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哲学者・思想家の名言
☆ ３月１３日 ☆
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1.
世間なんかなくてもやっていけると考える人間は、よほど自分をだましている人間である。
自分がいなければ世間はやっていけないと空想する人間は、それ以上に間違っている。
（ ラ・ロシュフコー ）
2.
心には、理性で分からない理由がある。
（ ブレーズ・パスカル ）
3.
嫉妬には体質に大いに関係する。
嫉妬は必ずしも大きな熱情の証拠ではない。
（ ラ・ブリュイエール ）
4.
表にはさながら悪意のごとく振舞う、気位の高い慈愛もある。
（ ニーチェ ）
5.
数のあるところ、
必ず美がある。
（ プロクロス ）
6.
葬式の壮麗さは、生きている人の虚栄のためで、死んだ人の名誉のためではない。
（ ラ・ロシュフコー ）
7.
高位にある人間は、三重に奴隷である。
すなわち、君主または国家の奴隷であり、名声の奴隷であり、仕事の奴隷である。
（ フランシス･ベーコン ）
8.
善良さは決して裏切られることのない唯一の投資である。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
9.
哲学は過去と未来の不幸を容易に打ち負かすが、現在の不幸には打ち負かされる。
（ ラ・ロシュフコー ）
10.
自然はやさしい案内者である。
私はいたるところに自然の足跡を探し求める。
我々人間は、人為的な痕跡でそれをわからなくしてしまった。
（ モンテーニュ ）
11.
倫理とは、意志の問題ではなく、気配りの問題である。
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
12.
生きることは生涯をかけて学ぶべきことである。
そして、おそらくそれ以上に不思議に思われるであろうが、生涯をかけて学ぶべきは死ぬことである。
（ セネカ ）
13.
数学は数学的真理のために、文学は精神的真理のために、人の頭を鍛える。
（ ジョセフ・ジュベール ）
14.
私は隣人に対する愛を諸君には勧めない。
私が諸君に勧めるのは遠き者に対する愛である。
（ ニーチェ ）
15.
哲学への第一歩、それは無信仰だ。
（ ドゥニ・ディドロ ）
16.
政府がちょっと手を貸せば、どんなに馬鹿げたことでも大多数の国民が信じるようになる。
（ バートランド・ラッセル ）
17.
知恵の霊魂における作用は、健康の肉体における作用と同じである。
（ ラ・ロシュフコー ）
18.
理解されるということは、一種の贅沢である。
（ エマーソン ）
19.
一般常識は、決してそれほど一般的ではない。
（ ヴォルテール ）
20.
言葉は社会の子である。
（ アラン ）
21.
人間は他人の経験を利用するという特殊な能力を持った動物である。
（ コリングウッド ）
22.
我々は、すべてのものが我々のためにつくられたのだと思ってはならない。
（ デカルト ）
23.
単純にしたまえ、単純に。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
24.
最も大切なことは、生きることそのものではなくて、善く生きること、美しく生きることである。
（ ソクラテス ）
25.
我々が敵の不幸を憐れむ心の中には、しばしば優しさよりも高慢の方が多分含まれている。
我々が彼らに同情の証を見せるのは、彼らに我々の優越を感じさせたいからである。
（ ラ・ロシュフコー ）
26.
よい格言は、時の歯がたつには堅すぎる。
そして、いかなる時代にも栄養のたしになるが、幾千年の歳月にも食いつくされはしない。
（ ニーチェ ）
27.
正義は美徳の最上の栄光なり。
（ キケロ ）
28.
懐疑は発明の父である。
（ ガリレオ・ガリレイ ）
29.
笑いの実は青いうちに摘んではならない。
（ プラトン ）
30.
ほめられて育った子どもは、ほめる人がいないと適切な行動をしなくなります。
（ 岸見一郎 ）
31.
ねたみは魂の腐敗である。
（ ソクラテス ）
32.
すべての個性には自(おの)ずからの美あり。
（ エマーソン ）
33.
幼稚な愛は「愛されているから愛する」という原則にしたがう。
成熟した愛は「愛するから愛される」という原則にしたがう。
（ エーリヒ・フロム ）
34.
汝を傷つけた人間は、汝より強い者か弱い者かのどちらかである。
もし弱い者であれば、その者を許しなさい。
もし強い者であれば、汝自身を許しなさい。
（ セネカ ）
35.
賢者の不動心とは、心の動揺を胸中に閉じ込める技巧に過ぎない。
（ ラ・ロシュフコー ）
36.
賢人の仕事は、いかに死ぬかというよりも、いかに生きるということにある。
（ スピノザ ）
37.
あなたの悲哀がいかに大きくても、世間の同情を乞おうとしてはならない。
なぜなら、同情の中には軽蔑の念が含まれているからだ。
（ プラトン ）
38.
想像力は、現実に持ち込まれた主観以外の何ものでもない。
（ ガストン・バシュラール ）
39.
全てか、しからずば無。
（ キルケゴール ）
40.
音楽とは、自分では気づかずに計算する、心の喜びである。
（ ゴットフリート・ライプニッツ ）
41.
我々が自分の生活あるいは人類の歴史において体験するものが、我々の生きようとする意志を圧迫し、我々から生気と思慮を奪ってしまうならば、我々は支えを失い、崩れる石に足をとられて深みに落ちるかもしれない。
しかし、我々を下で待ち受けているものが死であることを知るがゆえに、我々は再び小道をよじ登のである。
（ シュバイツァー ）
42.
友情関係は同等関係である。
（ カント ）
43.
人を動かすには模範を示すことが大切だ。
というより、それしかない。
（ シュバイツァー ）
44.
友情って、本来、友達なんかいなくても生きていける人達の間にしか、成り立たないものなんじゃないかな？
（ 永井均 ）
45.
健康な身体は客間で、病身は監獄である。
（ フランシス･ベーコン ）
46.
賢い人間なら知りたくないであろうことがたくさんある。
（ エマーソン ）
47.
貞潔は、
ある人においては徳であるが、
多くの者においてはほとんど悪徳である。
（ ニーチェ ）
48.
困難は厳正なる教師である。
（ エドマンド・バーク ）
49.
自分の内に安らぎを見出せない時は、外にそれを求めても無駄である。
（ ラ・ロシュフコー ）
50.
瞑想にふける者は、夜のない昼を憎む。
（ ハーバート・スペンサー ）
51.
呼吸が身体の活力であるように、
名声は心の活力である。
（ バルタザール・グラシアン ）
52.
いわゆる恋愛結婚とは、幻想を父とし、必要性を母とするものである。
（ ニーチェ ）
53.
人は、他人と違っているのと同じくらい自分自身とも違っている時がある。
（ ラ・ロシュフコー ）
54.
世の中で人の言う通りに生きるのは簡単だ。
また、独りのときに自分の意のままに生きるのも簡単だ。
しかし偉大な人間は、群集の真っただ中で完璧な優しさを保ちながら、独りのときの意志を貫くのだ。
（ エマーソン ）
55.
生涯の幸福な時は、全体的に見て、仕事をしている時である。
（ カール・ヒルティ ）
56.
たしかに経験は教師だ。
けれども、この教師によってすべての人がよい意味で学ぶわけではない。
まあ、一杯飲んでみろ！
と言われて飲んだ酒が、大酒飲みをつくるかもしれない。
経験によって学ぶことのできる人と、経験によって崩れていく人と、二通りあるようだ。
経験しないで、経験の中身や意味を知ること、それが知恵か。
（ 堀秀彦 ）
57.
人生は、経験しなければ理解できない教訓の連続である。
（ エマーソン ）
58.
奴隷の主人はひとりだけだが、野望を抱く者は、自分の立場を良くするのに役立ちそうな人の数だけ主人とする。
（ ラ・ブリュイエール ）
59.
しゃべるものもいいけれども、黙っているのがいちばんいい。
（ ラ・フォンテーヌ ）
60.
自由というのは、他人や社会に求めるものではなくて、自分で気がつくものなんだ。
自分は自分のしたいことをしていい、よいことをしても悪いことをしても何をしてもいい、何をしてもいいのだから何をするかの判断は完全に自分の自由だと、こう気がつくことなんだ。
（ 池田晶子 ）
61.
「自分についての知識」には、
自分をよりよくしようとする努力、実践が必ず伴うはずだ。
（ ソクラテス ）
62.
運命は、光が物を浮かび上がらせるように、我々の美徳悪徳を浮かび上がらせる。
（ ラ・ロシュフコー ）
63.
健やかに死ぬ方法を知らない者は病的に生きることとなろう。
（ セネカ ）
64.
生者は元来、しかも、ますます死者に支配されるものである。
（ オーギュスト・コント ）
65.
道徳律はつねに変化している。
（ バートランド・ラッセル ）
66.
人は多くの場合、他人と異なるのみならず、また、いろいろなときにおける自分自身と異なることが多い。
（ ブレーズ・パスカル ）
67.
過去というものは、人間がいかなる態度をとるべきかを教える力がない。
そのことは、人間が自分の回想する過去の光の中で覚醒し、自分自身で決断しなければならないことを意味する。
（ カール・ヤスパース ）
68.
国民的道徳が
宗教的原理を排除しても維持できるとは、
頭で考えても、経験からしても、思えない。
（ アレクサンダー・ハミルトン ）
69.
死はいうまでもなく、肉体からの解放にほかならない。
（ ソクラテス ）
70.
働きかけをあきらめることも、場合によっては働きかけそのものとまったく同様の効果をあげるものである。
（ モンテーニュ ）
71.
眠りは、神からの唯一の無償の授かり物である。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
72.
付き合いがまずくなるのは、言葉が誤解されるときではなく、沈黙が理解されないときである。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
73.
絶望であることを知らない絶望。
言いかえれば、人が自己を、しかも永遠的な自己を持っているということについての絶望的な無知。
（ キルケゴール ）
74.
知識と勇気は、偉大な仕事をつくる。
二者は人を不朽(ふきゅう)ならしむる。
（ エマーソン ）
75.
欺瞞に対する最上の防御は詐欺なり。
（ ゼノン ）
76.
知識は恐怖にとっての解毒剤である。
（ エマーソン ）
77.
恋が強烈でないのは恋の自然に反しており、恋が変わりなく続くのは、強烈であるべき恋の自然に反している。
（ モンテーニュ ）
78.
読書は充実した人間を作り、
書くことは正確な人間を作る。
（ フランシス･ベーコン ）
79.
すぐれた記憶は弱い判断力と結びやすい。
（ モンテーニュ ）
80.
人間がだまし合いをしなかったら、この世で長い間暮らしてはいけないだろう。
（ ラ・ロシュフコー ）
81.
結び直された友情は、破れたことのない友情よりも心遣(づか)いが要る。
（ ラ・ロシュフコー ）
82.
泣くことも一種の快楽である。
（ モンテーニュ ）
83.
精神が満足するのは、それが萎縮しているか、疲労しているかのしるしである。
高貴な精神は自己の裡(うち)にとどまらない。
それは常に自分の能力以上を望んで進んでいく。
（ モンテーニュ ）
84.
信仰の強制は、不信仰を喚起するだけである。
（ ショーペンハウアー ）
85.
仮に君が怒って破裂したところで、彼らは少しも遠慮せずに、同じことをやりつづけるであろう。
（ アウレリウス ）
86.
熱狂は、つねに、また必然的に、熱狂せざる者に打ち勝つ。
勝利を収めるものは、腕力でもなく、有能な武器でもなく、心情の力である。
（ ヨハン・ゴットリープ・フィヒテ ）
87.
人は、ちっぽけな夢などでは満たされない、大いなる存在である。
（ アウレリウス ）
88.
人間は自分に起こった問題を環境のせいにする癖を止めねばならぬ。
そして自分の意志を──（自分の）信念と道徳に基づく自分自身の取るべき道を──再び訓練することを学ぶべきだ。
（ シュバイツァー ）
89.
人を憎まずして罪を罰するのが、名裁判官である。
（ セネカ ）
90.
幸福は過去になったとき初めて存在するものなのだ。
（ キルケゴール ）
91.
素朴さは生得(しょうとく)の美点であるに違いないが、身につけるには学ぶ必要がある。
（ ラ・ロシュフコー ）
92.
脱皮できない蛇は滅びる。
意見を脱皮していくことを妨げられた精神も同じことである。
それは精神であることをやめる。
（ ニーチェ ）
93.
忍耐は正義の一種である。
（ アウレリウス ）
94.
文明は流血の戦場の上に構築されていて、
個々の人々の生存は、
ひとりぼっちの断末魔の苦しみの中へ消えてゆく。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
95.
あらゆる宗教のうちでキリスト教は、疑いもなく最も寛容を教えたはずの宗教である。
しかし、現在までのところ、キリスト教徒はすべての人間の内で最も不寛容な人たちであった。
（ ヴォルテール ）
96.
人間の価値は、引き裂かれた複数の自己認識にある。
（ エリック・ホッファー ）
97.
愛──
その手段においては両性の闘い、
その根底においては両性の命がけの憎悪。
（ ニーチェ ）
98.
私は、（その人から）何も学ぶべきものがないほど愚かな人に会ったことはない。
（ ガリレオ・ガリレイ ）
99.
幸福は、その人が真の仕事をするところに存在する。
（ アウレリウス ）
100.
立派な箴言はちょうど塩のように、決して利かなくなることのない食物である。
（ ニーチェ ）
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