生命の神聖視は、生命そのものを絶対唯一の意味あるものと見なすようになるのでは、真実なものではなく、偽りもので、生命のあり方の全体にとって有害である。
そうなると人間が超越者の位置を占めるようになり、これは事実上信仰喪失の現れである。 カール・ヤスパース
(20世紀ドイツの哲学者・精神科医、1883〜1969) 『原爆と人間の未来』 【 カール・ヤスパースの名言 】
〈全文〉
生への畏敬は、戦争での殺戮(さつりく)を前にしての戦慄(せんりつ)の中においても、確かに嘘ごとではない。 __ Link __ しかしこの生への畏敬は、決して最後のものなのではない。 生命の神聖視は、生命そのものを絶対唯一の意味あるものと見なすようになるのでは、真実なものではなく、偽りもので、生命のあり方の全体にとって有害である。 そうなると人間が超越者の位置を占めるようになり、これは事実上信仰喪失の現れである。 __ Link __ 人間はおのれの任務をやり遂げることによってのみ、自分の生命を聖化することができるのである。 __ Link __ それに対して生命そのものに対する畏敬というものは、何が何でも生命でありさえすればいいという欲望、生命そのものの神聖さを口にすることで満足してしまう愚かさに、ともすれば変わりやすい。 __ Link __ 生命を賭(と)すること、生命を犠牲にすることは、それなしでは人間にふさわしい生を得ることもできず、救いの道を見出すこともできないであろうような、人間にとって必須の条件であるが、それも生命を賭すること、生命を犠牲にすることそのものにではなく、それが理性と愛から出た、人間として生きる上での契機となっている点に、意味があるのである。 __ Link __
1.
( 石田郷子 )
2.
( ピーター・ドラッカー )
3.
( アラブのことわざ・格言 )
4.
( 畑崎廣敏 )
5.
( 漫画『美大受験戦記アリエネ )
6.
( ジョセフ・マーフィー )
7.
( ルーテル )
8.
( 相田みつを )
9.
10.
( マキャヴェリ )
11.
( 西洋のことわざ・格言 )
12.
( 太宰治 )
13.
( 作者不詳 )
14.
( 河合隼雄 )
15.
( デイル・ドーテン )
16.
( 三澤千代治 )
17.
( 三浦綾子 )
18.
( 岡本太郎 )
19.
( ジョージ・バーナード・ショー )
20.
( 作者不詳 )
21.
( アンドレ・ジッド )
22.
( ダグ・ラーソン )
23.
( 植西聰 )
24.
( ハリー・トルーマン )
25.
( ヘンリー・フォード )
26.
( タデウス・ゴラス )
27.
( 斎藤茂太 )
28.
( 西洋のことわざ・格言 )
29.
( ウィリアム・ジェームズ )
30.
( 一般のことわざ・格言 )
31.
( 作者不詳 )
32.
( 京極杞陽 )
33.
( アンドレ・ジッド )
34.
( 大島渚 )
35.
( イグナス・レップ )
36.
( ジョセフ・マーフィー )
【 大岡信 】
【 ド・モルガン 】 【 堤幸彦 】 【 工藤公康 】 【 ミア・ファロー 】 【 ジョン・デューイ 】 【 アンドレ・ピエール・ド・マンディアルグ 】 【 浅利慶太 】 【 汐見稔幸 】 【 岩村匠 】 【 萩本欽一 】 【 松尾貴史 】 【 鈴木忠志 】 【 田宮虎彦 】 【 中井久夫 】 【 無着成恭 】 【 ルイーズ・ヘイ 】 【 愛の本体 】
【 決定的なことをやる 】 【 自分の足で歩き通す 】 【 アイデアの秘訣 】 【 利得を追い求める人 】 【 恐怖を知らない 】 【 過干渉 】 【 間違いを犯さない 】 【 好ましくない暗示 】 【 お金の楽しくない使い方 】 【 金持ち層 】 【 逆境時の身の処し方 】 【 日本の工業の再建 】 ![]() |