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哲学者・思想家の名言
☆ １０月２１日 ☆
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1.
人間はみな、発見の航海の途上にある探求者である。
（ エマーソン ）
2.
ヤギだの羊だのを各自がどれくらい持っているかは言えても、友達をどれくらい持っているかは言えない。
（ キケロ ）
3.
自分が死すべき存在だと知ったときから、私は死の観念が怖ろしくてたまらなかった。
人々が「勇気」と呼ぶものなど、私には何も見ていないゆえの軽はずみとしか思えなかった。
（ ボーヴォワール ）
4.
汝の意志の規律が、いつの場合でも、一般に立法の原理として適用できるように行動せよ。
（ カント ）
5.
心にある感情を隠すことは、心にない感情を装う以上に難しい。
（ ラ・ロシュフコー ）
6.
死とは、いわば存在の消失で、もろもろの事柄に関する感覚が残らず欠落することか、さもなければ、俗説の説く通り、魂が変転してこの世から別の場所へ移り住むことか、そのどちらかである。
（ プラトン ）
7.
知識がなくて想像力を持っている人間は、
足がないのに翼を持っているようなものだ。
（ ジョセフ・ジュベール ）
8.
人が失敗する原因は、ひとつしかない。
それは本当の自分に対する信頼の欠如である。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
9.
物が変わるのではなく、我々が変わるのである。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
10.
物事の手のつけられない厄介さと人間の弱さとを考えたら、何もできやしない。
だから、まず行動してみて、それから自分の行為について考えることだ。
（ アラン ）
11.
物事の認識に至る道は二つある。
すなわち経験と演繹(えんえき)の二つである。
（ デカルト ）
12.
生まれの良い人、
権勢のある人、
富裕な人は、
名誉を受けるに値するとみなされている。
だが本当は、
善い人だけが名誉を受けるに値するのである。
（ アリストテレス ）
13.
習慣は我々の偶像であり、我々が服従するから強いのである。
（ アラン ）
14.
われわれは、では、何にたよればいいのか？
われわれが真なるものと、虚なるものとを弁別するのに、感覚よりたしかなものがあるだろうか？
（ ルクレティウス ）
15.
ある事柄をまったく深く捉える人々は、いつまでもその事柄に忠実であることは稀である。
彼らはまさしく深みを光に晒したのである。
そこにはいつでも具合の悪いものが沢山見当たる。
（ ニーチェ ）
16.
自分の心から好きなことをやれ。
自分の骨の味を知れ。
かみしめよ。
地面に埋めよ。
掘り出してもう一度かみしめよ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
17.
羞恥心のあることが、女にとって必要な一つの掟と言われているのはおかしい。
男は女のあつかましさしか尊重しないというのに。
（ ヴォーヴナルグ ）
18.
偉大な知恵は懐疑的である。
（ ニーチェ ）
19.
すべての人は、自分の中に医者を持っている。
（ シュバイツァー ）
20.
当人が偉大になればいい。
そうすれば恋のほうから必ずあとについてくる。
（ エマーソン ）
21.
涙したことのない若者は無粋であり、
笑うことのない老人は愚か者だ。
（ サンタヤーナ ）
22.
じっと止まっていると、
私はほとんどものが考えられない。
私の精神を動かすためには、
私の肉体は動いていなければならないのだ。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
23.
自分でおこなった貴重な省察は、できるだけ早く書きとめておくべきである。
（ ショーペンハウアー ）
24.
魂の病は身体のそれよりも危険であり、かつ怖ろしい。
（ キケロ ）
25.
美味とは、食物そのものにあるのではなく、味わう舌にあるものである。
（ ジョン・ロック ）
26.
空中に投げられた石にとって、落ちるのが悪いことではないし、昇るのが良いことでもない。
（ アウレリウス ）
27.
君が長生きするかどうかは、運命にかかっている。
だが、充実して生きるかどうかは、君の魂にかかっている。
（ セネカ ）
28.
人は持たぬもの、あるいは知らぬものを他の人に与えることも、他の人に教えることも出来ぬであろう。
（ プラトン ）
29.
人間のやらかす事件で、失敗するに値するものなど何もない。
（ プラトン ）
30.
酒は、人を魅了する悪魔である。
うまい毒薬である。
心地よい罪悪である。
（ アウグスティヌス ）
31.
人は苦悩を通じてしか清められない。
（ プラトン ）
32.
肉体の労苦は精神の労苦を癒す。
それこそ貧乏人を幸せにする。
（ ラ・ロシュフコー ）
33.
私にとって、真の道理のほうが民衆の意見より価値がある。
（ キケロ ）
34.
ずるい人間は、けっして欺かれはしないが、人を欺くこともできない。
（ ラ・ブリュイエール ）
35.
軽蔑は不機嫌におけるエゴイズムである。
（ コールリッジ ）
36.
我々は、どんなものでも自分自身のためにしか愛することができない。
（ ラ・ロシュフコー ）
37.
思想は、ともに応じることのできる人たちだけの財産である。
（ エマーソン ）
38.
忍耐は力以上のものを我々に授ける。
（ エドマンド・バーク ）
39.
我々が他人を認めるのは、彼らと我々との間に類似のあることを感ずるからである。
誰かを尊敬するというのは、彼を自分と同等に見ることであるらしい。
（ ラ・ブリュイエール ）
40.
自なくして他なく、他なくして自なきは、全なくして個なく、個なくして全なきが如くである。
（ 安部能成 ）
41.
自然は常に教育よりも一層大きな力を持っていた。
（ ヴォルテール ）
42.
教育の過程はそれ自体を超えるいかなる目的も持っていない。
すなわちそれはそれ自体の目的なのだ。
（ ジョン・デューイ ）
43.
自由であるとは、
自由であるべく呪われていることである。
（ サルトル ）
44.
人は、
いつか必ず死ぬということを思い知らなければ、
生きているということを実感することもできない。
（ ハイデッガー ）
45.
愚者ほど自分が才人をだますのに適していると思い込む。
（ ヴォーヴナルグ ）
46.
神は知識そのものではなく、知識の種子をわれわれに与えたり。
（ セネカ ）
47.
幸福においても、また不幸においても同様に、重要なのは、現実の過去や現在や未来に何があるかではなく、私たちが何を想像し感じているかなのだ。
（ タタルケビッチ ）
48.
勇気は人間の第一の資質である。
なぜなら、他の資質の土台となる資質であるから。
（ アリストテレス ）
49.
するのが怖いということは、
次にすべきことがハッキリしているということだ。
（ エマーソン ）
50.
髭は哲学者をつくらない。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
51.
人は、ある種の外的活動を必要とする。
なぜなら、内側は不活発だからである。
（ ショーペンハウアー ）
52.
自分の能力を隠すことができることは、
素晴らしい能力だ。
（ ラ・ロシュフコー ）
53.
富は良心をもたらさない。
しかし良心は、富ばかりでなく、望まれるもの全てを、個人にも国家にももたらすのである。
（ ソクラテス ）
54.
三種の貴族がある。
１．血統と位階の貴族、
２．財力の貴族、
３．精神的貴族
が、すなわちそれである。
（ ショーペンハウアー ）
55.
習俗のなかに埋没し、
閉じた社会のなかで満足するものは、
全く非創造的な俗人である。
（ 唐木順三 ）
56.
冒険のない文明は衰退する。
（ ホワイトヘッド ）
57.
俗衆の神々を否定することが冒涜にあらずして、俗衆の見解を神々に適応することが冒涜なり。
（ プラトン ）
58.
運も健康と同じように管理する必要がある。
好調な時は充分に楽しみ、
不調な時は気長にかまえ、
そしてよくよくの場合でない限り、
決して荒療治はしないことである。
（ ラ・ロシュフコー ）
59.
一匹のハエが戦車の上にとまって言った。
俺はなんとたくさんの埃を上げていることか！
（ ラ・フォンテーヌ ）
60.
自由というのは、我々が欲しいと思うものを、かたっぱしから思う存分楽しむことによって得られるというものではなくして、むしろ欲望を抑制することによって得られるものである。
（ エピクテトス ）
61.
哲学するとは、自分の人生を考え、その考えにしたがって生きること。
（ アンドレ・コント＝スポンヴィル ）
62.
人間は仕事がないと、健康を損なうばかりでなく精神的にも退廃する
（ アダム・スミス ）
63.
誰もがその収入を公表はしない。
ただ収入によって得たものを見せびらかすだけである。
（ モンテーニュ ）
64.
虚栄心は人を饒舌にし、自尊心は沈黙にする
（ ショーペンハウアー ）
65.
あらゆるものの真価は、それを獲得するための苦労と困難である。
（ アダム・スミス ）
66.
全てのものは、
何らかの実用的な役に立つようにできている。
（ ジェレミー・ベンサム ）
67.
自然は認識の対象でもなく、
意志の素材でもない。
自然はそのうちに
人間を包んで生きているのである。
（ 唐木順三 ）
68.
キリスト教徒の神は、リンゴを大切にしながら、子供をなおざりにする父親である。
（ ドゥニ・ディドロ ）
69.
運命の悲しみと歓びとは、自然の声に黙す。
（ ヴォーヴナルグ ）
70.
できるだけ妥協するのがいちばんの利口者。
欲ばりすぎると損をする。
（ ラ・フォンテーヌ ）
71.
真理とはイデー（＝理念・理想）のために生きることでなくて何であろう。
（ キルケゴール ）
72.
汝の道を行け、
しかして、
あとは人の語るにまかせよ。
（ カール・マルクス ）
73.
子どもの遊戯を見よ。
彼らはそれを利用するためにするのではなく、建設したり破壊したりする活動そのものに幸福を感じているのである
（ テオドール・リップス ）
74.
汝善ならんとせば、まず汝の悪なるを信ぜよ。
（ エピクテトス ）
75.
賢明であるコツとは、
何に目をつぶるかを知ることである
（ ウィリアム・ジェームズ ）
76.
富は消費するためにある。
消費する目的は、名誉と善行である。
（ フランシス･ベーコン ）
77.
世間普通の人たちは、難しい問題の解決にあたって、熱意と性急のあまり、権威ある言葉を引用したがる。
（ ショーペンハウアー ）
78.
人は当然ながら、
偉大なことより目新しいことを褒めそやす。
（ セネカ ）
79.
すべての知識は経験に基づく。
（ カント ）
80.
人間は自然に服従することによって、
自然を支配することができる。
（ フランシス･ベーコン ）
81.
沈黙が金なのだ。
不在が神なのだ。
神とは人間の孤独さだ。
俺しかいなかったのだ。
（ サルトル ）
82.
詩は悪魔の酒である。
（ アウグスティヌス ）
83.
未だかつて、自分は本当に幸福だと感じた人間は一人もいなかった。
――もしそんなのがいたら、多分酔っぱらってでもいたのだろう。
（ ショーペンハウアー ）
84.
およそ惨めなものは、将来のことを不安に思って、不幸にならない前に不幸になっている心です。
（ セネカ ）
85.
贋(にせ)の紳士とは、自己の欠点を他人にも自分にもごまかす連中であり、真の紳士とは、それらを完全に認識し、それらを告白する人間である。
（ ラ・ロシュフコー ）
86.
権力者はへつらわれる度合いに応じて（人を）評価するにすぎない。
（ エルヴェシウス ）
87.
愛というものは、
性欲をはるかに超越したものである。
つまり、愛というのは、
人生の大半において、
大多数の男女が襲われて苦しみ悩む、
あの孤独というものから逃避するための重要な手段なのである。
（ バートランド・ラッセル ）
88.
記憶とは、活動したり消したりすることのできない持続である。
（ アンリ・ベルクソン ）
89.
結婚とは、男女の経済的・性的結合という集団の利益に向かって追い越されることであり、彼ら個人の幸せを確保することが目的ではない。
（ ボーヴォワール ）
90.
人間は誕生の瞬間から支配するか、もしくは支配されるか運命づけられる。
（ アリストテレス ）
91.
言論が堕落したところでは精神も堕落している。
（ セネカ ）
92.
何故(なにゆえ)に人間が社交するかといえば、自己の財産を保持したいからである。
（ ジョン・ロック ）
93.
己を律するためには、次のように考えるといい。
お前は老人だ。
これ以上、理性を奴隷の境遇におくな。
身勝手な衝動に操られるままにしておくな。
また、現在与えられているものに不満を抱いたり、未来に不安を抱くことを許すな。
（ アウレリウス ）
94.
妬みによって幸福になる人間はどこにもいない。
（ バルタザール・グラシアン ）
95.
芸術こそ至上である！
それは生きることを可能にする偉大なもの。
生への偉大な誘惑者、生の大きな刺激である。
（ ニーチェ ）
96.
宗教は間接的にも直接的にも、教義としても比喩としても、いまだかつて一つの真理も含んだことはない。
というのは、どんな宗教も不安と欲求から生まれたものであるからだ。
（ ニーチェ ）
97.
大切なのは普通の言葉で非凡なことを言うことである。
（ ショーペンハウアー ）
98.
文明とは何か？
善良な女性の力だ、
と私は答える。
（ エマーソン ）
99.
君の意見に賛成できないが、君が意見を述べる権利は死んでも守る。
（ ヴォルテール ）
100.
最小の労力をもって最大の欲望を満たすことが、人間の経済行為の基礎原理である。
（ アダム・スミス ）
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