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哲学者・思想家の名言
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1.
自分の働く誠意と家族があれば、人生には光がさします。
（ 梅原猛 ）
2.
偉大な人とは、物質を変えうる人ではなく、自分自身の心の状態を変えうる人です。
（ エマーソン ）
3.
科学技術って
進歩する以外に能がないんですね。
文化、芸術がブレーキかけないと、
野蛮な文明国になっちゃう。
合理を最優越させないで
知情意、真善美のバランスを回復しなくてはいけない。
（ 唐木順三 ）
4.
「運命」とは、まだ思考の火をくぐっていない事実、まだ洞察を受けていないさまざまな原因を表す言葉だ。
（ エマーソン ）
5.
ファシズムが展開するもととなった精神的体系の創始者たちは、
すべてある共通の特徴を持っている。
彼らは、議論よりも暴力を、
平和よりも戦争を、
民主主義よりも貴族政治を、
科学的客観性よりも宣伝を優位におく。
（ バートランド・ラッセル ）
6.
やったと思えばドジを踏む。
それが人間の仕事です。
朝に計画を立てても、昼にすることはへまばかり。
（ ヴォルテール ）
7.
「社会」なんてものを目で見た人はいないのに、人はそれが何か自分の外に、自分より先に、存在するものだと思っている。
思い込んでいるんだ。
それが自分や皆でそう思っているだけの観念だということを忘れて、考えることをしていないから、思い込むことになるんだね。
（ 池田晶子 ）
8.
希望すること、これが幸福なのだ。
（ アラン ）
9.
本当に心を満足させる幸福は、私たちのさまざまな能力を精いっぱいに行使することから、また私たちの生きている世界が充分に完成することから生まれるものである。
（ バートランド・ラッセル ）
10.
我々は時どき、自分の軽はずみを見逃させるために、先手を打って友達を軽はずみに責める。
（ ラ・ロシュフコー ）
11.
もし仮に、絶対の悪人がいるとしたら、それはまさしく、信じることができない人間をいうのだ
（ アラン ）
12.
他人の畑の収穫物は、
いつも自分のものより見事だ。
（ オウィディウス ）
（ 他人のものは何でも良いものに感じられる ）
13.
人気のないルールは、
決して長続きしない。
（ セネカ ）
14.
生命の神聖視は、生命そのものを絶対唯一の意味あるものと見なすようになるのでは、真実なものではなく、偽りもので、生命のあり方の全体にとって有害である。
そうなると人間が超越者の位置を占めるようになり、これは事実上信仰喪失の現れである。
（ カール・ヤスパース ）
15.
いかなる自然も芸術に劣らず。
芸術の仕事は全て自然の物事を真似ることなり。
（ アウレリウス ）
16.
医者というものは、ほとんどわかっていない未知の病気を治療するために、自分でもわかっていない薬を処方するものである。
（ ヴォルテール ）
17.
すべての人が
目に入るものをすべて見ているわけではない。
（ バルタザール・グラシアン ）
18.
すべては疑いうる。
（ カール・マルクス ）
19.
人間は思考し、観想する存在であると共に、選択する存在である。
（ キルケゴール ）
20.
教養の目的は、人間的なあらゆる可能性の完全な実現である。
（ ジャン・ラクロワ ）
21.
子どもの遊戯を見よ。
彼らはそれを利用するためにするのではなく、建設したり破壊したりする活動そのものに幸福を感じているのである
（ テオドール・リップス ）
22.
有害なのは、自分の身の丈に合わせて、たいていは自分の身の丈より小さく見立てて、なそうという目標を立てる心性である。
第一、窮屈である。
第二に、窮屈に慣れて、身も心も縮こまったままになる。
第三に、自分の窮屈さを、思慮深さと勘違いして、子どもの世代に強要することだ。
（ 鷲田小彌太 ）
23.
ひたすら生き、仕事をする。
周りに気を配るのはそれからだ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
24.
結婚とは、臆病者のまえに用意されたたった一つの冒険である。
（ ヴォルテール ）
25.
人間にとって真の大敵は胸中の敵である。
（ セネカ ）
26.
怒りはどこか貴族的なところがある、善い意味においても、悪い意味においても。
（ 三木清 ）
27.
いかに生きるかを学ぶには、全生涯を要す。
（ セネカ ）
28.
私たちは、いわば二回この世に生まれる。
一回目は存在するために、二回目は生きるために。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
29.
順境の美徳は節度であり、逆境の美徳は忍耐である。
（ フランシス･ベーコン ）
30.
希望とは、目覚めている人間が見る夢である。
（ アリストテレス ）
31.
老年の歳月における人生は、悲劇の第五幕に似ている。
人間は悲劇的な最後が近いことは知っているが、それがいかなるものであるかは知らない。
（ ショーペンハウアー ）
32.
心に感じたことは信じなければならない。
ことにそれが虫の知らせであるときは。
（ バルタザール・グラシアン ）
33.
聞き上手は一つの技術である。
（ エピクテトス ）
34.
人生はその人の考えた所産である。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
35.
物質を支配せよ！
さもなければ物質はお前を支配する。
（ カール・ヒルティ ）
36.
質問にたどり着いたなら、答えはすぐそこだ。
（ エマーソン ）
37.
金(かね)は戦争の活力である。
（ キケロ ）
38.
人生二度なしという真理ほど、
われわれ人間をして
人生の深刻さに目覚めさせる真理は、
ほかに絶無と申してよいでしょう。
（ 森信三 ）
39.
一人の人間の評価と価値は、心と意志の中にある。
そこに人間の本当の栄誉が宿るのだ。
（ モンテーニュ ）
40.
悲観主義は気分によるものであり、楽観主義は意志によるものである。
成り行き任せの人間は、気分が滅入りがちになる。
（ アラン ）
41.
生きるとは何のことか――生きるとは、死にかけているようなものを絶えず自分から突き放していくことである。
（ ニーチェ ）
42.
吾人(ごじん＝我々)が小過失を懺悔するは、他に大過失なき事を世人に信ぜしめんが為(ため)のみ。
（ ラ・ロシュフコー ）
43.
人類は、生者よりも死者で成り立っている。
（ オーギュスト・コント ）
44.
生きるとは
日に日に治まり新たになることにあり、
また再び自己を見い出し取り返すことである。
（ アミエル ）
45.
この人生劇場において、
観客たるべき神と天使のためにのみ
精力を蓄えておくべきなり。
（ ピタゴラス ）
46.
法律は正義であるがゆえに従うといって服従している者は、自分の想像する正義に服従しているのであって、法律の本質に服従しているのはない。
（ ブレーズ・パスカル ）
47.
ある小さな時代は、
独特の醜いやり方で、
ほかのすべての時代を誤解する。
（ ヴィトゲンシュタイン ）
48.
人は、「考える」、「自分が思う」とはどういうことかと「考える」ことによって、正しい定規を手に入れることができるんだ。
自分ひとりだけの正しい定規ではなくて、誰にとっても正しい定規、たったひとつの正しい定規だ。
（ 池田晶子 ）
49.
何事にも耐え忍べる者は、何事も思い切ってできる。
（ ヴォーヴナルグ ）
50.
人は賢明になればなるほど、
ますます腰を低くして
他人から学ぼうとする。
（ ロジャー・ベーコン ）
51.
最後の息をひきとるまで能動的であることは、現在の生活の意義であり、解決である。
学者にとっても僧職にある者にとっても、──かくあることこそ我々の運命なのである。
（ カール・ヒルティ ）
52.
恩を受けた人は、
その恩を心に留めておかなければならない。
しかし、恩を与えた人は、
それを覚えているべきではない。
（ キケロ ）
53.
隣人の破産は敵をも味方をも歓ばす。
（ ラ・ロシュフコー ）
54.
偉人が我々より偉いのは頭が少しばかり高く出ているだけのことで、足のほうは我々と同じくらい低いところにある。
（ ブレーズ・パスカル ）
55.
クレオパトラの鼻がもう少し低かったら、世界の歴史は変わっていただろう。
（ ブレーズ・パスカル ）
56.
キレイごとの好きな人は、
とかく実践力に欠けやすい。
けだし実践とは
キレイごとだけではすまず、
どこか野暮ったく、
泥くさい処(ところ)を免れぬものだからです。
（ 森信三 ）
57.
我々が有頂天になり、夢中になり、胸をはずませるのは（決して全体を手にしたときではなく）小さいが故(ゆえ)に鮮明な一つの細部を手にしたときのみである。
（ ロムバッハ ）
58.
生きている限り、どう生きるべきかを学び続けよ。
（ セネカ ）
59.
神が存在すると思わざる人は、自己を偽るものなり。
たとえかかることを絶えず確信しても、日夜不安になるがゆえなり。
（ セネカ ）
60.
雫が岩に穴を開けるのは、
その力ではなく何度も落ちることによってである。
（ オウィディウス ）
61.
いくつかの偉大な思想だけは、本当に自分のものにしておかなければならない。
明るくなどとは思いも及ばなかった遠い所まで、それが光を投げかけてくれるからである。
（ ゲオルク・ジンメル ）
62.
文章の長短はその文章の価値を奪ったり、付与したりする特性にはならない。
（ プラトン ）
63.
他人の厚顔無恥に腹が立つとき、ただちに自らに問うてみよ。
「世の中に恥知らずの人間が存在しないということがありえようか」…「ありえない」と答えるだろう。
それならば、ありえぬことを求めるな。
（ アウレリウス ）
64.
自分が恋人を愛すのは彼女への愛情からだと信じている男がいたら、思い違いもはなはだしい。
（ ラ・ロシュフコー ）
65.
心変わりせぬことは、恋愛の妄想である。
（ ヴォーヴナルグ ）
66.
酒神（バッカス）の杖の捧信者は多けれど、真の酒神信者は少なし。
（ ソクラテス ）
67.
新聞を読まない人は幸福である。
なぜならば、彼らは自然に目を向け、それを通じて神を見るからである。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
68.
人は好んで他人の心を推察するが、他人にこちらの心を推察されるのを好まない。
（ ラ・ロシュフコー ）
69.
知性には、活発な好奇心が必要とされる。
しかし、それは特定の種類のものでなければならない。
（ バートランド・ラッセル ）
70.
不真実はいずれも、全体主義への道をたどる一歩である。
（ カール・ヤスパース ）
71.
読むことは人を豊かにし、
話し合うことは人を機敏にし、
書くことは人を確かにする。
（ フランシス･ベーコン ）
72.
食べているうちに食欲は起こるものだ。
（ モンテーニュ ）
73.
真の友情は、本当の事を教えられるという事である。
友情は、盲目と無知の中には存在しないのだ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
74.
女性は初めての恋愛では愛する人に恋するが、その後の恋愛では恋に恋する。
（ ラ・ロシュフコー ）
75.
エミール、幸福にならなければならない。
これはあらゆる感覚を持つ存在の目的なのだ。
これは自然が私達に感じさせる基本的な欲求であり、決して私達になくならない唯一つの欲求でもある。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
76.
人は幸せだから歌うのではない。
歌うから幸せなのだ。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
77.
ちっぽけな快楽ほど人間を小さくするものはない。
（ ジョセフ・ジュベール ）
78.
人間の一生を支配するのは運であって、知恵ではない。
（ キケロ ）
79.
自分について多くを語ることは、自分を隠す一つの手段となり得る。
（ ニーチェ ）
80.
我々の年齢は植物のそれである。
芽をふき、成長し、花を咲かせ、しぼみ、そして枯れる。
（ ヨハン・ゴットフリート・ヘルダー ）
81.
智恵は知識にまさる。
（ ブレーズ・パスカル ）
82.
靴屋がいちばんぼろの靴を履いている。
（ モンテーニュ ）
83.
我々はどこまでも理性について行くだけの力はない。
（ ラ・ロシュフコー ）
84.
神のささやきが聞こえるように沈黙しよう。
（ エマーソン ）
85.
人生の舵取りは、金庫の数字合わせのようなものである。
つまみをひとひねりしても、金庫が開くことは稀である。
前進と後退のそれぞれが、目標へ向かう一歩なのだ。
（ エリック・ホッファー ）
86.
いやしくも大財産があれば、必ず大不幸がある。
ひとりの富者があるためには、
五百名の貧者(ひんじゃ)がなくてはならない。
（ アダム・スミス ）
87.
数学者とは、発明家であって発見者ではない。
（ ヴィトゲンシュタイン ）
88.
不機嫌というものは、結果でもあるが、それに劣らず原因でもある
（ アラン ）
89.
子供には、
服従することさえよく教えておけば、
他のことは好きなようにやらせてよい。
（ プラトン ）
90.
本来、お世辞というものは、女の身にぴったりと当てはまる衣裳である。
（ キルケゴール ）
91.
倫理的生活の根源とでもいうべきものは、良心の中にある。
（ P・フルキエ ）
92.
器量こそ
乱世における勝敗を決定するものである。
（ 唐木順三 ）
93.
一生を終えてのちに残るものは、
我々が集めたものではなくて、
我々が与えたものである。
（ ジェラール・シャンドリ ）
94.
我々は、
他人に幸福を分け与えることにより、
それと正比例して
自分の幸福を増加させるのだ。
（ ジェレミー・ベンサム ）
95.
人類のいかなる種族も、倦怠な種族よりはマシだ。
（ ヴォルテール ）
96.
荒れ狂う海面の荒波も、大洋の底まで騒がすことはない。
広大でかつ永久的な視野で現実を眺めている人にとっては、個人的な絶え間のない浮沈は比較的無意味なものに見える。
従って、真に宗教心のある人は動揺せず、平静に満たされている。
そして時がどのような義務をもたらしても、静かな心構えができている。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
97.
あらゆる職業の中で、最も生産的で、最も楽しく、最も自由人に適するものは農業である。
（ キケロ ）
98.
我々が歴史から学ぶことは、人間は決して歴史から学ばないということだ。
（ ヘーゲル ）
99.
人間は心構えを変えることによって、その人生を変えることができる。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
100.
死の恐怖は浪漫的であり、死の平和は古典的である。
死の平和が感じられるに至って初めて生のリアリズムに達するとも言われるであろう。
（ 三木清 ）
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