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哲学者・思想家の名言
☆ ５月８日 ☆
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1.
妻と子供をもった男は、
運命を質に入れたようなものだ。
（ フランシス･ベーコン ）
2.
強い意志と弱い意志の主な相違は知的なものであって、それは、どれほど粘り強く十分に結果を考え抜くかという点にある。
（ ジョン・デューイ ）
3.
人の社交本能も、その根本は何も直接的な本能ではない。
つまり、社交を愛するからではなく、孤独が恐ろしいからである。
（ ショーペンハウアー ）
4.
実は死が近づくという観念は誤りである。
死は近くにありもしなければ遠くにありもしない。
死は在(あ)らないのである。
（ ボーヴォワール ）
5.
富を軽蔑する、という人間をあまり信じるな。
富を得ることに絶望した者が富を軽蔑するのだ。
そして、こういう人間がたまたま富を得ると、何よりも始末が悪い。
（ フランシス･ベーコン ）
6.
自然は人間を嫌う。
（ デカルト ）
7.
何より大事なことだが、
我々は現在にしか生きられないのだ。
過去を顧み、
人生の一瞬たりとも無為に過ごしたことはなかったと言い切れる者は、
最も幸福な人間である。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
8.
失うことを恐れるあまり必要な物を手に入れることも断念するという人は、理屈にも合わないし、卑怯である。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
9.
貧しくとも、君の生活を愛したまえ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
10.
成功のおかげで、いくつかの罪は一見公正に見えてくる。
（ セネカ ）
11.
怒りの結果は、怒りの原因よりはるかに重大である。
（ アウレリウス ）
12.
いかなる自然も芸術に劣らず。
芸術の仕事は全て自然の物事を真似ることなり。
（ アウレリウス ）
13.
我々が物を愛するというのは、自己をすてて他に一致するということである。
（ 西田幾多郎 ）
14.
少なくとも一回は踊らない日は、失われた日だ。
（ ニーチェ ）
15.
人は同じ流れに再び入ることはできない。
（ ヘラクレイトス ）
16.
悲観主義は弱さを招き、楽観主義はパワーをもたらす。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
17.
樹木にとって最も大切なものは何かと問うたら、それは果実だと誰もが答えるだろう。
しかし実際には種なのだ。
（ ニーチェ ）
18.
大多数の人間は、
静かな絶望の生活を送っている。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
19.
退屈は悪の根源であって、遠ざけねばならないものである。
無為は悪ではない。
それどころか、無為のセンスを持たぬということは、誰の場合でも、いまだ人間性にまで高められていないことの証左である、とさえ言うことができる。
（ キルケゴール ）
20.
食べ物を選ぶように、言葉も選べ。
（ アウグスティヌス ）
21.
人生の目的については、今までよりはるかに大きな聡明さがどうしても必要とされるようになってきた。
しかし、この気狂い沙汰ともいうべき時代にあって、どこにそのようなすぐれた知識が見いだされるであろうか。
（ バートランド・ラッセル ）
22.
科学がなければ、愛は無力である。
愛がなければ、科学は破壊的である。
（ バートランド・ラッセル ）
23.
徒歩は私の思想を活気づけ、
生き生きさせる何ものかを持っている。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
24.
「わからない」と感じることを、どこまでも考えてゆくようにして下さい。
「わからない」ということは、答えではなくて、問いなのです。
君が毎日やっているその自分とは、本当はなんなのか、知りたくないはずはないでしょう。
（ 池田晶子 ）
25.
高慢な人は常に心の底では卑劣である
（ カント ）
26.
だれしも、分別に欠けるだけ虚栄に毒されている。
（ ニーチェ ）
27.
認識は信仰の報酬である。
信じるために認識するのではなく、認識するために信じよ。
（ アウグスティヌス ）
28.
人生の楽しみではなく、喜びを求めていこう。
（ J・S・ミル ）
29.
所有の本能は、
人間の本能の基礎である。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
30.
自分が、その価値に値しないのに、武勇章をつけて得意になっている連中は虚栄心の強い人間である。
（ アラン ）
31.
美しい女にはやがて飽きがくるが、
善良な女には決して飽きはこない。
（ モンテーニュ ）
32.
我々は動物の扱い方によって、その人の心を判断することができる。
（ カント ）
33.
科学とは色あせたもろもろの思想の集まった墓場である。
（ ウナムーノ ）
34.
人間は神と悪魔の間に浮遊する。
（ ブレーズ・パスカル ）
35.
人に従うことを知らない者は、良き指導者になりえない。
（ アリストテレス ）
36.
天性はつねに教育よりいっそうの影響力を持つ。
（ ヴォルテール ）
37.
人にほめられたいなら、自分のことをほめるな。
（ ブレーズ・パスカル ）
38.
恋の喜びとは恋することだ。
我々は相手に抱かせた恋心よりも、いま自分が抱いている恋心によって幸せなのだ。
（ ラ・ロシュフコー ）
39.
無人島で紳士たり得る人は、
真の人なり。
（ エマーソン ）
40.
偏見を捨てるのに、もう遅すぎるなんてことは決してない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
41.
私には著書を作る病癖があり、しかも著書を作った後にはこれを恥じる病癖がある。
（ モンテスキュー ）
42.
障害を追求しなさい。
それはあなたを自由にしてくれる。
（ マーク・ニーポ ）
43.
考えるということは、
自分の問いに明確に向き合うことなのだ。
（ 西研 ）
44.
有能の評判を得たいという欲望は、
しばしば有能になることの邪魔をする。
（ ラ・ロシュフコー ）
45.
我々は耳は二つ持っているのに、口は一つしか持たないのは、より多くのことを聞いて、話す方はより少なくするためなのだ。
（ ゼノン ）
46.
思いやりとは情熱の休息だ。
（ ジョセフ・ジュベール ）
47.
すべての知識は経験に基づく。
（ カント ）
48.
悦楽、奢侈(しゃし)──これが諸君の幸福と名づけるものである。
だが私は何ものも欲しないこと、それが神々の至福であると考える。
（ ソクラテス ）
49.
真実でさえ、時と方法を選ばずに用いられてよいということはない。
（ モンテーニュ ）
50.
親友とは心の底を打ち明けられる人間のことである。
彼の前では思ったことが言える。
人が最後まで身に着けている下着である
偽善、礼儀、熟考までかなぐり捨てることができる。
（ エマーソン ）
51.
害徳の名誉は、これから手に入れなければならない名誉の担保である。
（ ラ・ロシュフコー ）
52.
己の敵に何を持って復仇すべきか？
できる限り多くの善を行うべく努力せよ。
（ エピクテトス ）
53.
誰でも長い期間にわたって不幸なのは、自分が悪いからにほかならない。
生も死も耐える勇気のない人、抵抗しようとも逃げようともしない人、こういう人にはどうしてやればよいのだろうか。
（ モンテーニュ ）
54.
自分で自分の価値を過大評価しないように。
（ バートランド・ラッセル ）
55.
暇な時間は、かけがえのない財産である。
（ ソクラテス ）
56.
他人の心情を顧みない者は失敗する。
（ ゼノン ）
57.
美徳は多くの説教師をかかえているが、
殉教者は少ない。
（ エルヴェシウス ）
58.
革新を施すのにあまりに困難な場合には、革新が必要でないという証拠である。
（ ヴォーヴナルグ ）
59.
我々の人生は、我々の思考によってつくられる。
（ アウレリウス ）
60.
教育とは自然の性、すなわち天性に従うことでなければならない。
国家あるいは社会のためを目標とし、国民や公民になす教育は、人の本性を傷つけるものである。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
61.
嘘ばかりつく人間だと思えば、こちらは正反対を信じていればよい。
嘘と真実を使い分けるからやっかいである。
（ モンテーニュ ）
62.
幸福について考えることはすでに一つの、おそらく最大の、不幸の兆しである。
（ 三木清 ）
63.
祈りとは、真理の探究。
目に見えない神の中に魂を委ねることではないだろうか？
心から祈るときには、どんな人でも何事かを学ぶものである。
（ エマーソン ）
64.
問題を解決しようとしないで、それを切り抜けなさい。
（ スピノザ ）
65.
人々は青年時代、いや白髪頭になった後でも少年期を脱しない。
（ セネカ ）
66.
部隊長は、兵卒には手の届かない喜びを味わうけれども、また、兵卒の全く与(あず)かり知らぬ悩みも持っている。
これと同じようなことが、他のことにもあてはまる。
（ タタルケビッチ ）
67.
だまされる者はだまされない者よりも賢く、だます者はだまさない者よりもよい。
（ キルケゴール ）
68.
言葉は女性的で、
行動は男性的である。
（ バルタザール・グラシアン ）
69.
人は当然ながら、
偉大なことより目新しいことを褒めそやす。
（ セネカ ）
70.
一日に一つでも恐怖の対象を克服しない者は、まだ人生の第一課さえわかっていない。
（ エマーソン ）
71.
不正に対する感覚が鈍ること―それは、知性が浅はかな証拠である
（ エマーソン ）
72.
我々は、我々が知らぬということすら知らぬ。
（ アルケシラオス ）
73.
不幸に直面したときに友だちがわかる。
（ ヨハン・ゴットフリート・ヘルダー ）
74.
才能と意志の欠けているところに、いちばん嫉妬が生ずる。
（ カール・ヒルティ ）
75.
我々の現在の生は死であり、肉体は我々にとって墓場である。
（ プラトン ）
76.
人間は自分が置かれている環境に
うまく適応している限りで、
その環境の本質を理解することはできない。
（ カール・シュミット ）
77.
「自分」というのは、名前でなければ、身分でもない。
体でなければ、心でもない。
ないないづくしで、どこにもない。
それが「自分」というものだけど、だからといって、自分など「ない」というのでもない。
なぜって、自分など「ない」と言っているその自分が、まさにそこに「ある」からだ。
ないけれどもある。
あるけれどもない、それが「自分」というものの正体、その存在の仕方の不思議さなんだ。
何を「自分」と思うかで、その人の自分は決まっているというのも、この意味だ。
（ 池田晶子 ）
78.
機会は発見するごとに、捕らえなければならない。
（ フランシス･ベーコン ）
79.
我々の肉体が衣服に包まれているように、我々の精神は虚偽に包まれている。
（ ショーペンハウアー ）
80.
人生の目的は自然に従い、すなわち徳に従いて生きる事なり。
（ ゼノン ）
81.
人間は神にもなれずさりとて悪魔となりて満足することもできず、つまり五里霧中に彷徨(ほうこう)する哀れな生物である。
（ 西田幾多郎 ）
82.
本当に重要な人間で、多くの苦難を受けずに生きた人はかつてなかった。
（ カール・ヒルティ ）
83.
中傷は、石よりも冷静に受け止めるべきだ。
（ アンティステネス ）
84.
物事を学ぶのに、決まった方法はない。
（ アリストテレス ）
85.
雄弁家はその深遠さにおいて足りないところを話の長さで補う。
（ モンテスキュー ）
86.
神さま、死の間際になって、やっと気づきました。
あなたはそもそも生きたことがおありではなかったのですね。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
87.
怠情は心の眠りだ。
（ ヴォーヴナルグ ）
88.
人間は死を怖れる。
ちょうど子供が暗闇を怖れるように。
そして子供のうちのこの怖れが色々な物語によって大きくなるのと同じように、
死への怖れも大きくなる。
（ フランシス･ベーコン ）
89.
世の中では、
予断の信奉(しんぽう)が良識として通る。
（ エルヴェシウス ）
90.
学者先生はしきりに
「それゆえ」という言葉をお使いになるが、
なんで「それゆえ」なのか、
俗人にはさっぱりわからない。
なんだか、偉そうな言葉でごまかしているようだ。
（ ガリレオ・ガリレイ ）
91.
もっぱら機械との接触に熱中することから、事務屋のこじつけとでも呼べるものが生じる。
すなわち、個人および社会が、まるで魂も生命もないものであるかのごとく扱われ、事務屋が、まるで神的な存在であるかのごとく扱われるのである。
（ バートランド・ラッセル ）
92.
起こったことをそのまま受け入れることは、不幸を克服する第一歩である。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
93.
この人間よりも私のほうが賢いに決まっている。
なるほど、我々は二人とも、
正しいこと、まともなことを何一つ知らぬように見えるが、
向こうは、物を知っていると思い込みながら、実は何一つ知らぬのに対して、
私はなるほど何一つ物を知らぬが、知っているとは全然思ってもいないのであるから。
（ ソクラテス ）
94.
涙ほど早く乾くものはない。
（ キケロ ）
95.
王侯にささげる忠節は第二の自愛である。
（ ラ・ロシュフコー ）
96.
時は、時をよく用いる者には親切である。
（ ショーペンハウアー ）
97.
一番の獣が一番にぎやかなところに住んでいる。
（ バルタザール・グラシアン ）
98.
医者は人間を弱いもの、弁護士は人間を悪いもの、牧師は人間を愚かなものと見る。
（ ショーペンハウアー ）
99.
神と自然は、何一つ無駄なことはしない。
（ アリストテレス ）
100.
事実になりうる可能性が考慮されなかったというただそれだけの理由で、長い間もしくは全く、実効のないままに置き去りにされてきた真理は少なくないのです。
（ シュバイツァー ）
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