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今日の
哲学者・思想家の名言
☆ ２月８日 ☆
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1.
老年においては、名声と富とがかろうじて才能と快楽との代わりをする。
（ ヴォーヴナルグ ）
2.
賢者は苦痛なきを求め、快楽を求めず。
（ アリストテレス ）
3.
選択の瞬間、自我はおのれ自身を選ぶ──あるいはむしろ、おのれ自身に委ねられるがままにするのである。
その時、個性は、いつまでもおのれを高貴にしてくれる儀式を受けるのである。
（ キルケゴール ）
4.
存在するとは、
知覚されることである。
（ ジョージ・バークリー ）
5.
哲学の本質は、真理を所有することではない。
むしろ真理を探究することである。
（ カール・ヤスパース ）
6.
父母に恩を感じないなら、汝の友となる者はいないだろう。
（ ソクラテス ）
7.
嫉妬は
平生(へいぜい)は「考え」ない人間にも「考え」させる。
（ 三木清 ）
8.
天才が立派な仕事を開始し、労働がその仕事を完成させる。
（ ジョセフ・ジュベール ）
9.
金銭に対する欲は避くべし。
富を愛するほどに狭量かつ卑しき精神はなし。
（ キケロ ）
10.
技芸はひと揃いの衣装を創るであろうが、
天性は人間を創らねばならない。
（ デイヴィッド・ヒューム ）
11.
友人を得る唯一の方法は、自分が相手の友人になることである。
（ エマーソン ）
12.
人は必要に迫られるとすぐに実力を発揮する。
（ ピタゴラス ）
13.
自然は人間に刃向かうものと、我々は考えている。
（ ガストン・バシュラール ）
14.
軽い悲しみには声がある。
重い悲しみはものを言えぬ。
（ セネカ ）
15.
神は人間に一枚の舌と二つの耳を与えた。
ゆえに話すことの二倍だけ聞け。
（ ゼノン ）
16.
よい評判を得るために自己を犠牲にしなかった人が何人いるだろう？
（ ニーチェ ）
17.
科学技術って
進歩する以外に能がないんですね。
文化、芸術がブレーキかけないと、
野蛮な文明国になっちゃう。
合理を最優越させないで
知情意、真善美のバランスを回復しなくてはいけない。
（ 唐木順三 ）
18.
十分暗くなれば、人は星を見る。
（ エマーソン ）
19.
宗教は
逆境に打ちひしがれた者の溜息(ためいき)であり、
非情な世界の感傷であり、
魂のないところに魂を見るものである。
それは民衆の阿片である。
（ カール・マルクス ）
20.
ものごとの悲しい側面しか見ない人たちの考えとは逆に、実はすべての過ちは私たちの財産を増やしてくれる宝の山である。
過ちについて歎く代わりに、それを急いで掘り下げる方がいい。
（ オルテガ・イ・ガセット ）
21.
（不幸な・不成功な恋愛に）つり込まれないよう警戒するに越したことはない。
というのは、
恋愛の罠にかかるのを避けることは、
かかって後(のち)罠から抜け出るのよりは、
又愛の絆を断ち切るのにくらべれば、
さして困難なことではないからである。
（ ルクレティウス ）
22.
平和は戦争を免れることにあるのではなく、考え方の一致・融和にある。
（ スピノザ ）
23.
人は、善意を別にすれば、何にでも手向かうことができる。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
24.
卑しい性格は、隣人の気分をくじくのが好きで、義務、いや使命のようにこれを行う。
（ アミエル ）
25.
自分たちの行動を自分たちで選ぶことが可能であるときには、
われわれは、
命令にしたがうこともしたがわないこともできるのであり、
権威を承認することも拒否することもできる。
（ カール・ポパー ）
26.
啓蒙とは、人間が自分の未成年状態から抜け出ることである。
（ カント ）
27.
我々が影響を与えている人たちから、逆にどれほど影響を受けているかは語りつくせない。
（ エリック・ホッファー ）
28.
ずるい人間は、けっして欺かれはしないが、人を欺くこともできない。
（ ラ・ブリュイエール ）
29.
不徳がわれわれのもとを立ち去ると、われわれは自分の方から不徳を棄てたと信じて得意になっている。
（ ラ・ロシュフコー ）
30.
自分に自信を失うと、世界中が自分に敵対する。
（ エマーソン ）
31.
我々は、すべてのものが我々のためにつくられたのだと思ってはならない。
（ デカルト ）
32.
目に見えないもの、思いや感じや考えのことをひとまとめにして「心」と呼んでいるけれど、同じ目に見えないものの中でも、動いて変わる部分と、動きも変わりもしない部分とがある。
前者が感情、後者が精神だ。
感情は感じるもので、精神は考える物だ。
（ 池田晶子 ）
33.
武装平和とは、自国と隣国を信用せず、半ば憎悪、半ば恐怖から武器を放棄しかねる意向上の平和である。
（ ニーチェ ）
34.
好奇心というものは、実は虚栄心にすぎない。
たいていの場合、何かを知ろうとする人は、ただそれについて他人に語りたいからだ。
（ ブレーズ・パスカル ）
35.
常備軍が刺激となって、
たがいに無際限な軍備の拡大を競うようになると、
それに費やされる軍事費の増大で、
ついには平和が短期の戦争よりもいっそうに重荷となり、
この重荷を逃れるために、
常備軍そのものが先制攻撃の原因となるのである。
（ カント ）
36.
いかなる職業でも、
自分が支配するかぎり愉快であり、
服従するかぎり不愉快である。
（ アラン ）
37.
歴史は人生の師である
（ キケロ ）
38.
青年は熱い血によってその趣味を変え、老人は習慣によってその趣味を保つ。
（ ラ・ロシュフコー ）
39.
偽善とは、不徳が徳に対してほんのわずか捧げた敬意である。
（ ラ・ロシュフコー ）
40.
自分にはそれができないと言った瞬間から
可能性の道は閉ざされてしまう。
同じ能力の持ち主でも、
プラス思考で取り組んだ人は、うまく行き、
マイナス思考で取り組んだ人は、うまく行かない。
まさに人間は
自分が考えた通りの結果を手にするのである。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
41.
善なるものが善き人を作る。
たとえば音楽という芸(わざ)において善きものが音楽家を作る。
（ セネカ ）
42.
強い意志と弱い意志の主な相違は知的なものであって、それは、どれほど粘り強く十分に結果を考え抜くかという点にある。
（ ジョン・デューイ ）
43.
学習という
本来罰になりえないものを
懲罰として使用してはならないのです。
（ ルドルフ・シュタイナー ）
44.
個人は、不安と、他人の強制に屈服する必要とから守られなければならない。
この目的を達成するためには、社会が衣食住において肉体的生存に最小限必要なものを、すべての者に無償で与えなければならない。
（ エーリヒ・フロム ）
45.
運命は我々に幸福も不幸も与えない。
ただその素材と種子を我々に提供するだけである。
(ver.0)
（ モンテーニュ ）
46.
真の貴族性とは、自分自身に対して要求が厳しいことである。
（ オルテガ・イ・ガセット ）
47.
うぬぼれというものが
ついぞなかったら、
人生はてんで楽しくあるまい。
（ ラ・ロシュフコー ）
48.
運の悪い人は安心せよ、
それ以上の悪運はないのだから。
（ オウィディウス ）
49.
君の魂の中にある英雄を放棄してはならぬ。
（ ニーチェ ）
50.
人間は自分の知っている以外のものではない。
（ フランシス･ベーコン ）
51.
人生における幸福は、平静さを失わない性格、忍耐力と寛容、周囲の人たちへの好意や思いやりなどに左右される部分が大きい。
（ プラトン ）
52.
未成年に惜しみなく注がれる同情の何とお門(かど)違いなこと。
まだもっと難しい年代がその後に来るというのに。
「ちょっとおばかさんな若い娘」の時代が終わり、
ただの女になってゆく、
何よりも悪いのは、
誰かの妻という存在になってしまうときが来るというのに。
（ アイリス・マードック ）
53.
父親たちの根本的な欠陥は、
子供を自分の名誉にしたいと考えていることである。
（ バートランド・ラッセル ）
54.
大切なのは普通の言葉で非凡なことを言うことである。
（ ショーペンハウアー ）
55.
われわれは自分の言葉を統御していると考えているが、しかし、われわれが言葉によって支配され統御されているのである。
（ フランシス･ベーコン ）
56.
人間にとっての名誉ある傑作とは、適切な生き方をすることに他ならない。
（ モンテーニュ ）
57.
世間のだれをも、すべて満足させようなんて、狂気の沙汰だ。
今後は、どんなに非難されようが、ほめられようが、人があれこれ言おうが言うまいが、俺は俺の考えに従う。
（ ラ・フォンテーヌ ）
58.
我々は、賢明になるためには、
まず馬鹿にならなければならない。
己を導くためには、
まず盲目にならなければならない。
（ モンテーニュ ）
59.
人間の心は三つの部門、すなわち知力・理性・情熱に分けられる。
知力と情熱は他の動物にも具(そな)わるも、理性は人間のみ具わる。
（ ピタゴラス ）
60.
ヒロイズムは虚栄と相容れない。
また、それと同じ原因と結果を持たない。
虚栄が大きければ、それだけ栄光の愛は小さい。
（ ヴォーヴナルグ ）
61.
自分の仕事に、自分の言葉に、そして友人に正直であれ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
62.
死の持つ恐怖はただ一つ。
それは明日がないということである。
（ エリック・ホッファー ）
63.
目は耳よりも確かな証人である。
（ ヘラクレイトス ）
64.
狂人を演じるのも、時には楽しい。
（ セネカ ）
65.
悪をなすことは、
ある意味で、
悪を受けることでもある。
そこから、
過ちを犯す者に対して善意をもつ人たちは、
憤慨に憐れみを加え、
過ちを犯す者たちに対して悪意をもつ人たちは、
嘲りを加えることになる。
（ デカルト ）
66.
人間においては、精神のほかに偉大なものは存在しない。
（ ハミルトン ）
67.
成人が身につけている能力や知識との固定的な比較によって
未成熟を定義しようとする企て
を捨てるならば、
望まれている特性が欠如していることを示すものとして
未成熟を考えること
も止めざるをえない。
（ ジョン・デューイ ）
68.
なんと速やかに我々はこの地上を過ぎてゆくことだろう。
人生は短い。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
69.
過去を思い出さない者は、同じことを繰り返す宿命にある。
（ サンタヤーナ ）
70.
人は多くの場合、他人と異なるのみならず、また、いろいろなときにおける自分自身と異なることが多い。
（ ブレーズ・パスカル ）
71.
一般に哲学の解説書は、忠実であればあるほど、あるいはそうあるべきことを意図していれば意図しているほど、面白くない。
理由はたぶん、何かを解説しようという姿勢が哲学することの本質に反するからだろう。
（ 永井均 ）
72.
私たちは、
他人の心の中に形成される私のイメージに合わせて
もう一つの想像上の私を生きることを望み、
そのために見かけを整えようと努力する。
（ ブレーズ・パスカル ）
73.
飲酒は一時的な自殺である。
飲酒がもたらす幸福は単に、消極的なものや不幸の一時的な中絶にすぎない。
（ バートランド・ラッセル ）
74.
内心に潜む確信を語れば、それはきっとすべての人に通ずる。
（ エマーソン ）
75.
時節の待ち方を知ることは、成功するための大切な秘訣である。
（ ジョセフ・デ・マイスター ）
76.
時は友情を強めるが、恋愛を弱める。
（ ラ・ブリュイエール ）
77.
現在一つ持っているほうが、未来において二つ持っているよりも値打ちがある。
（ ラ・フォンテーヌ ）
78.
頼むから静かに死なせてくれ。
（ ヴォルテール ）
79.
ジャーナリストは公平な批評家であるよりも、
むしろ党派的意見の代表者である。
（ 三木清 ）
80.
知識を求める者には真理に対する熾烈な愛がなければならぬ。
この愛は人生の幸福についての高い見方を必要とする。
真理は個人にとって必ずしも有利なものでなく、人間を不幸にする場合さえ多いからである。
（ 三木清 ）
81.
社会改善のすべての歴史は、
社会の存続のために第一に必要だと思われていた慣習や制度が
次々と不正と横暴という烙印をあまねく押されていく変遷の連続であった。
（ J・S・ミル ）
82.
人間の欲望は他者の欲望である。
（ ジャック・ラカン ）
83.
孤独な暮らしの目的は、
ただ一つしかない。
もっとゆったりと、もっと気ままに暮らすことである。
（ モンテーニュ ）
84.
我々は自国の伝説を軽蔑するのに、子供たちには古代の伝説を教える。
（ ヴォーヴナルグ ）
85.
真実の山では、登って無駄に終わることは決してない。
（ ニーチェ ）
86.
しゃべりたくないときには黙っている、
しゃべりたくなったら口をひらくのが
いちばんラクだと思うのに、
なぜかいつもしゃべらないといけないような空気みたいなものがある。
（ 鷲田清一 ）
87.
真実は疑いなく美しい。
しかし、嘘もまた同様である。
（ エマーソン ）
88.
お互いに助け合わねばならない。
これは自然の掟である。
（ ラ・フォンテーヌ ）
89.
これまでとは構造の違う問題が発生しているときに、
旧来の枠組みで無理やり解釈して割り切ることほど、
まずい対処の仕方はない。
それは問題を歪めるどころか、
そんな問題は存在しないかのごとく
錯覚させてしまう。
（ 鷲田清一 ）
90.
善とは一言で言えば人格の実現である。
（ 西田幾多郎 ）
91.
普遍的な真理に対して人がいかに無関心でも、個別的な真理に対しては実に執着が強い。
（ ショーペンハウアー ）
92.
一瞬たりとも
自らを見出したなどと考えることがないように。
自分自身に対して見知らぬ者であり続けなさい。
自分自身の馴染みであること、
ずっと知り合いであることを
求めるのではなくて。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
93.
そうすることができると信ずる者が勝つ。
（ エマーソン ）
94.
自(みずか)ら老人たることを知る者は少ない。
（ ラ・ロシュフコー ）
95.
哲学は幾世紀もむかしから、
生を享けたうちで最もすぐれた精神の持ち主たちが培ってきたのだが、
それでもなお哲学には
論争の的にならないものはなく、
したがって
疑わしくないものは一つもない。
（ デカルト ）
96.
教育は科学であってはなりません。
それは芸術でなければならないのです。
（ ルドルフ・シュタイナー ）
97.
生活そのものから学ぼうとする意欲、そして、
すべての人がその生活の過程で学ぶことになるように
生活の諸条件をととのえようとする意欲こそ、
学校教育のもっとも立派な成果なのである。
（ ジョン・デューイ ）
98.
何をやろうとしても、あなたは間違っていると批判する者がいる。
その批判が正しいと思わせる多くの困難がたちはだかる。
計画を描き、最後まで実行するには、勇気がいる。
（ エマーソン ）
99.
文明人は馬車をこしらえたが、
足が役に立たなくなってしまった。
（ エマーソン ）
100.
敵がなければ、勇士も生まれない。
宇宙が光を放つものだったら、太陽はおよそ退屈なものになるであろう。
（ エマーソン ）
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