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哲学者・思想家の名言
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1.
我々自身が抱いている自信が、他人に対する信用を芽生えさす。
（ ラ・ロシュフコー ）
2.
蛇に咬(か)まれた者がどんな苦しみを受けねばならないかは、自ら蛇に咬まれたことのある者にしかわからない。
（ キルケゴール ）
3.
苦悩は活動への拍車である。
そして活動の中にのみ、我々は我々の生命を感じる。
（ カント ）
4.
世界は我々次第である。
我々が落ち込むとき、世界もうなだれているように見える。
（ エリック・ホッファー ）
5.
片目をつぶされたら、相手の片目をつぶせばよいというのは、間違っている。
罪を犯した者は、自分が与えた以上の苦しみをなめねばならぬ。
（ アリストテレス ）
6.
生きるということは、
日ごとに快癒し、新しくなること、
また自分を見いだし、
回復することである。
（ アミエル ）
7.
人生に結末がなかったとしたならば、誰が自己の運命に絶望するであろうか。
死は悲運をこの上なく辛いものにする。
（ ヴォーヴナルグ ）
8.
すでに女たちから関心を持たれなくなった男は品行を改めるものである。
（ ヴォーヴナルグ ）
9.
一番快感のあるものに金のかからないような人間こそ、最も富める者である。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
10.
無知は決して悪を生まない。
危険な罪悪を生むのはただ誤謬の懸念である。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
11.
法は、仮に人が別の人を虐待しないなら、各人が自分の自由に従って生きることを妨げることはないであろう。
（ デモクリトス ）
12.
各々の物はそれが創られた目的に向かって惹かれる。
惹かれるものの中に、各々の目的がある。
目的のある所に各々の利益と善がある。
（ アウレリウス ）
13.
今日(こんにち)の良心とは幸福の要求である。
（ 三木清 ）
14.
「やりたいこと」に思いをめぐらすことに、年齢はない。
何歳になっても、「これこそやりたいことだった」という発見をしたいものだ。
（ 鷲田小彌太 ）
15.
もっともよい復讐の方法は、自分まで同じような行為をしないことだ。
（ アウレリウス ）
16.
すべてのものが変化するのは明らかだが、実際には消え失せるのではない。
物質の総量はつねに同じだ。
（ フランシス･ベーコン ）
17.
富は徳の荷物
（ フランシス･ベーコン ）
18.
私の人生哲学は、本質的には単純な言葉だが、「辛抱強く頑張る」ところにある。
（ ジョン・デューイ ）
19.
私が知っているのは、
自分が何も知らないということだけだ。
（ ソクラテス ）
20.
いつも駄洒落を言う者は、性格の悪い人間である。
（ ブレーズ・パスカル ）
21.
他人の富をあなたが嫉妬することは、富に対して否定的な感情を抱くことです。
あなたの意識する心（＝顕在意識）が否定するものは、潜在意識も否定して受けつけないのです。
他人の富を嫉妬する限り、富はあなたへと流れてこないで、あなたから流れ出て行きます。
（ 渡部昇一 ）
22.
科学は既に知っていること。
哲学は未知のこと。
（ バートランド・ラッセル ）
23.
競争心と嫉妬は、同じ技術、同じ才能、自分と同等の人々の間にしか存在しない。
（ ラ・ブリュイエール ）
24.
口で何を言っても、本心を隠すことはできません。
どうしてもまわりに伝わってしまうものですから。
（ エマーソン ）
25.
本質と存在の融合が最高度に実現されるのは、まさに愛を通してのみである。
（ プラトン ）
26.
つねに偉大な思想に生き、
つまらないことは軽視するように努めよ。
これは、一般的に言って、
人生の苦難と悲哀を最もたやすく乗り越えさせる道である。
（ カール・ヒルティ ）
27.
敷かれた道を進むより、
道なきところに
自ら道を築いて進め。
（ エマーソン ）
28.
孤独は優れた精神の持ち主の運命である。
（ ショーペンハウアー ）
29.
彼（＝ナルシシスト）がつまらぬちょっとした言葉を喋るとき、自分ではさも重大なことを話しているように思っているのが、我々にはよくわかることがある。
（ エーリヒ・フロム ）
30.
自由・平等は悪い原理である。
真の人間的原理は正義である。
弱者に対する正義は保護もしくは善意である。
（ アミエル ）
31.
人を信じなさい。
そうすれば、人はあなたに誠実にふるまうだろう。
人に寛大でありなさい。
そうすれば、人も寛大さを示してくれるだろう。
（ エマーソン ）
32.
他人に対する不正を防ぎうるのは、正義の原則よりもむしろ思いやりである。
（ エリック・ホッファー ）
33.
教えることのできない子供というものはない。
あるのは子供達にうまく教えられない学校と教師だけである。
（ M・アドラー ）
34.
恋愛が欲望の手段ではなくして欲望が恋愛の手段である。
（ 和辻哲郎 ）
35.
他人から理解されたり、認められたり、必要とされたりすることが、一番大切なことだっていうのは、今の人間達が共通に信じ込まされている、間違った信仰なんだ。
人間は自分のことを分かってくれる人なんかいなくても生きていけるってことこそが、人間が学ぶべき、何より大切なことなんだ。
（ 永井均 ）
36.
三十年の結婚生活の後にも、貞淑な妻に優雅ささえあれば、彼女は結婚の最初の日のように夫の気に入る。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
37.
一粒の木の実は、いくつもの森を生む。
（ エマーソン ）
38.
歴史は繰り返す。
最初は悲劇として、二度目は笑劇(しょうげき)として、過去の亡霊を呼び出し、その由緒ある衣装に身を包み、借りものの言葉を演じる。
（ カール・マルクス ）
39.
忍耐は希望を持つための技術である。
（ ヴォーヴナルグ ）
40.
老人にもまだ勉強することがあるとすれば、ただひとつ、死ぬことを学ぶべきだ。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
41.
宗教は間接的にも直接的にも、教義としても比喩としても、いまだかつて一つの真理も含んだことはない。
というのは、どんな宗教も不安と欲求から生まれたものであるからだ。
（ ニーチェ ）
42.
真の勇気は、目撃者のいない場合に示される。
（ ラ・ロシュフコー ）
43.
男は見せかけの愛で女を欺くことができる。
ただし、他の女を心から愛していない限りは。
（ ラ・ブリュイエール ）
44.
誰かが巨富を得たということを知って嫉妬の心が起こりかけてきたら、すぐに、「彼とその富に祝福あれ」と言うのです。
その人のために喜んでやるのです。
そうすると、あなたの意識する心（＝顕在意識）が、富や幸運を肯定することになり、それが潜在意識に受け入れられ、あなたにも富や幸運がもたらされるのです。
（ 渡部昇一 ）
45.
笑いながら、厳粛な事を語れ！
（ ニーチェ ）
46.
学者先生はしきりに
「それゆえ」という言葉をお使いになるが、
なんで「それゆえ」なのか、
俗人にはさっぱりわからない。
なんだか、偉そうな言葉でごまかしているようだ。
（ ガリレオ・ガリレイ ）
47.
言論が詭弁であるかどうかは、（言論）技術の働きそのものによってではなく、論者の意図によって決まる。
（ アリストテレス ）
48.
文明人は馬車をこしらえたが、
足が役に立たなくなってしまった。
（ エマーソン ）
49.
人間が宗教をつくるのであって、宗教が人間をつくるのではない。
（ カール・マルクス ）
50.
人間は、自分が他人より劣っているのは能力のためではなく、運のせいだと思いたがるものなのだ。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
51.
名高い詩人や芸術家らは、往々にしてメランコリーあるいは狂気である。
アイアスのごときはそれだ。
しかしそのような素質は、近頃でも、ソクラテスや、エンペドクレスや、プラトンその他多くの人々、ことに詩人の中に認められる。
（ アリストテレス ）
52.
過去も未来も自分を押しつぶすことはできない。
自分を押しつぶせるのは現在だけだ。
その現在ですら、もし適当に分割すれば、取るに足らぬものとなる。
（ アウレリウス ）
53.
愚かなことを言ったり、愚かなことを行なったりしたと悟ったところで何にもならない。
我々が悟らねばならないのは、もっとたっぷりと重たいレッスンなのだ。
我々は救いようの無い間抜け以外の何ものでもないということなのだから。
（ モンテーニュ ）
54.
長生きするには、
ゆっくり生きることが必要である。
（ キケロ ）
55.
真の快楽は節制に伴う。
（ アリスティッポス ）
56.
絵画とは無声の詩であり、詩とは有声の絵画である。
（ コールリッジ ）
57.
愛よりも、金よりも、名声よりも、我に真実を与えよ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
58.
悪人を憎む善人は、
実力なき善人なり。
（ 清沢満之 ）
59.
学校における児童の相似は強制の効果である。
卒業するや、強制が終わる。
（ エルヴェシウス ）
60.
生得の才能は自然樹のようなもので、学問によって剪定(せんてい)することを必要とする。
（ フランシス･ベーコン ）
61.
何も知らないよりは、
つまらぬことでも知っていることの方がもちろんよい。
（ セネカ ）
62.
宗教を愛し、それを守っていくには、それを守らぬ者を憎んだり、迫害したりする必要はない。
（ モンテスキュー ）
63.
たとえ神とは何であるか知らなくても、神をあがめることを知らない民族ほど野蛮な民族はない。
（ キケロ ）
64.
読書しているときは、我々の脳はすでに自分の活動場所ではない。
それは他人の思想の戦場である。
（ ショーペンハウアー ）
65.
動物と違って、人間は世界の中に生きているだけではなく、世界とともに生きている。
（ パウロ・フレイレ ）
66.
人は手に入れているものよりも、
期待するものを喜ぶ。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
67.
汝らは獣のごとく生くるためにつくられたものにあらず、
徳と知識を求めんがためなり。
（ ダンテ・アリギエーリ ）
68.
不決断こそ最大の害悪。
（ デカルト ）
69.
死は我々にとって何ものでもない。
なぜなら、我々が存在する時には、死はまだ訪れていないのであり、死が訪れた時には我々は存在しないのだから。
（ エピクロス ）
70.
金によりてもたらされし忠実さは、金によりて裏切られる。
（ セネカ ）
71.
友達の友情が冷たくなったのを気づかないのは、こちらも友情がない証拠である。
（ ラ・ロシュフコー ）
72.
人生の楽しみではなく、喜びを求めていこう。
（ J・S・ミル ）
73.
結婚したまえ、君は後悔するだろう。
結婚しないでいたまえ、君は後悔するだろう。
（ キルケゴール ）
74.
絵はあまりに絵画的であってはいけない。
（ エマーソン ）
75.
偉人たちが偉大なことを企てるのは、それが偉大なことだからである。
しかるに、馬鹿者たちが偉大なことを企てるのは、それを容易だと思い込むからである。
（ ヴォーヴナルグ ）
76.
我々は目当て以上のものを狙う。
（ エマーソン ）
77.
「わからない」と感じることを、どこまでも考えてゆくようにして下さい。
「わからない」ということは、答えではなくて、問いなのです。
君が毎日やっているその自分とは、本当はなんなのか、知りたくないはずはないでしょう。
（ 池田晶子 ）
78.
身をもって示すことがリーダーシップである。
（ シュバイツァー ）
79.
外に出るな。
汝自身の中に立ち帰れ。
内的人間にこそ真理は宿るのである。
（ アウグスティヌス ）
80.
世間一般の考えに従って生活することはごく易しい。
また、自分のことだけ考えて孤独の生活を送ることもごく易しい。
だが悟りを開いた人間とは、群集の真っただ中にありながらも、自立の醍醐味を心ゆくまで味わうことのできる人間である。
（ エマーソン ）
81.
人は理性でしか望まないものは、
決して熱烈には望まない。
（ ラ・ロシュフコー ）
82.
友への同情は、堅い殻の下にひそんでいるのがいい。
（ ニーチェ ）
83.
大学は天才を嫌う。
修道学校が聖者を嫌うように。
（ エマーソン ）
84.
反駁(はんばく)を好んで多くの言葉を費やす者は、いかなる正しいことをも学ぶ能力がない。
（ デモクリトス ）
85.
勇気のない者は、賢いとはいえない。
（ キケロ ）
86.
自然は人類を二人の君主、
つまり苦痛と快楽の支配下においてきた。
（ ジェレミー・ベンサム ）
87.
人間だけがこの世で苦しむため、笑いを発明するほかなかったのだ。
（ ニーチェ ）
88.
他の人を幸福にすることは、やはりいちばん確かな幸福である。
（ アミエル ）
89.
信仰とは意見であるが、その意見は真理を含んだ意見である。
（ フォイエルバッハ ）
90.
妨害が大きければ大きいほど、欲望はつのるものだ。
（ ラ・フォンテーヌ ）
91.
理性は情緒の単なる奴隷であり、
そうであるべきであり、
情緒に奉仕し、服従する以外の役目を望むことはけっしてできない。
（ デイヴィッド・ヒューム ）
92.
恋するものの狂乱は、あらゆる狂乱の中で最も幸いなるものなり。
（ プラトン ）
93.
我々は問題に直面しないと、考えない。
（ ジョン・デューイ ）
94.
アメリカでは、人間はみな平等だから、社会的に自分より上の人はいないと誰もが思っている。
ところが、自分よりも劣る者はいないという点に関しては、誰も認めようとはしない。
（ バートランド・ラッセル ）
95.
あらゆる規定は否定である。
（ スピノザ ）
96.
人間は安楽に満足して生きたいと思うが、
自然は人間に対して、
安楽と無為の満足に甘んじさせず、
労苦や労働に打ち克つ手段の発見に知恵をしぼらせようとして、
労苦や労働の中に人間を放り込む。
（ カント ）
97.
夫人達の貞淑は、しばしば自分の評判、自分の安静をいとおしむ心にすぎない。
（ ラ・ロシュフコー ）
98.
ほめれば（子どもは）喜ぶだろうと思うのは間違いです。
小さな子どもさんを観察すればすぐわかることですが、ほめられた子どもはすごく嫌な顔をしています。
（ 岸見一郎 ）
99.
過ぎ去った過去の奴隷にならずに、浄化の海に飛び込んで深く潜り込み、どこまでも泳いでゆけ。
そして、自らを尊び、新しいパワーを身につけ、人生を新たなる高き視野から見直し、それがなぜ、そのようであったかを知って、戻ってくるがよい。
（ エマーソン ）
100.
自分にできないと考えている間は、本当はそれをやりたくないと心に決めているのだ。
だからそれは実行されはしない。
（ スピノザ ）
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