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哲学者・思想家の名言
☆ ４月１２日 ☆
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1.
害をなすのは、心を素通りする虚偽ではなく、心の中に沈んで居座る虚偽である。
（ フランシス･ベーコン ）
2.
いわゆる害悪と呼ばれるものの多くは、悩める者の心のあり方を、恐怖の態度から闘争の態度へと変化させることにより、気を引きしめる強壮剤に変えることができる。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
3.
悪人を憎む善人は、
実力なき善人なり。
（ 清沢満之 ）
4.
財産を築く最短で最良の方法は、あなたに利益をもたらすことが自分たちの得になるということを、人々にはっきりとわからせることである。
（ ラ・ブリュイエール ）
5.
私たちの生きているもとのもの（精神・魂）が乱れ、腐っているならば、生きがいのあるわけがないではないか。
（ ソクラテス ）
6.
我々は友人に
食事や衣服や健康の心配をしてもらおうとは思わない
──そうしたことは隣人たちでもやってくれるだろう。
（友人には）これと同様の務めを、
我々の魂に対して果たしてほしいのだ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
7.
人間は思考し、観想する存在であると共に、選択する存在である。
（ キルケゴール ）
8.
高潔な人は恩恵を施すことを好むが、恩恵を施されることを恥じる。
（ アリストテレス ）
9.
人間は歴史を作る。
しかしそのことを知らない。
（ カール・マルクス ）
10.
人の心は安全だけでなくリスクも追い求める。
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
11.
幸福と不幸とは、ともに心にあり。
（ デモクリトス ）
12.
世間では驚嘆されながら、
妻や召使いから見れば、
何一つすぐれたところのなかった人もいる。
家中(かちゅう)の者から称讃された人というのはほとんどない。
（ モンテーニュ ）
13.
起源的には実践は理論に先行する。
しかし、ひとたび理論の立場にまで自己を高めると理論は実践に先行し得る。
（ フォイエルバッハ ）
14.
母親は息子の友人が成功すると妬む。
母親は息子よりも息子の中の自分を愛しているのである。
（ ニーチェ ）
15.
死の観念は我々を欺く。
それは、我々に生きることを忘れさせるからである。
（ ヴォーヴナルグ ）
16.
優雅は、正しさと魅力の成果である。
（ ヴォルテール ）
17.
怠情は、おだやかな無力から生まれるものである。
（ ヴォーヴナルグ ）
18.
君が君自身を重んじることができなければ、誰か君を重んじることのできる人を見つけることも、ほとんどないであろう。
（ キルケゴール ）
19.
生きる理由のある人間は、ほとんどあらゆることに耐えられる。
（ ニーチェ ）
20.
物言わぬ先から、人の言おうとすることを、顔つきから読み取れなければならない。
（ アウレリウス ）
21.
他人の富をあなたが嫉妬することは、富に対して否定的な感情を抱くことです。
あなたの意識する心（＝顕在意識）が否定するものは、潜在意識も否定して受けつけないのです。
他人の富を嫉妬する限り、富はあなたへと流れてこないで、あなたから流れ出て行きます。
（ 渡部昇一 ）
22.
愛を知る人というのは、取ることと与えることとが同一であるような人間、取ることによって与え、与えることによって取るような人間なのであろう。
（ ゲオルク・ジンメル ）
23.
幸福以外のものを目的として生きるとき、人は幸福になれる。
（ J・S・ミル ）
24.
自分の頭脳と他人の頭脳をすりあわせ、磨きをかけるのはよいことである。
（ モンテーニュ ）
25.
雨だれも、ついには石をうがつ。
（ ルクレティウス ）
26.
偽りの立場において、いちばんひどいことは、それが終焉(しゅうえん)しないということである。
（ アミエル ）
27.
親は子どもに対して「何かできることはないですか」と常に言っておけば十分です。
そして、子どもが何も言ってこなければ何もしないほうがいいのです。
（ 岸見一郎 ）
28.
友達がたくさんいるということは、友達が全然いないことである。
（ アリストテレス ）
29.
人間は、必要を元に欲望を作り出す被造物である。
（ ガストン・バシュラール ）
30.
中間を行くのが、もっとも安全だ。
（ オウィディウス ）
31.
どんなものでも、自然という造物主の手から出るときは善であり、人間の手に渡ってからは悪となる。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
32.
食べ物を選ぶように、言葉も選べ。
（ アウグスティヌス ）
33.
最上の証明とは経験である。
（ フランシス･ベーコン ）
34.
我々に関する他人の悪評は、しばしば本当は我々に当てられているのではなく、まったく別の理由から出る腹立ちや不機嫌の表明なのである。
（ ニーチェ ）
35.
原則を立てる際に、わかりやすさと厳密な正確さのどちらの特質を優先させるか、という問題がある。
明らかに、この問いかけそのものに正しくない前提が含まれている。
というのも、厳密な正確さには、おそらくわかりやすさが欠けているだろうと仮定されているが、実はその逆も成り立つからである。
（ ダランベール ）
36.
子どもは父母の行為を映す鏡である。
（ ハーバート・スペンサー ）
37.
世界で一番有能な教師よりも、分別のある平凡な父親によってこそ、子供は立派に教育される。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
38.
瞑想にふける者は、夜のない昼を憎む。
（ ハーバート・スペンサー ）
39.
真の思想家が何よりもあこがれるのは閑暇であるのに、凡な学者がそれを回避するのは、閑暇をどうして始末するかを知らないからである。
その折りに彼を慰める者は書物である。
（ ニーチェ ）
40.
国家の価値は、
結局国家を組織する人民の価値である。
（ J・S・ミル ）
41.
子供の教育については、勉学の欲望と興味を喚起することが一番大切である。
でないと結局、本を背負ったロバを養うことになる。
（ モンテーニュ ）
42.
一つのものが同時に善であったり、悪であったり、そのいずれでもなかったりすることがある。
例えば、音楽は憂鬱な人には善であるが、喪に服している人には悪であり、耳の聞こえない人にとっては善でもなく悪でもない。
（ スピノザ ）
43.
行いの悪い者に腹を立てるのは時間の無駄である。
動かない車に怒るのと同じようなものだから。
（ バートランド・ラッセル ）
44.
宗教は生活の腐敗を防ぐべき香料である。
（ フランシス･ベーコン ）
45.
知識がなくて想像力を持っている人間は、
足がないのに翼を持っているようなものだ。
（ ジョセフ・ジュベール ）
46.
楽観主義者は、どこでも青信号を見る人のこと。
悲観主義者とは、赤信号しか見えない人のこと。
本当に賢い人は色盲です。
（ シュバイツァー ）
47.
幸福は徳の褒賞ではなくて、徳そのものである。
（ スピノザ ）
48.
牢獄は肉体の自由を奪うことはできるが、
精神の自由までは奪えない。
（ バートランド・ラッセル ）
49.
人生はその人の考えた所産である。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
50.
先へ進めば進むほど道がひらけてくるなんてのは、神様かわずかなたぐい稀な天才のほかにはありませんな。
（ ドゥニ・ディドロ ）
51.
休息はよいことであるが、倦怠はその兄弟である。
（ ヴォルテール ）
52.
教育もまた、教育を必要としないだろうか？
（ カール・マルクス ）
53.
自分がどうなりたいか、
まず自分自身に問え。
しかる後、しなければならないことをせよ。
（ エピクテトス ）
54.
何よりも次の二つの真理を記憶せよ──
まず第一に、外界は君の魂に触れることはできず、常に揺るぎなく外部に立つものであるから、君の内面の平和は君の想像からのみ生じるということ、
そして第二に、君が今、目の前に見ているものは、たちまち変化して、もはや存在しなくなるということだ。
（ アウレリウス ）
55.
女性をキャンドルの光のもとで評価してはいけない。
判断を誤る。
女の容貌を真に知りたければ、昼の光のもと、しらふの状態で見ることだ。
（ オウィディウス ）
56.
感受性の欠如は、おそらく基本的には自己認識の欠如であろう。
（ エリック・ホッファー ）
57.
この世で一番重い物体は、もう愛していない女の体である。
（ ヴォーヴナルグ ）
58.
我々も宗教を欲するが、それは、もっとも神にふさわしく、最も我々のために作られた宗教である。
一言にしていえば、我々は神と人間に仕えたいのである。
（ ヴォルテール ）
59.
ほかの人々は食わんがために生き、己自身は生きんがために食う。
（ ソクラテス ）
60.
結婚は、愛という多くの短い愚行を終わらせる。
一つの長い愚行として。
（ ニーチェ ）
61.
不幸に打ちのめされた意識は、慰めや愉快な感情、ポジティブな思考を拒絶する。
（ タタルケビッチ ）
62.
最初の発明者が常に栄光を担う。
（ ヨハン・ヤコプ・エンゲル ）
63.
エミール、幸福にならなければならない。
これはあらゆる感覚を持つ存在の目的なのだ。
これは自然が私達に感じさせる基本的な欲求であり、決して私達になくならない唯一つの欲求でもある。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
64.
人に好かれるための唯一の方法は、
畜生の中で最も愚かなものの皮をかぶることである。
（ バルタザール・グラシアン ）
65.
悲しみのための唯一の治療は、何かをすることだ。
（ ジョージ・ルイス ）
66.
人間は、ある意見を、そうだと思いこむと、すべての事柄をその意見にあわせ、その意見が正当であると主張するのに、都合がいいように寄せ集めるものだ。
（ フランシス･ベーコン ）
67.
優しくなりなさい。
あなたの出会う人々は皆、困難な戦いに挑んでいるのだから。
（ プラトン ）
68.
小人(しょうじん)がこびへつらうのは、自分に対しても他人に対しても、低劣な評価しか持たないからである。
（ ラ・ブリュイエール ）
69.
女性が男性を自由にするということは、それ自体は害悪ではない。
これは女性が人類の幸福の為に自然から享(う)けた賜物である。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
70.
真の欲求なくして真の満足はない。
（ ヴォルテール ）
71.
ある程度の年齢になると、人生とは、自分の考え方しだいで変えられるものだということが分かる。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
72.
人にほめられたいなら、自分のことをほめるな。
（ ブレーズ・パスカル ）
73.
心に感じたことは信じなければならない。
ことにそれが虫の知らせであるときは。
（ バルタザール・グラシアン ）
74.
火が金の試金石であるように、逆境は強者の試金石である。
（ セネカ ）
75.
人間は互いにだまし合うことがなければ、社会生活を継続することはできない。
（ ラ・ロシュフコー ）
76.
もしも君が、善悪は外にはなくて内にあるという事実にはっきりと気がついたなら、よいことは、「しなければならないこと」ではなくて、よいことでなければしたくない、よいことだけが「したいこと」、そういうふうに変わるはずだ。
この時になって初めて、「善悪」と「快苦」は一致する。
本当によいことって、すごく気持ちのいいものなんだよ。
（ 池田晶子 ）
77.
人生に対してもっと大きい信頼を寄せているなら、おまえたちはこれほど瞬間に身を委ねることもないだろうに。
（ ニーチェ ）
78.
人間にとって、自分自身の生命ほど保ち続けたいと思うものはないが、これほど大事にしないものもない。
（ ラ・ブリュイエール ）
79.
汝自身より優れた忠告を言う者なし。
（ キケロ ）
80.
何はともあれ、我々は我々の畑を耕さなければなりません。
（ ヴォルテール ）
81.
ゼウスが人間の願いに耳を傾けたなら、すべての者が滅びるだろう。
（人間は）人類に有害な多くのものを要求するからである。
（ エピクロス ）
82.
希望がなくなったからといって、何も絶望する必要はない。
（ セネカ ）
83.
過去の出来事を持ち出してこれが今の悩みの原因ですよという治療者に、患者さんは依存してしまいます。
患者さん自身は何も言えないのです。
治療者から一方的にこうなんだと言われると、依存関係になってしまう
（ 岸見一郎 ）
84.
各人はその考え次第で幸福にもなり、不幸にもなる。
他人が見てそう思う人ではなく、自分でそう思う人が幸福なのである。
（ モンテーニュ ）
85.
人は二つのこと、すなわち考えることと働くことのために生きてきた。
（ キケロ ）
86.
よい趣味は才智よりはむしろ判断から生まれる。
（ ラ・ロシュフコー ）
87.
私はあまり自分の意見を重んじないが、
他人の意見もあまり重んじない。
私は人の意見を聞かない代わりに、
自分の意見を人に押しつけることは更に少ない。
（ モンテーニュ ）
88.
「垣根」は相手がつくっているのではなく、自分がつくっている。
（ アリストテレス ）
89.
時は未来永劫の幻影なり。
（ プラトン ）
90.
人はひとりでいる時が、もっとも精神的に多忙である。
（ キケロ ）
91.
強欲を棄て去りたくば、その母たる贅沢を棄てよ。
（ キケロ ）
92.
宴席で作法を守るように人生の作法を守ることを忘れてはならない。
ご馳走が回ってきて自分の前に来たら、手を伸ばして礼儀正しく一人分を取る。
次に回っていくのを滞らせることのないように。
まだ回ってこないうちから欲しそうにしないで自分の前に来るまで待つように。
子供についても妻についても地位についても富についても同じ事である。
（ エピクテトス ）
93.
ラブレターを書くには、まず何を言おうとしているかを考えずに書きはじめること。
そして何を書いたかを知ることなく書き終わらなければなければならない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
94.
賢者は原因を討議し、
愚者は原因を裁決する。
（ アナカルシス ）
95.
生きるためには、食べなければならない。
食べるためには、稼がなければならない。
そのためには、仕事をしなければならない。
この「しなければならない」の繰り返しが、大人の言うところの「生活」だ。
（ 池田晶子 ）
96.
愛なくしては、何人(なんびと)も、優れた才能を持っている人でさえも幸福ではありえない。
（ カール・ヒルティ ）
97.
子どもに対して言われる「お利口さん」という言葉は、子どもがいつでも理解する言葉で、しかも、人が決して子どもに説明してやらない言葉である。
（ ジョセフ・ジュベール ）
98.
子供はすべての慰めになる。
子供を持っているという悩みを除いては。
（ イポリット・テーヌ ）
99.
手は、道具の中の道具である。
（ アリストテレス ）
100.
身をもって示すことがリーダーシップである。
（ シュバイツァー ）
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