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哲学者・思想家の名言
☆ １１月１０日 ☆
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1.
ほとんどすべての人が小さな恩義に喜んで恩返しをする。
多くの人が中くらいの恩義を恩に着る。
しかし大きな恩義に対して恩知らずでない人はほとんど一人もいない。
（ ラ・ロシュフコー ）
2.
徳性は宝石のようなもので、あっさりした台に嵌（は）めこまれたものが最上である。
（ フランシス･ベーコン ）
3.
理性は情念の奴隷である。
（ デイヴィッド・ヒューム ）
4.
他人と比較してものを考える習慣は、
致命的な習慣である。
（ バートランド・ラッセル ）
5.
この世で一番重い物体は、もう愛していない女の体である。
（ ヴォーヴナルグ ）
6.
怠け者はいつも何かをしたがっている。
（ ヴォーヴナルグ ）
7.
私は知恵を貨幣に鋳造したい。
つまり、知恵を鋳造して、覚えやすく、伝えやすい箴言と格言とことわざとにしたい。
（ ジョセフ・ジュベール ）
8.
人は他人に親切を尽くすことに喜びを感じる。
しかし他人に親切にされるのを恥ずかしく思う。
なぜなら、親切を与えるのは優越の証(しるし)であり、それを与えられるのは劣等の証(しるし)であるからだ。
（ アリストテレス ）
9.
戦争は誰が正しいかを決めるのではない。
誰が生き残るかを決めるのだ。
（ バートランド・ラッセル ）
10.
他人の不幸に同情するのは、自分に無関係だと思えない時だけである。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
11.
食卓は祭壇の一種で、
祭日や饗宴の日には
飾らなければならない。
（ ジョセフ・ジュベール ）
12.
強欲を棄て去りたくば、その母たる贅沢を棄てよ。
（ キケロ ）
13.
誠実な友として相携（たずさ）えて共に耐え抜いてきた苦労にまさる強いきずなはない。
（ カール・ヒルティ ）
14.
孤独な者よ、君は創造者の道を行く。
（ ニーチェ ）
15.
私にとっては、
わずかばかりの自分の知識を本にするよりも、
独り学ぶ楽しみのほうがはるかに大きい。
（ デカルト ）
16.
話していて楽しい人が少ないのは、ほとんどの人が、明確な答えをすることよりも、自分の言いたいことに心が向いているからです。
（ ラ・ロシュフコー ）
17.
私にしてみれば、快楽や恥辱のうちにあって喜んでいる者のほうが、艱難に耐えているとおぼしい者よりなお、同情に値する。
（ アウグスティヌス ）
18.
よく祈る者とはよく愛する者なり
人をも鳥をも獣をも
最もよく祈る者とは最もよく愛する者なり
大なるものでも小なるものでもすべてのものを
われらを愛したまう神は
すべてをつくり、すべてを愛したまえばなり
（ コールリッジ ）
19.
大胆は無知と卑劣の子であって、他の資格よりはるかに劣る。
（ フランシス･ベーコン ）
20.
国民精神を根本からくつがえすことは、
法的な指令を変えることと同様に、
いやそれ以上に、危険なことである。
（ モンテスキュー ）
21.
（永遠平和は）経験に教えられた我々が、絶対に努力すべきであるし、またそれが可能なことは、「理想としての戦争」という考え方のいかなる残骸をも駆逐し、それを完全に根絶することである。
（ ベネデット・クローチェ ）
22.
目的を忘れることは、愚かな人間にもっともありがちなことだ。
（ ニーチェ ）
23.
恋するものの狂乱は、あらゆる狂乱の中で最も幸いなるものなり。
（ プラトン ）
24.
正義とは、己にふさわしきものを所有し、己にふさわしきように行為することなり。
（ プラトン ）
25.
我々の持つ可能性に比べると、現実の我々は、まだその半分の完成度にも達していない。
我々は、肉体的・精神的資質のごく一部分しか活用していないのだ。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
26.
さあ、サイコロは投げられた。
私はルビコン河を渡るのだ。
この道は私を戦いに導くだろう。
だが私はたじろぎはしない。
私は私の手で見出した「この道」を駆け抜けて進むのだ。
（ キルケゴール ）
27.
些細なことが我々を慰めるのは、些細なことが我々を悩ますからだ。
（ ブレーズ・パスカル ）
28.
理性は、本性よりもしばしば我々を欺く。
（ ヴォーヴナルグ ）
29.
思考という要素を含まなければ、経験は意味を持ち得ない。
（ ジョン・デューイ ）
30.
善なる行為も、習慣のおかげで善行でなくなってしまう。
（ カント ）
31.
青年は希望の幻影を持ち、老人は想起の幻影を持っている。
（ キルケゴール ）
32.
人間的行為の宗教がないところには、いかなる宗教も存在し得ない。
（ サミュエル・クラーク ）
33.
神が人間に一つの舌と二つの耳を授けたのは、
しゃべるより二倍多く聞くためである。
（ エピクテトス ）
34.
人間の心の一番奥底にあるのは、人に喜ばれたいという渇望だ。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
35.
「社会」なんてものを目で見た人はいないのに、人はそれが何か自分の外に、自分より先に、存在するものだと思っている。
思い込んでいるんだ。
それが自分や皆でそう思っているだけの観念だということを忘れて、考えることをしていないから、思い込むことになるんだね。
（ 池田晶子 ）
36.
人生は生きるに値するか？
それはひとえに肝臓にかかっている。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
37.
人生は努力なり、活動なり、而(しか)して煩悶は即ち活動の源泉なり。
（ 桑木厳翼 ）
38.
キリスト教徒の神は、リンゴを大切にしながら、子供をなおざりにする父親である。
（ ドゥニ・ディドロ ）
39.
富に耐えることができないというのは弱い精神の兆候である。
（ セネカ ）
40.
大事件は二度あらわれる。
一度目は悲劇として、二度目は喜劇として。
（ カール・マルクス ）
41.
人間は自分が置かれている環境に
うまく適応している限りで、
その環境の本質を理解することはできない。
（ カール・シュミット ）
42.
過去というものは、人間がいかなる態度をとるべきかを教える力がない。
そのことは、人間が自分の回想する過去の光の中で覚醒し、自分自身で決断しなければならないことを意味する。
（ カール・ヤスパース ）
43.
迷信は、下劣な魂の持ち主たちの可能な唯一の宗教である。
（ ジョセフ・ジュベール ）
44.
自分の知識をひけらかしてばかりいたら、成長にとって必要な自らの無知を自覚することなど、どうしてできるだろうか。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
45.
真実はすべて３つの段階を経る。
１つ目はあざ笑われる段階。
２つ目は激しく攻撃される段階。
３つ目は自明なこととして受け入れられる段階。
（ ショーペンハウアー ）
46.
死を恐れるということは、知恵がないのに、あると思っていることにほかならないのだ。
なぜなら、それらは、知らないことを知っていると思うことだからだ。
（ ソクラテス ）
47.
我々は現在だけを耐え忍べばよい。
過去にも未来にも苦しむ必要はない。
過去はもう存在しないし、未来はまだ存在していないのだから。
（ アラン ）
48.
他人のために生きることは容易である。
誰でも皆していることである。
（ エマーソン ）
49.
孤独を知りたかったら恋愛せよ。
（ 作者不詳 ）
50.
思考は行動の種子である。
（ エマーソン ）
51.
節制や不屈の精神、自由、荘厳といった理念を理解することがなければ、
決して音楽家にはなれない。
（ プラトン ）
52.
人間には、たくらんだ裏切りより、心弱きがゆえの裏切りのほうが多いのだ。
（ ラ・ロシュフコー ）
53.
特定の土地を囲い込んで「これは俺の土地だ」と宣言することを思いつき、他人にもごく素直に自分の言い分を信じ込ませた最初の人間こそ、市民社会の真の創始者であった。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
54.
愛するとは、誰かに親切を施したいと望むことである。
（ アクィナス ）
55.
才能は称賛の方へなびく。
称賛の声は才能を幻惑する人魚である。
（ ジョセフ・ジュベール ）
56.
飲めば飲むほどのどが渇く
（ オウィディウス ）
57.
我々人間は集団を好む動物であるとともに、自分の同族に認められること、それも好意をもって認められることの好きな動物である。
もし自分の属する社会集団の誰からも完全にそっぽを向かれるとすれば、こんな残酷な刑罰はあるまい。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
58.
不幸な人間は、いつも自分が不幸であるということを自慢しているものです。
（ バートランド・ラッセル ）
59.
罪悪、苦悩は人間の精神的向上の要件である。
（ 西田幾多郎 ）
60.
人間の偉大さは、考える力にある。
（ ブレーズ・パスカル ）
61.
結婚するときはこう自問せよ。
「年をとってもこの相手と会話ができるだろうか」
そのほかは年月がたてばいずれ変化することだ。
（ ニーチェ ）
62.
誰でもなれるものには、
魅力を感じ難い。
（ 鷲田小彌太 ）
63.
神は現世におけるいろいろな心配事の償いとして、われわれに希望と睡眠を与えた。
（ ヴォルテール ）
64.
何より大事なことだが、
我々は現在にしか生きられないのだ。
過去を顧み、
人生の一瞬たりとも無為に過ごしたことはなかったと言い切れる者は、
最も幸福な人間である。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
65.
ファッションは、
不確定なものを不確定なままに定着させる装置なのである。
（ 鷲田清一 ）
66.
目的を遂げるのに、長い忍耐をするよりも、目覚ましい努力をすることのほうが、まだ容易である。
（ ラ・ブリュイエール ）
67.
自信とは、希望への確信と自己への信頼を持って、偉大で栄誉ある道に乗り出す心の感情である。
（ キケロ ）
68.
男は女同士の憎悪の原因である。
（ ラ・ブリュイエール ）
69.
害徳の名誉は、これから手に入れなければならない名誉の担保である。
（ ラ・ロシュフコー ）
70.
洗練された眼差しは、
細やかで鋭敏な感性に他ならない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
71.
人間の世に起こる事件で心配に値するものは何もない。
（ プラトン ）
72.
どんなに豊かな土壌でも、耕さなければ実りをもたらさない。
人の心も同じである。
（ セネカ ）
73.
人は何を愛すかという問題に対して人がなし得る唯一の答えは、人は愛されるにふさわしいものを愛す、ということである。
（ キルケゴール ）
74.
ソクラテスは、おまえはどこの人かと尋ねられて、「アテナイの人だ」と答えずに、「世界の人だ」と答えました。
彼は普通以上に充実した広い思想の持主でしたから、全世界を自分の町と考え、自分の知人や、交際や、愛情を全人類に向かって拡げていたのです。
（ モンテーニュ ）
75.
声の調子や目つきや姿のうちにも、取捨選択した言葉に劣らない雄弁がある。
（ ラ・ロシュフコー ）
76.
沈黙は愚か者の知恵である。
（ ラ・ブリュイエール ）
77.
人間の真の学問、真の研究、それは人間である。
（ ピエール・シャロン ）
78.
悪徳の上り坂は緩やかである。
（ セネカ ）
79.
人は愛しているかぎり許す。
（ ラ・ロシュフコー ）
80.
倦怠する者が倦怠に身をもてあますように、羨望する者は、羨望で身をいじめる。
（ アラン ）
81.
医者よ、あなた自身を助けなさい。
そうすれば、あなたはあなたの病人たちをも助けることになる。
自分自身を癒す者を、目の当たりに見ることが、病人の何よりの助けになるようにすれば良い。
（ ニーチェ ）
82.
いかなる人間にも、三つの望みがある。
健康であること、
正直な手段で金持ちになること、
そして美しくあること。
（ プラトン ）
83.
微笑したり首をすくめたりすることは、
心配事に対する対策として知られている。
（ アラン ）
84.
人々は彼らの感情にふさわしい信仰を抱く傾向がある。
残忍な人々は残酷な神を信じ、そして彼らの残忍さを弁明するためにその信仰を利用する。
ただ、親切な人は親切な神を信じ、彼らはどんな場合にも親切であるだろう。
（ バートランド・ラッセル ）
85.
我々はいずれ死ぬ運命にある。
しかし真実を扱うことにおいては、我々は不死であり、変化も偶然も恐れる必要はない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
86.
（小さな木の）枝の先を地面に押しつけていると、手が離れたとたん、枝は再び空に向かってまっすぐに延びる。
（ ポエティウス ）
87.
虚偽を加味することは、金貨銀貨に加える混ぜ物のように、実用に役立たせるかも知れないが、その質を低下させる。
（ フランシス･ベーコン ）
88.
教える事は二度習う事である。
（ ジョセフ・ジュベール ）
89.
人は大きな計画を軽蔑する。
その計画を成功させることが自分にはできないと感じるときには。
（ ヴォーヴナルグ ）
90.
自分を最も深く動かすものを信じなさい。
（ サム・キーン ）
91.
指輪や宝石は贈り物ではない。
唯一の贈り物は、汝自身の一部を贈ることだ。
（ エマーソン ）
92.
技術も知恵も到達不可能である、もし人が学ばないならば。
（ デモクリトス ）
93.
十分暗くなれば、人は星を見る。
（ エマーソン ）
94.
私は、世界中があまりにも働きすぎ、労働それ自体がすでに立派であり美徳であるという信念が非常に大きな害を引き起こしているので、近代的工業国家に対して、これまで説いてきたのとは全く違ったことを説く必要があるのではないかと思う。
（ バートランド・ラッセル ）
95.
他人の生活と比較することなく、
汝自身の生活を楽しめ。
（ ニコラ・ド・コンドルセ ）
96.
我々が敵と和解するのは、味方の条件をより有利にしようと願うからであり、戦争に疲れ果てているからであり、また、何か凶事が起こりはしないかと杞憂するからにすぎない。
（ ラ・ロシュフコー ）
97.
記憶とは、活動したり消したりすることのできない持続である。
（ アンリ・ベルクソン ）
98.
人を信じなさい。
そうすれば、人はあなたに誠実にふるまうだろう。
人に寛大でありなさい。
そうすれば、人も寛大さを示してくれるだろう。
（ エマーソン ）
99.
宇宙はただひとつの物質と、ただひとつの魂とを有する一つの生き物としてつねに考えよ。
（ アウレリウス ）
100.
誰でも間違いをすることはある。
しかし、間違いに固執するのは馬鹿以外にはない。
（ キケロ ）
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