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哲学者・思想家の名言
☆ １１月２５日 ☆
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1.
（数学における）証明とは、君に強制的にやらせる作業ではない。
君を導く筋道だと思いたまえ。
（ ヴィトゲンシュタイン ）
2.
たとえどんなに愛らしい子でも、寝ついてくれたのを喜ばない母親はいない。
（ エマーソン ）
3.
私たちの生活の９０パーセントは感情によって支配されている。
（ ホワイトヘッド ）
4.
ハープを演奏することによってハープ奏者になる。
それと同じように、私たちは正しい行いをすることによって正しい人間になり、自らを律することによって自制心が身につき、勇気ある行動をとることによって勇敢になる。
（ アリストテレス ）
5.
我々は時どき、自分の軽はずみを見逃させるために、先手を打って友達を軽はずみに責める。
（ ラ・ロシュフコー ）
6.
自立への大きな一歩は、胃を満たすことである。
（ セネカ ）
7.
我々が名誉を愛するのは、名誉のためではなく、ひとえに、それがもたらす利益のためである。
（ エルヴェシウス ）
8.
いかに生きるかを学ぶには、全生涯を要す。
（ セネカ ）
9.
神は永遠に幾何学する。
（ プラトン ）
10.
自分自身に満足していない人間に、いったい何ができるっていうんだい？
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
11.
あまり賢くない人は、自分が理解できない事については何でもけなす。
（ ラ・ロシュフコー ）
12.
これからの社会は「よく詰まった頭脳」より「よく働く頭脳」に属する人物を必要としている。
求められているのは、「官僚型」より「企業家型」の人物である。
（ 渡部昇一 ）
13.
民主制は、君主制と貴族制の正当な嗣子(しし)である。
（ アミエル ）
14.
過去を思い出さない者は、同じことを繰り返す宿命にある。
（ サンタヤーナ ）
15.
少量をうまくやる方が、大量にまずくやるよりもよい。
（ ソクラテス ）
16.
この世に存在する上で、最大の充実感と喜びを得る秘訣は、危険に生きることである。
（ ニーチェ ）
17.
一人ひとりの人間が、
究極の絶対的な自由を持っている。
（ サルトル ）
18.
進歩は
偶然の出来事ではなく、
必然である。
（ ハーバート・スペンサー ）
19.
貨幣は私の力を表す。
（ サルトル ）
20.
隠れた高潔な行いは、最も尊敬されるべき行為である。
（ ブレーズ・パスカル ）
21.
恋をして、しかも賢くあることは不可能だ。
（ フランシス･ベーコン ）
22.
いつも駄洒落を言う者は、性格の悪い人間である。
（ ブレーズ・パスカル ）
23.
真実の中には、個人的な経験を経て初めて本当の意味が理解できるものも多い。
（ J・S・ミル ）
24.
弱者は保護されようと欲して従属する。
人間を怖れる人々が法律を愛する理由は、ここにある。
（ ヴォーヴナルグ ）
25.
わたしたちは待つことに焦(じ)れて、
ついことばを迎えにゆく。
「あなたが言いたいのはこういうことじゃないの？」というふうに。
語りにくいことを呑み込みかけているときに、
すらすらとしたことばを向けられれば
だれしもそれに飛びついてしまう。
（ 鷲田清一 ）
26.
自然は人類を二人の君主、
つまり苦痛と快楽の支配下においてきた。
（ ジェレミー・ベンサム ）
27.
努力によって得られる習慣だけが善である。
（ カント ）
28.
我々は一人で世の中を歩いている。
我々が望むような友情は夢であり、寓話である。
（ エマーソン ）
29.
断念することをほんとうに知っている者のみがほんとうに希望することができる。
（ 三木清 ）
30.
運命が一つの扉を閉じたならば、信念が別の扉を開く。
空いている扉を見つけよ。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
31.
本なき家は、主(あるじ)なき家の如(ごと)し。
（ キケロ ）
32.
危険にあまり注意しすぎると、多くの場合、危険に落ち込む。
（ ラ・フォンテーヌ ）
33.
幸福への道はただ一つしかない。
それは、意志の力でどうにもならない物事は悩んだりしないことである。
（ エピクテトス ）
34.
ある程度孤独を愛することは、静かな精神の発達のためにも、また、およそ真実の幸福のためにも、絶対に必要である
（ カール・ヒルティ ）
35.
我々も宗教を欲するが、それは、もっとも神にふさわしく、最も我々のために作られた宗教である。
一言にしていえば、我々は神と人間に仕えたいのである。
（ ヴォルテール ）
36.
最もよく踏みならされ、また最も人通りの多い道ほど、どれもみな多くの人を迷わせるものである。
（ セネカ ）
37.
人々が家畜のように群れ、
みんなが他人と同じふるまいをする。
それが大衆社会だ。
（ ニーチェ ）
38.
世間には心に正義をいだく者が多いが、
決心がつくまで弓をとらぬので、
射るのも遅れる。
（ ダンテ・アリギエーリ ）
39.
恩人は善行を隠し、
恩恵を受けた者がそれを外に示さなければならぬ。
（ キロン ）
40.
絵はあまりに絵画的であってはいけない。
（ エマーソン ）
41.
相手のちょっとした欠点に目をつぶることができない限り、友情は長続きしない。
（ ラ・ブリュイエール ）
42.
将来もっと不幸なときがくるかもしれないのだから、今不幸だと思うのは愚かしい。
（ セネカ ）
43.
失敗は一種の教育である。
（ ジョン・デューイ ）
44.
どんな人も
他人の経験によって学び取るほど利口ではない。
（ ヴォルテール ）
45.
吟味を欠いた人生というものは、人間にとって生きるに値しない。
（ ソクラテス ）
46.
原則を立てる際に、わかりやすさと厳密な正確さのどちらの特質を優先させるか、という問題がある。
明らかに、この問いかけそのものに正しくない前提が含まれている。
というのも、厳密な正確さには、おそらくわかりやすさが欠けているだろうと仮定されているが、実はその逆も成り立つからである。
（ ダランベール ）
47.
思索と瞑想との差異は、ひとは思索のただ中においてさえ瞑想に陥ることがあるという事実によって示されている。
（ 三木清 ）
48.
今容貌は如何(いか)に立派であろうとも、女の肉体全身から愛の力が発散されていようとも、女は他に幾(いく)らでもあることは確かだ。
この女一人がいなかったとしても、我々はこれまで生きて来られたことは事実だ。
この女のする事は、醜い女がすることとすべてに変(かわ)りがないことは確かだ。
（ ルクレティウス ）
49.
利益と必要が、あらゆる社交性の根本である。
（ エルヴェシウス ）
50.
何よりも次の二つの真理を記憶せよ──
まず第一に、外界は君の魂に触れることはできず、常に揺るぎなく外部に立つものであるから、君の内面の平和は君の想像からのみ生じるということ、
そして第二に、君が今、目の前に見ているものは、たちまち変化して、もはや存在しなくなるということだ。
（ アウレリウス ）
51.
均整の少し異常なものでなければ、最上の美ではない。
（ フランシス･ベーコン ）
52.
軽信というものは、
善良に生まれついた人に具(そな)わる特徴である。
（ ショーペンハウアー ）
53.
尊大な態度は、昇進が人にねたみを起こさせる以上に敵を作る。
（ ルイ・ド・ボナール ）
54.
巧みにしゃべる機知と沈黙する術を心得ていないことは大いなる不幸である。
（ ラ・ブリュイエール ）
55.
惨めさから抜け出す慰めは２つある。
音楽と猫だ。
（ シュバイツァー ）
56.
勇気のない者は、賢いとはいえない。
（ キケロ ）
57.
教育の目的は性格の形成にある。
（ ハーバート・スペンサー ）
58.
冗談は、しばしば真実を伝える手段として役立つ。
（ フランシス･ベーコン ）
59.
この世に運などない。
全ては試練、刑罰、保証ないしは先見である。
（ ヴォルテール ）
60.
金は火によって試され、勇者は逆境によって試される。
（ セネカ ）
61.
すべての歴史は「現代史」である。
（ ベネデット・クローチェ ）
62.
隣人の語ること、行うこと、考えることを気にかけない者は、どれだけ多くの利益を受けることだろうか。
（ アウレリウス ）
63.
哲学するとは、自分の人生を考え、その考えにしたがって生きること。
（ アンドレ・コント＝スポンヴィル ）
64.
ずるい人間は、けっして欺かれはしないが、人を欺くこともできない。
（ ラ・ブリュイエール ）
65.
狭量になるのは、
狭量な人間に対した時だけにせよ。
（ イポリット・テーヌ ）
66.
樹木は伐(き)り倒されても直(す)ぐに生えて来るが、人間は殺されると再び得ることは容易でない。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
67.
真理はつねに迫害に打ち勝つという格言は、実際、あのほほえましい虚偽にすぎない。
つまり、人から人へと口真似されて、ついには決まり文句になるが、あらゆる経験によって反駁されるあの虚偽である。
歴史は、真理が迫害によって踏みにじられた実例に満ちている。
（ J・S・ミル ）
68.
女性の力は精神的な力であり、男性の力は物質的な力である。
（ アラン ）
69.
不正を受ける者は、不正を働く者よりも幸福である。
（ ソクラテス ）
70.
善悪において一個の創造者になろうとするものは、
まず破壊者でなければならない。
そして、一切の価値を粉砕せねばならない。
（ ニーチェ ）
71.
最大の災害は自ら招くものである。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
72.
真実の愛は幽霊のようなものだ。
誰もがそれについて話をするが、
それを見た人はほとんどいない。
（ ラ・ロシュフコー ）
73.
競争とは、優れた仕事の副産物であり、目的ではない。
創造的な人間を動機づけるのは、達成への願望であり、征服への願望ではない。
（ アイン・ランド ）
74.
友情の目的は、
若い時から老いて死に至るまでの
さまざまな交友関係を通じて、
互いに援助し合い、
楽しみを分かち合うことにある。
（ エマーソン ）
75.
勇気こそ、あらゆるものに新しい姿・形を与えるものである。
意を決した人間は、しっかりした発言と意欲の力で、挫折を蹴散らし、征服に向かって歩き始める。
（ エマーソン ）
76.
不要なものなら、
なくて困るということはない。
（ キケロ ）
77.
もし人が、
この世界から親切の絆をたち切ってしまうならば、
どんな家もどんな都市も存続することができない。
（ キケロ ）
78.
批判とは、
より説得力のある答えを探す
という目的を共有する者たちによる
共同作業だと言ってもよいでしょう。
（ 金杉武司 ）
79.
人類は絶えず徒(いたず)らに又(また)無駄に齷齪(あくせく)し、空疎なる心労に生命を費やしているが、明らかにその理由は、所有するということには如何(いか)なる限度があるかを知らず、又(また)真の快楽は如何(いか)なる程度まで増大し得るかの範囲に全く無智であるが為である。
（ ルクレティウス ）
80.
考えるということは、
自分の問いに明確に向き合うことなのだ。
（ 西研 ）
81.
人生の旅をするのに有用な路銀は、一つの偉大な義務と、いくつかの誠実な愛情である。
（ アミエル ）
82.
ある人間が死ぬことは、彼がその一点を占めていた諸関係に空白ができることであり、生き残った者はそれを埋め、彼をしめだして新たに諸関係を再編成しなければならない。
そうでない間は死者はまだ生きているのだ。
（ 柄谷行人 ）
83.
賢者は征服するよりも深入りしないことを得策とする。
（ ラ・ロシュフコー ）
84.
どの一つの科学も、数学なしでは十分に知ることはできない。
（ ロジャー・ベーコン ）
85.
信仰とは意見であるが、その意見は真理を含んだ意見である。
（ フォイエルバッハ ）
86.
人間は一日中自分が考えている通りの者になる。
（ エマーソン ）
87.
我々人間の意見の最も普遍の性質は多種多様ということである。
（ モンテーニュ ）
88.
私にとって、真の道理のほうが民衆の意見より価値がある。
（ キケロ ）
89.
復讐と恋愛においては、女は男よりも野蛮である。
（ ニーチェ ）
90.
精神には二種類ある。
ひとつは幾何学の精神、ひとつは繊細と呼ばれる精神である。
幾何学の精神は緩やかであるが厳格かつ堅固(けんご)な見方をする。
繊細の精神は柔軟な考え方をし、愛するものの多様な部分に対して同時に働きかける。
（ ブレーズ・パスカル ）
91.
人間は歴史を作る。
しかしそのことを知らない。
（ カール・マルクス ）
92.
世界で一番有能な教師よりも、分別のある平凡な父親によってこそ、子供は立派に教育される。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
93.
運命は我々を導き、かつまた我々を翻弄する。
（ ヴォルテール ）
94.
いかなる財産も、ちょっとしたチャンスに手に入れたものである。
（ ショーペンハウアー ）
95.
我々が小さな欠点を認めるのは、大きな欠点を持っていないと、人に信じさせるためである。
（ ラ・ロシュフコー ）
96.
忠告ほど気前よく人に与えるものはない。
ただし、裁判所だけは例外、無断では行われない。
（ ラ・ロシュフコー ）
97.
野獣は野獣を知る。
同じ羽毛の鳥はおのずから一緒に集まる。
（ アリストテレス ）
98.
ピアノで食べて行くのは、
ピアノを食べるくらい難しい。
（ 土屋賢二 ）
99.
外国語を少ししか話せない人は、上手く話す人よりも外国語を嬉しがる。
楽しみは半可通の人にある。
（ ニーチェ ）
100.
精神を養うのは交渉しかない。
（ アラン ）
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