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哲学者・思想家の名言
☆ ６月１２日 ☆
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1.
幸福を確かなものにするには、
美徳では不十分だが、
不幸を確かなものにするには、
悪徳で十分である。
（ アリストテレス ）
2.
怒りの結果は、怒りの原因よりはるかに重大である。
（ アウレリウス ）
3.
偉大なる行為を目指す者は、おおいに苦しまなければならない。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
4.
平和は戦争を免れることにあるのではなく、考え方の一致・融和にある。
（ スピノザ ）
5.
人間は一日中自分が考えている通りの者になる。
（ エマーソン ）
6.
野獣は野獣を知る。
同じ羽毛の鳥はおのずから一緒に集まる。
（ アリストテレス ）
7.
純粋数学者は音楽家と同じように、整えられた美しさを持つ独自の世界を自由に作り出す創作家である。
（ バートランド・ラッセル ）
8.
私が知らないことについて無知であることを告白するのを、私は恥としない。
（ キケロ ）
9.
あなたをまどわして究極的成功ができないようにする者は誰もいないのです。
いるとすれば、あなただけです。
（ エマーソン ）
10.
その年齢の知恵を持たない者は、その年齢のすべての困苦を持つ。
（ ヴォルテール ）
11.
よき夫は、男の義務をある程度果たしているに過ぎない。
よき妻は、女の義務を完全に果たしている。
（ ヘンリー・ホーム［ケイムズ卿］ ）
12.
彼は決心した、というのはいい言葉だ。
一語で、決心と解決という二つの意味を示している。
（ アラン ）
13.
小人(しょうじん)がこびへつらうのは、自分に対しても他人に対しても、低劣な評価しか持たないからである。
（ ラ・ブリュイエール ）
14.
だれしも、分別に欠けるだけ虚栄に毒されている。
（ ニーチェ ）
15.
汝(なんじ)ら我(われ)に哲学を学ぶべきにあらず。
哲学することを学ぶべし。
（ ソクラテス ）
16.
よりいっそう愛するよりほかに、恋に対する治療法はない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
17.
嫉妬には体質に大いに関係する。
嫉妬は必ずしも大きな熱情の証拠ではない。
（ ラ・ブリュイエール ）
18.
許すことは復讐に勝る。
（ エピクテトス ）
19.
過ぎ去る時間とは失われた時間であり、怠惰と無気力の時間であり、いくたびも誓いを立てても守らない時間であり、しばしば引越しをし、絶えず金の工面に奔走する時間である。
（ サルトル ）
20.
何事が起ころうとも、そこから利益を引き出す力は私の中にある
（ カール・ヒルティ ）
21.
哲学は我々の目の前にひろげられているこの巨大な書物、つまり宇宙に書かれている。
（ ガリレオ・ガリレイ ）
22.
れぞれの性、それぞれの職業、それぞれの生活様式に独自の喜びがあるように、またその喜びと密接に結びついた独自の悲しみがある。
（ タタルケビッチ ）
23.
女にはあまりにも長い間、
暴君と奴隷とが隠されていた。
女に友情を営む能力の無いゆえんであって、
女の知っているのは恋愛だけだ。
（ ニーチェ ）
24.
信仰とは意見であるが、その意見は真理を含んだ意見である。
（ フォイエルバッハ ）
25.
人間は他のどんな動物よりも病弱であり、不安定であり、変化しやすく不確定である。
人間は病める動物なのだ
（ ニーチェ ）
26.
数学は確実さ、明白さに仕えるしもべである。
（ ヨハン・フリードリヒ・ヘルバルト ）
27.
いかなる身分でも、気晴らしができる限り幸福である。
それは自分自身について考えることから心をそらしてくれるという幸福である。
（ ブレーズ・パスカル ）
28.
競合社会では、個の野心が公の利益。
（ アダム・スミス ）
29.
多くの者達は博識であっても分別を持たない。
博識ではなく分別を多く持つことに努めねばならない。
（ デモクリトス ）
30.
幸福になる秘訣をお教えしよう。
できるだけいろいろなものに興味を持ち、物ごとであれ人間であれ興味を感じるものを無視せず、できるだけ好意的に接することだ。
（ バートランド・ラッセル ）
31.
私たちは、死の心配によって生を乱し、生の心配によって死を乱している。
（ モンテーニュ ）
32.
人は互いの助けがあれば、ずっと簡単に必要なものを準備できる。
そして力を合わせれば、あらゆるところで襲ってくる危険をもっと簡単に避けられる。
（ スピノザ ）
33.
人間の最大の幸福は、日ごとに徳について語りえることなり。
魂なき生活は人間に値する生活にあらず。
（ ソクラテス ）
34.
自分自身を理解していないうちから、人に理解してもらおうなどと思うべきではない。
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
35.
私は人間ではない。
私はダイナマイトである。
・・・私は宗教的な人と接触した後では手を洗わずにはすませない。
（ ニーチェ ）
36.
そんな目に逢うのも当然のことだろう。
君は今日善い人間になるよりも、明日なろうっていうのだから。
（ アウレリウス ）
37.
人生は、段々に諦めていくこと。
絶えず我々の抱負、我々の希望、我々の所有、我々の力、我々の自由を減らしていくことの修行である。
（ アミエル ）
38.
花が花の本性を現(げん)じたる時最も美なるが如(ごと)く、人間が人間の本性を現じたる時は美の頂上に達するものである。
（ 西田幾多郎 ）
39.
人は多くを約束する、少しも与えないために。
（ ヴォーヴナルグ ）
40.
怒りは自己に悦(よろこ)びへつらう感情である。
（ モンテーニュ ）
41.
何人も本意から悪人たるものなし。
（ ソクラテス ）
42.
我々が小さな欠点を認めるのは、大きな欠点を持っていないと、人に信じさせるためである。
（ ラ・ロシュフコー ）
43.
単に良い意図を持っているだけでは、人生はまさに地獄絵図になるだけである。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
44.
最も平安な、そして純粋な喜びの一つは、労働をした後の休息である。
（ カント ）
45.
私は暴力に対して一つの武器しか持っていなかった。
それは暴力だ。
（ サルトル ）
46.
見ることではなく、泣くこと、ただ人間だけが泣くことを知っている。
（ ジャック・デリダ ）
47.
時間の価値を知らない者は、生まれながらに栄光には向いていない。
（ ヴォーヴナルグ ）
48.
文明とは何か？
善良な女性の力だ、
と私は答える。
（ エマーソン ）
49.
人間の一生を支配するのは運であって、知恵ではない。
（ キケロ ）
50.
誤った愛の心が三つある。
思い上がりの心、羨む心、逆上する心。
（ ダンテ・アリギエーリ ）
51.
力のある者は騒がない。
力のある者ほどじっとしていて働きかける。
真の道徳は、言葉の終わったところから始まる。
（ シュバイツァー ）
52.
大臣でなければ、ただの愚か者にすぎない者が、大人物で通っている。
（ エルヴェシウス ）
53.
自分が尊厳を守るのではなく、
尊厳が自分を守るようにする。
（ エマーソン ）
54.
すべての人が自由になるまでは、
だれも完全に自由にはなり得ない。
（ ハーバート・スペンサー ）
55.
熱意を失ってしまった人ほど年老いた人はいない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
56.
教育なるものは、真理への願望を培(つちか)うべきものであって、ある特定の信条が真理であるといった確信を涵養(かんよう)すべきものではない。
（ バートランド・ラッセル ）
57.
金は必要からのみ金を求める連中を回避する。
（ アラン ）
58.
嫉妬には天真爛漫ということがない。
愛と嫉妬とは、種々の点で似たところがあるが、先ずこの一点で全く違っている。
（ 三木清 ）
59.
人間は意欲すること、そして創造することによってのみ幸福である。
（ アラン ）
60.
幸福はどこにあるのか？
名誉を愛する人は、他人の行為の中にあると考える。
快楽を愛する人は、自分の感情の中にあると考える。
悟った人は、自分の行動の中にあると考える。
（ アウレリウス ）
61.
人は、「おれはゼロだ。
　マイナスだ」という自己評価に耐えることはできる。
しかし、「おまえはゼロだ。
　マイナスだ」という他者評価には耐え難い存在なのである。
（ 鷲田小彌太 ）
62.
人類が自らの意図によって造るもの以外に、人類の運命というものはない。
それゆえに、人類が没落の道を最後までたどらねばならないとは信じない。
（ シュバイツァー ）
63.
伝統が創造されるというのは、それが形を変化するということである。
伝統を創り得るものはまた伝統を毀(こわ)し得るものでなければならぬ。
（ 三木清 ）
64.
人間は人生にあるこれらの良いもの（＝食物・衣服・感覚・遊戯など）をできるだけ利用し、できるだけ多く愉快に、快活に努めるとともに、
自分だけ愉快になって喜ぶのでなく、他の人々にも喜びを分けてやるがよい。
喜びが大きければそれだけ、生活への意欲はいっそう大きく強くなるものであろう。
（ スピノザ ）
65.
誰でも、恐れていることと願っていることを、やすやすと信じてしまう。
（ ラ・フォンテーヌ ）
66.
幸運の愛は、勇者とともにある。
（ オウィディウス ）
67.
賢者は原因を討議し、
愚者は原因を裁決する。
（ アナカルシス ）
68.
くつろぎとは、
ありとあらゆるヒロイズムを進んで失うこと。
（ ロラン・バルト ）
69.
なるほど死は生の末端に違いないが、目標ではない。
生の終極ではあるが決して目的ではない。
生それみずからが、生にとっての目標、その仕事でなければならぬ。
（ モンテーニュ ）
70.
卑下はしばしば人を従えるために用いられる、
見かけだけの服従にすぎない。
それは、自分を高めようとして、
自分を低くする高慢なからくりである。
（ ラ・ロシュフコー ）
71.
男は知っていることをしゃべり、
女は人に喜ばれることをしゃべる。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
72.
君があまりに大きな声でわめき立てるので、
私は君の言うことが聞き取れない。
（ エマーソン ）
73.
申し分のない振り子とは、動きの速い振り子のことではなく、良く調整されている振り子のことだ。
（ ヴォーヴナルグ ）
74.
人間の本性を詳(つまび)らかにするには、理性によるほかはない。
（ ダランベール ）
75.
私はその人柄の中に老人的なものを幾らか持っている青年を好ましく思う。
同じように青年的なものを幾らか持っている老人を好ましく思う。
このような人柄の人間は体が年をとっても心が老いることは決してない。
（ キケロ ）
76.
人生には、真実と素朴さが最良の処世術になる場合がある。
（ ラ・ブリュイエール ）
77.
エスプリ（＝エスプリ精神）の欠点は顔の欠点と同じで、年をとるほどひどくなる。
（ ラ・ロシュフコー ）
78.
神を雲の彼方に求むなかれ。
神は汝のうちにあり。
（ ヨハン・ゴットリープ・フィヒテ ）
79.
数は芸術の中に生きている。
（ アウグスティヌス ）
80.
一粒の木の実は、いくつもの森を生む。
（ エマーソン ）
81.
もし自然な陽気さが失われた場合、快活さを取り戻す最善の道は、元気に立ち上がって、いかにも快活そうに振る舞い、快活そうに話すことである。
それでも快活になれなかった場合は、他に何をやっても駄目なものだ。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
82.
われわれは苦しむ以上に恐れるのである。
（ アラン ）
83.
冗談は、しばしば真実を伝える手段として役立つ。
（ フランシス･ベーコン ）
84.
天才は生得の心の素質であり、これによって自然は芸術に規則を与える。
（ カント ）
85.
沈黙を守っている知恵、あるいは発言する力なき知恵は無益なり。
（ キケロ ）
86.
戦争が欲せられたものではなく、常に余儀なくされたものだと思うがゆえに、戦争の聖なる旗印を自分の回りに探す。
（ アラン ）
87.
不滅の肉体はない。
不屈の精神があるのみだ。
（ チャールズ・エバレット ）
88.
他人に自分の秘密を守ってもらいたいなら、
最初から他人に秘密を漏らしてはいけない。
（ セネカ ）
89.
希望すること、これが幸福なのだ。
（ アラン ）
90.
人は嫉妬するのを恥じるが、嫉妬したことがあるということや、嫉妬できることを誇りに思う。
（ ラ・ロシュフコー ）
91.
宗教は生活の腐敗を防ぐべき香料である。
（ フランシス･ベーコン ）
92.
平等を求めるものは、たいてい劣っているもので、低いものほど平等を要求する。
また中位の連中は、むしろ、優越を欲して、特権を要求する。
しかし、真にすぐれている人は、平等も優越も要求しない。
（ アリストテレス ）
93.
人間最高の幸福とは何か？
幸せに死ぬことだ。
（ アンティステネス ）
94.
（数学における）証明とは、君に強制的にやらせる作業ではない。
君を導く筋道だと思いたまえ。
（ ヴィトゲンシュタイン ）
95.
愛とは知の極点である。
（ 西田幾多郎 ）
96.
悔い改めれば、無実も同然だ。
（ セネカ ）
97.
もしも諸君が奴隷の首の回りに鎖をかけるならば、鎖の一方の端は諸君自身の首の回りにからみつくだろう。
（ エマーソン ）
98.
自分に適したことを見つけ、その仕事を行う機会を確保すること。
これは幸せへのカギである。
（ ジョン・デューイ ）
99.
人間にとっての名誉ある傑作とは、適切な生き方をすることに他ならない。
（ モンテーニュ ）
100.
自己を過小評価する人は、いつも成功したことに驚いているのに対し、自己を過大評価する人は、いつも失敗したことに驚いている。
（ バートランド・ラッセル ）
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