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今日の
哲学者・思想家の名言
☆ ７月１０日 ☆
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1.
汝自身を知れ。
（ ソクラテス ）
2.
生まれつきによるよりも、訓練の成果でより多くの者が優れた者になる。
（ クリティアス ）
3.
人は単に知っている（という）ことによって知慮ある人たるのではなくして、それを実践しうる人たることによってそうなのである。
（ アリストテレス ）
4.
堅忍は暴力よりも有効であって、まとめて取れないものも少しずつやれば大抵は手に入る。
絶えず続いているということは恐ろしいものである。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
5.
いつも駄洒落を言う者は、性格の悪い人間である。
（ ブレーズ・パスカル ）
6.
人間は他のどんな動物よりも病弱であり、不安定であり、変化しやすく不確定である。
人間は病める動物なのだ
（ ニーチェ ）
7.
孤独が恐ろしいのは孤独そのもののためでなく、むしろ孤独の条件によってである。
（ 三木清 ）
8.
結婚は男にとって、しばしばひとつの危機である。
その証拠に、多くの男の精神病患者が婚約期あるいは結婚生活の初期に生まれるからである。
（ ボーヴォワール ）
9.
威厳と恋は融合することなく、
また、ともに永く持続するものにあらず。
（ オウィディウス ）
10.
なんと速やかに我々はこの地上を過ぎてゆくことだろう。
人生は短い。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
11.
妻は、
若い夫にとっては女主人、
中年の夫にとっては仲間、
老人の夫にとっては乳母である。
（ フランシス･ベーコン ）
12.
純粋数学者は音楽家と同じように、整えられた美しさを持つ独自の世界を自由に作り出す創作家である。
（ バートランド・ラッセル ）
13.
世界で最も素晴らしいことは、自立の方法を知ることである。
（ モンテーニュ ）
14.
世間には心に正義をいだく者が多いが、
決心がつくまで弓をとらぬので、
射るのも遅れる。
（ ダンテ・アリギエーリ ）
15.
我々は普遍的実在ではなく、すべてのことについて、すべてを知ることはできないのだから、すべてのことについて、少し知るべきである。
（ ブレーズ・パスカル ）
16.
「このキュウリは苦い」ならば捨てるがいい。
「道にイバラがある」ならば避けるがいい。
それで充分だ。
「なぜこんなものが世の中にあるんだろう」などと付け加えるな。
そんなことを言ったら自然を究めている者に笑われるぞ。
（ アウレリウス ）
17.
権力の不平等のあるところでは、いずこにおいても、自尊心は、他人の支配に屈服している人間の間では見当たりそうもない。
（ バートランド・ラッセル ）
18.
幸福な人生──それは内なる魂の力のおかげである。
（ アウレリウス ）
19.
崇高なものは我々を感動させ、美しいものは我々を魅了する。
森は夜崇高であり、昼美しい
（ カント ）
20.
哲学なしでは、世界は魂が抜けたものになることだろう、世界は物言わぬ彫像になることだろう
（ ウラジミール・ジャンケレヴィッチ ）
21.
真に知的な人は、他の人が知識として有しているだけのことを、身体で感得している。
（ モンテスキュー ）
22.
正義なんて滑稽ものだ。
一筋の川で限界づけられるのだから。
ピレネー山脈のこちら側では真実でも、向こう側では誤りなのだ。
（ ブレーズ・パスカル ）
23.
本なき家は、主(あるじ)なき家の如(ごと)し。
（ キケロ ）
24.
我々は自分が直そうと思わない欠点を、ことさらに自慢の種にしようとする。
（ ラ・ロシュフコー ）
25.
私たちの生きているもとのもの（精神・魂）が乱れ、腐っているならば、生きがいのあるわけがないではないか。
（ ソクラテス ）
26.
ささやかな利益も、積み重ねれば重い財布になる。
（ フランシス･ベーコン ）
27.
我々の改革者たちは、「経験」に向かっては、お前はもうろくしているといい、「過去」に向かっては、お前は子供だという。
（ ジョセフ・ジュベール ）
28.
我々は、我々が知らぬということすら知らぬ。
（ アルケシラオス ）
29.
人間の偉大さは、不運に対してどのように耐えるかによって、決まるものだ。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
30.
美しいものを見つける為に私たちは世界中を旅行するが、自らも美しいものを携えて行かねば、それは見つからないだろう。
（ エマーソン ）
31.
われわれ大人がもし「えらいね」と言われて嫌であれば、子どもも嫌なのです。
（ 岸見一郎 ）
32.
称賛をいかに受け止めているかをみれば、いかなる人間の人格も判断できる。
（ セネカ ）
33.
聴く者には何も理解できず、
語る当人も同様に理解していない。
これが形而上学だ。
（ ヴォルテール ）
34.
善悪の基準を自分の外に求めるという思い込みの根は、とにかく深い。
まさにこの思い込みのために、人類において、道徳や法律は時代や国によって相対的になっているのであって、本当は話がまったくあべこべなのだけど、ここ数千年、人類はそのことに気がついていない。
（ 池田晶子 ）
35.
個人とは、全人類の究極である。
（ ウナムーノ ）
36.
裏切り者の中で最も危険な裏切り者は何かといえば、全ての人間が己自身の内部に隠しているところのものである。
（ キルケゴール ）
37.
肉体があまり安楽すると、精神が腐敗してくる。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
38.
最高の原理である神の意志から、
知性、世界精神、自然の順に流出する。
（ アヴィケブロン ）
39.
人間は、もはや誇りを持って生きることができないときには、
誇らしげに死ぬべきである。
（ ニーチェ ）
40.
弱者の譲歩は恐怖のそれである。
（ エドマンド・バーク ）
41.
我々は心穏やかでいられるだろう。
集団から離れているだけで。
（ セネカ ）
42.
事実を知れ──事実を抱きしめよ。
（ エマーソン ）
43.
あなたの人生をシンプルにすると、宇宙の法則がよりシンプルになります。
孤独は孤独ではなくなり、貧乏は貧乏ではなくなります。
そして弱さが弱さではなくなるのです。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
44.
たいていの女は（己れの）情熱よりも弱さのために（男に）なびく。
だから、強引な男がそう見ばえもしないのに他の者より成功するのだ。
（ ラ・ロシュフコー ）
45.
趣味は魂の文学的良心である。
（ ジョセフ・ジュベール ）
46.
気前よさそうに見えるのは、しばしば偽装した野心家にすぎない。
それは、わずかな利益を無視して巨利を獲得しようとしているのである。
（ ラ・ロシュフコー ）
47.
慎重な人は自分のために良いことをなし、徳のある人は人のために良いことをなす。
（ ヴォルテール ）
48.
細部を気にしていると、人生は少しずつ浪費されてゆく。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
49.
俗衆の神々を否定することが冒涜にあらずして、俗衆の見解を神々に適応することが冒涜なり。
（ プラトン ）
50.
連載を毎週続けるのに
必要な才能というものがあるとしたら、
それは「不幸に恵まれる」才能だろう。
（ 土屋賢二 ）
51.
親友とは心の底を打ち明けられる人間のことである。
彼の前では思ったことが言える。
人が最後まで身に着けている下着である
偽善、礼儀、熟考までかなぐり捨てることができる。
（ エマーソン ）
52.
仮りに我々〔人間〕が造り出されなかったとしても、それが我々にとって一体何の禍(わざわい)であろうか？
即ち、一旦生(うま)れ出て来たものは、甘い快楽が引き止めている限り、生命に止(とどま)りたがるに違いないからである。
ところが、生命への愛着を味(あじわ)ったことのない者、即ち生命を有する者の仲間に加ったことのない者は、生れ出なかったと云(い)うことは何の痛痒(つうよう)も感じないわけではないか。
（ ルクレティウス ）
53.
自然に帰れ。
自然の中の人間こそ真の姿である。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
54.
大衆に役立つ最上の仕事や功績は、
独裁者か、あるいは子供のない男によってなされる
（ フランシス･ベーコン ）
55.
もし、一方だけが悪いのだったら、
喧嘩は長く続くまい。
（ ラ・ロシュフコー ）
56.
不満足は自負の欠乏であり、意志の衰弱である。
（ エマーソン ）
57.
もっとも厄介な奴隷状態とは、自分自身の奴隷であることだ。
（ セネカ ）
58.
神は永遠に幾何学する。
（ プラトン ）
59.
礼儀は賢いことであり、
非礼は愚かなことだ。
非礼を不必要に気ままに行うことによって
敵をつくることは、
わが家に放火すようなものだ。
（ ショーペンハウアー ）
60.
自然にあるすべてのものは法とともに行動する。
（ カント ）
61.
勇気のない者は、賢いとはいえない。
（ キケロ ）
62.
人間一般を知ることは、個々の人間を知ることよりも容易である。
（ ラ・ロシュフコー ）
63.
学問とはわずかな時の間に、
数百千年の人類の経験を受け取ることである。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
64.
精神を思う存分働かせたいと願うなら、体の健康に留意することだ。
（ デカルト ）
65.
自分を知ることぐらい大切なことはないのだ。
（中略）国家にしても、自らの力を知らず、自分よりも強大な国と戦えば、滅びたり、自由を奪われてしまう。
（ ソクラテス ）
66.
大自然の秩序は宇宙の存在を立証する。
（ カント ）
67.
心が激している時には人は誤って愛する。
本当に愛するには落ち着いて愛さなければならない。
（ ジョセフ・ジュベール ）
68.
順境において友を得るは易く、
逆境において友を得るは難し。
（ デモクリトス ）
69.
人格は知性より重要だ。
偉大な精神は、考えるときと同様に生きるうえでも強い。
（ エマーソン ）
70.
我々は、幸福になるためよりも、どちらかといえば幸福だと人に思わせるために四苦八苦している。
（ ラ・ロシュフコー ）
71.
けだし自由というものは、中身の多い滋養豊富な食物、あるいは強くて良い葡萄(ぶどう)酒のようなものであって、そういう飲食物はそれに慣れている丈夫な体質を養い強めるには適しているけれど、そういうものには合わない繊弱(せんじゃく)な体質に対しては、これを圧し滅ぼし、酔いつぶしてしまう。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
72.
二流の思想家というのは、おそらく困難を遠くからながめ、防御態勢をとる人々だろう。
これでは戦わぬ先に疲れてしまう。
（ アラン ）
73.
「馬鹿の一つ覚え」は小人の心に潜む悪魔であり、その崇拝者は三流の政治家、哲学者、牧師といったたぐいである。
同じことをいつまでも続けていては、偉大な魂は何もすることがなくなる。
（ エマーソン ）
74.
世間から高く評価されていても、
妻や召使いから見れば、
何一つ優れたところのない人がいる。
家中(かちゅう)の者から絶賛された人など聞いたことがない。
（ モンテーニュ ）
75.
人は誰でも、人生が自分に配ったカードを受け入れなくてはならない。
しかし、一旦カードを手にしたら、それをどのように使ってゲームに勝つかは、各自が自分で決めることだ。
（ ヴォルテール ）
76.
無教養な者であるよりも乞食である方がましだ。
何故なら、乞食に欠けているのはお金だけれど、無教養な者には人間性が欠けているからだ。
（ アリスティッポス ）
77.
物を知るにはこれを愛せねばならず、物を愛するにはこれを知らねばならぬ。
（ 西田幾多郎 ）
78.
愛はすべてを信じ、しかも欺(あざむ)かれない。
愛はすべてを望み、しかも決して滅びない。
愛は自己の利益を求めない。
（ キルケゴール ）
79.
日本人は「家」を「うち」として把握している。
家の外の世間は「そと」である。
（ 和辻哲郎 ）
80.
習慣はもしそれに反対しなければ間もなく当然のことになってしまう。
（ アウグスティヌス ）
81.
人の一生とは、その人が人生をいかに考えたかである。
（ アウレリウス ）
82.
大きな苦痛こそ
精神の最後の解放者である。
この苦痛のみが、
我々を最後の深みに至らせる。
（ ニーチェ ）
83.
一日の質に影響を与えるような工夫は、最高の技術だと言える。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
84.
理想とは、精神が秩序を予見することである。
精神は精神であるから、
つまり永遠を垣間見ることができるから、
理想を持ち得る。
（ アミエル ）
85.
困難は人の真価を証明する機会だ。
（ エピクテトス ）
86.
自分の腕前を隠す心得があることこそ、
素晴らしい腕前である。
（ ラ・ロシュフコー ）
87.
頼むから静かに死なせてくれ。
（ ヴォルテール ）
88.
見聞の広い者は多くのことを知っている。
（ ラ・フォンテーヌ ）
89.
勇者らしく感じるためには、勇者らしく振る舞うがいい。
そのために意志の力をありったけ振り絞ることだ。
そうすれば勇者たらんとする熱情が、恐怖の発作に取って代わろうとするであろう。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
90.
もろもろの偉大な思想は心から来る。
（ ヴォーヴナルグ ）
91.
世の中には、勝利よりももっと勝ち誇るに足りる敗北があるものだ。
（ モンテーニュ ）
92.
地上に住む全ての人々を全て知っているわけでもないのだから、誰が世界中で他の者よりも優れているのかということなどわからないのである。
ただ一人を完全に認識する、ということですら難しいのだ。
（ ニコラウス・クサヌス ）
93.
我々が平和の名によって重んじているものは、実は短い休戦にすぎない。
それによって弱い側は、正しい主張であれ、不正な主張であれ、とにかくその主張をあきらめる。
武力によってその主張を生かす機会が来るまでは。
（ ヴォーヴナルグ ）
94.
知恵とは、求めるべきもの及び避けるべきものについての知識なり。
（ キケロ ）
95.
若いうちは
何かになりたいという夢を持つのもいい。
しかし、もっと大切なのは、
いかに生きるかである。
日々の行いを選び積み重ねることが、
人生の行方を定める。
（ 串田孫一 ）
96.
人間を目的として尊重し、手段としてだけ利用してはいけない。
（ カント ）
97.
書籍は青年には食物となり、老人には娯楽となる。
病める時は装飾となり、苦しい時には慰めとなる。
内にあっては楽しみとなり、外に持って出ても邪魔にはならない。
特に夜と旅行と田舎においては、良い伴侶となる。
（ キケロ ）
98.
苦境には科学的価値がある。
よく学ぶ者は決して見逃さない、絶好の機会なのだ。
（ エマーソン ）
99.
あらゆるものの真価は、それを獲得するための苦労と困難である。
（ アダム・スミス ）
100.
恥は若者にとって名誉であり、老人には屈辱である
（ アリストテレス ）
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