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哲学者・思想家の名言
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1.
なんら欠点を見せない人間は愚者か偽善者だ。
（ ジョセフ・ジュベール ）
2.
たいていの女は（己れの）情熱よりも弱さのために（男に）なびく。
だから、強引な男がそう見ばえもしないのに他の者より成功するのだ。
（ ラ・ロシュフコー ）
3.
自分自身を理解していないうちから、人に理解してもらおうなどと思うべきではない。
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
4.
一段深く考える人は、自分がどんな行動をしどんな判断をしようと、いつも間違っているということを知っている。
（ ニーチェ ）
5.
二人の仲の一方が、何かにおいて自分に優先を与えたとたんに、たちまち消え失せるのが、友情というものの本質である。
（ キケロ ）
6.
懐疑は哲学への第一歩である。
（ ドゥニ・ディドロ ）
7.
人間はその身に起こること以上に、その受け止め方によって傷つく。
（ モンテーニュ ）
8.
私は神の器官であり、神はあるがままの私を必要としたまうのだ。
さもなければ、私はここにいないだろう。
（ エマーソン ）
9.
どうかしましたか。
誰かにそう言われる時は、
必ずどうかしている。
（ 串田孫一 ）
10.
田園の眺め、快い景色の連続、大気、
旺盛な食欲、
歩いて得られる優れた健康、
田舎の料亭の自由さ、
私の隷属を思い起こさせる一切のものから遠ざかることが、
私の魂を解放し、
思想にいっそうの大胆さを与える。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
11.
自分というものを持って、固く自立している人には、宇宙もまたその味方をして立つ。
（ エマーソン ）
12.
無知を恐れるなかれ。
偽りの知識を恐れよ。
（ ブレーズ・パスカル ）
13.
物質を支配せよ！
さもなければ物質はお前を支配する。
（ カール・ヒルティ ）
14.
全力をあげて努力しない限り、人を愛そうとしても必ず失敗する。
（ エーリヒ・フロム ）
15.
選択の瞬間、自我はおのれ自身を選ぶ──あるいはむしろ、おのれ自身に委ねられるがままにするのである。
その時、個性は、いつまでもおのれを高貴にしてくれる儀式を受けるのである。
（ キルケゴール ）
16.
人から受けた不正をいつまでも思い続けることは、
常に有害であり、そのうえ、たいていは無益でもある。
そういう考えを急いで払いのけて、
そのために元気を失わないようにするのが、
一番よいことである。
（ カール・ヒルティ ）
17.
今容貌は如何(いか)に立派であろうとも、女の肉体全身から愛の力が発散されていようとも、女は他に幾(いく)らでもあることは確かだ。
この女一人がいなかったとしても、我々はこれまで生きて来られたことは事実だ。
この女のする事は、醜い女がすることとすべてに変(かわ)りがないことは確かだ。
（ ルクレティウス ）
18.
比較的厳密な意味で二者択一が問題となる場合には、どんな時であろうと、そこには必ず倫理的なものも関係している。
（ キルケゴール ）
19.
科学は組織された知識である。
（ ハーバート・スペンサー ）
20.
とにかく健康が第一。
充分な睡眠こそ健康のもと。
（ エマーソン ）
21.
不決断こそ最大の害悪。
（ デカルト ）
22.
人類の暴君たる法は、
（人類の）本性に反する多くのことをなすべく、
しばしば我々に強制す。
（ プラトン ）
23.
本当に何でも話せる相手は、二、三人だけだ。
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
24.
起こったことをあるがままに受け入れよ。
それが不幸な結果を克服する第一歩である。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
25.
議論するだけなら議員は大勢いる。
実行が問題になるとだれもいなくなる。
（ ラ・フォンテーヌ ）
26.
卑下はしばしば人を従えるために用いられる、
見かけだけの服従にすぎない。
それは、自分を高めようとして、
自分を低くする高慢なからくりである。
（ ラ・ロシュフコー ）
27.
（人々に）道を示す自由、これが天才の要求できるすべてである。
（ J・S・ミル ）
28.
貧しい者とは、ほとんど何も持っていない人間のことではなく、もっと多くを渇望する人間のことを言う。
（ セネカ ）
29.
天才とは自ら法則を作るものである。
（ カント ）
30.
期待を持つこと、これが幸福であることだ。
（ アラン ）
31.
我々の知っているすべての科学のうちで、あらゆる偽りや不確かなものに汚されていないのは、算数と幾何だけである。
（ デカルト ）
32.
金と恋は人を鉄面皮にす。
（ オウィディウス ）
33.
成功して満足するのではない。
満足していたから、成功したのである。
（ アラン ）
34.
世論はいわば世界の女王であるが、
力は世界の暴君である。
（ ブレーズ・パスカル ）
35.
理性的なものは現実的であり、現実的なものは理性的である。
（ ヘーゲル ）
36.
人生は物語のようなものだ。
重要なのは、どんなに長いかということではなく、どんなに良いかということだ。
（ セネカ ）
37.
世界とは一冊の本であり、旅に出ない者は同じ頁ばかり読んでいるのだ。
（ アウグスティヌス ）
38.
日本国憲法の基本は、
日本人の生命、財産は国がこれを保障せず、
旧敵国、すなわち、アメリカが保障するというところにある。
（ 長谷川三千子 ）
39.
人間の世に起こる事件で心配に値するものは何もない。
（ プラトン ）
40.
ありのままの自分を出すほうが、自分を偽って見せるより、得るものは大きいはずだ。
（ ラ・ロシュフコー ）
41.
人間は自己の弱点に気がついたときに、初めて人間を嘆かわしく思い、軽蔑するようになる。
（ アンリ・ベルクソン ）
42.
最も尊重しなければならないのは、ただ生きることではなく、よく生きることである。
（ ソクラテス ）
43.
空中に楼閣を建てても無駄骨には終わらない。
楼閣は空中に建てるものだ。
さあ、その下に土台を建てよう。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
44.
男同士は本来、互いに無関心なものだが、女は生まれつき敵同士である。
（ ショーペンハウアー ）
45.
れぞれの性、それぞれの職業、それぞれの生活様式に独自の喜びがあるように、またその喜びと密接に結びついた独自の悲しみがある。
（ タタルケビッチ ）
46.
信心は一種の羞恥心である。
それは羞恥心がわれわれの眼を伏せさせるように、すべての禁断のものの前でわれわれの思想を伏せさせる。
（ ジョセフ・ジュベール ）
47.
創造的な人間は、あいまいさと付きあうのを楽しんでいる。
すぐに問題が解決されなくてもいいと思っていて、ぴったりした考えを待つ余裕があるのだ。
（ エイブ・タネンバウム ）
48.
我々が、自分の得ようとするものに達するには、まずその反対のものを経なければならないということは、我々人間の不完全さの一つである。
──我々は善悪を通して、初めて至福を目にするのである。
（ キルケゴール ）
49.
当人が偉大になればいい。
そうすれば恋のほうから必ずあとについてくる。
（ エマーソン ）
50.
人々は驚くことを愛する。
そしてこれこそ科学の種である。
（ エマーソン ）
51.
肉的愛、言いかえれば外的美から生ずる生殖欲、また一般的には精神の自由以外の他の原因を持つすべての愛は容易に憎しみに移行する。
（ スピノザ ）
52.
真理とはイデー（＝理念・理想）のために生きることでなくて何であろう。
（ キルケゴール ）
53.
忘れるということができない者は、分別のある者にならない。
（ キルケゴール ）
54.
誠実な人間の行き着く果ては、
自分が始終偽っていることを悟ることだ。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
55.
自分の偏見を組み立て直しているにすぎないのを、「思考」していると勘違いしている者が非常に多い。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
56.
くつろぎとは、
ありとあらゆるヒロイズムを進んで失うこと。
（ ロラン・バルト ）
57.
若い時は、一日は短く一年は長い。
年をとると、一年は短く一日は長い。
（ フランシス･ベーコン ）
58.
友とともにせざる晩餐(ばんさん)は、ライオンもしくは狼の生活の如(ごと)し。
（ エピクロス ）
59.
完全無欠の政治社会は、中産階級が支配し、他の二つの階級（＝有産階級、無産階級）よりも人数においてまさる社会である。
（ アリストテレス ）
60.
神は不幸者を慰めるために時を支配した。
（ ジョセフ・ジュベール ）
61.
幸福においても、また不幸においても同様に、重要なのは、現実の過去や現在や未来に何があるかではなく、私たちが何を想像し感じているかなのだ。
（ タタルケビッチ ）
62.
私の好きな話し方は、
単純で、素朴で、
紙に書くときも口に出すときも
変わらぬ話し方であり、
滋味豊かで、力強く、短くて、引き締まった話し方です。
繊細で整ったのよりも、
激しくぶっきらぼうなのがいいのです。
（ モンテーニュ ）
63.
凡人には月並みが素晴らしいことなのだ。
（ ジョセフ・ジュベール ）
64.
自分のことだけを考え、あらゆることに自分の利益を求める人は、決して幸福にありつけない。
自分の利益を考えるなら、まず他人のためを思うことである。
（ セネカ ）
65.
私たちの全ての不幸は、私たちが独りでいられないところから生じる。
（ ラ・ブリュイエール ）
66.
もし君にできるのならば、
（改心すべき人を）改心させよ。
もしできないならば、
かかる場合のためにこそ寛大というものが君に与えられているのだ、
ということを思い起こせ。
（ アウレリウス ）
67.
一般に伝記というものは何でも語っているが、只(ただ)我々にとって重要なことは除外しているものだ。
（ シェストフ ）
68.
彼の言葉があるように彼の人生もある。
（ セネカ ）
69.
私は二つの顔を持つ双面神だ。
一面の顔で笑い、他面の顔で泣く。
（ キルケゴール ）
70.
女が不道徳に陥るのは、女にとって道徳というものが非人間的な本質の具体化となっているからである。
（ ボーヴォワール ）
71.
まず第一級の本を読め。
でなければ、それを読む機会を全然持たなくなるかもしれぬ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
72.
この世で一番重い物体は、もう愛していない女の体である。
（ ヴォーヴナルグ ）
73.
子どもの遊戯を見よ。
彼らはそれを利用するためにするのではなく、建設したり破壊したりする活動そのものに幸福を感じているのである
（ テオドール・リップス ）
74.
信ずるところに従って生きなさい。
そうすれば世界を変えることができます。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
75.
心には、理性で分からない理由がある。
（ ブレーズ・パスカル ）
76.
金銭、権力、名声はいいことばかりではない。
だからそれを求めて心をかき乱されてはいけない。
結果として得られれば感謝すればいい。
得られなければ、同時にそれに伴う悩みも避けられたのである。
（ タタルケビッチ ）
77.
世界を動かす力は、あなたの潜在意識の中にある。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
78.
「自分についての知識」には、
自分をよりよくしようとする努力、実践が必ず伴うはずだ。
（ ソクラテス ）
79.
人間とは取引をする動物なり。
犬は骨を交換せず。
（ アダム・スミス ）
80.
この世で一番大切なことは、
どうしたら自分が自分のものになりきれるかを知ることだ。
（ モンテーニュ ）
81.
むら気な女とは、もはや愛していない女である。
浮気な女とは、すでに他の男を愛している女である。
移り気な女とは、果たして自分が愛しているのか、また、誰を愛しているのか自分でもわからない女である。
無関心な女とは、誰をも愛さない女である。
（ ラ・ブリュイエール ）
82.
啓蒙とは、人間が自分の未成年状態から抜け出ることである。
（ カント ）
83.
長生きするには、
ゆっくり生きることが必要である。
（ キケロ ）
84.
我々が歴史から学ぶことは、人間は決して歴史から学ばないということだ。
（ ヘーゲル ）
85.
自分に何ができるかは、自分以外の者には分からない。
いや、自分でもやってみるまではわからないものだ。
（ エマーソン ）
86.
物事に驚くこと、不審に思うことは、理解しはじめることである。
しっかりと見開かれた瞳にとっては、この世にあるすべてのことが驚異であり、不思議である。
（ オルテガ ）
87.
職業はものを考えないようにさせる。
そこに職業の最も大きい恵みがある。
なぜならそれは、ごくありふれた疑念や憂慮に襲われるとき、誰はばかることなく蔭に引っ込むことのできる防壁だからである。
（ ニーチェ ）
88.
予の見るものは人間にして人類にあらず、馬にして馬類にあらず。
（ アンティステネス ）
89.
我々の知識は、すべて経験に基づくものであり、知識は結局のところ経験から生ずるのである。
（ ジョン・ロック ）
90.
神が人間に一つの舌と二つの耳を授けたのは、
しゃべるより二倍多く聞くためである。
（ エピクテトス ）
91.
すべて優れた美には、その釣り合いの中にいくらか奇異なものが含まれているものである。
（ フランシス･ベーコン ）
92.
希望が逃げていっても、勇気を逃がすな。
希望はしばしば我々をあざむくが、勇気は力の息吹である。
（ フリードリッヒ・ブーテルベーク ）
93.
満足は自然の与える富である。
（ ソクラテス ）
94.
私たちの存在は、獣性と神性、つまり、より人間的なものと、より人間的でないものの間の、シーソーだ。
（ アブラハム・ヘシェル ）
95.
人間は考えるために生まれている。
ゆえに人間は、ひとときも考えないではいられない。
（ ブレーズ・パスカル ）
96.
犯罪には恐怖がつきまとう。
それが刑罰である
（ ヴォルテール ）
97.
人は他人に親切を尽くすことに喜びを感じる。
しかし他人に親切にされるのを恥ずかしく思う。
なぜなら、親切を与えるのは優越の証(しるし)であり、それを与えられるのは劣等の証(しるし)であるからだ。
（ アリストテレス ）
98.
哲学者は、あまりに遠くて光がほとんど届かない星に似ている。
（ フランシス･ベーコン ）
99.
幸福は猫に似ている。
こっちへおいでと呼んでも、おだててもそっぽを向くばかりで、決してやって来ないが、そいつに頓着せず自分のすべきことをしていれば、いつのまにかこちらの足に擦り寄ってきて、膝の上に飛び乗ろうとするものだ。
（ ウィリアム・ジョン・ベネット ）
100.
歴史は青年によって創られてきた。
（ エリック・ホッファー ）
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