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哲学者・思想家の名言
☆ ３月１９日 ☆
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1.
優雅は、正しさと魅力の成果である。
（ ヴォルテール ）
2.
些細な犠牲によって、礼儀正しさは成立している。
（ エマーソン ）
3.
政治の一番大きな努力が、あれほど多くの人々の平和を犠牲にして何人かの幸福な人々を作るのであるならば、政治というものは喜ぶべきものだろうか。
（ ヴォーヴナルグ ）
4.
よい結婚はあるけれど、楽しい結婚はめったにない。
（ ラ・ロシュフコー ）
5.
懐疑は知性の徳として人間精神を浄化する。
ちょうど泣くことが生理的に我々の感情を浄化するように。
（ 三木清 ）
6.
どこまで行けるかを知る方法はただ一つ、出発して歩き始めることだ。
（ アンリ・ベルクソン ）
7.
さあ、サイコロは投げられた。
私はルビコン河を渡るのだ。
この道は私を戦いに導くだろう。
だが私はたじろぎはしない。
私は私の手で見出した「この道」を駆け抜けて進むのだ。
（ キルケゴール ）
8.
成功のおかげで、いくつかの罪は一見公正に見えてくる。
（ セネカ ）
9.
おまえの心を明るく楽しくしようと思うならば、共に暮らす人びとの長所を思え。
（ アウレリウス ）
10.
実存は本質に先立つ。
（ サルトル ）
11.
自殺のためのもっともらしき理屈を持ち合わせる人は、つまらぬ人間なり。
（ エピクロス ）
12.
時ほど速く過ぎ去るものはない。
（ オウィディウス ）
13.
恋をすると、人間は一番いい自分を見せるものだ。
（ ボーヴォワール ）
14.
裁判官としての職務は、法律を解明することに存し、法理を制定することではない。
（ フランシス･ベーコン ）
15.
栄光は美徳の影である。
（ キケロ ）
16.
人生は、
解決すべき問題でも、
答えるべき質問でもない。
人生とは、経験するべき未知なのだ。
（ アラン・ワッツ ）
17.
顔にお白粉(しろい)を塗れば十分なので、心にまで塗る必要はない。
（ モンテーニュ ）
18.
君の義務が何であるかを、当の君自身よりもよく心得ていると思い込んでいる連中がいつもいる。
（ エマーソン ）
19.
人間は、自由であり、自由であるが故(ゆえ)に不安である。
（ キルケゴール ）
20.
徳とは、我々にとっての中庸に成り立つ行為を選択する態度である。
（ アリストテレス ）
21.
生まれによって、
名声によって、
世襲財産によって
尊重されればされるほど、その人は高い位の者が戦場では第一線に立つことを考えて、
より一層勇敢に振る舞うべきなのである。
（ セネカ ）
22.
頭が水に潜っていたときに空気を欲しがったぐらい知恵を欲すれば、君は英知を得るであろう。
（ ソクラテス ）
23.
たいていの人は頭を働かせるくらいなら死んだ方がましだと思っている。
そればかりか、彼らは実際にそうする。
（ バートランド・ラッセル ）
24.
「事柄に対するよろこび」と人は言う。
しかし本当はそれは事柄を介しての自己に対する喜びである。
（ ニーチェ ）
25.
防備は攻撃を引き寄せ、疑念は侵害を引き寄せる。
（ モンテーニュ ）
26.
人は自分から離れれば離れるほど、それだけ自分自身となる。
それだけ自分の生きていることをよく感じるようにもなる。
（ アラン ）
27.
我々の祈りは、一般的に言って、祝福のためのものでなければならない。
なぜならば、神は我々にとって何が善であるかを最もよく知っておられるのだから。
（ ソクラテス ）
28.
日々の生活こそは凡(すべ)てのものの中心なのであります。
またそこに文化の根元が潜(ひそ)みます。
人間の真価は、その日常の暮しの中に、最も正直に示されるでありましょう。
（ 柳宗悦 ）
29.
怒りに対する最善の手段は猶予である。
怒りに対して、いきなり許しを求めることはせず、熟慮を求めよ。
（ セネカ ）
30.
快楽は常に来るものと思うな。
常に去るものと思え。
（ アリストテレス ）
31.
現在我々が経験している時間と状況は、それまでの時間と状況が積もり積もってできた結果である。
これは大自然がこれまでに振り出した、あるいは振り出すことのできる、最上のサイの目である。
（ エマーソン ）
32.
人々は宗教を軽蔑している。
彼らは宗教を嫌悪し、宗教が真実であるのをおそれている。
これを矯正するには、まず宗教が理性に反するものでないことを、示してやらねばならない。
（ ブレーズ・パスカル ）
33.
偽善とは、不徳が徳に対してほんのわずか捧げた敬意である。
（ ラ・ロシュフコー ）
34.
この世で一番重い物体は、もう愛していない女の体である。
（ ヴォーヴナルグ ）
35.
習慣はもしそれに反対しなければ間もなく当然のことになってしまう。
（ アウグスティヌス ）
36.
天国では万事が喜び、
地獄では万事が苦しみ。
この世はそのどちらにも境を接する。
（ バルタザール・グラシアン ）
37.
およそあらゆる対人関係のトラブルは、人の課題に土足で踏み込むこと、あるいは（自分の課題に）踏み込まれることから起こる
（ 岸見一郎 ）
38.
楽しかった思い出ほどわびしいものはない。
苦しかった思い出ほど楽しいものはない。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
39.
人間は自分自身の歴史をつくる。
だが、思うままにではない。
自分で選んだ環境のもとでではなくて、すぐ目の前にある、与えられ、持越されてきた環境のもとでつくるのである。
（ カール・マルクス ）
40.
知性を伴わぬ名声と富は、危険なる持ち物なり。
（ デモクリトス ）
41.
宗教は生命の塩であり、力である。
（ カール・ヒルティ ）
42.
ねたみは憎しみよりも始末に負えない。
（ ラ・ロシュフコー ）
43.
痛みに対する恐怖は、しばしば、痛みそのものより重くのしかかる。
（ タタルケビッチ ）
44.
愛は統一を求むるの情である。
自己の統一の欲求が自愛であり、自他統一の欲求が他愛である。
（ 西田幾多郎 ）
45.
どちらも相手を通して、自分個人の目標を何か達成しようとするような夫婦関係はうまくいく。
例えば妻が夫によって有名になろうとし、夫が妻を通して愛されようとするような場合である。
（ ニーチェ ）
46.
自己愛は、あらゆるおべっか使いの中で、最も強力なものである。
（ ラ・ロシュフコー ）
47.
病気は、より高い人生の階段を登ってゆく通路に過ぎない
（ カール・ヒルティ ）
48.
偉大な人間は、
必然的に懐疑家である。
（ ニーチェ ）
49.
人が自分自身をどう思うかで、その人の運命は決まる、というより示される。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
50.
健康には自由がある。
健康は、すべてにおいて自由をもたらす、第一のものである。
（ アミエル ）
51.
死と太陽は直視することは不可能である。
（ ラ・ロシュフコー ）
52.
そうすることができると信ずる者が勝つ。
（ エマーソン ）
53.
一つのものが同時に善であったり、悪であったり、そのいずれでもなかったりすることがある。
例えば、音楽は憂鬱な人には善であるが、喪に服している人には悪であり、耳の聞こえない人にとっては善でもなく悪でもない。
（ スピノザ ）
54.
競技場では、競技相手の攻撃を好意をもって避ける。
人生という競技場でも、共に競技をしている人たちを大目に見てあげようではないか。
人を疑ったり憎んだりせずに避けることは可能なのだから。
（ アウレリウス ）
55.
悪い人々が結託するとき、善人たちは団結せねばならない。
（ エドマンド・バーク ）
56.
人の不幸はほとんど反省によってのみ生まれる。
（ ジョセフ・ジュベール ）
57.
常備軍が刺激となって、
たがいに無際限な軍備の拡大を競うようになると、
それに費やされる軍事費の増大で、
ついには平和が短期の戦争よりもいっそうに重荷となり、
この重荷を逃れるために、
常備軍そのものが先制攻撃の原因となるのである。
（ カント ）
58.
勇気は逆境における光である。
（ ヴォーヴナルグ ）
59.
「時」をまねるがよい。
「時」は一切のものをゆっくりと破壊する。
「時」はおもむろに浸蝕し、消耗させ、根こそぎにし、引き離す。
だが、ひったくることはない。
（ ジョセフ・ジュベール ）
60.
法律ばかりがたくさんあるのは悪政の兆候である。
（ アリストテレス ）
61.
過ちを犯してもそれを苦にしない者ほど、たびたび過ちを犯す者はない。
（ ラ・ロシュフコー ）
62.
倦怠する者が倦怠に身をもてあますように、羨望する者は、羨望で身をいじめる。
（ アラン ）
63.
髪が白いとかシワが寄っているといっても、その人が長く生きたと考える理由にはならない。
長く「生きた」のではなく、長く「有った」にすぎない。
（ セネカ ）
64.
私は私の意見を述べる。
それがよい意見だからではなく、私自身の意見だからだ 。
（ モンテーニュ ）
65.
懐疑とは方法である。
（ デカルト ）
66.
人はしばしばある意見に反対する。
ところが本当はそれの述べられた調子だけが同感できないのに過ぎないのだが。
（ ニーチェ ）
67.
民衆を自分の道具にするために民衆に媚びるというのが、普通選挙の手品師・ペテン師の業である。
（ アミエル ）
68.
良心は、ただただ常に沈黙という形で語る。
（ ハイデッガー ）
69.
商売はごまかしの学校だ。
（ ヴォーヴナルグ ）
70.
真の友情を官職とか国家の公務に従事する人々の間に見出すは、最も困難なり。
友の昇進を自己のそれよりも大切に思うごとき人物が、いずこに見出しえるか。
（ キケロ ）
71.
富は賢者のもとにあっては奉仕し、愚者のもとにあっては命令する。
（ セネカ ）
72.
楽しみへの期待は、楽しみそのものより心ときめくことがある。
（ タタルケビッチ ）
73.
慢心は消し止めねばならぬこと、大火(たいか)以上だ。
（ ヘラクレイトス ）
74.
正義は社会の秩序なり。
（ アリストテレス ）
75.
神は永遠に幾何学する。
（ プラトン ）
76.
自分が友達に望んでいる通りに、
友達には振る舞わねばならぬ。
（ アリストテレス ）
77.
自由であるとは、
自由であるべく呪われていることである。
（ サルトル ）
78.
持続とは変化を続けることである。
変化とは、自己の中に「非自己」を取り込むことである。
（ アンリ・ベルクソン ）
79.
美貌は夏の果物のように腐りやすく長持ちしない。
（ フランシス･ベーコン ）
80.
若者からは暴力、老人からは成熟が、その生命を奪う。
（ キケロ ）
81.
燃やすに一番よいのは老木、飲むには古酒(ふるざけ)、信頼するには古友(ふるとも)、読むには古い著書。
（ フランシス･ベーコン ）
82.
自分自身に対して賢明であることより、他人に対して賢明であるほうがもっとやさしい。
（ ラ・ロシュフコー ）
83.
裏切り者の中で最も危険な裏切り者は何かといえば、全ての人間が己自身の内部に隠しているところのものである。
（ キルケゴール ）
84.
君はいつでも好きな時に、自分自身の内に引きこもることができるのである。
実際いかなる所といえども、自分自身の魂の中にまさる平和な閑寂な隠れ家を見出すことはできないであろう。
（ アウレリウス ）
85.
野心家というものは、類のない幸福が手に入ると思って、常に何ものかを追い回している。
だが、その男の主な幸福は「忙しい」ということである。
（ アラン ）
86.
過ちを犯すことは恥ずべきことではない。
むしろその過ちがわかった後も、その過ちを改めようとしないで、繰り返すのは恥ずかしいことだ。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
87.
誇りは、慎ましさに包まれているときに最も成功するものだ。
（ シュヴァリエ・ド・メレ ）
88.
愛とは、何でもかんでも相手を手に入れてむさぼりたいという、尽きせぬ欲望である。
（ モンテーニュ ）
89.
子供は「愛されること」によって、初めて「愛すること」を知る
（ エーリヒ・フロム ）
90.
偉大であるということは、誤解されるということだ。
（ エマーソン ）
91.
人を不安にするのは、物事ではない。
物事についての意見だ。
（ エピクテトス ）
92.
人生の目的は自然に従い、すなわち徳に従いて生きる事なり。
（ ゼノン ）
93.
善も悪も、我々に快楽と苦痛を引き起こすものにほかならない。
（ ジョン・ロック ）
94.
真の思想家が何よりもあこがれるのは閑暇であるのに、凡な学者がそれを回避するのは、閑暇をどうして始末するかを知らないからである。
その折りに彼を慰める者は書物である。
（ ニーチェ ）
95.
幾何学においては、一般にほとんどの学問の場合と同様に、どれかある特定の命題が直接的な利益をもたらすことはめったにない。
（ ヴォルテール ）
96.
己自身を熱愛する人間は実は公共の敵である。
（ フランシス･ベーコン ）
97.
人民の自由は、国家の強さに比例する。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
98.
説き伏せるには大胆な人を、説き勧めるには話のうまい人を、調査や観察には巧妙な人を、おいそれとは片づかない仕事には強情な一筋縄では行かない人間を用いるがよい。
（ フランシス･ベーコン ）
99.
敵か、それとも味方か。
私が攻撃すれば、敵になる。
私がなんの恐れも抱かず、
微笑してみせれば味方になる。
（ アラン ）
100.
友情は魂の結びつきである。
（ ヴォルテール ）
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