）
30.
登山の喜びは、山頂を極めたときに頂点に達する。
（ ニーチェ ）
31.
女性は自然の規定に完全に従属しており、したがって美的な意味において自由である。
男性が女性に求婚するに際して、自由を与えるという言葉を使うのは、このためである。
（ キルケゴール ）
32.
理性とは、
物事を論理的、概念的に思考する能力のことである。
宗教的な経験や感性を重視して
短絡的に理性を否定するのも、
理性を絶対とするのも
行き過ぎだというのである。
（ ブレーズ・パスカル ）
33.
虚栄は人間の心の中に深くいかりをおろしているので、軍人も兵卒もコックも人足も、それぞれ自慢する。
（ ブレーズ・パスカル ）
34.
悪口は、自己愛と無為の産物である。
（ ヴォルテール ）
35.
忘れるすべを知っていれば、
むしろ幸せというべきである。
（ バルタザール・グラシアン ）
36.
幼稚な愛は「愛されているから愛する」という原則にしたがう。
成熟した愛は「愛するから愛される」という原則にしたがう。
（ エーリヒ・フロム ）
37.
求める目的とは反対の結果を生む努力（＝無益な努力）がある。
一方、たとえうまくいかないことがあっても、いつも有益な努力もある。
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
38.
希望喪失はすでに敗北の先取りである。
人間にできることがなお残されている限り、希望を失うことは許されない。
（ カール・ヤスパース ）
39.
生命を賭(と)すること、生命を犠牲にすることは、それなしでは人間にふさわしい生を得ることもできず、救いの道を見出すこともできないであろうような、人間にとって必須の条件であるが、それも生命を賭すること、生命を犠牲にすることそのものにではなく、それが理性と愛から出た、人間として生きる上での契機となっている点に、意味があるのである。
（ カール・ヤスパース ）
40.
教育の最大の目標は知識ではなくて行動である。
（ ハーバート・スペンサー ）
41.
賢人のごとく考え、
凡人のごとく語れ。
（ アリストテレス ）
42.
感謝の気持ちを表わすことは、
最も美しい礼儀作法である。
（ ジャック・マリタン ）
43.
困難は厳正なる教師である。
（ エドマンド・バーク ）
44.
最初の発明者が常に栄光を担う。
（ ヨハン・ヤコプ・エンゲル ）
45.
希望は賢者を活気づけ、自惚れの強い人や呑気者を釣り込む。
自惚れの強い人や呑気者は、希望の与える約束を軽々しく信頼しきってしまう。
（ ヴォーヴナルグ ）
46.
人間は世界史の重要な担い手であって、世界史は人類の運命の集合から生ずる。
（ ブレンターノ ）
47.
賢人の仕事は、いかに死ぬかというよりも、いかに生きるということにある。
（ スピノザ ）
48.
歴史は人間を賢明にし、
詩は多才あるものにし、
数学は鋭敏にし、
自然哲学は深遠にし、
倫理学は重厚ならしめ、
論理学と修辞学は議論に秀でさせる。
（ フランシス･ベーコン ）
49.
人間は自分たちの話になると、まるで自分たちには小さな欠点だけしかないように語る。
（ ラ・ブリュイエール ）
50.
恋の病を癒す薬はいくつもある。
しかしそれに間違いなく効く薬というものはない。
（ ラ・ロシュフコー ）
51.
よい思想は決して人間独自の仕事ではない。
それは人間を通して流れ出るだけのものである。
（ カール・ヒルティ ）
52.
嘘つきは真実を語りても信じられず。
（ キケロ ）
53.
女であることはなんと不幸なことか！
しかも女でありながら、自分が女の一人であることを本当に知らないのは、いっそう手ひどく不幸なことだ。
（ キルケゴール ）
54.
良心の掟は自然から導き出されるというが、
それは慣習から生まれる。
（ モンテーニュ ）
55.
平和は自由によってのみ、自由は真実によってのみ、可能である。
（ カール・ヤスパース ）
56.
隠れて生きよ。
（ エピクロス ）
57.
どんな種類の変更も改良も何も望まないほど完全に自分の境遇に満足しきっていることは、おそらくただの一例もないだろう。
（ アダム・スミス ）
58.
不満は自負の欠乏であり、意志の衰弱である。
（ エマーソン ）
59.
才能があっても不愉快な人もいれば、いくつも欠点を持っていて、快感を与える人もいる。
（ ラ・ロシュフコー ）
60.
勤勉だけが取り柄なら蟻と変わるところがない。
なんのためにせっせと働くかが問題だ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
61.
我々が歴史から学ぶことは、人間は決して歴史から学ばないということだ。
（ ヘーゲル ）
62.
人は持たぬもの、あるいは知らぬものを他の人に与えることも、他の人に教えることも出来ぬであろう。
（ プラトン ）
63.
あまり賢くない人は、自分が理解できない事については何でもけなす。
（ ラ・ロシュフコー ）
64.
世間一般の考えに従って生活することはごく易しい。
また、自分のことだけ考えて孤独の生活を送ることもごく易しい。
だが悟りを開いた人間とは、
群集の真っただ中にありながらも、
自立の醍醐味を心ゆくまで味わうことのできる人間である。
（ エマーソン ）
65.
よき生まれとは何か。
生来、徳の備われる人間なり。
（ セネカ ）
66.
恋は炎であると同時に光でなければならない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
67.
悪徳を非難するよりは、徳を教える方がよい。
（ スピノザ ）
68.
目に見えないもの、思いや感じや考えのことをひとまとめにして「心」と呼んでいるけれど、同じ目に見えないものの中でも、動いて変わる部分と、動きも変わりもしない部分とがある。
前者が感情、後者が精神だ。
感情は感じるもので、精神は考える物だ。
（ 池田晶子 ）
69.
名誉心はまず自己を対象とする。
名誉心を持っている人間が最も嫌うのは流行の模倣である。
名誉心は何らかの仕方で永遠を考えている。
（ 三木清 ）
70.
受け入れずして思想を嗜(たしな)むことができれば、それが教育された精神の証である。
（ アリストテレス ）
71.
子供はすべての動物の中で最も取り扱いが難しい。
なぜなら、子供はまだ鍛練されていない思慮の泉を最も多く持つがゆえに、動物の中で最もずるく、すばしこく、高慢であるからである。
（ プラトン ）
72.
自分に打ち勝つことが、最も偉大な勝利である。
（ プラトン ）
73.
人間の精神世界には、自ら探検していない、幾つもの大陸があり、海がある。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
74.
父親の生物学的機能は、
子供をその無力のあいだに保護することである。
この生物学的機能が国家に継承されるならば、
父親はその存在事由を失う。
（ バートランド・ラッセル ）
75.
この世界は言葉のゲームだ。
（ ヴィトゲンシュタイン ）
76.
愉(たの)しみは、他人の苦しみから生まれる快楽なり。
（ オウィディウス ）
77.
ある本はその味を試み、ある本は呑み込み、少数のある本はよくかんで消化すべきである。
（ フランシス･ベーコン ）
78.
ある事をなした為に不正である場合のみならず、ある事をなさぬ為に不正である場合も少なくない。
（ アウレリウス ）
79.
法律ばかりがたくさんあるのは悪政の兆候である。
（ アリストテレス ）
80.
人間は状況によってつくられる。
（ サルトル ）
81.
蛇に咬(か)まれた者がどんな苦しみを受けねばならないかは、自ら蛇に咬まれたことのある者にしかわからない。
（ キルケゴール ）
82.
世の中で人の言う通りに生きるのは簡単だ。
また、独りのときに自分の意のままに生きるのも簡単だ。
しかし偉大な人間は、
群集の真っただ中で完璧な優しさを保ちながら、
独りのときの意志を貫くのだ。
（ エマーソン ）
83.
肉体の労苦は精神の労苦を癒す。
それこそ貧乏人を幸せにする。
（ ラ・ロシュフコー ）
84.
希望は底の深い海の上でなければ、決してその翼を広げない。
（ エマーソン ）
85.
決意は、人間の力・勇気・知恵ではない。
それは宗教的な出発である。
（ キルケゴール ）
86.
持っていないものを望むことで、あなたが持っているものをだめにしてはいけない。
あなたが今持っているものは、かつてあなたが望んだ物なのだから。
（ エピクレス ）
87.
靴屋がいちばんぼろの靴を履いている。
（ モンテーニュ ）
88.
文体の第一の美点は、明晰なことである。
（ アリストテレス ）
89.
善良さは決して裏切られることのない唯一の投資である。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
90.
自分が何か大切なことを成し遂げたいと考えているなら、他人が障害を取り除いてくれることを期待してはいけない。
（ シュバイツァー ）
91.
人間はみな幸福を求むるも、幸福とは、宇宙および人間の指導原理たる理性について生きることなり。
（ ゼノン ）
92.
人は、「考える」、「自分が思う」とはどういうことかと「考える」ことによって、正しい定規を手に入れることができるんだ。
自分ひとりだけの正しい定規ではなくて、誰にとっても正しい定規、たったひとつの正しい定規だ。
（ 池田晶子 ）
93.
自然はやさしい案内者である。
賢明で、公正で、しかもやさしい。
（ モンテーニュ ）
94.
「不正」はお互いの間に不和と憎しみをつくり出し、
「正義」は協調と友愛をつくり出す。
（ プラトン ）
95.
人はしばしば弱気がゆえに強く、臆病なるがゆえに大胆である。
（ ラ・ロシュフコー ）
96.
軽薄な人間は運勢を信じ、強者は因果関係を信じる。
（ エマーソン ）
97.
「馬鹿の一つ覚え」は小人の心に潜む悪魔であり、その崇拝者は三流の政治家、哲学者、牧師といったたぐいである。
同じことをいつまでも続けていては、偉大な魂は何もすることがなくなる。
（ エマーソン ）
98.
美術ないし芸術は、人々が自分自身に対する不満を揉(も)み潰(つぶ)さんがために、これに馳(は)せ寄れば馳せ寄るほど、ますます大きな要求をそこに感ずるところの娯楽として役立つにすぎない。
（ カント ）
99.
老年においては、名声と富とがかろうじて才能と快楽との代わりをする。
（ ヴォーヴナルグ ）
100.
どこの国のどこの民族とも、範疇(はんちゅう)の上での移行の可能性を有(も)っている思想や文化でなければ、本物ではない。
（ 戸坂潤 ）
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ 日別名言メニュー
→ 今日の名言（テーマ別）
→ 今日の名言（星 座 別）
→ 今日の名言（血液型別）
→ 日別の名言（テーマ別）
→ 日別の名言（星 座 別）
→ 日別の名言（血液型別）
→ トップページ