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哲学者・思想家の名言
☆ ５月２６日 ☆
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1.
羊飼いは、全群を導く一匹の羊を必要とする。
さもなくば、彼みずからその羊にならねばならぬ。
（ ニーチェ ）
2.
敗戦当夜、食事をする気力もなくなった男は多くいた。
しかし、夕食をととのえない女性がいただろうか。
（ 鶴見俊輔 ）
3.
人は賢明になればなるほど、
ますます腰を低くして
他人から学ぼうとする。
（ ロジャー・ベーコン ）
4.
人は好んで他人の心を推察するが、他人にこちらの心を推察されるのを好まない。
（ ラ・ロシュフコー ）
5.
まず第一に理解しなければならないことは、自分が理解していないということである。
（ サルトル ）
6.
妻子を持つ者は、
運命に人質をとられたようなものである。
というのは、
妻子は善であれ、悪であれ、
大事業の足手まといとなるからである。
（ フランシス･ベーコン ）
7.
知識を通して教えるには、長い時間がかかるけれども、具体例を通して教えれば、時間も短時間で済み、しかも有効である。
（ セネカ ）
8.
人類史は記号の歴史、つまり宗教の歴史である。
（ アラン ）
9.
聴く者には何も理解できず、
語る当人も同様に理解していない。
これが形而上学だ。
（ ヴォルテール ）
10.
推理する能力を持っている人はたくさんいるが、判断する能力を持っている人は少ししかいない。
（ ショーペンハウアー ）
11.
理性は、本性よりもしばしば我々を欺く。
（ ヴォーヴナルグ ）
12.
学問とはわずかな時の間に、
数百千年の人類の経験を受け取ることである。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
13.
孤独を愛する者は野獣か、そうでなければ神である。
（ アリストテレス ）
14.
身体の美は、もし知性がその根底になければ、動物的なものに過ぎず。
（ デモクリトス ）
15.
人が失敗する原因は、ひとつしかない。
それは本当の自分に対する信頼の欠如である。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
16.
誰も我々の前では、我々の不在のときに語るように、我々のことを語らない。
人と人とのあいだに存する結合は、このような相互の欺瞞(ぎまん)の上に築かれたものにほかならない。
（ ブレーズ・パスカル ）
17.
ヒロイズムは虚栄と相容れない。
また、それと同じ原因と結果を持たない。
虚栄が大きければ、それだけ栄光の愛は小さい。
（ ヴォーヴナルグ ）
18.
「誰にも迷惑かけないのに何が悪いの」というのも、売春する子の屁理屈だ。
その子が売春したところで、誰も迷惑は受けないし、悪くなることも何もない。
だけど、この世の中でたった一人だけ、大変な迷惑を受け、大変悪いことになる人がいる。
売春しているまさにその子だ。
心も体も大事にしないで、それが悪くならないはずがないじゃないか。
（ 池田晶子 ）
19.
豊かな人間とは、自身が富であるような人間のことであって、富を持つ人間のことではない。
（ カール・マルクス ）
20.
断念することをほんとうに知っている者のみがほんとうに希望することができる。
（ 三木清 ）
21.
年をとったら謙虚にならなくては。
（ サルトル ）
22.
過去に大きな出来事に遭遇した場合、その影響がまったくないとは言い切れません。
もちろんあるでしょう。
ただ、同じ出来事を経験したかたらといって、皆が同じようになるわけではない。
（ 岸見一郎 ）
23.
我々は、我々の大切な人の死に涙を流しているのだと言いながら、実は我々自身のために涙を流しているのだ。
（ ラ・ロシュフコー ）
24.
問題解決より問題づくりの方がずっと大切だ。
（ ジョン・デューイ ）
25.
単によい歌い手や踊り手であるだけでは、世間で抜きん出るわけにはいかない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
26.
些細な犠牲によって、礼儀正しさは成立している。
（ エマーソン ）
27.
大事もなしうる者は、
小事もなしうる。
（ アリストテレス ）
28.
細部を気にしていると、人生は少しずつ浪費されてゆく。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
29.
苦しみから湧き出る楽しみは甘美なり
（ オウィディウス ）
30.
君がもし考えることをしない人間であるとすれば、いったい君は何のために人間であるのか？
（ コールリッジ ）
31.
全ての道はローマに通ず。
（ ラ・フォンテーヌ ）
32.
貧困が犯罪を生む母であるとすれば、知性の欠如はその父である。
（ ラ・ブリュイエール ）
33.
毎日を最後の一日のように思いつつ生きよ。
（ セネカ ）
34.
我々は何かを得ることによって生活しているが、人生は与えることによって豊かになる。
（ シュバイツァー ）
35.
情念は過度でなければ美しくありえない。
人は愛しすぎないときには十分に愛していないのだ。
（ ブレーズ・パスカル ）
36.
善人においては、現世にても死後にても、悪は発生せず。
（ ソクラテス ）
37.
優位の座ぶとんに納まっている者はいねむりをするものだ。
圧され、苦しめられ、打ち負かされて、何かを学ぶ機会が恵まれるというものである。
（ エマーソン ）
38.
親は子どもに対して「何かできることはないですか」と常に言っておけば十分です。
そして、子どもが何も言ってこなければ何もしないほうがいいのです。
（ 岸見一郎 ）
39.
人間は、他人が思うほど幸福ではないし、自分が考えるほど不幸でもない。
（ ラ・ロシュフコー ）
40.
孤独は内に閉じこもることではない。
孤独を感じるとき、試みに、自分の手を伸ばして、じっと見詰めよ。
孤独の感じは急に迫ってくるであろう。
（ 三木清 ）
41.
痛みに対する恐怖は、しばしば、痛みそのものより重くのしかかる。
（ タタルケビッチ ）
42.
（永遠平和は）経験に教えられた我々が、絶対に努力すべきであるし、またそれが可能なことは、「理想としての戦争」という考え方のいかなる残骸をも駆逐し、それを完全に根絶することである。
（ ベネデット・クローチェ ）
43.
内的な生活を持たない人は、環境の奴隷である。
（ アミエル ）
44.
教育には天性と訓練を必要とす。
人は若いときより学ぶことを始めるべきなり。
（ プロタゴラス ）
45.
快活さを失った時、
他人に頼らず自発的に快活さを取り戻す秘訣は、
いかにも楽しそうな様子で
動き回ったり、しゃべったりしながら、
すでに快活さを取り戻したように振舞うことである。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
46.
子供と動物はずいぶんよく似ています。
どちらも自然に近いのです。
でも子供が狡猾な猿よりも良く理解する事が一つあります。
それは偉人の立派な行為のことです。
（ プラトン ）
47.
相手の張った罠に落ちたふりをしてみせるくらい、巧妙を極めたずるさはない。
（ ラ・ロシュフコー ）
48.
すべての歴史は「現代史」である。
（ ベネデット・クローチェ ）
49.
実際、実生活において愚者は、
最高の真理にも最低の真理にも注意を払わないし、
無学ではあるが狡猾な連中は、
最低の真理は目ざとく見つけるが
最高の真理には目を向けない。
（ ジャンバッティスタ・ヴィーコ ）
50.
人はしばしば弱気がゆえに強く、臆病なるがゆえに大胆である。
（ ラ・ロシュフコー ）
51.
雄弁家たちは功名心にかられやすい。
なぜならば、雄弁は彼ら自身にも、またほかの人々にも英知に見られるからである。
（ トマス・ホッブズ ）
52.
人生の行為において、習慣は主義以上の価値がある。
何故(なぜ)かというと、習慣は生きた主義であり、肉となり、本能となった主義である。
（ アミエル ）
53.
心の安らぎを得ている者は、自分自身に対しても他人にも迷惑をかけない。
（ エピクロス ）
54.
美学的に完璧なものが世の中に二つある。
時計と猫だ。
（ アラン ）
55.
悪人は善人のずる賢さに気づいていつも驚く。
（ ヴォーヴナルグ ）
56.
人間はお互い同士のために創られた。
ゆえに彼らを教えるか、さもなくば耐え忍べ。
（ アウレリウス ）
57.
我々のうちに存在するものは全て同一である。
生と死、醒と睡、若と老。
（ ヘラクレイトス ）
58.
花が花の本性を現(げん)じたる時最も美なるが如(ごと)く、人間が人間の本性を現じたる時は美の頂上に達するものである。
（ 西田幾多郎 ）
59.
快活さを失った場合、
それを取り戻す最善の方法は、
いかにも快活そうにふるまい、
快活そうにしゃべることだ。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
60.
哲学者たちの全生涯は、死に対する準備なり。
（ キケロ ）
61.
幸福の秘訣はこういうことだ。
あなたの幸せをできるかぎり幅広く探せ。
（ バートランド・ラッセル ）
62.
我々は自国の伝説を軽蔑するのに、子供たちには古代の伝説を教える。
（ ヴォーヴナルグ ）
63.
優しくなりなさい。
あなたの出会う人々は皆、困難な戦いに挑んでいるのだから。
（ プラトン ）
64.
人生から友情を取り去ることは、世界から太陽を取り去ることに等しい。
（ キケロ ）
65.
何より大切なことは、羊の群れのように先を行く群れの後について行くような真似はしないことである。
（ セネカ ）
66.
ある真実を教えることよりも、いつも真実を見出すにはどうしなければならないかを教えることが問題なのだ。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
67.
人間が存在するということは不可解であり、神が存在しないということも不可解である。
（ ブレーズ・パスカル ）
68.
人の行動を妨げる欠陥は、何かができるのにそれを意識しないことにある。
（ ボシュエ ）
69.
徳性は宝石のようなもので、あっさりした台に嵌（は）めこまれたものが最上である。
（ フランシス･ベーコン ）
70.
哲学は、暇つぶしのたねでも、（自分を）かっこよく見せるためのものでも、さまざまな概念で遊ぶためのものでもない。
おのれの生命と魂とを救うためにこそ、哲学するのだ。
（ アンドレ・コント＝スポンヴィル ）
71.
どんな人でも生きているかぎり存在の必要がある。
（ エマーソン ）
72.
大事なのは信じることだ。
すべての証明よりも前に信じることだ。
信じることの出来ない人は証明がない。
（ アラン ）
73.
そうすることができると信ずる者が勝つ。
（ エマーソン ）
74.
礼儀正しさが人の本性に訴えかける働きは、熱がロウに伝える働きのごとし。
（ ショーペンハウアー ）
75.
お世辞は虚栄心のおかげで通用する贋金です。
（ ラ・ロシュフコー ）
76.
幾何学者にも天文学者にも科学者にもなりたいわけではない大衆はすべて、
基本科学のそれぞれの主要諸観念を絶えず同時的に求めている。
（ オーギュスト・コント ）
77.
哲学なしでは、世界は魂が抜けたものになることだろう、世界は物言わぬ彫像になることだろう
（ ウラジミール・ジャンケレヴィッチ ）
78.
詩は悪魔の酒である。
（ アウグスティヌス ）
79.
人間は戦わねばならない。
困難こそ、進歩するためのチャンスとなるのだ。
（ ジョン・デューイ ）
80.
自分を他人に貸すことは必要だが、自分だけにしか自分を与えてはならぬ。
（ モンテーニュ ）
81.
算数は上手く数える学問である。
（ ペトルス・ラムス ）
82.
明けゆく毎日をお前の最後の日と思え。
そうすれば当てにしない日はお前の儲けとなる。
（ モンテーニュ ）
83.
本をよく読むことで自分を成長させていきなさい。
本は著者がとても苦労して身につけたことを、たやすく手に入れさせてくれるのだ。
（ ソクラテス ）
84.
人は他人に親切を尽くすことに喜びを感じる。
しかし他人に親切にされるのを恥ずかしく思う。
なぜなら、親切を与えるのは優越の証(しるし)であり、それを与えられるのは劣等の証(しるし)であるからだ。
（ アリストテレス ）
85.
自立への大きな一歩は、胃を満たすことである。
（ セネカ ）
86.
人はしばしばある意見に反対する。
ところが本当はそれの述べられた調子だけが同感できないのに過ぎないのだが。
（ ニーチェ ）
87.
人間はみな幸福を求むるも、幸福とは、宇宙および人間の指導原理たる理性について生きることなり。
（ ゼノン ）
88.
値(ね)の高さが、肉の味をよくする。
（ モンテーニュ ）
89.
ひとりでいるとき、
独り言を言うのがばかげているとすれば、
他人がいるとき、
自分の声にばかり耳を傾けるのは、
その倍も愚かなことである。
（ バルタザール・グラシアン ）
90.
孤独の中では、人がその中へ持ち込んだものが成長する。
（ ニーチェ ）
91.
植物は人間から見られる事を求め、見られる事が救済なり。
（ アウグスティヌス ）
92.
借財は底なしの海なり。
（ キケロ ）
93.
我々は生涯の様々な年齢にまったくの新参者としてたどりつく。
だから、多くの場合、いくら年をとっても、その経験においては経験不足なのである。
（ ラ・ロシュフコー ）
94.
人間はただ自分自身の仕事を成し遂げたと言いうるとき、自分の仕事に魂を打ち込み、できるだけよく最後までやり抜いたと言いうるとき、そのとき初めて幸福である。
（ エマーソン ）
95.
愛するとは、誰かに親切を施したいと望むことである。
（ アクィナス ）
96.
医術は患者を慰めることにあり、自然は病気を治す。
（ ヴォルテール ）
97.
名誉は、外に現れた良心であり、良心は、内に潜む名誉である。
（ ショーペンハウアー ）
98.
常識とは、この世で最も広く分配されている日用品である。
（ デカルト ）
99.
結局のところ精神を救い出すのは夫婦である。
（ アラン ）
100.
死人のみが、戦争の終わりを知る。
（ プラトン ）
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