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哲学者・思想家の名言
☆ ２月２６日 ☆
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1.
簡単な言葉で言い表せないほど薄弱な思想は、捨て去って良い証拠である。
（ ヴォーヴナルグ ）
2.
善い人間の在り方について論ずるのはもういい加減で切上げて、善い人間になったらどうだ。
（ アウレリウス ）
3.
ある者に道理があると人から判断されればされるほど、その者が誠実であることの根拠になる。
（ ドゥニ・ディドロ ）
4.
愛というものは、愛されることよりも、むしろ愛することに存在する。
（ アリストテレス ）
5.
女性にとって、男性の眠りは貪婪(どんらん)であり裏切りである。
（ ボーヴォワール ）
6.
上流階級は国家の過去である。
中産階級こそが未来なのだ。
（ エイン・ランド ）
7.
人の人生で最大の悲劇は、生きてはいても、彼の内部で何かが死んでいることだ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
8.
女が裏切るときの最初の兆候は、その夫に対して昔のような礼儀正しさと注意深さとを取り戻すことにある。
（ アラン ）
9.
知性ある人間は、
猫の前で得意満面をつくったりはしない。
猫ほど見事にそれを無視する生き物はいないからである。
（ イポリット・テーヌ ）
10.
偉大なる行為を目指す者は、おおいに苦しまなければならない。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
11.
平和主義は、平和の実現ではなくて、戦争（の実現）になる。
つまり、平和という名の下に進行する戦争行為である。
（ 渡部昇一 ）
12.
どんな秘密がばれるのも、
罪は、誰かを信用してそれを話した人にある。
（ ラ・ブリュイエール ）
13.
不完全な劣等動物である人間が、自然界において動物以上の存在になれたのは、弱点を利点に転化しうる非凡な天賦の才能による。
（ エリック・ホッファー ）
14.
偉大な思想は心情から生まれる。
（ モンテーニュ ）
15.
二百語以内で表現できない考えはない。
（ エリック・ホッファー ）
16.
エメラルドは人にほめられなくても、その価値を失わない。
（ アウレリウス ）
17.
学問には平坦な大道はありません。
そして、学問の険しい坂道をよじ登る労苦を厭わない者にのみ、その明るい頂上にたどり着く見込みがあるのです。
（ カール・マルクス ）
18.
嫉妬は自分よりも高い地位にある者、自分よりも幸福な状態にある者に対して起こる。
（ 三木清 ）
19.
十歳では菓子に、
二十歳では恋人に、
三十歳では快楽に、
四十歳では野心に、
五十歳では貪欲に動かされる。
人間はいつになったら、
英知のみを追うようになるのであろうか。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
20.
動物と違って、人間は世界の中に生きているだけではなく、世界とともに生きている。
（ パウロ・フレイレ ）
21.
日々の生活こそは凡(すべ)てのものの中心なのであります。
またそこに文化の根元が潜(ひそ)みます。
人間の真価は、その日常の暮しの中に、最も正直に示されるでありましょう。
（ 柳宗悦 ）
22.
過去によって未来をもくろむな。
（ エドマンド・バーク ）
23.
己のベッドを己のための寺院とせねばならず。
（ ピタゴラス ）
24.
想像とは心の遊びである。
自分だけを相手にする勝手な遊戯である。
（ アラン ）
25.
（自分に）見つめられていない人生は、生きる価値がない。
（ プラトン ）
26.
私は平和を望まないわけではないが、平和の名に包まれた戦争を怖れる。
（ キケロ ）
27.
いまだかつて、不幸にうちひしがれた者といえば、ただ、幸福に惑わされた者しかいない。
（ セネカ ）
28.
虚言のデパートは誇張だ。
（ バルタザール・グラシアン ）
29.
人間の全ての知識の中で、最も有用でありながら最も進んでいないものは、人間に関する知識であるように思われる。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
30.
人間の心は三つの部門、すなわち知力・理性・情熱に分けられる。
知力と情熱は他の動物にも具(そな)わるも、理性は人間のみ具わる。
（ ピタゴラス ）
31.
生活とは、つまり習慣の織物である。
（ アミエル ）
32.
太っ腹に相手を信用してかかり、美点を探すのでなければならぬ。
人間に期待をかける人こそ、もっともよく報いられるものである。
（ アラン ）
33.
虚偽を加味することは、金貨銀貨に加える混ぜ物のように、実用に役立たせるかも知れないが、その質を低下させる。
（ フランシス･ベーコン ）
34.
失敗は一種の教育である。
（ ジョン・デューイ ）
35.
知恵を伴わなくても正義は大いに強力なものだが、正義を欠いた知恵はまったく通用しないであろう。
（ キケロ ）
36.
人がこれは自分だと主張するものと、単に彼が持っているものとの間に一線を引くのは難しい。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
37.
瞑想にふける者は、夜のない昼を憎む。
（ ハーバート・スペンサー ）
38.
人間の将来は危険にさらされている。
……世界が現在の苦悩から脱却し、また、事態の処理を残忍な山師に任せず、真の知恵と勇気とを持つ人間に任せることを知る日の来ることを私は期待している。
（ バートランド・ラッセル ）
39.
科学とは色あせたもろもろの思想の集まった墓場である。
（ ウナムーノ ）
40.
哲学なしでは、世界は魂が抜けたものになることだろう、世界は物言わぬ彫像になることだろう
（ ウラジミール・ジャンケレヴィッチ ）
41.
青年は熱い血によってその趣味を変え、老人は習慣によってその趣味を保つ。
（ ラ・ロシュフコー ）
42.
暴君は暴君でも、
一番危険なのは、
生命がひとつ、胃袋がひとつしかない暴君ではなく、
破壊されることのない、
飽くことのない暴君、
自分の欲望、自分の憤怒に
すべてを打ち込む賤民である。
（ アミエル ）
43.
人生における悪い出来事のほとんどは、人間が一室にじっと座っていられないところから起きる。
（ ブレーズ・パスカル ）
44.
完全を求めることは、人間の心を悩ませるこの世で最悪の病である。
（ エマーソン ）
45.
他人と比較してものを考える習慣は、
致命的な習慣である。
（ バートランド・ラッセル ）
46.
友人を得る唯一の方法は、自分が相手の友人になることである。
（ エマーソン ）
47.
あなたが犠牲を払うから、（あなたは）幸せになれないのです。
（ タタルケビッチ ）
48.
人は多くの場合、他人と異なるのみならず、また、いろいろなときにおける自分自身と異なることが多い。
（ ブレーズ・パスカル ）
49.
生命ある限り、希望がある。
（ キケロ ）
50.
健康には自由がある。
健康は、すべてにおいて自由をもたらす、第一のものである。
（ アミエル ）
51.
自然の法則には、例外というものはひとつもない
（ ハーバート・スペンサー ）
52.
崇高な英知は悦びの中ではなく、悲惨さの中にある。
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
53.
距離は称讃の偉大なプロモーターである。
（ ドゥニ・ディドロ ）
54.
地上に住む全ての人々を全て知っているわけでもないのだから、誰が世界中で他の者よりも優れているのかということなどわからないのである。
ただ一人を完全に認識する、ということですら難しいのだ。
（ ニコラウス・クサヌス ）
55.
われわれは、では、何にたよればいいのか？
われわれが真なるものと、虚なるものとを弁別するのに、感覚よりたしかなものがあるだろうか？
（ ルクレティウス ）
56.
幸福は香水のようなものである。
人に振りかけると自分にも必ずかかる。
（ エマーソン ）
57.
政治には火に対するようにすべきである。
火傷しないためには近寄るべきでなく、凍傷しないためには遠ざかるべきでない。
（ アンティステネス ）
58.
肥沃な耕地にむりやり力を加えて絶えず結実を求めれば、耕地はやがて困憊（こんぱい）する。
（ セネカ ）
59.
近世の課題は、神の現実化と人間化、つまり神学の人間学への転化と解消であった。
（ フォイエルバッハ ）
60.
人生はただ動くことでなくて作ることであり、単なる存在でなくて形成作用であり、またそうでなければならぬ。
（ 三木清 ）
61.
言論が堕落したところでは精神も堕落している。
（ セネカ ）
62.
偽りは、それ自体において悪しきもの、非難されるべきものであり、素直さは高貴で賞讃に値する
（ アリストテレス ）
63.
おそらく快楽は、
苦痛の半分の印象も我々に与えない。
（ ジェレミー・ベンサム ）
64.
苦しみを共にするのではなく、喜びを共にすることが友人をつくる。
（ ニーチェ ）
65.
人は、生涯の最初の四十年間で本文を著述し、続く三十年間で、これに対する注釈を加えていく。
（ ショーペンハウアー ）
66.
自分のなりたいものを、
みんながなりたいと思うものから少し遠ざけてみると、
あんがい簡単に見つかるのではないだろうか。
（ 鷲田小彌太 ）
67.
独創力とは、思慮深い模倣以外の何ものでもない。
（ ヴォルテール ）
68.
群衆の中にあっても孤独を守る人こそ、至高の人である。
（ エマーソン ）
69.
何事にも不可能はない。
必ず道はある。
（ ラ・ロシュフコー ）
70.
人は何度も躓(つまず)き倒れるが、そのたびに立ち上がり、やり直し、継続することだ。
（ ヴィトゲンシュタイン ）
71.
どんな革命も、一人の人間が心に思いついた、ひとつの思想にほかならなかった。
（ エマーソン ）
72.
私自身の一部分は恐怖と困惑ともって死を眺め、他の一部分はまず好奇心から、とりわけ美と愛が充実して現われるのを見たいとの渇望から、死を望んでいる。
（ ギュスターヴ・ティボン ）
73.
男の幸せは「われ欲す」、女の幸せは「彼欲す」ということである。
（ ニーチェ ）
74.
極端な行動は虚栄、普通の行動は習慣、卑劣な行動は恐怖に帰されるならば、過失を犯すことはまずなかろう。
（ ニーチェ ）
75.
民主主義者は若い保守主義者であり、
保守主義者は老いた民主主義者であり、
貴族政治主義者は果実を結ばない民主主義者である。
（ エマーソン ）
76.
忠告ほど気前よく人に与えるものはない。
ただし、裁判所だけは例外、無断では行われない。
（ ラ・ロシュフコー ）
77.
愛とは他から奪うことではなくて、自己を他に与えることである。
（ 阿部次郎 ）
78.
障碍(しょうがい)を好機に変えるとき、人間がその独自性を最大限に発揮するということは、今なお真実である。
（ エリック・ホッファー ）
79.
汝自身より優れた忠告を言う者なし。
（ キケロ ）
80.
人があれもこれもなし得ると考える限り、何もなし得る決心がつかない。
（ スピノザ ）
81.
現代における革命的とも言える大発見は、人間が心の内面のあり方を変えることによって、その外面をも変革しうることだ。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
82.
自惚れは進歩の障害である。
（ 犬儒学派のディオゲネス ）
83.
浮気と同時に貞淑な妻は、亭主には荷が重過ぎる。
妻たるものは、いずれか一方を選ぶべきである。
（ ラ・ブリュイエール ）
84.
人間は安楽に満足して生きたいと思うが、
自然は人間に対して、
安楽と無為の満足に甘んじさせず、
労苦や労働に打ち克つ手段の発見に知恵をしぼらせようとして、
労苦や労働の中に人間を放り込む。
（ カント ）
85.
ただ存在するのではなく、生きていかねばならぬ。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
86.
だれもがなりたいものは、
たんになることが難しいだけではなく、
「定型」（ステレオタイプ）なのである。
難易度が違うだけで、
彼らのやっていることは、反復練習で、
それ自体は楽しいことでも、
わくわくすることでもない。
（ 鷲田小彌太 ）
87.
召使に尊敬される主人は少ない。
（ モンテーニュ ）
88.
大半の女性が友愛に感激しないのは、恋情を知ってみると、友愛の味の方がまずいからだ。
（ ラ・ロシュフコー ）
89.
だまっている奴は物騒だ。
騒ぎ立てる奴はそうでもない。
（ ラ・フォンテーヌ ）
90.
人生は短く物憂い。
それは徹頭徹尾、欲望のうちに過ごされる。
（ ラ・ブリュイエール ）
91.
数珠は実にみごとな発明だ。
なぜなら、数珠を繰(く)ることで指が占拠されるだけでなく、心も占拠されるからだ。
（ タタルケビッチ ）
92.
偉大な人物とは、思考が世界を治めると分かっている者のことである。
（ エマーソン ）
93.
起きている人間たちは同じひとつの世界を共有しているが、眠れば、人それぞれにこの世界を離れて、自分に固有の世界におもむく。
（ ヘラクレイトス ）
94.
毎日少なくとも一回、何か小さなことを断念しなければ、毎日は下手に使われ、翌日も駄目になるおそれがある。
（ ニーチェ ）
95.
心を傷つける鎖を断ち切り、悩みをきっぱりと捨て去った者は、幸福であろう。
（ オウィディウス ）
96.
自分が死すべき存在だと知ったときから、私は死の観念が怖ろしくてたまらなかった。
人々が「勇気」と呼ぶものなど、私には何も見ていないゆえの軽はずみとしか思えなかった。
（ ボーヴォワール ）
97.
私はその人柄の中に老人的なものを幾らか持っている青年を好ましく思う。
同じように青年的なものを幾らか持っている老人を好ましく思う。
このような人柄の人間は体が年をとっても心が老いることは決してない。
（ キケロ ）
98.
不満は自負の欠乏であり、意志の衰弱である。
（ エマーソン ）
99.
だまされる者はだまされない者よりも賢く、だます者はだまさない者よりもよい。
（ キルケゴール ）
100.
人間はつねに、自分に理解できない事柄は何でも否定したがるものである。
（ ブレーズ・パスカル ）
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