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哲学者・思想家の名言
☆ １０月８日 ☆
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1.
人の賢さは、その人が何を望むかで計ることができる。
（ エマーソン ）
2.
欲しいものではなく、
自分自身を手に入れなさい。
（ ヨハン・ゴットリープ・フィヒテ ）
3.
神のささやきが聞こえるように沈黙しよう。
（ エマーソン ）
4.
話題に窮したときに、自分の友人の秘密を暴露しない者は稀である。
（ ニーチェ ）
5.
そうすることができると信ずる者が勝つ。
（ エマーソン ）
6.
汝を高むる者は
ただ汝自身の中にあり。
（ 阿部次郎 ）
7.
子は子の全財産を子とともに運ぶ。
（ キケロ ）
8.
高潔な人は恩恵を施すことを好むが、恩恵を施されることを恥じる。
（ アリストテレス ）
9.
人類の暴君たる法は、
（人類の）本性に反する多くのことをなすべく、
しばしば我々に強制す。
（ プラトン ）
10.
善行は、これを他人に施すものではない。
これをもって自分自身の義務を済ますのである。
（ カント ）
11.
いかに世間が判断を誤りやすいとはいえ、偽の偉さを厚遇する例の多さは、真の偉さを冷遇する場合を、さらに上回るものがある。
（ ラ・ロシュフコー ）
12.
我が行いを見習えと、誰にでも言い得るよう行為せよ。
（ カント ）
13.
一定の党派から感心されるには、自分で独立に思惟し判断するよりも、きまり文句を平気でいうほうが近道だ。
演説会で喝采を博しようと欲する者がきまり文句を叫ぶことを忘れてはならないのと同様である。
（ 三木清 ）
14.
世間では、愛は人間と人間との間の関係であるというが、キリスト教の教えによれば、愛は人間と神との間の関係であるという。
というのは、神が愛の媒介であるからである。
（ キルケゴール ）
15.
だれに対しても、不正を不正でもって、悪を悪でもって、埋め合わせしてはいけない。
よしんば、その相手にどれほど苦しめられていようと、である。
（ プラトン ）
16.
賢い者は、機会を見つける以上に、機会を多く創る。
（ フランシス･ベーコン ）
17.
他人から理解されたり、認められたり、必要とされたりすることが、一番大切なことだっていうのは、今の人間達が共通に信じ込まされている、間違った信仰なんだ。
人間は自分のことを分かってくれる人なんかいなくても生きていけるってことこそが、人間が学ぶべき、何より大切なことなんだ。
（ 永井均 ）
18.
出発の時が来た。
我々は我々の道を行く──私は死への道を、君は生への道を。
どっちが一層よいかは、神のみぞ知る。
（ ソクラテス ）
19.
病気は、いわゆる人間必滅の心の経験である。
病気は身体に現れた恐怖である。
（ アミエル ）
20.
人間は物事それ自体によってではなく、これに関して抱いている考えによって苦しめられている。
（ モンテーニュ ）
21.
科学的に思考する場合、主体による客体への想念は、常に計画という形をとる。
（ ガストン・バシュラール ）
22.
空想が人の心に第二の天性を植えつけると、理性でいくら逆らっても無駄である。
（ ブレーズ・パスカル ）
23.
いかなる職業でも、
自分が支配するかぎり愉快であり、
服従するかぎり不愉快である。
（ アラン ）
24.
自己に与えられた条件を
ギリギリまで生かすことが、
人生の生き方の最大最深の秘訣である。
（ 森信三 ）
25.
人間はすべて、
文明が進めば進むほど
俳優になっていく。
つまり、人間は
他人に対する尊敬と好意、典雅と無私の風を装うが、
それにたぶらかされる人はいない。
（ カント ）
26.
私は毒蛇にかまれても、かまれたことのある人々以外にはその状態がどういうものであったか語る気にならない。
なぜなら、この人々だけがその苦痛の凄さを分かってくれ、同情してくれるだろうからね。
（ プラトン ）
27.
私は人生を他人の二倍も楽しんでいる。
なぜなら享受の尺度は、我々がそこに注ぐ熱意の多少に依存するからである。
（ モンテーニュ ）
28.
あらゆる真実は一度発見されれば理解するのは容易だ。
肝心なのは真実を発見することだ。
（ ガリレオ・ガリレイ ）
29.
名誉の悪用やこの世の虚妄について
最も多く呼号する者は、
最も多く名誉に飢えているのである。
（ スピノザ ）
30.
我々は心穏やかでいられるだろう。
集団から離れているだけで。
（ セネカ ）
31.
隣人を愛するというのは、神がそれを要求するがゆえに正しいのではなく、むしろ、それが自然として正しいことであるからこそ、神がそれを要求するのである。
（ ブレンターノ ）
32.
強欲を棄て去りたくば、その母たる贅沢を棄てよ。
（ キケロ ）
33.
教育は国民の安価な防備である。
（ エドマンド・バーク ）
34.
私は人生をあるがままに楽しむ。
たとえ救貧院に住んでいても、楽しい、胸が躍(おど)る、輝かしい人生が送れるはずだ。
夕日は富豪の大邸宅からも救貧院の窓からも、輝かしく照り返す。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
35.
愚者は名高い作者のものならなんでも賞賛する。
（ ヴォルテール ）
36.
沈黙を守っている知恵、あるいは発言する力なき知恵は無益なり。
（ キケロ ）
37.
音楽は人生と同じく、本質的には無効である。
（ サンタヤーナ ）
38.
私たちは、いわば二回この世に生まれる。
一回目は存在するために、二回目は生きるために。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
39.
法は国家の市民が互いに裁判を行うひとつの公約なり。
（ アリストテレス ）
40.
いつも大きすぎる課題を負わされてきたために、才能が実際よりも乏しく見える人が少なくない。
（ ニーチェ ）
41.
評判が良くない規則というのは、
長続きしないものだ。
（ セネカ ）
42.
もう少し多くを知り、
もう少しゆっくり生きよ。
（ バルタザール・グラシアン ）
43.
教育の目的は性格の形成にある。
（ ハーバート・スペンサー ）
44.
子ども達は批判よりも模範を必要とする。
（ ジョセフ・ジュベール ）
45.
丁寧に拒絶することが出来るのは、交際の上で重要な術である。
（ カール・ヒルティ ）
46.
忠告ほど気前よく人に与えるものはない。
ただし、裁判所だけは例外、無断では行われない。
（ ラ・ロシュフコー ）
47.
どんなに小さなことにも細心の注意を払って生きよ。
人生において「少しずつ」というのは小さなことではないのだから。
（ セクストス ）
48.
教訓すること、
喜ばせること、
（心を）動かすこと、
これが雄弁の三要件である。
（ キケロ ）
49.
各人は自己の前を見る。
私は自己の内部を見る。
私は自己だけが相手なのだ。
私はつねに自己を考察し、検査し、吟味する。
（ モンテーニュ ）
50.
文明人は鉄道客車をつくったが、
自己の足を使うことを失った。
（ エマーソン ）
51.
外からの出来事が人の運の良し悪しに大いに関係することは確かだ。
これには、他人の好意、機会、関係者の死、その人の美徳ゆえの機会などが入る。
だが、自分の運をどう発展させていくかの問題は、その人の手中にしかない。
（ フランシス･ベーコン ）
52.
この物理的宇宙が存在することも同じ（＝人生と同じ暇つぶし）である。
惑星が爆発したり、星雲が巡ったり、あれらすべて壮大な暇つぶしであると、私には見える。
べつにすることもないから、ああやって遊んでいるのである。
（ 池田晶子 ）
53.
哲学はあらゆることについて、まことしやかな話をし、学の浅い人々の称賛を博する手段を与える。
（ デカルト ）
54.
より大きな河を以前見たことのない者には、どんな河でも一番大きな河に見えるものであり、樹にしても、人にしても巨大に見えようし、あらゆる種類のものでも、誰でも一番大きいと思って見たものはすべて、これ巨大なものと想像するものである。
（ ルクレティウス ）
55.
理解することは同意することの始まりだ。
（ スピノザ ）
56.
学校でだけ教育を受けた子供は、教育を受けていない子供である。
（ サンタヤーナ ）
57.
今日覚悟のできていない者は、明日になればさらに覚悟ができていない。
（ オウィディウス ）
58.
ファシズムが展開するもととなった精神的体系の創始者たちは、
すべてある共通の特徴を持っている。
彼らはキリスト教的な形の厳しさに対して、
スパルタ的な形の厳しさを代表する。
（ バートランド・ラッセル ）
59.
人は、自分を愛しているから嫉妬するんじゃなくて、
愛していないから嫉妬するんだ。
面白いもんだね。
（ 池田晶子 ）
60.
人間とは取引をする動物なり。
犬は骨を交換せず。
（ アダム・スミス ）
61.
人間がだまし合いをしなかったら、この世で長い間暮らしてはいけないだろう。
（ ラ・ロシュフコー ）
62.
父親の生物学的機能は、
子供をその無力のあいだに保護することである。
この生物学的機能が国家に継承されるならば、
父親はその存在事由を失う。
（ バートランド・ラッセル ）
63.
愚痴はいかなる理由があろうとも、
決して役には立たない。
（ エマーソン ）
64.
貧しさは貧しいと感じるところにある。
（ エマーソン ）
65.
どこから見ても確かな格言は、千のうち一つしかない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
66.
楽しみへの期待は、楽しみそのものより心ときめくことがある。
（ タタルケビッチ ）
67.
欠点の中には、美点に結びついて美点を目立たせ、矯正しないほうがよいという欠点もある。
（ ジョセフ・ジュベール ）
68.
苦労を伴う学問研究や難渋を極める思索に、
たとえ女性が成功したとしても、
それは彼女の性にふさわしい美点を破壊する。
（中略）それによって彼女は冷ややかな尊敬は受けようが、
異性に対して絶大な力をふるう魅力は失われる。
（ カント ）
69.
最も大切なことは、生きることそのものではなくて、善く生きること、美しく生きることである。
（ ソクラテス ）
70.
この人生は生きる価値があると言えるだろう。
なぜなら、人生は自分で作るものであるからだ。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
71.
羞恥心はすべての人にまことにふさわしいものである。
しかし、それを克服するすべを、そしてそれを決して失わないすべを心得ておかねばならない。
（ モンテーニュ ）
72.
心を向上させるために、我々は瞑想をするよりも、学ぶことを少なくすべきである。
（ デカルト ）
73.
自由・平等は悪い原理である。
真の人間的原理は正義である。
弱者に対する正義は保護もしくは善意である。
（ アミエル ）
74.
「文化」は
言語の条件であり、
同時に、その産物である。
（ ジョン・デューイ ）
75.
話すように書かねばならぬ。
（ ヴォルテール ）
76.
間違った意見は一般に考えられているほど世の中には多くない。
というのは、たいていの人々は意見をぜんぜん持たず、他人の意見か、あるいはただの伝聞や人の受け売りで満足しているからである。
（ ジョン・ロック ）
77.
懐疑は哲学への第一歩である。
（ ドゥニ・ディドロ ）
78.
老人が長く生きてきたことを証明するものを、年齢以外に何も持っていないことほど不名誉なことはない。
（ セネカ ）
79.
大胆は無知と卑劣の子であって、他の資格よりはるかに劣る。
（ フランシス･ベーコン ）
80.
希望はうまい朝食だが、晩飯にしてはまずい。
（ フランシス･ベーコン ）
81.
人間の持つ性情のうちで最も強いものは、他人に認められることを渇望する気持ちである。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
82.
この世紀には三通りの人間が見られる。
生きている人間、
死んだ人間、
それに船で海を帆走る人間がそれである。
（ アナカルシス ）
83.
暴君は暴君でも、
一番危険なのは、
生命がひとつ、胃袋がひとつしかない暴君ではなく、
破壊されることのない、
飽くことのない暴君、
自分の欲望、自分の憤怒に
すべてを打ち込む賤民である。
（ アミエル ）
84.
富は賢者のもとにあっては奉仕し、愚者のもとにあっては命令する。
（ セネカ ）
85.
食べ物を一番上手に味つけするのは空腹である。
（ ソクラテス ）
（ 空腹（飢え・食欲）が料理（食べ物・食事）を美味しくする ）
86.
すべての信仰にある特徴は、不信仰をしりぞける点である。
（ カール・ヤスパース ）
87.
人は軽蔑されたと感じたときによく怒る。
だから自信のある者はあまり怒らない。
（ 三木清 ）
88.
事故の原因は、事故そのものよりも興味深い。
（ キケロ ）
89.
真の平等主義と過激な平等主義との間には、
天地の差がある。
前者は決して、誰も彼もが命令を発するのだとか、
誰一人命令を受ける者はないのだとかいうことではなく、
同輩の言うことに耳を傾け、
同輩に命令する、
ということなのである。
（ モンテスキュー ）
90.
恋する男にとっては、相手がどんな身なりをしていても、そんなことはどうでもいい。
相手も彼のことを考えていることがわかればいいのだ。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
91.
男は建設すべきものも、破壊すべきものもなくなると、非常に不幸を感じるものである。
（ アラン ）
92.
人間である限り、誰でも過ちはある。
しかし賢者や善人は、自分の過ちや失敗の中から、未来に備えるための知恵を学び取る。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
93.
君はいつでも好きな時に、自分自身の内に引きこもることができるのである。
実際いかなる所といえども、自分自身の魂の中にまさる平和な閑寂な隠れ家を見出すことはできないであろう。
（ アウレリウス ）
94.
慢心は消し止めねばならぬこと、大火(たいか)以上だ。
（ ヘラクレイトス ）
95.
私は隣人に対する愛を諸君には勧めない。
私が諸君に勧めるのは遠き者に対する愛である。
（ ニーチェ ）
96.
有能の評判を得たいという欲望は、
しばしば有能になることの邪魔をする。
（ ラ・ロシュフコー ）
97.
私はどんなに失望している時でも、やはり心の底の底で自分を信じているようです。
（ 和辻哲郎 ）
98.
人間は社会的動物なり。
（ セネカ ）
99.
競合社会では、個の野心が公の利益。
（ アダム・スミス ）
100.
少ししか持っていない人が貧乏なのではない。
たくさん欲しがる人が貧乏なのだ。
（ セネカ ）
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