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哲学者・思想家の名言
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1.
なんと多くの人間が罪のない者たちの血と命で生きていることか！
（ ラ・ロシュフコー ）
2.
快楽は常に来るものと思うな。
常に去るものと思え。
（ アリストテレス ）
3.
愛は互いに認め合うことに始まり、
互いに信じ合うことによって頂に達する。
（ フリードリヒ・シュレーゲル ）
4.
この世で成功するには、馬鹿のように見えてその実(じつ)利口でなければならない。
（ モンテスキュー ）
5.
最大の快楽とは、他人を楽しませることである。
（ ラ・ブリュイエール ）
6.
人間の価値は、引き裂かれた複数の自己認識にある。
（ エリック・ホッファー ）
7.
「わたしらしさ」というのは、
ひとりで（確信を）持てないものだから、
ひとはすぐに他人のうわさや品定めをしあうのだろう。
他人のあいだでじぶんを探すのだろう。
（ 鷲田清一 ）
8.
私は私の意見を述べる。
それがよい意見だからではなく、私自身の意見だからだ 。
（ モンテーニュ ）
9.
現代の資本主義社会には生活はない。
あるものはただ宿命だけだ。
（ サルトル ）
10.
愛は貧と富との間に生まれた子。
（ プラトン ）
11.
ジャーナリストは公平な批評家であるよりも、
むしろ党派的意見の代表者である。
（ 三木清 ）
12.
私は、魂を良いものにするよう、魂にとって良いことだけをするように、配慮しています。
（ ソクラテス ）
13.
忍耐と長時間は、往々にして力や怒りよりも効果がある。
（ ラ・フォンテーヌ ）
14.
夫婦の仲は、あまり続けて一緒にいると冷めやすいし、くっついてばかりいると損なわれやすい。
（ モンテーニュ ）
15.
忘れるということができない者は、分別のある者にならない。
（ キルケゴール ）
16.
欲望というのは、その食い物がいかなるものであるか、いかなる食器に置かれているか、いかなる店にあるか、というようなレベルにあるものです。
（ 柄谷行人 ）
17.
人間とは「世の中」自身であるとともにまた世の中における「人」である。
（ 和辻哲郎 ）
18.
自分自身を理解していないうちから、人に理解してもらおうなどと思うべきではない。
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
19.
人格は知性より重要だ。
偉大な精神は、考えるときと同様に生きるうえでも強い。
（ エマーソン ）
20.
駆けることは何の役にも立たない。
ちょうどよい時に発(た)つべきだ。
（ ラ・フォンテーヌ ）
21.
世論と共に考えるような人は、
自分で目隠しをし、
自分で耳に栓をしているのである。
（ ニーチェ ）
22.
友人や恩人たちの欠点について終始遠慮なく語るようになったら、もう彼らに対して持つべき感情を永く持続できない。
（ ラ・ロシュフコー ）
23.
我々の最悪の不徳は、我々のいちばん幼い時代の癖から始まり、我々の主要な教育は乳母の手中にある。
（ モンテーニュ ）
24.
二つの悪のうち、小さいほうを選ぶようにしなければならぬ。
（ アリストテレス ）
25.
弱い人間は素直になれない。
（ ラ・ロシュフコー ）
26.
大部分の人は、
羽振りや地位によってしか
人間を判断しない。
（ ラ・ロシュフコー ）
27.
一日を終えたら、その日とは手を切りなさい。
明日は新しい日だ。
明日をうまく始めなさい。
（ エマーソン ）
28.
信仰は、人間が生きる拠り所とすべき力の一つだ。
そしてそれが皆無となることは破滅を意味する。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
29.
弱い希望しか持たない人の落ち着くところは太平楽か暴力である。
強い希望を持つ人は新しい生命のあらゆる徴候を見つけて、それを大切に守り、まさに生まれようとするものの誕生を助けようと、いつでも準備をととのえている。
（ エーリヒ・フロム ）
30.
人は精神の力によって大きな悲しみから脱けられるものではない。
・・・人間はすこぶる弱いから、いや、非常に浮気だから、すべてを思い諦める。
（ ラ・ブリュイエール ）
31.
未来は待つべきものではない。
作り出さなければならないのだ
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
32.
嫉妬は持っていて楽しい情念ではない。
これは本来満足とは反対のものであり、その本質は満たされなかった欲求への固執であり、これが幸福をもたらすことはほとんどありそうにない。
（ ピーター・シンガー ）
33.
凡人には月並みが素晴らしいことなのだ。
（ ジョセフ・ジュベール ）
34.
偉人の名声は、それを得るために用いられた手段によって評価されるべきである。
（ ラ・ロシュフコー ）
35.
民族主義が首尾一貫したイデオロギーであるとすれば、
愛国主義はその感情的表現だという違いがあるだけである。
（ モーリス・ブランショ ）
36.
幸福とは最高の善なり。
（ アリストテレス ）
37.
真実を語るべきであって、多くを語るべきなのではない。
（ デモクリトス ）
38.
自信がない男ほど、女にいばりたがる。
（ ボーヴォワール ）
39.
逆境における友というものは、果たして稀であろうか。
反対である。
誰かと友情を結ぶや否や、その人は苦境にさいして金を借りたがる。
（ ショーペンハウアー ）
40.
完全無欠の政治社会は、中産階級が支配し、他の二つの階級（＝有産階級、無産階級）よりも人数においてまさる社会である。
（ アリストテレス ）
41.
信仰は目に見えぬものを信ずることである。
そして信仰の報酬は、信ずるものを見ることのできることである。
（ アウグスティヌス ）
42.
会って、知って、愛して、そして別れてゆくのが、幾多の人間の悲しい物語である。
（ コールリッジ ）
43.
美しさは「自然」が女に与える最初の贈り物であり、そしてまた「自然」が女から奪い取る最初の贈り物である。
（ シュヴァリエ・ド・メレ ）
44.
知識がなくて想像力を持っている人間は、
足がないのに翼を持っているようなものだ。
（ ジョセフ・ジュベール ）
45.
他人の心情を顧みない者は失敗する。
（ ゼノン ）
46.
結局、
人は狙ったものしか
射止めることができない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
47.
ずるい人間は、すぐに他人もずるいと思い込む。
（ ラ・ブリュイエール ）
48.
私自身の一部分は恐怖と困惑ともって死を眺め、他の一部分はまず好奇心から、とりわけ美と愛が充実して現われるのを見たいとの渇望から、死を望んでいる。
（ ギュスターヴ・ティボン ）
49.
認識は信仰の報酬である。
信じるために認識するのではなく、認識するために信じよ。
（ アウグスティヌス ）
50.
最も危険なのは、質より量へ逃避することだ。
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
51.
自らの挫折の中に信仰を持つ者は、自らの勝利を見出す。
（ キルケゴール ）
52.
人が思慮がないのに思慮があると思っているときは恐ろしい。
（ クリティアス ）
53.
人生は、段々に諦めていくこと。
絶えず我々の抱負、我々の希望、我々の所有、我々の力、我々の自由を減らしていくことの修行である。
（ アミエル ）
54.
自負、嫉妬、貪婪(どんらん)は
人の心に火を放てる三の火花なり。
（ ダンテ・アリギエーリ ）
55.
本当のところ、（人類にとっての）危険は
爆弾のなかにあるのでもなければ、
エネルギーの驚異的な開発や技術の支配のなかにあるのでもない。
危険は、まずは、時代の変化を見るのを拒むこと、
そしてこの転回の意味を考察するのを拒むことのうちにあるのだ。
（ モーリス・ブランショ ）
56.
身をもって示すことがリーダーシップである。
（ シュバイツァー ）
57.
真実を愛せ。
ただし過ちはゆるせ。
（ ヴォルテール ）
58.
哲学することとは、死に備えることに他ならない。
（ キケロ ）
59.
許すことは復讐に勝る。
（ エピクテトス ）
60.
内政に平和の破壊があったのでは、外政における平和を可能にできるはずがない。
（ カール・ヤスパース ）
61.
怒りのさなかにあっても、
自分の激情と舌とを制御し続けることができ、
このうえなく激しい感情の動揺のさなかでも、
それの爆発を押さえて黙っていられるというのは、
全く英知の、とは言わぬまでも、
少なくとも普通以上の精神の強さを証すものだ。
（ キケロ ）
62.
己の敵を誇れ。
されば汝の敵の成功は汝自身の成功となる。
（ ニーチェ ）
63.
理性に従った享楽は禁欲よりも辛い。
あるものを節制する方が、無いのを我慢するよりもずっと辛い徳である。
（ モンテーニュ ）
64.
人間の偉大さを測る尺度は、
その仕事に支払った犠牲の多寡(たか)だ
（ ヴィトゲンシュタイン ）
65.
天才は平均的な知性よりは、むしろ狂気に近い。
（ ショーペンハウアー ）
66.
中傷を受けない賢人よりも、中傷を受けても動じない賢人のほうが格が上だ。
（ セネカ ）
67.
汝が富者ならば、喜ばしきときに食べよ、汝が貧者(ひんじゃ)ならば、食べられるときに食べておくべし。
（ 犬儒学派のディオゲネス ）
68.
仮面を長い間つけることはできない。
（ セネカ ）
69.
己自身を統治できぬ者は、自由にあらず。
（ エピクテトス ）
70.
幸福な生活をするのに必要なものはほとんどない。
それはあなた自身の中、心のもちようにある。
（ アウレリウス ）
71.
嫉妬において想像力が働くのは
その中に混入しているなんらかの愛に依(よ)ってである。
（ 三木清 ）
72.
少年の頃の理想主義の中に、人間にとっての真理が潜んでいる。
そして少年の頃の理想主義は、何ものにも換えることが出来ない人間の財産である。
（ シュバイツァー ）
73.
表にはさながら悪意のごとく振舞う、気位の高い慈愛もある。
（ ニーチェ ）
74.
現在我々が経験している時間と状況は、それまでの時間と状況が積もり積もってできた結果である。
これは大自然がこれまでに振り出した、あるいは振り出すことのできる、最上のサイの目である。
（ エマーソン ）
75.
私たちの生きているもとのもの（精神・魂）が乱れ、腐っているならば、生きがいのあるわけがないではないか。
（ ソクラテス ）
76.
何事にも耐え忍べる者は、何事も思い切ってできる。
（ ヴォーヴナルグ ）
77.
愛すまいとするが意のままにならなかったように、永遠に愛そうとしても意のままにはならない。
（ ラ・ブリュイエール ）
78.
同情されたがる渇望は自己陶酔、しかも、隣人の懐を傷めての自己陶酔の渇望である。
（ ニーチェ ）
79.
生への畏敬は、戦争での殺戮(さつりく)を前にしての戦慄(せんりつ)の中においても、確かに嘘ごとではない。
（ カール・ヤスパース ）
80.
我々の年齢は植物のそれである。
芽をふき、成長し、花を咲かせ、しぼみ、そして枯れる。
（ ヨハン・ゴットフリート・ヘルダー ）
81.
暗殺者は世界の歴史を変えなかった。
（ エマーソン ）
82.
親の喜びはひそかなものである。
その悲しみや不安もまた同じだ。
（ フランシス･ベーコン ）
83.
すべての知識の源は、疑いではなく、驚きである。
（ アブラハム・ヘシェル ）
84.
ドイツは旅行するのに、
イタリアは滞在するのに、
イギリスは思索するのに、
フランスは生活するのに適している。
（ ダランベール ）
85.
我々は、たとえどれほどの恥辱を自ら招いたとしても、ほとんど必ず自分の力で名誉を挽回できるものである。
（ ラ・ロシュフコー ）
86.
異常な事態だ。
哲学がこの三語「Je m’en fous.」（どうだっていいじゃないか）の中に収まってしまうとは。
（ モンテスキュー ）
87.
壮大な人物は堪えがたいほど利己的である。
（ エマーソン ）
88.
自分に平和をもたらすのは、ほかならぬ自分自身なのだ。
（ エマーソン ）
89.
敵に勝つ者のみが勇敢なるにあらず、自己の快楽に克(か)つ者もまた然(しか)り。
（ デモクリトス ）
90.
人がいらだったり、不機嫌だったりするのは、あまり長い間立ち通しでいたせいであることがよくある。
そういう時、その人の不機嫌に対して理屈をこねあげたりしてはいけない。
椅子を差し出してやるがいい。
（ アラン ）
91.
苦しみは、苦しむ者がその限界を知っていて、その恐怖に想像を加えなければ、堪えられないこともなく、また永続するものでもない。
（ アウレリウス ）
92.
慎重な者の指針は、
時勢に従うことである。
（ バルタザール・グラシアン ）
93.
真理とはイデー（＝理念・理想）のために生きることでなくて何であろう。
（ キルケゴール ）
94.
犯罪に対する最大の動機は、
罪を回避せんとする希望なり。
（ キケロ ）
95.
迷信は神々に対する無感覚の恐怖から成り、宗教は神々に対する敬虔なる崇拝から成る。
（ キケロ ）
96.
詩人の詩文は石碑に刻まれて残っていくが、
天才はそのまま永く生き残っていく。
（ ハーバート・スペンサー ）
97.
遭難の経験者は静かな波を見ても震える。
（ オウィディウス ）
98.
精神の高邁さとは、
非礼を平然と耐えること。
（ デモクリトス ）
99.
世界とは永遠の変移であり、人生とは迷妄である！
（ アウレリウス ）
100.
真の雄弁は雄弁を軽蔑し、
真の道徳は道徳を軽蔑する。
哲学を軽蔑することこそ、
真に哲学することである。
（ ブレーズ・パスカル ）
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