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永遠に栄える国は
立派な道徳と文化とが 根柢(こんてい)とならねばなりませぬ。 西田幾多郎[にしだ・きたろう]
(明治〜昭和の哲学者、1870〜1945) 『西田幾多郎書簡集』(藤田正勝編) 〈全文〉
私は国体を武力と結びつけ 民族的自信を武力に置くというのが 根本的誤(あやまり)ではないかと思うのです。 古来武力のみにて栄えた国はありませぬ。 武力はすぐ行づまります。 __ Link __ 永遠に栄える国は 立派な道徳と文化とが 根柢とならねばなりませぬ。 __ Link __ 我国民今や実にこの根底から大転換をやらねばならぬ時ではないでしょうか。
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