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哲学者・思想家の名言
☆ ２月９日 ☆
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1.
愛とは、孤独な人間が孤独を癒そうとする営みであり、愛こそが現実の社会生活の中で、より幸福に生きるための最高の技術である。
（ エーリヒ・フロム ）
2.
自分で自分の価値を過大評価しないように。
（ バートランド・ラッセル ）
3.
私は一生のうちで、
自分ほど幸福に対する才能に恵まれた人間に会ったことはないし、
また私ほど頑強にしゃにむに幸福に向かって突進していった人間を知らない。
（ ボーヴォワール ）
4.
戦争は限度など守りはせぬ。
抜き身の剣の行く手を制し、それをふさぐなど、容易にはかなわぬ。
（ セネカ ）
5.
財宝も、高貴な生(うま)れも、又名家の誉れも、われわれの肉体にとってすら何の益にもならない以上、われわれの精神にとってもまた利するところは全くなしと断ぜざるをえない。
（ ルクレティウス ）
6.
微笑したり首をすくめたりすることは、
心配事に対する対策として知られている。
（ アラン ）
7.
不正に対する感覚が鈍ること―それは、知性が浅はかな証拠である
（ エマーソン ）
8.
ねたみは魂の腐敗である。
（ ソクラテス ）
9.
賢明さと幸福は非常に接近している
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
10.
人は、尊敬するが故(ゆえ)にのみ尊敬せられる。
（ エマーソン ）
11.
人間は、助けることの出来るすべての生命を助けたいという内的要求に従い、何らかの生命のあるものならば加害することを怖れる、というときにのみ真に倫理的である。
（ シュバイツァー ）
12.
歴史は必ず繰り返す。
最初は悲劇として、二度目は茶番劇として。
（ カール・マルクス ）
13.
19世紀においては、神が死んだことが問題だったが、20世紀では、人間が死んだことが問題なのだ。
（ エーリヒ・フロム ）
14.
真の友は最大の財産であり、
また最も得がたい財産である。
（ ラ・ロシュフコー ）
15.
哲学は我々の目の前にひろげられているこの巨大な書物、つまり宇宙に書かれている。
（ ガリレオ・ガリレイ ）
16.
自信は成功の第一の秘訣である。
（ エマーソン ）
17.
賢い貧しさよりも、厄介な富を同居人として家に抱える方が勝っているだろうか？
（ クリティアス ）
18.
美の持つ説得力は、いかなる紹介状にもまさる。
（ アリストテレス ）
19.
予知するために予見する。
予見するために観察する。
（ オーギュスト・コント ）
20.
ある程度までのところ、所有が人間をいっそう独立的に自由にするが、一段と進むと所有が主人となり、所有者が奴隷となる。
（ ニーチェ ）
21.
最上のタイプの愛情は、相互に生命を与え合うものだ
（ バートランド・ラッセル ）
22.
要するにアダムは単なる試作品である。
イヴを創ってはじめて神は、
人間というものを完成させたのだ。
（ ボーヴォワール ）
23.
他人のために暮らすのはもうたくさんだ。
せめてこのわずかな余生を、みずからのために生きようではないか。
（ モンテーニュ ）
24.
祈ることは、
人生の意味について考えること。
（ ヴィトゲンシュタイン ）
25.
侮辱されても穏やかに受け流すのが雅量である。
（ デモクリトス ）
26.
人が心から恋をするのはただ一度だけである。
それが初恋だ。
（ ラ・ブリュイエール ）
27.
「時」 は全ての怒りを癒す妙薬である。
（ クリティアス ）
28.
恐れる者は恐れることなかれ。
だが恐れぬ者は恐れよ。
（ ブレーズ・パスカル ）
29.
偏見を捨てるのに、もう遅すぎるなんてことは決してない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
30.
生物学的に考察すると、人間は最も恐ろしい猛獣であり、しかも、同じ種族を組織的に餌食にする唯一の猛獣である。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
31.
二つの保証は一つにまさる。
保証が多すぎて失敗したためしはない。
（ ラ・フォンテーヌ ）
32.
一兵卒は、
軍曹や伍長に対するほどには、
将軍に対して嫉妬心を抱かない。
（ デイヴィッド・ヒューム ）
33.
恋愛で第一に大事なことは何かと聞かれたら、私は、好機をとらえることと答えるだろう。
第二も同じ、第三もやはりそれだ。
（ モンテーニュ ）
34.
我々は、あまりにも他人の前で自分を偽装するのに慣れているので、
しまいには自分の前でまで自分を偽装するようになる。
（ ラ・ロシュフコー ）
35.
結婚する男は、七年も年老いたと思うであろう。
（ フランシス･ベーコン ）
36.
宗教は無知の子供であり、その母より永くは生き延びることが出来ない。
（ ショーペンハウアー ）
37.
公の災害は力強い平等論者である。
（ エドマンド・バーク ）
38.
罪を知らざる者は真に神の愛を知ることは能(あた)わず。
（ 西田幾多郎 ）
39.
知は愛、愛は知である。
（ 西田幾多郎 ）
40.
一日を終えたら、その日とは手を切りなさい。
明日は新しい日だ。
明日をうまく始めなさい。
（ エマーソン ）
41.
法は国家の市民が互いに裁判を行うひとつの公約なり。
（ アリストテレス ）
42.
生きるとは、呼吸することではない。
行動することだ。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
43.
一度も恋の話を聞かなかったなら、恋なんか決してしなかったろうと思われる人間がたくさんいる。
（ ラ・ロシュフコー ）
44.
世の中で人の言う通りに生きるのは簡単だ。
また、独りのときに自分の意のままに生きるのも簡単だ。
しかし偉大な人間は、群集の真っただ中で完璧な優しさを保ちながら、独りのときの意志を貫くのだ。
（ エマーソン ）
45.
不可思議──それは知識の種子である。
（ フランシス･ベーコン ）
46.
青年よ、意志を強くし身体を強壮にするために、毎日一度は苦しいと思うことを遂行せよ。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
47.
立派な愛国者であるとは、
自国が商業によって繁栄し、
武力によって強大になるように願うことである。
（ ヴォルテール ）
48.
医者というものは、ほとんどわかっていない未知の病気を治療するために、自分でもわかっていない薬を処方するものである。
（ ヴォルテール ）
49.
天国では万事が喜び、
地獄では万事が苦しみ。
この世はそのどちらにも境を接する。
（ バルタザール・グラシアン ）
50.
人間的に言えば、死にもよいところがある。
老いに決着をつけねばならないからだ。
（ ラ・ブリュイエール ）
51.
敷かれた道を進むより、
道なきところに
自ら道を築いて進め。
（ エマーソン ）
52.
本当の学問には、無駄に終わるような理論や研究は一つもない、と言える。
（ ヴォルテール ）
53.
慢心は消し止めねばならぬこと、大火(たいか)以上だ。
（ ヘラクレイトス ）
54.
裏切り者の中で最も危険な裏切り者は何かといえば、全ての人間が己自身の内部に隠しているところのものである。
（ キルケゴール ）
55.
虚栄は理性以上に、我々に我々の思考に反することをさせるのである。
（ ラ・ロシュフコー ）
56.
どこかの森に迷い込んだ旅人たちは、あちらへ向かったり、こちらへ向かったりして迷い歩くべきではなく、いわんやまた一つの場所にとどまっているべきでもなく、つねに同じ方向に、できる限りまっすぐに歩むべきである。
というのは、旅人たちは彼らの望むちょうどその場所に行けなくても、少なくとも最後にはどこかにたどりつき、それはおそらく森の真ん中よりはよい場所であろうからである。
（ デカルト ）
57.
生まれつきの善人よりも、努力してなった善人のほうが多い。
（ クリティアス ）
58.
自ら思うところを述べる勇気を持たねばならない
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
59.
わたしは、耐え忍ぶことによって君たちに勝とう。
堅固(けんご)で打ち勝ちがたい相手に突き当たって行く者は、何ものにもせよ、結局は自分の災いを招くために、自分の力を使うことになるだけだ。
（ ソクラテス ）
60.
過去のものといえども、
真に価値あるものは、
常に新しさを含んでいる。
（ 柳宗悦 ）
61.
幾何学の精神と繊細の精神の違い──幾何学の精神はその諸原理は明らかであるが、一般への応用にはなじまない。
繊細の精神は（その諸原理は明らかではないが）、その原理が一般への応用がきき、すべての人の眼前にある。
（ ブレーズ・パスカル ）
62.
愚者のみが、死を恐れるあまり齢を重ねんとす。
（ デモクリトス ）
63.
孤独とは生命の要求である。
（ キルケゴール ）
64.
正しき人は最も平静なる心境にあるも、不正なる人は極度の混乱に満ち溢れる。
（ エピクロス ）
65.
若い頃私は、頭の良い人を尊敬した。
年をとった今私は、思いやりのある人を尊敬する。
（ アブラハム・ヘシェル ）
66.
笑いとは、地球上で一番苦しんでいる動物が発明したものである。
（ ニーチェ ）
67.
一つのものが同時に善であったり、悪であったり、そのいずれでもなかったりすることがある。
例えば、音楽は憂鬱な人には善であるが、喪に服している人には悪であり、耳の聞こえない人にとっては善でもなく悪でもない。
（ スピノザ ）
68.
人生は生活の心構えをしている中に、いたずらに過ぎゆく。
（ エマーソン ）
69.
ささいなことが私たちの慰めになるのは、ささいなことが私たちの苦しみになるからである。
（ ブレーズ・パスカル ）
70.
本能とは、思考に先立つすべての感情と行為である。
（ ヴォルテール ）
71.
短所で引き立つ人もいれば、長所で見劣りする人もいる。
（ ラ・ロシュフコー ）
72.
どんなことにも笑う人間は、
どんなことにも泣く人間と同じく
阿呆である。
（ バルタザール・グラシアン ）
73.
宗教とは蛍のようなものだ。
光るためには暗闇を必要とする。
（ ショーペンハウアー ）
74.
心にある感情を隠すことは、心にない感情を装う以上に難しい。
（ ラ・ロシュフコー ）
75.
哲学は過去と未来の不幸を容易に打ち負かすが、現在の不幸には打ち負かされる。
（ ラ・ロシュフコー ）
76.
法は聖者のために制定さる。
もっともそれは、彼らが不正を犯さぬためにあらず、不正をこうむらざるためなり。
（ エピクロス ）
77.
一般常識は、決してそれほど一般的ではない。
（ ヴォルテール ）
78.
真の信仰の騎士は常に絶対孤立であり、本物でない信仰の騎士は宗派的である。
（ キルケゴール ）
79.
個々の人間にあっては、隠退と孤独への傾向の増加は、つねにその人間の知的価値の程度に応じて生ずる。
（ ショーペンハウアー ）
80.
運命よりむしろ自分に打ち克つように、世界の秩序よりも自分の欲望を変えるように、つねに努めること。
（ デカルト ）
81.
人生は本来善でも悪でもない。
生き方しだいで善の舞台とも悪の舞台ともなる。
（ モンテーニュ ）
82.
何事が起ころうとも、そこから利益を引き出す力は私の中にある
（ カール・ヒルティ ）
83.
死に対する用心深さが死を恐ろしいものにし、死の接近を促進する。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
84.
黙して隠された敵意は、公然と言われた敵意より恐れられるものだ。
（ キケロ ）
85.
自尊心は我々に嫉妬心を吹き込むが、しばしばその嫉妬心を和らげる役もする。
（ ラ・ロシュフコー ）
86.
「彼にとり入りたいのか？
　それならば、彼の前に出て当惑のさまを示せ・・・」
（ ニーチェ ）
87.
結局のところ精神を救い出すのは夫婦である。
（ アラン ）
88.
科学や芸術は一種の贅沢にすぎない。
虚偽の装飾にすぎない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
89.
人間は物事それ自体によってではなく、これに関して抱いている考えによって苦しめられている。
（ モンテーニュ ）
90.
言葉を正確に使えないということは、
思想も精神も曖昧だということだ。
（ 唐木順三 ）
91.
礼儀正しい、決して腹を立てない人物は、まさに大人物と呼ぶにふさわしい。
（ キケロ ）
92.
「幸福を必要としないこと、それがおまえたちの幸福だ」と、神は言った。
（ セネカ ）
93.
慰めは苦悩を存続させながら、いわば苦悩を苦悩において否定するという注目すべき体験である。
（ ゲオルク・ジンメル ）
94.
野心家の主な幸福は忙しいということである。
（ アラン ）
95.
人間は思考し、観想する存在であると共に、選択する存在である。
（ キルケゴール ）
96.
結婚とは
一つのものを創造しようとする意志だ。
その一つのものは、
それをつくる二つのもの以上のものだ。
（ ニーチェ ）
97.
全ての享楽と、全ての幸福とは消極的なものだが、苦労は積極的なものだ。
（ ショーペンハウアー ）
98.
人の賢さは、その人が何を望むかで計ることができる。
（ エマーソン ）
99.
全ての条件が同じなら、
最も単純な理屈が正しい。
（ オッカムのウィリアム ）
100.
愛は貧と富との間に生まれた子。
（ プラトン ）
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