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哲学者・思想家の名言
☆ ３月１４日 ☆
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1.
自然は決して我々を欺かない。
我々自身を欺くのは常に我々である。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
2.
習慣を自由になし得る者は人生において多くのことを為し得る。
習慣は技術的なものである故(ゆえ)に自由にすることができる。
（ 三木清 ）
3.
幸福は人格である。
（ 三木清 ）
4.
俗衆の神々を否定することが冒涜にあらずして、俗衆の見解を神々に適応することが冒涜なり。
（ プラトン ）
5.
嫉妬は錆(さび)のごとし。
錆が鉄をむしばむがごとく、嫉妬は汝自身をむしばむ。
（ アンティステネス ）
6.
世界とは一冊の本であり、旅に出ない者は同じ頁ばかり読んでいるのだ。
（ アウグスティヌス ）
7.
青春とは、不断の酔心地である。
つまり理性の熱病である。
（ ラ・ロシュフコー ）
8.
外部に支えを求める精神は弱い精神である。
（ アラン ）
9.
多くの場合、成功は成功するまでの所要時間を知っているか否かにかかっている。
（ モンテスキュー ）
10.
我々が他人を認めるのは、彼らと我々との間に類似のあることを感ずるからである。
誰かを尊敬するというのは、彼を自分と同等に見ることであるらしい。
（ ラ・ブリュイエール ）
11.
自分のぶどう畑をあきらめるほうが、訴訟で争うより被害が少ない。
（ モンテーニュ ）
12.
よき友人を得る唯一の方法は、まず自分が人のよき友人になることである。
（ エマーソン ）
13.
実物には一向に感心しないくせに、それが絵になると、似ていると言って感心する。
絵とはなんとむなしいものだろう。
（ ブレーズ・パスカル ）
14.
偉人の名声は、それを得るために用いられた手段によって評価されるべきである。
（ ラ・ロシュフコー ）
15.
犠牲行為によって計画される道徳は、半野蛮的階級の道徳である。
（ ニーチェ ）
16.
私は船室におさまって航海することを好まず、人生のマストの前、甲板の上にあることを欲した。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
17.
生命とは虚無を掻き集める力である。
それは虚無からの形成力である。
虚無を掻き集めて形作られたものは虚無ではない。
（ 三木清 ）
18.
幸福は猫に似ている。
こっちへおいでと呼んでも、おだててもそっぽを向くばかりで、決してやって来ないが、そいつに頓着せず自分のすべきことをしていれば、いつのまにかこちらの足に擦り寄ってきて、膝の上に飛び乗ろうとするものだ。
（ ウィリアム・ジョン・ベネット ）
19.
人間は一つの極端にあるからといって、その偉大さを示しはしない。
むしろ同時に二つの極端に達し、その中間をすべて満たすことによって、それを示すものである。
（ ブレーズ・パスカル ）
20.
上流階級は国家の過去である。
中産階級こそが未来なのだ。
（ エイン・ランド ）
21.
金銭を崇拝する人間は、自分自身の努力を通して、あるいは自分自身の活動の中に幸福を得ようとする望みを捨てた人間である。
（ バートランド・ラッセル ）
22.
真に神を愛する者は、神からも愛されることを願ってはならない。
（ スピノザ ）
23.
我々に関する他人の悪評は、しばしば本当は我々に当てられているのではなく、まったく別の理由から出る腹立ちや不機嫌の表明なのである。
（ ニーチェ ）
24.
「自分がそう思う」というだけなら、それが正しいか間違っているかは、まだわからない。
自分ではそれを正しいと思っていたのだけど、ほかの人はそれを正しいとは思っていなかったとか、以前は正しいと思っていたのだけど、今は正しいと思わないとか、よく気をつけてみると、そんなことばかりじゃないだろうか。
だから人は、自分が思っていることが正しいことなのかどうか、常に「考える」ということをするわけだ。
（ 池田晶子 ）
25.
人は誤ったことを言うべきにあらず。
ただし、真実なことは黙すべからず。
（ キケロ ）
26.
成すべき事をせよ、すると力が得られる。
（ エマーソン ）
27.
幸福な人々の節制は、幸運が彼らの気質に与えた穏やかさから来る。
（ ラ・ロシュフコー ）
28.
私は旅行に出る理由を尋ねる人があると、いつもこう答えるようにしている。
「私は、自分が何を避けようとするのかはよくわかるのだが、何を求めているのかはよくわからない」と。
（ モンテーニュ ）
29.
賢者には、大地は至る所に開かれている。
善良なる魂の祖国は全世界なり。
（ デモクリトス ）
30.
汝が汝自身のごとく隣人を愛するとき、汝はまたその隣人を愛するごとく、汝自身をも愛さねばならない。
（ キルケゴール ）
31.
（※人生において）我々は常に悲観論の深淵に沿って、ごろごろした石を踏んで歩いて行く。
（ シュバイツァー ）
32.
始めは全体の半ばである。
（ プラトン ）
（ 始めてしまえば（取りかかれば）半分終わったも同然 ）
33.
過去に遡りトラウマと言い出せば
自分の責任が曖昧になります。
ある意味都合が良い。
（ 岸見一郎 ）
34.
恋愛においては、あまり好きにならないことが、好きにならせる確実な方法である。
（ ラ・ロシュフコー ）
35.
すべての人が道徳的になるまでは、
だれも完全に道徳的にはなり得ない。
（ ハーバート・スペンサー ）
36.
友人がいなければ、誰も生きることを選ばないだろう。
たとえ、他のあらゆるものを持っていても。
（ アリストテレス ）
37.
自分の人生を次の世代への橋渡しのために費やすというのは、
つまり、子供を生み育て、
地域のために力を尽くすことは、
すべての人間に共通した立派な事業なのである。
立派な人生といわなければならないだろう。
（ 鷲田小彌太 ）
38.
人はすべて模倣された歓びを感ず。
（ アリストテレス ）
39.
自己の持てるものを十分に己にふさわしき富と考えざる者は、世界の主となるとも不幸なり。
（ エピクロス ）
40.
真に素晴らしい本は内容以上のことを教えてくれる。
その本を置き、仕入れた知恵を試したくなる。
読むことで、行動せずにいられなくなるのだ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
41.
生きている限り死んでいないのだから、死は存在しない。
死んでいる時は生きていないのだから、死は人間に関係ない。
生きている時も、死んでいる時も、死は人間に関係ない。
（ エピクロス ）
42.
世界を動かす力は、あなたの潜在意識の中にある。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
43.
ある程度までのところ、所有が人間をいっそう独立的に自由にするが、一段と進むと所有が主人となり、所有者が奴隷となる。
（ ニーチェ ）
44.
野獣は野獣を知る。
同じ羽毛の鳥はおのずから一緒に集まる。
（ アリストテレス ）
45.
知識に於(お)いての真理は直ちに実践上の真理であり、実践上の真理は直ちに知識に於いての真理でなければならぬ。
（ 西田幾多郎 ）
46.
人間を判断するのに、その人の偉大な特質によるべきでではなく、（その人が）それをどのように運用するかを見るべきである。
（ ラ・ロシュフコー ）
47.
哲学者とは何か？
つねに尋常でない事物を経験し、見聞し、猜疑(さいぎ)し、希望し、夢見る人間だ。
（ ニーチェ ）
48.
人間は、もはや誇りを持って生きることができないときには、
誇らしげに死ぬべきである。
（ ニーチェ ）
49.
人間は孤独であるかぎり、彼自身であり得る。
（ ショーペンハウアー ）
50.
誤謬(ごびゅう)というものは、真理を余計含んでいれば、それだけ余計に危険である。
（ アミエル ）
51.
人間はなんといっても不合理だ。
人間は自分の持っている自由は決して行使しないで、自分の持っていない自由を要求する彼らは、思索の自由を持っているが、表現の自由を要求する。
（ キルケゴール ）
52.
人生の色々な楽しみは通りすがりに味わうときに、人生を楽しくしてくれるが、一旦それを人生の目的とすると、とたんに物足りなくなる。
（ J・S・ミル ）
53.
たいていの女は（己れの）情熱よりも弱さのために（男に）なびく。
だから、強引な男がそう見ばえもしないのに他の者より成功するのだ。
（ ラ・ロシュフコー ）
54.
希望喪失はすでに敗北の先取りである。
人間にできることがなお残されている限り、希望を失うことは許されない。
（ カール・ヤスパース ）
55.
美の持つ説得力は、いかなる紹介状にもまさる。
（ アリストテレス ）
56.
他人の自我にたえず耳を貸さねばならぬこと――それこそまさに読書ということなのだ。
（ ニーチェ ）
57.
無から有は生じない。
（ エピクロス ）
58.
才能とは、神から密(ひそ)かに与えられ、しかも、我々がそれとは知らずに明るみに出す授かり物である。
（ モンテスキュー ）
59.
支配することが最も少ない政府が、最良の政府である。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
60.
運命が一つの扉を閉じたならば、信念が別の扉を開く。
空いている扉を見つけよ。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
61.
三種の貴族がある。
１．血統と位階の貴族、
２．財力の貴族、
３．精神的貴族
が、すなわちそれである。
（ ショーペンハウアー ）
62.
宗教は抑圧された生物の嘆息である。
（ カール・マルクス ）
63.
思考には気をつけよう。
いつ口に出してしまうかわからないから。
（ イアラ・ガッセン ）
64.
どのチャンスも、一度しか巡ってこない
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
65.
あなたが今、夢中になっているものを大切にしなさい。
それはあなたが真に求めているものだから。
（ エマーソン ）
66.
文明人は奴隷状態において
生まれ、生活し、死ぬ。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
67.
悪い政府の元で、正しくあることは危険だ。
（ ヴォルテール ）
68.
（創造者の道を行く）君は、君自身を愛し、君自身を軽蔑しなければならぬ。
（ ニーチェ ）
69.
本当に無敵なものは、攻撃されないということではなくて、攻撃されても傷つかないということだ。
（ セネカ ）
70.
法は習慣のおかげで力を発揮する。
（ エルヴェシウス ）
71.
私は真理と精神との力を信じるがゆえに、人間の未来を信じる。
（ シュバイツァー ）
72.
不真実は本来的に悪であり、あらゆる平和の破壊者である。
（ カール・ヤスパース ）
73.
最大の富は自足である。
自足の最大の果実は、他に頼る必要のないことだ。
（ エピクロス ）
74.
宗教とは蛍のようなものだ。
光るためには暗闇を必要とする。
（ ショーペンハウアー ）
75.
利益と必要が、あらゆる社交性の根本である。
（ エルヴェシウス ）
76.
「自分」というのは、名前でなければ、身分でもない。
体でなければ、心でもない。
ないないづくしで、どこにもない。
それが「自分」というものだけど、だからといって、自分など「ない」というのでもない。
なぜって、自分など「ない」と言っているその自分が、まさにそこに「ある」からだ。
ないけれどもある。
あるけれどもない、それが「自分」というものの正体、その存在の仕方の不思議さなんだ。
何を「自分」と思うかで、その人の自分は決まっているというのも、この意味だ。
（ 池田晶子 ）
77.
自由な世界のみが平和になることができる。
自由な世界は、虚偽を虚偽で打ち負かそうとする無駄な争いを捨てる。
（ カール・ヤスパース ）
78.
自己の内なる情念と戦うほうが、
何らの抵抗も示さずそれらに支配されるよりはましである。
（ アウグスティヌス ）
79.
現在自分が何を欲しているのかもはっきり分からないのに、将来自分が欲するであろうことを、どうして請け合えるだろう？
（ ラ・ロシュフコー ）
80.
苦しみは、苦しむ者がその限界を知っていて、その恐怖に想像を加えなければ、堪えられないこともなく、また永続するものでもない。
（ アウレリウス ）
81.
大自然の秩序は宇宙の存在を立証する。
（ カント ）
82.
愛は純粋であり得るに反して、
嫉妬はつねに陰険である。
（ 三木清 ）
83.
すべての科学に、数学の鋭敏さと正確さをできるだけ取り入れたいものである。
なぜなら、これによって物事がよりよく分かるからではなく、我々人間の物事に対する態度をしっかり定めたいためである。
（ ニーチェ ）
84.
羞恥心のあることが、女にとって必要な一つの掟と言われているのはおかしい。
男は女のあつかましさしか尊重しないというのに。
（ ヴォーヴナルグ ）
85.
自信がない男ほど、女にいばりたがる。
（ ボーヴォワール ）
86.
休息はよいことであるが、倦怠はその兄弟である。
（ ヴォルテール ）
87.
人の天性は、よい草を生ずるか、雑草を生ずるか、そのいずれかである。
だから折を見て、よい草に水をやり、雑草を取り除かねばならない。
（ フランシス･ベーコン ）
88.
幸福は物に求むべからず。
心に求めよ。
（ カント ）
89.
語り合ってみて理性も好感も感じられない人間が多いのは、自分の言いたいことで頭がいっぱいで、相手の言葉に耳を貸さない連中が多いからだ。
（ ラ・ロシュフコー ）
90.
不幸な人の共通の過ちは、わが身に幸せが訪れることを、決して信じたがらないことである。
（ セネカ ）
91.
作家は生きているうちは諷刺され、
死ぬと賞賛される。
（ ヴォルテール ）
92.
自分の足で立っている者は、決して孤立していない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
93.
一切の本当の思想や文化は、最も広範な意味に於(おい)て世界的に翻訳され得るものでなくてはならぬ。
（ 戸坂潤 ）
94.
我々は親友の不幸の中に、なんとなしに嫌ではない、あるものを常に感じる。
（ ラ・ロシュフコー ）
95.
うわべだけのつつましさは、いちばん手の込んだ虚栄である。
（ ラ・ブリュイエール ）
96.
同情されたがる渇望は自己陶酔、しかも、隣人の懐を傷めての自己陶酔の渇望である。
（ ニーチェ ）
97.
恋愛は幸福を殺し、幸福は恋愛を殺す。
（ ウナムーノ ）
98.
弓の弦(つる)は二本持っていなければならぬ。
（ シャルル・ド・ボヴェル ）
99.
ある者の得は、他の者の損になる。
（ モンテーニュ ）
100.
問題解決より問題づくりの方がずっと大切だ。
（ ジョン・デューイ ）
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