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哲学者・思想家の名言
☆ １月１７日 ☆
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1.
社会の利益を追求するより、自分の利益を追求する方が、社会の利益につながることが少なくない。
（ アダム・スミス ）
2.
言葉が人間の表現であるように、文学は社会の表現である。
（ ルイ・ド・ボナール ）
3.
閑暇は定年退職者に新しい可能性を開いてはくれない。
彼がようやく強制から解放されたとき、人々は彼がその自由を活用する手段を取りあげるのである。
彼は孤独と倦怠(けんたい)の中で無為に生きるべく運命づけられる。
単なる屑(くず)として。
（ ボーヴォワール ）
4.
愛の一触れで、人は誰でも詩人になれる。
（ プラトン ）
5.
思索は下から昇ってゆくものであるとすれば、瞑想は上から降りてくるものである。
（ 三木清 ）
6.
行動するときには規則に従い、裁くときには例外を斟酌せねばならない。
（ ジョセフ・ジュベール ）
7.
賢い人間なら知りたくないであろうことがたくさんある。
（ エマーソン ）
8.
人間的なことがいかにはかなく、くだらなく、かつ昨日の小敵が今日のミイラあるいは灰になることを思え。
（ アウレリウス ）
9.
誰も我々の前では、我々の不在のときに語るように、我々のことを語らない。
人と人とのあいだに存する結合は、このような相互の欺瞞(ぎまん)の上に築かれたものにほかならない。
（ ブレーズ・パスカル ）
10.
自己の生涯のすべてを海外旅行で過ごすときは、多くの人と知り合いになるも友はなし。
（ セネカ ）
11.
やったと思えばドジを踏む。
それが人間の仕事です。
朝に計画を立てても、昼にすることはへまばかり。
（ ヴォルテール ）
12.
誘惑が去ってしまわないうちに、急いで誘惑に負けよう。
（ エピクロス ）
13.
嘘つきがいつでも必ず嘘をつくとしたら、それは素晴らしいことである。
（ アラン ）
14.
人の性質は、永久に前に進めるわけではない。
引き潮があり、差し潮がある。
（ ニーチェ ）
15.
自分の心に描く夢の実現に向かって努力する時、
普段なら思いもよらぬ成功が得られる。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
16.
才能とは、神から密(ひそ)かに与えられ、しかも、我々がそれとは知らずに明るみに出す授かり物である。
（ モンテスキュー ）
17.
長生きをしたければ中庸の道を歩け。
（ キケロ ）
18.
相手側の言い分を聞いてやろう、
という気持ちがなくなったら、
もうその人の負けである。
（ ラ・ロシュフコー ）
19.
死自体よりも死の随伴物が人を怖れさす。
（ セネカ ）
20.
自分をよく知らない者は、何をしても失敗し、損をしたりこらしめを受けたりするばかりでなく、やがては誰からも馬鹿にされ、不名誉な一生を送るようになる。
（ ソクラテス ）
21.
幸福というものの中には、人が考えるよりも意志の力が働いている。
（ アラン ）
22.
近世の課題は、神の現実化と人間化、つまり神学の人間学への転化と解消であった。
（ フォイエルバッハ ）
23.
愚者どもを支配するよりも、愚者どもに支配される方がまさる。
（ デモクリトス ）
24.
賢明さと幸福は非常に接近している
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
25.
医者は人間を弱いもの、弁護士は人間を悪いもの、牧師は人間を愚かなものと見る。
（ ショーペンハウアー ）
26.
（自分の）意識の中身を昇華せず、または、その正体を確認しないで逃げ出すことは、人生の貧困を招きます。
（ J・クリシュナムルティ ）
27.
神より賦与されたる人生は短きも、楽しく送りし人生の記憶は永遠なり。
（ キケロ ）
28.
希望と怖れは切り離せない。
希望のない怖れもなければ、怖れのない希望もない。
（ ラ・ロシュフコー ）
29.
起源的には実践は理論に先行する。
しかし、ひとたび理論の立場にまで自己を高めると理論は実践に先行し得る。
（ フォイエルバッハ ）
30.
忘れるということができない者は、分別のある者にならない。
（ キルケゴール ）
31.
最も尊重しなければならないのは、ただ生きることではなく、よく生きることである。
（ ソクラテス ）
32.
科学者が天才視されないのは、単なる理性の児戯にすぎないからだ。
（ ニーチェ ）
33.
愛とは、孤独な人間が孤独を癒そうとする営みであり、愛こそが現実の社会生活の中で、より幸福に生きるための最高の技術である。
（ エーリヒ・フロム ）
34.
君の重荷となるのは未来でもなく、過去でもなく、つねに現在である
（ アウレリウス ）
35.
私たちは無知によって道に迷うことはない。
自分が知っていると信じることによって迷うのだ。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
36.
人は自己より小さい者の助けを必要とすることがしばしばある。
（ ラ・フォンテーヌ ）
37.
常識は、誰でも知っているありふれたものではない。
（ ヴォルテール ）
38.
人は繰り返し行うことの集大成である。
だから優秀さとは、行為でなく、習慣なのだ。
（ アリストテレス ）
39.
処世の道では、習慣は格言にまさる。
習慣は生きた格言が本能となり、肉となったものである。
（ アミエル ）
40.
常備軍が刺激となって、
たがいに無際限な軍備の拡大を競うようになると、
それに費やされる軍事費の増大で、
ついには平和が短期の戦争よりもいっそうに重荷となり、
この重荷を逃れるために、
常備軍そのものが先制攻撃の原因となるのである。
（ カント ）
41.
敵意がそれを抱く者の心に与える傷は、敵に対して与えることのできるいかなる傷よりもはるかに深い。
（ アウグスティヌス ）
42.
恋が強烈でないのは恋の自然に反しており、恋が変わりなく続くのは、強烈であるべき恋の自然に反している。
（ モンテーニュ ）
43.
強い心で立ち向かっていく人には、向こうのほうが逃げ出し、降伏するのである。
だから、断じて強気でいかねばならない。
（ モンテーニュ ）
44.
一日の質に影響を与えるような工夫は、最高の技術だと言える。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
45.
ファシズムが展開するもととなった精神的体系の創始者たちは、
すべてある共通の特徴を持っている。
彼らは感情や認識の中にではなく、
意志の中に善を求め、
幸福よりも権力を高く評価する。
（ バートランド・ラッセル ）
46.
幸福論を抹殺した倫理は、一見いかに論理的であるにしても、その内実において虚無主義にほかならぬ。
（ 三木清 ）
47.
世界で一番高い玉座に上っても、やはり自分の尻の上に座っていることに変わりはない。
（ モンテーニュ ）
48.
私は正義の戦いよりも、よこしまな平和を好む。
（ キケロ ）
49.
食べ物を選ぶように、言葉も選べ。
（ アウグスティヌス ）
50.
正義とは、己にふさわしきものを所有し、己にふさわしきように行為することなり。
（ プラトン ）
51.
虚言のデパートは誇張だ。
（ バルタザール・グラシアン ）
52.
悪書を読まないことは良書を読むための条件である。
（ ショーペンハウアー ）
53.
あなたが望むあらゆる物は、意志の力によって引き寄せられる。
（ ピタゴラス ）
54.
生物学的に考察すると、人間は最も恐ろしい猛獣であり、しかも、同じ種族を組織的に餌食にする唯一の猛獣である。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
55.
母親は息子の友人が成功すると妬む。
母親は息子よりも息子の中の自分を愛しているのである。
（ ニーチェ ）
56.
（天才が）力によって他人にその道（＝進むべき道）を強要することは、他の人たちすべての発展および自由と合致しないばかりでなく、優れた当の本人を堕落させる。
（ J・S・ミル ）
57.
信仰は、人間が生きる拠り所とすべき力の一つだ。
そしてそれが皆無となることは破滅を意味する。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
58.
英雄の従者にとって英雄なる人はひとりもいない。
というのは、英雄が英雄でないからではなく、従者が従者であるゆえんだからだ。
（ ヘーゲル ）
59.
私に真に愛するものがあるなら、そのことが私の永生(ながいき)を約束する。
（ 三木清 ）
60.
どこに死が我々を待っているか分からないのだから、いたる所で待とうではないか。
（ モンテーニュ ）
61.
人間が自由であり得るためには、神があってはならない。
（ シェリング ）
62.
人生が耐え難くなったとき、
我々は状況が変わること期待する。
だが最も大切で効果的な変化、
つまり自分自身を変えることには、
ほとんどを思い至らない。
（ ヴィトゲンシュタイン ）
63.
幸福は満足する人間に属す。
（ アリストテレス ）
64.
もろもろの偉大な思想は心から来る。
（ ヴォーヴナルグ ）
65.
人の価値は、不運の時、へこたれないかどうかである。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
66.
わずかな狂気も交じらない天才はいない。
（ アリストテレス ）
67.
人が真理を見出すのは、もはや現在（＝1770年)では禁書の中だけだ。
　
（ エルヴェシウス ）
68.
我々は、学校のためではなく、人生のために学ばなければならない。
（ セネカ ）
69.
才能と意志の欠けているところに、いちばん嫉妬が生ずる。
（ カール・ヒルティ ）
70.
持って生まれた能力というのは植物と似たようなものだ。
研鑚によって余計なものを刈り取らなければならない。
（ フランシス･ベーコン ）
71.
信仰のないところに精神はない。
（ アラン ）
72.
反論し論破するために読むな。
信じて丸呑みするためにも読むな。
話題や論題を見つけるためにも読むな。
しかし、熟考し熟慮するために読むがよい。
（ フランシス･ベーコン ）
73.
難問は分割せよ。
（ デカルト ）
74.
老人はよい教訓を言いたがるが、それは、もう悪い手本を示す年ではなくなったことを、ひそかに自慰するためである。
（ ラ・ロシュフコー ）
75.
この世に存在する上で、最大の充実感と喜びを得る秘訣は、危険に生きることである。
（ ニーチェ ）
76.
不節制は快楽に毒である。
節制は快楽の禍いではなくて、その薬である。
（ モンテーニュ ）
77.
人間的行為の宗教がないところには、いかなる宗教も存在し得ない。
（ サミュエル・クラーク ）
78.
復仇は、みずから呼んで「刑罰」となす。
それは、一つの虚言をもって良心のやましくないことをよそおうものだ。
（ ニーチェ ）
79.
普遍的なものにしか学問はない。
（ アリストテレス ）
80.
時は未来永劫の幻影なり。
（ プラトン ）
81.
剣で人を殺すよりも、言葉で戦(いくさ)をつぶすほうが名誉なことである。
（ アウグスティヌス ）
82.
原則を立てる際に、わかりやすさと厳密な正確さのどちらの特質を優先させるか、という問題がある。
明らかに、この問いかけそのものに正しくない前提が含まれている。
というのも、厳密な正確さには、おそらくわかりやすさが欠けているだろうと仮定されているが、実はその逆も成り立つからである。
（ ダランベール ）
83.
運動と節制は、老境になっても、何らかの若い力を維持し得る。
（ キケロ ）
84.
涙ほど早く乾くものはない。
（ キケロ ）
85.
卵一個ゆでるにも最上の方法がある。
方法とは、物事を楽しくすらすら行うための手順である。
（ エマーソン ）
86.
人間の希望は絶望よりも激しく、人間の喜びは悲しみより激しく、かつ永続するものである
（ ラ・ブリュイエール ）
87.
太鼓の音に足の合わぬ者を咎(とが)めるな。
その人は、別の太鼓に聞き入っているのかもしれない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
88.
治そうと思う者は、
もう半ば治っている。
（ セネカ ）
89.
武装平和とは、自国と隣国を信用せず、半ば憎悪、半ば恐怖から武器を放棄しかねる意向上の平和である。
（ ニーチェ ）
90.
常ないものを常あるもののごとく思い、頼むべからざるものを頼みとするところに、人生における種々の苦悩は生ずる。
（ 三木清 ）
91.
幾何学は上手く測定する技術である。
（ ペトルス・ラムス ）
92.
人々は彼らの感情にふさわしい信仰を抱く傾向がある。
残忍な人々は残酷な神を信じ、そして彼らの残忍さを弁明するためにその信仰を利用する。
ただ、親切な人は親切な神を信じ、彼らはどんな場合にも親切であるだろう。
（ バートランド・ラッセル ）
93.
人間が宗教をつくるのであって、宗教が人間をつくるのではない。
（ 三木清 ）
94.
問題を解決しようとしないで、それを切り抜けなさい。
（ スピノザ ）
95.
あとで望むのは、望まないのと同じである。
（ セネカ ）
96.
誰か過去をほめず、現在をののしらない老人を見たことがあるか。
彼らはみな自分の悲惨と悲哀を世の中のせい、人々の考え方のせいにしている。
（ モンテーニュ ）
97.
もし自然な陽気さが失われた場合、快活さを取り戻す最善の道は、元気に立ち上がって、いかにも快活そうに振る舞い、快活そうに話すことである。
それでも快活になれなかった場合は、他に何をやっても駄目なものだ。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
98.
何が問題なのかが完全にわかったら、その問題は解決されている。
（ アラン ）
99.
不可能事を追い求めるのは狂気の沙汰である。
ところが悪人がこのようなことをしないのは不可能なのである。
（ アウレリウス ）
100.
不幸な人間は、いつも自分が不幸であるということを自慢しているものです。
（ バートランド・ラッセル ）
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