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哲学者・思想家の名言
☆ ５月２７日 ☆
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1.
沈黙を守っている知恵、あるいは発言する力なき知恵は無益なり。
（ キケロ ）
2.
正義は美徳の最上の栄光なり。
（ キケロ ）
3.
芸術というのは謎である。
（ アドルノ ）
4.
嘘つきは欺く術を知らない人であり、へつらう人間は一般に愚かな人々を欺く人である。
（ ヴォーヴナルグ ）
5.
迫害されるのは英雄の運命である。
（ ヴォルテール ）
6.
自然は神の芸術なり
（ ダンテ・アリギエーリ ）
7.
すべての不運や、つまらぬ物事に対して、
上機嫌にふるまうことである。
上機嫌の波はあなたの周囲にひろがり、
あらゆる物事を、あなた自身をも、
軽やかにするだろう。
（ アラン ）
8.
嘘つきは真実を語りても信じられず。
（ キケロ ）
9.
身体を単なる機械仕掛けと考えると、人体の挙措(きょそ)動作を笑わずにはいられない。
（ アンリ・ベルクソン ）
10.
私たちの全ての不幸は、私たちが独りでいられないところから生じる。
（ ラ・ブリュイエール ）
11.
節制は楽しみを増し、快楽をいっそう大にす。
（ デモクリトス ）
12.
私の実際的な読書の法則は三つある。
１．一年を経過していない本はどれも読まないこと。
２．有名な本のほか読まないこと。
３．好きな本のほか読まないこと。
（ エマーソン ）
13.
何もかも知ろうとして苦労はするな。
さもないと、何ひとつ覚えられない。
（ デモクリトス ）
14.
あなたの実力以上に有徳であろうとするな！
できそうもないことを己に要求するな！
（ ニーチェ ）
15.
最もよく愛する者は最もよく祈る。
（ コールリッジ ）
16.
神は人間を、その本質が天使と獣類との中間に存在するものとして創られた。
（ アウグスティヌス ）
17.
自分が死すべき存在だと知ったときから、私は死の観念が怖ろしくてたまらなかった。
人々が「勇気」と呼ぶものなど、私には何も見ていないゆえの軽はずみとしか思えなかった。
（ ボーヴォワール ）
18.
遭難の経験者は静かな波を見ても震える。
（ オウィディウス ）
19.
お前の哲学の目的は何か？
それはハエに、ハエ取り器から脱出する出口を示してやることだ。
（ ヴィトゲンシュタイン ）
20.
理性的なものは現実的であり、現実的なものは理性的である。
（ ヘーゲル ）
21.
権力の不平等のあるところでは、いずこにおいても、自尊心は、他人の支配に屈服している人間の間では見当たりそうもない。
（ バートランド・ラッセル ）
22.
真実の中には、個人的な経験を経て初めて本当の意味が理解できるものも多い。
（ J・S・ミル ）
23.
人間は一本の葦(あし)にすぎない。
自然のうちで最も弱いものである。
だがそれは考える葦である。
（ ブレーズ・パスカル ）
24.
確かに泣くことは赦(ゆる)されているのだ。
涙は激しい怒りを押し流す。
涙は川の流れのように、心を通り抜ける
（ オウィディウス ）
25.
人間は自分自身の歴史をつくる。
だが、思うままにではない。
自分で選んだ環境のもとでではなくて、すぐ目の前にある、与えられ、持越されてきた環境のもとでつくるのである。
（ カール・マルクス ）
26.
他人には困難なことを容易に行うこと、これは才能であり、才能に不可能なことを容易に行うこと、これが天才である。
（ アミエル ）
27.
私は孤独ほど付き合いよい仲間を持ったことがない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
28.
世間を知り、世間に寛大であれ。
世間を楽しむためには、
世間をかすめて生きるべきだ。
（ ヴォルテール ）
29.
生命の剥奪が不幸ではないわけを悟り得た者にとっては、この世に何の不幸もない。
（ モンテーニュ ）
30.
富に耐えることができないというのは弱い精神の兆候である。
（ セネカ ）
31.
善は偉大さの中にないが、偉大さは善の中にある。
（ ゼノン ）
32.
過失をするのは恥ずかしいことだが、過失を改めるのは恥ずかしいことではない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
33.
明日は、試練に応じた新しい力をもたらすであろう。
（ カール・ヒルティ ）
34.
いかなる人間の知識も、その人の経験を超えるものではない。
（ ジョン・ロック ）
35.
少ししか持っていない人が貧乏なのではない。
たくさん欲しがる人が貧乏なのだ。
（ セネカ ）
36.
犯罪には恐怖がつきまとう。
それが刑罰である
（ ヴォルテール ）
37.
苦境には科学的価値がある。
よく学ぶ者は決して見逃さない、絶好の機会なのだ。
（ エマーソン ）
38.
私たちのもっとも大きな偽りは、私たちの中にある醜悪を隠すことではなく、私たちの空虚を隠すことによって形成される。
そこにないものを隠すことこそ、もっとも難しい。
（ エリック・ホッファー ）
39.
最も危険なのは、質より量へ逃避することだ。
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
40.
最も笑うべき、最も向こう見ずな希望が、時として異常な成功の因(もと)であった。
（ ヴォーヴナルグ ）
41.
理性とは、
物事を論理的、概念的に思考する能力のことである。
宗教的な経験や感性を重視して
短絡的に理性を否定するのも、
理性を絶対とするのも
行き過ぎだというのである。
（ ブレーズ・パスカル ）
42.
賢者には、大地は至る所に開かれている。
善良なる魂の祖国は全世界なり。
（ デモクリトス ）
43.
経験というものは、人が知識において進めば進むほど、その必要性を感じさせるものである。
（ デカルト ）
44.
渇きは飲物によって、欲望の熱は征服の満足によって癒される。
（ アミエル ）
45.
子は子の全財産を子とともに運ぶ。
（ キケロ ）
46.
ある民族を故意に卑しめる者は、その民族が誤れる民族になった場合、その責めを負わなければならない。
（ バートランド・ラッセル ）
47.
人間の運命の大きな改善は、
彼らの考え方の根本的な構成に大きな変化が生じない限り、
絶対に不可能である。
（ J・S・ミル ）
48.
自分というものを持って、固く自立している人には、宇宙もまたその味方をして立つ。
（ エマーソン ）
49.
虚偽を加味することは、金貨銀貨に加える混ぜ物のように、実用に役立たせるかも知れないが、その質を低下させる。
（ フランシス･ベーコン ）
50.
人間は一つの極端にあるからといって、その偉大さを示しはしない。
むしろ同時に二つの極端に達し、その中間をすべて満たすことによって、それを示すものである。
（ ブレーズ・パスカル ）
51.
懐疑は発明の父である。
（ ガリレオ・ガリレイ ）
52.
暗記することは真に知ることではないのです。
それだけなら、記憶の中に託されたものを後生大事に守っているだけなのです。
（ モンテーニュ ）
53.
虚栄はあらゆる人間的なもののうち最も人間的なものである。
（ 三木清 ）
54.
人間の一生を支配するのは運であって、知恵ではない。
（ キケロ ）
55.
我々は、賢明になるためには、
まず馬鹿にならなければならない。
己を導くためには、
まず盲目にならなければならない。
（ モンテーニュ ）
56.
古今のあらゆる清純で賢明な魂は誤解を受けた。
（ エマーソン ）
57.
「革命」とは何か。
自分の旗に記したある主義の名のもとに、権力の把握に成功した暴徒のことある。
（ アミエル ）
58.
美味とは、食物そのものにあるのではなく、味わう舌にあるものである。
（ ジョン・ロック ）
59.
慎重さとは、
求めるべきものと、
避けるべきものを知ることである。
（ キケロ ）
60.
無限の可能性をはらんだ未来の観念が、未来そのものよりも豊饒なのだ
（ アンリ・ベルクソン ）
61.
真摯(しんし)に考え、真摯に生きんと欲する者は、必ず熱烈なる宗教的要求を感ぜずにはいられないのである。
（ 西田幾多郎 ）
62.
真の快楽は節制に伴う。
（ アリスティッポス ）
63.
すべての人が自由になるまでは、
だれも完全に自由にはなり得ない。
（ ハーバート・スペンサー ）
64.
彼は決心した、というのはいい言葉だ。
一語で、決心と解決という二つの意味を示している。
（ アラン ）
65.
我々は現在だけを耐え忍べばよい。
過去にも未来にも苦しむ必要はない。
過去はもう存在しないし、未来はまだ存在していないのだから。
（ アラン ）
66.
人々は閑暇を犠牲にして富裕を得る。
だが、富裕は自由な閑暇があってこそはじめて望ましいものとなる。
富裕のために自由な閑暇を犠牲にしなければならないならば、私にとって富裕が何になるだろうか。
（ ショーペンハウアー ）
67.
一つのものが同時に善であったり、悪であったり、そのいずれでもなかったりすることがある。
例えば、音楽は憂鬱な人には善であるが、喪に服している人には悪であり、耳の聞こえない人にとっては善でもなく悪でもない。
（ スピノザ ）
68.
相談するときには過去を、享楽するときには現在を、何かするときには未来を思うがよい。
（ ジョセフ・ジュベール ）
69.
物事をよく知るには、細部について知らなければならない。
（ ラ・ロシュフコー ）
70.
孤独は優れた精神の持ち主の運命である。
（ ショーペンハウアー ）
71.
人生は振り返らなければ理解できないが、
前を向かなければ進んで行かない。
（ キルケゴール ）
72.
己を律するためには、次のように考えるといい。
お前は老人だ。
これ以上、理性を奴隷の境遇におくな。
身勝手な衝動に操られるままにしておくな。
また、現在与えられているものに不満を抱いたり、未来に不安を抱くことを許すな。
（ アウレリウス ）
73.
精神には休養を与えねばならぬ。
（中略）絶えず緊張を加えれば、精神の飛翔を妨げることになる。
（ セネカ ）
74.
（男は）色欲に盲目になると、女の精神上の欠陥、乃至(ないし)は肉体の欠点を見のがすものであり、女が実際は持っていない美点を、持っているもののように思い込んでしまう。
（ ルクレティウス ）
75.
自分のことだけを考え、あらゆることに自分の利益を求める人は、決して幸福にありつけない。
自分の利益を考えるなら、まず他人のためを思うことである。
（ セネカ ）
76.
決して人に向かって、顔色が悪いねなどと言ってはならない。
（ アラン ）
77.
人間の不幸というのは、部屋の中にじっと静かにしていることができないという、ただ一つのことから生じるのだ。
（ ブレーズ・パスカル ）
78.
かの金持ちは財産を所有するにあらず、奴の財産が奴を所有するなり。
（ 犬儒学派のディオゲネス ）
79.
犬があなたの膝に乗るのは、
あなたが好きだから。
でも猫が同じことをしても、
それはあなたの膝の方が温かいからだ。
（ ホワイトヘッド ）
80.
地獄への道は、善意で舗装されている。
（ カール・マルクス ）
81.
社会をつくるまえの人間の自然状態が戦争であったこと、しかも、いわゆる戦争ではなく、すべての人に対する、すべての人の戦争であったことは、否定できない。
（ トマス・ホッブズ ）
82.
有限のものだけが働いて苦しむのだ。
無限のものは微笑して、楽々と体を伸ばして休養している。
（ エマーソン ）
83.
人格は知性より重要だ。
偉大な精神は、考えるときと同様に生きるうえでも強い。
（ エマーソン ）
84.
人間は生きてる限り、
仏から仏飯(ぶっぱん)を給せられる。
但(ただ)しそれは
金殿玉楼(ぎょくろう)においてか、
芋屋においてか、
はたまた獄裡(ごくり)においてかの差あるのみ。
（ 清沢満之 ）
85.
すべての享楽を抹殺するものを讃美し、
享楽を拡大するものを非難し、
窮乏をよしとし、
自己放棄を徳とする。
（ ジェレミー・ベンサム ）
86.
人間はみな、発見の航海の途上にある探求者である。
（ エマーソン ）
87.
教育の過程はそれ自体を超えるいかなる目的も持っていない。
すなわちそれはそれ自体の目的なのだ。
（ ジョン・デューイ ）
88.
もし、一方だけが悪いのだったら、
喧嘩は長く続くまい。
（ ラ・ロシュフコー ）
89.
世界は我々次第である。
我々が落ち込むとき、世界もうなだれているように見える。
（ エリック・ホッファー ）
90.
精神の最も普遍的な特質は多様性である。
（ モンテーニュ ）
91.
一日を終えたら、その日とは手を切りなさい。
明日は新しい日だ。
明日をうまく始めなさい。
（ エマーソン ）
92.
始め良ければ半分終わったようなもの。
（ アリストテレス ）
（ 始めが良ければ半分終わったも同然 ）
93.
人間とは、その人の食べたものである。
（ フォイエルバッハ ）
94.
「このキュウリは苦い」ならば捨てるがいい。
「道にイバラがある」ならば避けるがいい。
それで充分だ。
「なぜこんなものが世の中にあるんだろう」などと付け加えるな。
そんなことを言ったら自然を究めている者に笑われるぞ。
（ アウレリウス ）
95.
我々に関する他人の悪評は、しばしば本当は我々に当てられているのではなく、まったく別の理由から出る腹立ちや不機嫌の表明なのである。
（ ニーチェ ）
96.
夢想は思考の日曜日。
（ アミエル ）
97.
内なる自分を見つめると、実は望んでいるものをちゃんと所有していることがわかる。
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
98.
悩みのみが正しい意味で、人を謙遜にする。
（ カール・ヒルティ ）
99.
富は海水に似ている。
飲めば飲むほど渇く。
名声についても同じことが当てはまる。
（ ショーペンハウアー ）
100.
しばしば悲鳴は論文に勝る。
（ エマーソン ）
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