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哲学者・思想家の名言
☆ ５月８日 ☆
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1.
一日に一つでも恐怖の対象を克服しない者は、まだ人生の第一課さえわかっていない。
（ エマーソン ）
2.
内心に潜む確信を語れば、それはきっとすべての人に通ずる。
（ エマーソン ）
3.
空中に楼閣を建てても無駄骨には終わらない。
楼閣は空中に建てるものだ。
さあ、その下に土台を建てよう。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
4.
突飛な意見を持つことを恐れるな。
今日認められている意見は皆、かつては突飛だったのだ。
（ バートランド・ラッセル ）
5.
変革の手段を持たない国家は、
自己保存の手段も持たない。
（ エドマンド・バーク ）
6.
時間の使い方がもっとも下手な者が、まずその短さを嘆く。
（ ラ・ブリュイエール ）
7.
三つのものが強く女を動かす。
利害と快楽と虚栄とである。
（ ドゥニ・ディドロ ）
8.
怒りに対する最善の手段は猶予である。
怒りに対して、いきなり許しを求めることはせず、熟慮を求めよ。
（ セネカ ）
9.
どちらも相手を通して、自分個人の目標を何か達成しようとするような夫婦関係はうまくいく。
例えば妻が夫によって有名になろうとし、夫が妻を通して愛されようとするような場合である。
（ ニーチェ ）
10.
社会の目標は、人間の不可能、理性、愛、創造性を十全に発達させる条件を与えることである。
（ エーリヒ・フロム ）
11.
我々は現在についてほとんど考えない。
たまに考えることがあっても、それはただ未来を処理するために、そこから光を得ようとするに過ぎない。
現在は決して我々の目的ではない。
過去と現在は我々の手段であって、未来のみが目的である。
（ ブレーズ・パスカル ）
12.
社会生活のできない者、もしくは一人で十分なので社会を必要としない者は、獣か神に違いない。
（ アリストテレス ）
13.
人はいつまでも故郷を身に付けている。
（ ラ・フォンテーヌ ）
14.
真の信仰の騎士は常に絶対孤立であり、本物でない信仰の騎士は宗派的である。
（ キルケゴール ）
15.
この世の生活の幸福を求める私たちの計画は、すべて幻想なのである。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
16.
ジャーナリストは公平な批評家であるよりも、
むしろ党派的意見の代表者である。
（ 三木清 ）
17.
優れた所がありながら、疎んじられる人がおり、欠点だらけでも好かれる人がいる。
（ ラ・ロシュフコー ）
18.
いつかできることはすべて、今日でもできる。
（ モンテーニュ ）
19.
知らない女性はどれも愛想がよく見える。
（ モンテーニュ ）
20.
怒りから己れ自身を抑制するには、人が怒っているのを冷静に観察することである。
（ セネカ ）
21.
たとえ多くの友人を持っていても、
こっちの気に入るようにと、
そればかり気にするのでなく、
むしろあえて率直に物を言ってくれる友人というのは
少ないものです。
しかしその少ない友人の中でまた、
しからばどうすべきかを心得ている友人は
さらに得がたいものです。
たいていの人は、
悪口を言い叱りつけさえすれば
率直な態度をとったことになると信じているのです。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
22.
哲学とは疑うことである。
（ モンテーニュ ）
23.
全てのものは、
何らかの実用的な役に立つようにできている。
（ ジェレミー・ベンサム ）
24.
彼（＝ナルシシスト）がつまらぬちょっとした言葉を喋るとき、自分ではさも重大なことを話しているように思っているのが、我々にはよくわかることがある。
（ エーリヒ・フロム ）
25.
よい思想は決して人間独自の仕事ではない。
それは人間を通して流れ出るだけのものである。
（ カール・ヒルティ ）
26.
できるだけ妥協するのがいちばんの利口者。
欲ばりすぎると損をする。
（ ラ・フォンテーヌ ）
27.
幸福になる秘訣をお教えしよう。
できるだけいろいろなものに興味を持ち、物ごとであれ人間であれ興味を感じるものを無視せず、できるだけ好意的に接することだ。
（ バートランド・ラッセル ）
28.
学校でだけ教育を受けた子供は、教育を受けていない子供である。
（ サンタヤーナ ）
29.
教養は培養である。
それが有効であるためには、
まず生活の大地に食い入ろうとする根がなくてはならない。
（ 和辻哲郎 ）
30.
行いの悪い者に腹を立てるのは時間の無駄である。
動かない車に怒るのと同じようなものだから。
（ バートランド・ラッセル ）
31.
読書は単に知識の材料を提供するだけである。
それを自分のものにするのは思索の力である。
（ ジョン・ロック ）
32.
嘘には二種類ある。
過去に関する事実上の嘘と、未来に関する権利上の嘘である。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
33.
学ぶのに年を取り過ぎたということはない。
（ セネカ ）
34.
習慣によって、言わば第二の天性が作られる。
（ キケロ ）
35.
ちっぽけな快楽ほど人間を小さくするものはない。
（ ジョセフ・ジュベール ）
36.
最大の犯罪は、欲望によらず飽満によりて引き起こされる。
（ アリストテレス ）
37.
あなたに対して最も賢明な助言ができるのは、
あなた自身である。
（ キケロ ）
38.
幾何学は実際的な論理学であると見なすことができる。
なぜなら、幾何学で扱われる真理は、きわめて簡単明瞭で、論理のための法則として用いるのに、何よりも適しているからである。
（ ダランベール ）
39.
正直は最善の政策である。
（ ゼノン ）
40.
援助を批判する者は常に存在する。
慎重に計画され、賢明な仕方で行なわれる私的な慈善事業は、援助はうまく行かないという批判に対する最善の答えであるかもしれない。
（ ピーター・シンガー ）
41.
愛する事を教えてくれたあなた。
今度は忘れる事を教えて下さい。
（ アイリス・マードック ）
42.
決して人に向かって、顔色が悪いねなどと言ってはならない。
（ アラン ）
43.
民主政もしくは人民政治ほど、内乱・内紛の起りやすい政治はない。
というのは、民主政ほど、烈しくしかもたえず政体が変りやすいものはなく、その存続のために警戒と勇気とが要求されるものはないからである。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
44.
軽蔑すべき者を敵として選ぶな。
汝の敵について誇りを感じなければならない。
（ ニーチェ ）
45.
愛し合わなくなった時に、愛し合ったことを恥ずかしく思わない人は、めったにいない。
（ ラ・ロシュフコー ）
46.
「革命」とは何か。
自分の旗に記したある主義の名のもとに、権力の把握に成功した暴徒のことある。
（ アミエル ）
47.
知恵と学識を増大しようとする欲望こそ、
人間堕落の第一歩であった。
この道によって人間は永遠の呵責(かしゃく)へと陥った。
（ モンテーニュ ）
48.
貧しくとも自分の人生を愛そう。
たとえ貧しい家庭であろうとも、楽しい時間、わくわくする時間、素晴らしい時間があるはずだ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
49.
人間の希望は絶望よりも激しく、人間の喜びは悲しみより激しく、かつ永続するものである
（ ラ・ブリュイエール ）
50.
忍耐し時間をかければ、力や怒りがなす以上のことができる。
（ ラ・フォンテーヌ ）
51.
道徳と倫理との違いとは、単純明快、強制と自由との違いである。
「してはいけないからしない」、これは道徳であり、「したくないからしない」、これが倫理である。
「罰せられるからしない」、これは道徳であり、「嫌だからしない」、これが倫理である。
（ 池田晶子 ）
52.
物を知るには、これを愛さねばならず、物を愛すには、これを知らねばならない。
（ 西田幾多郎 ）
53.
人の社交本能も、その根本は何も直接的な本能ではない。
つまり、社交を愛するからではなく、孤独が恐ろしいからである。
（ ショーペンハウアー ）
54.
ある本はその味を試み、ある本は呑み込み、少数のある本はよくかんで消化すべきである。
（ フランシス･ベーコン ）
55.
称賛をいかに受け止めているかをみれば、いかなる人間の人格も判断できる。
（ セネカ ）
56.
人生はただ動くことでなくて作ることであり、単なる存在でなくて形成作用であり、またそうでなければならぬ。
（ 三木清 ）
57.
どこの国のどこの民族とも、範疇(はんちゅう)の上での移行の可能性を有(も)っている思想や文化でなければ、本物ではない。
（ 戸坂潤 ）
58.
人間の死ぬのはいつも早すぎるか遅すぎるかよ。
でも一生はちゃんとけりがついてそこにあるのよ。
一本、線が引かれたからには総決算しなけりゃ。
あんたは、あんたの一生以外の何ものでもないのよ。
（ ジャン＝ポール・サルトル ）
59.
いかなる財宝とくらべようとも、良友にまさるものはないではないか。
（ ソクラテス ）
60.
もう少し多くを知り、
もう少しゆっくり生きよ。
（ バルタザール・グラシアン ）
61.
思考が人間の偉大さをなす。
（ ブレーズ・パスカル ）
62.
歴史は単なる過去でも単なる永遠でもない、
寧(むし)ろ我々の現在を支えるものである。
（ 矢内原伊作 ）
63.
すべての答えは出ている。
どう生きるかということを除いて。
（ ジャン＝ポール・サルトル ）
64.
真理は子供の口から出る。
（ プラトン ）
65.
意見が、社会生活という巨大な装置に対してもつ関係は、
油と機械との関係に等しい。
タービンのまえに立って、
それに機械油を浴びせかけたりする人などいない。
少量の油を、
隠れた鋲や継ぎ目に差すのであって、
肝心なのは、それらの位置を知っていることなのだ。
（ ヴァルター・ベンヤミン ）
66.
幸福というものは
ある永続的な状態なのであって、
それはこの世では人間にあたえられないものらしい。
地上ではすべてがたえまない流れのうちにあって、
なにものも不変の姿をもつことはゆるされていない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
67.
建築と同じく、学問においても、
基礎の誤りが全体を弱めてしまうということがある。
そして、
建築物が高く作られれば作られるほど、
その弱さがますます明らかになり、
崩れ落ちそうなものになる。
（ トマス・リード ）
68.
悪い人々に対する非難や拒絶によって、自分を浪費することがないように。
むしろ善き人々の美徳を称えよう。
（ エマーソン ）
69.
いかなる悪も蕾(つぼみ)のうちは容易に押しつぶせるも、成長するにつれてよりいっそう強くなる。
（ キケロ ）
70.
方便の嘘とは、正真正銘の嘘である。
というのは、
他人とか、あるいは自分の利益のために人を欺くことは、
自分の利益を犠牲にしてまで欺くのと同じく、
不正だからである。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
71.
言葉や属性こそ、事物の本質に一致すべきであり、逆に本質を言葉に従わせるべきではない。
というのは、最初に事物が存在し、言葉はその後に従うものだからである。
（ ガリレオ・ガリレイ ）
72.
あらゆる世俗の知恵は、かつて何人かの賢者が唱えた、とっつきにくい所見を修飾したものである。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
73.
「何者かであり続けている」ことへの不安から、何者にもなれない人たちがいる。
（ エリック・ホッファー ）
74.
人の天性は、よい草を生ずるか、雑草を生ずるか、そのいずれかである。
だから折を見て、よい草に水をやり、雑草を取り除かねばならない。
（ フランシス･ベーコン ）
75.
理性、判断力はゆっくりと歩いてくるが、
偏見は群れをなして走ってくる。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
76.
多くの恩恵は、咲き始めの時だけ匂いのする花に似ている。
（ シュヴァリエ・ド・メレ ）
77.
何事にも不可能はない。
必ず道はある。
（ ラ・ロシュフコー ）
78.
愛せよ、さらば汝も愛されん。
およそ愛は代数方程式の両辺のごとく数学的に公正なり。
（ エマーソン ）
79.
自由であろうと望んだ瞬間に、人は自由となる。
（ ヴォルテール ）
80.
習慣は法律よりもなすところが多い。
（ ヨハン・ゴットフリート・ヘルダー ）
81.
人間は、蓄積された過去のある高さから存在し始める。
これこそ人間の唯一の宝、特権、そして印である。
（ オルテガ・イ・ガセット ）
82.
私は同時に他人の自由をも目標にするのでなければ、
自分の自由を目標にすることはできない。
（ ジャン＝ポール・サルトル ）
83.
世の中で人の言う通りに生きるのは簡単だ。
また、独りのときに自分の意のままに生きるのも簡単だ。
しかし偉大な人間は、
群集の真っただ中で完璧な優しさを保ちながら、
独りのときの意志を貫くのだ。
（ エマーソン ）
84.
どんな不幸な出来事でも、賢人はそこから自分の利になることを引き出す。
しかし、どんな幸運な出来事でも、愚者はそこから禍を引き出す。
（ ラ・ロシュフコー ）
85.
賢明な思考よりも、
慎重な行動が重要である。
（ キケロ ）
86.
美術ないし芸術は、人々が自分自身に対する不満を揉(も)み潰(つぶ)さんがために、これに馳(は)せ寄れば馳せ寄るほど、ますます大きな要求をそこに感ずるところの娯楽として役立つにすぎない。
（ カント ）
87.
理性は、生に対する愛から生まれる。
（ オルテガ・イ・ガセット ）
88.
懐疑が悪いこととして否定されなければならない場合はいつでも
第一にその懐疑が徹底していないとき、
第二にその懐疑の動機が正しくないときである。
（ 三木清 ）
89.
ある民族がたくさんの余暇を持って幸福な気持ちになりうるには、その民族に教養がなければならない。
しかも、精神的な楽しみという観点からも、直接役に立つ技術的な知識という観点からも教育されていなければならない。
（ バートランド・ラッセル ）
90.
彼の言葉があるように彼の人生もある。
（ セネカ ）
91.
女が裏切るときの最初の兆候は、その夫に対して昔のような礼儀正しさと注意深さとを取り戻すことにある。
（ アラン ）
92.
人間嫌いは、
技術を持たずにだれかを強烈に信用することから
心に侵入してくるのだ。
（ プラトン ）
93.
すべての罪の動機は空虚さにある。
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
94.
堅忍は暴力よりも有効であって、まとめて取れないものも少しずつやれば大抵は手に入る。
絶えず続いているということは恐ろしいものである。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
95.
目的のある娯楽は真の娯楽にならない。
（真の）娯楽には目的がなくて、
しかもそれは生活にとって合理的なものである。
（ 三木清 ）
96.
寂寥(せきりょう)の極(きわみ)、天に通ず。
（ 森信三 ）
97.
哲学は、
ある種の人々が大衆を馬鹿にするために、
今なお装う古い流行である。
（ ヴォーヴナルグ ）
98.
技芸はひと揃いの衣装を創るであろうが、
天性は人間を創らねばならない。
（ デイヴィッド・ヒューム ）
99.
全ての芸術、全ての教育は、単に自然の付属物に過ぎない。
（ アリストテレス ）
100.
私は、敵を倒した者より、
自分の欲望を克服した者の方を、
より勇者と見る。
自らに勝つことこそ、
最も難しい勝利だからだ。
（ アリストテレス ）
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