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哲学者・思想家の名言
☆ １１月１１日 ☆
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1.
美しいものを見つける為に私たちは世界中を旅行するが、自らも美しいものを携えて行かねば、それは見つからないだろう。
（ エマーソン ）
2.
消費社会の現実の、あるいは架空の豊かさのなかで、
時間という概念は
一種の特権的地位を占めている。
このきわめて特殊な財に対する需要は、
それ以外のあらゆる財に対する需要に匹敵するほど大きなものだ。
（ ジャン・ボードリヤール ）
3.
徳の高さは、人が何か特別に頑張った時に判断すべきではない。
日頃の行いで判断すべきである。
（ ブレーズ・パスカル ）
4.
静かに横たわって、のんびりして、待っていること、辛抱すること。
だが、それこそ、考えるということではないか！
（ ニーチェ ）
5.
人間は物事それ自体によってではなく、これに関して抱いている考えによって苦しめられている。
（ モンテーニュ ）
6.
食べているうちに食欲は起こるものだ。
（ モンテーニュ ）
7.
法律が信用されているのは、
それが公正であるからではなく、
それが法であるからである。
これが、すなわち法律の権威の不可思議な基礎であり、
これ以外に基礎は全くない。
（ モンテーニュ ）
8.
本当に心を満足させる幸福は、私たちのさまざまな能力を精いっぱいに行使することから、また私たちの生きている世界が充分に完成することから生まれるものである。
（ バートランド・ラッセル ）
9.
幾何学は上手く測定する技術である。
（ ペトルス・ラムス ）
10.
ファッションは
「わたしはだれ？」という問いと戯れている。
（ 鷲田清一 ）
11.
民主主義はしばしば嫉(ねた)みによって成立する。
（ バートランド・ラッセル ）
12.
哲学はあらゆることについて、
まことしやかな話をし、
学の浅い人々の称賛を博する手段を与える。
（ デカルト ）
13.
雫が岩に穴を開けるのは、
その力ではなく何度も落ちることによってである。
（ オウィディウス ）
14.
最も危険なのは、
質より量へ逃避することだ。
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
15.
人間というものは、
自分自身の価値について、
外にあらわれたしるしを、
つねに自分のために必要とする。
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
16.
女、この生きている謎を解くためには、それを愛さなければならない。
（ アミエル ）
17.
祈りとは、真理の探究。
目に見えない神の中に魂を委ねることではないだろうか？
心から祈るときには、どんな人でも何事かを学ぶものである。
（ エマーソン ）
18.
女は普通、好色よりも見栄を、貞節よりも好色を多く身につけている。
（ ヴォーヴナルグ ）
19.
どんなものでも、自然という造物主の手から出るときは善であり、人間の手に渡ってからは悪となる。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
20.
最も熱烈な恋愛は、最も冷たい週末を有す。
（ ソクラテス ）
21.
幸福への道はただ一つしかない。
それは、意志の力でどうにもならない物事は悩んだりしないことである。
（ エピクテトス ）
22.
なんと速やかに我々はこの地上を過ぎてゆくことだろう。
人生は短い。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
23.
心にある感情を隠すことは、心にない感情を装う以上に難しい。
（ ラ・ロシュフコー ）
24.
（不幸な・不成功な恋愛に）つり込まれないよう警戒するに越したことはない。
というのは、
恋愛の罠にかかるのを避けることは、
かかって後(のち)罠から抜け出るのよりは、
又愛の絆を断ち切るのにくらべれば、
さして困難なことではないからである。
（ ルクレティウス ）
25.
すべては疑いうる。
（ カール・マルクス ）
26.
空中に投げられた石にとって、落ちるのが悪いことではないし、昇るのが良いことでもない。
（ アウレリウス ）
27.
世の中には、勝利よりももっと勝ち誇るに足りる敗北があるものだ。
（ モンテーニュ ）
28.
快活さを失った場合、
それを取り戻す最善の方法は、
いかにも快活そうにふるまい、
快活そうにしゃべることだ。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
29.
生きるためには、
生きるにまかせることだ。
（ バルタザール・グラシアン ）
30.
考えることは自由である。
（ キケロ ）
31.
「自分」というのは、名前でなければ、身分でもない。
体でなければ、心でもない。
ないないづくしで、どこにもない。
それが「自分」というものだけど、だからといって、自分など「ない」というのでもない。
なぜって、自分など「ない」と言っているその自分が、まさにそこに「ある」からだ。
ないけれどもある。
あるけれどもない、それが「自分」というものの正体、その存在の仕方の不思議さなんだ。
何を「自分」と思うかで、その人の自分は決まっているというのも、この意味だ。
（ 池田晶子 ）
32.
真に勇気あり力のある者は、恐ろしい真実を見つめるとともにそれに堪える道を知っている。
（ 和辻哲郎 ）
33.
不当に非難することより不当に称賛してしまうことの方が、（相手の）良心の呵責を呼び起こす。
（ ニーチェ ）
34.
悪人は悪人で、生まれた時からの悪人だという証拠あつめをしてみたり、これは偽物、これは本物という区分を一度たてると、偽物の偽物性、本物の本物性をうらづけることに推理力のすべてをささげたり、そういうのべつまくなしのすごい運動が始まる。
（ 鶴見俊輔 ）
35.
恐怖は常に無知から生じる。
（ エマーソン ）
36.
旅支度が整ったら、荷物はなるべく軽くしよう。
神が与えてくださった恵み深き和ぎに感謝しながら、さあ船を進めようではないか。
（ カール・ヒルティ ）
37.
真に素晴らしい本は内容以上のことを教えてくれる。
その本を置き、仕入れた知恵を試したくなる。
読むことで、行動せずにいられなくなるのだ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
38.
言葉は実行の影法師である。
（ デモクリトス ）
39.
極端な行動は虚栄、普通の行動は習慣、卑劣な行動は恐怖に帰されるならば、過失を犯すことはまずなかろう。
（ ニーチェ ）
40.
神や神の属性について概念を持つことは、人間の能力をはるかに超えている。
（ トマス・ホッブズ ）
41.
どんな女の過失も、男の責任である。
（ ヨハン・ゴットフリート・ヘルダー ）
42.
忠告ほど気前よく人に与えるものはない。
ただし、裁判所だけは例外、無断では行われない。
（ ラ・ロシュフコー ）
43.
真実には特定の時などない。
真実はどんな時代にも真実である。
（ シュバイツァー ）
44.
人生の本質的な問題は、次の点にある。
今日が最初の日であるかのように、
毎日、新しく生活を始めること──
しかし、一切の過去、
その一切の結果、
忘れられぬ一切の古いもの、
それらを必ずそこに集めて、
前提とすること。
（ ゲオルク・ジンメル ）
45.
夫婦生活は長い会話である。
（ ニーチェ ）
46.
少しは生きる苦労があった方がいい。
あまり平坦な一本道は歩かない方がいい。
王様たちが万事思いのままだとすれば、
気の毒なことだ。
（ アラン ）
47.
労働は今日(こんにち)ではもう能産的ではなく、
労働への割当てを再生産するものになっている。
それは、
生産したいのかしたくないのかすらわからなくなっている
社会の一般的パターンのようなものである。
もはや生産の神話もなければ、
生産の（意味）
内容もない。
（ ジャン・ボードリヤール ）
48.
恐怖には、恐怖に対する恐怖というものしかない。
（ アラン ）
49.
「教育」だとか「人づくり」「次世代育成」などと、
ひとは言う。
（私は）「育てる」というこの他動詞のことばが好きではない。
じぶん自身をもてあまし、扱いあぐねているおとなに、
「育てる」というえらそうな物言いがほんとうにできるのか。
（ 鷲田清一 ）
50.
世間を知り、世間に寛大であれ。
世間を楽しむためには、
世間をかすめて生きるべきだ。
（ ヴォルテール ）
51.
我々は、
光のもとで暗闇を、
幸福のもとで悲惨を、
満足のもとで苦痛を思い起こすことはまれである。
しかし、その逆はいつもである。
（ カント ）
52.
不道徳行為を望むのは、大きな誤謬の永続を望むことである。
（ ショーペンハウアー ）
53.
愛というものは単に優しさだけで（あるいは単に弱さだけで）成り立つものではなく、常にはっきりとして揺るがない一つの信仰、言い換えれば幸福な誓いによってしか十分に表現されない、自由で変化しない何ものかを含むものである。
（ アラン ）
54.
富に耐えることができないというのは弱い精神の兆候である。
（ セネカ ）
55.
趣味は魂の文学的良心である。
（ ジョセフ・ジュベール ）
56.
もし人間の精神が理解できるほど単純なのであれば、人間はあまりに単純なためにそれを理解できないだろう。
（ エマーソン ）
57.
愉(たの)しみは、他人の苦しみから生まれる快楽なり。
（ オウィディウス ）
58.
生活は、われわれが自分の欲求との関係で事物を把握することを要請する。
生活するとは行動することである。
生活するとは、諸事物から有用な印象だけを受容し、それに適切な仕方で反応しようとすることである。
（ アンリ・ベルクソン ）
59.
学校や大学で教わることは、学問そのものではなく、学問への手段である。
（ エマーソン ）
60.
神の怒りは一時のものであり、神の慈悲は永遠のものである。
（ ジョセフ・ジュベール ）
61.
物事の手のつけられない厄介さと人間の弱さとを考えたら、何もできやしない。
だから、まず行動してみて、それから自分の行為について考えることだ。
（ アラン ）
62.
過去によって未来をもくろむな。
（ エドマンド・バーク ）
63.
勇気は、どんな嵐が吹こうと、道を途中でやめたり、歩みを止めたりはしない。
（ モンテーニュ ）
64.
断り方を覚えよう。
いつでも誰にでも道をゆずる必要などないのだ。
断り方を知ることは、
引き受け方を知るのと同じくらい大切だ。
（ バルタザール・グラシアン ）
65.
弱い人間は素直になれない。
（ ラ・ロシュフコー ）
66.
自己の所有以上を望まぬ者は富者なり。
（ キケロ ）
67.
民主主義国家には
政治的な不十分さがあるが、
それを民主主義のせいだとするのは
完全に誤っている。
われわれはむしろ自分自身に、
すなわち民主主義国家の市民に
その責を帰すべきである。
（ カール・ポパー ）
68.
天は自(みずか)ら助くる者を助く。
（ ラ・フォンテーヌ ）
69.
人は互いの助けがあれば、ずっと簡単に必要なものを準備できる。
そして力を合わせれば、あらゆるところで襲ってくる危険をもっと簡単に避けられる。
（ スピノザ ）
70.
人間の欲望は他者の欲望である。
（ ジャック・ラカン ）
71.
美は真理の輝きである。
（ プラトン ）
72.
人間の行動は、思考の最上の通訳者だ。
（ ジョン・ロック ）
73.
人間は平等のもとに生まれるが、そこにとどまることはできないだろう。
（ モンテスキュー ）
74.
（相手の考えや意見の）間違いを道理で叩こうとするのは大人気(おとなげ)無いやり方だ。
興奮することなく、もっと馬鹿げたことを言う方が手っ取り早い。
（ ラ・フォンテーヌ ）
75.
遠美近醜（えんびきんしゅう）
（ 清沢満之 ）
76.
まず前もって服従することを学んでいなければ、
人に上手に命令することはできない。
（ アリストテレス ）
77.
船荷のない船は不安定でまっすぐ進まない。
一定量の心配や苦痛、苦労は、いつも、誰にも必要である。
（ ショーペンハウアー ）
78.
その人の不幸は、その人に起こることだけでなく、その人がどのように反応するか、そして苦痛を減らす心理メカニズムが勝つか、それとも苦痛が意識全体を征服する点にまで、苦痛を増加させるメカニズムが勝つか、ということにも左右される。
（ タタルケビッチ ）
79.
我々は、すべてのものが我々のためにつくられたのだと思ってはならない。
（ デカルト ）
80.
希望は賢者を活気づけ、自惚れの強い人や呑気者を釣り込む。
自惚れの強い人や呑気者は、希望の与える約束を軽々しく信頼しきってしまう。
（ ヴォーヴナルグ ）
81.
人間の本質が人間の最高のものであるならば、実践的にも最高かつ最善の掟は、人間に対する人間の愛でなければならない。
（ フォイエルバッハ ）
82.
他人の幸せを願うことは、とりも直さず自分の幸せを求めることである。
（ プラトン ）
83.
真なる世界──それは到達しえないものなのだろうか？
いずれにしても到達されたことはない。
それは到達されたことがない以上、
知られてもいない。
したがってそれは慰めにも救いにも、義務にもならない。
（ ニーチェ ）
84.
どちらが正しい判断かについては、
目でなく心で見分ける。
（ セネカ ）
85.
不当な非難をこうむればこうむるほど、また強暴な言論の圧迫を受ければ受けるほど、我々はますます高く叫ばずにはいられない。
（ ブレーズ・パスカル ）
86.
女性の本質は献身であるが、その外形は抵抗である。
（ キルケゴール ）
87.
偏見は判断を持たない意見である。
（ ヴォルテール ）
88.
わたしたちは生まれて競技場に入り、死んでそこを去る。
競技の終りになってからもっとよく（競技用の）車をあやつる術を学んでなにになる？
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
89.
自然に帰れ
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
90.
暴力は、権力が危うくなると現れてくるが、暴力をなすがままにしておくと最後には権力を消し去ってしまう。
ということはつまり、暴力に対立するのは非暴力であると考えるのは正しくないということである。
（ ハンナ・アーレント ）
91.
友と敵とがなければならぬ。
友は忠言を、敵は警告を与える。
（ ソクラテス ）
92.
好人物な人間は余るほどいるが、
高慢な者に戦い勝つ鉄の心をもった正義の味方はとぼしい。
（ エマーソン ）
93.
精神が満足するのは、それが萎縮しているか、疲労しているかのしるしである。
高貴な精神は自己の裡(うち)にとどまらない。
それは常に自分の能力以上を望んで進んでいく。
（ モンテーニュ ）
94.
歴史は、人間たちがその本性に背いた行為から成り立っている。
（ アラン ）
95.
多くの場合、成功は成功するまでの所要時間を知っているか否かにかかっている。
（ モンテスキュー ）
96.
学校でだけ教育を受けた子供は、教育を受けていない子供である。
（ サンタヤーナ ）
97.
多くの人々は富を獲得するや、もろもろの悪からのがるることをせず、より大なるもろもろの悪へ転向する。
（ エピクロス ）
98.
人はそれぞれ、自分のすることは申し分ないと思う。
（ キケロ ）
99.
少年の頃の理想主義の中に、人間にとっての真理が潜んでいる。
そして少年の頃の理想主義は、何ものにも換えることが出来ない人間の財産である。
（ シュバイツァー ）
100.
人間には
「しなければいけないこと」
「したいこと」「できること」しかありません。
この三つのうち、
現実的にまず着手可能なのは、
突き詰めると「できること」だけです。
とにかく、
できることから始めるしかないのです。
（ 岸見一郎 ）
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