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哲学者・思想家の名言
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1.
精神を思う存分働かせたいと願うなら、体の健康に留意することだ。
（ デカルト ）
2.
詩は自分の内に持っていなければ、どこにも見つけられない。
（ ジョセフ・ジュベール ）
3.
宇宙的な夢想は、孤独状態の現象であり、夢想家のたましいのなかにその根を下ろしている現象である。
（ ガストン・バシュラール ）
4.
何事が起ころうとも、そこから利益を引き出す力は私の中にある
（ カール・ヒルティ ）
5.
絵はあまりに絵画的であってはいけない。
（ エマーソン ）
6.
幾何学は実際的な論理学であると見なすことができる。
なぜなら、幾何学で扱われる真理は、きわめて簡単明瞭で、論理のための法則として用いるのに、何よりも適しているからである。
（ ダランベール ）
7.
高みをめざす人は、不遇なときに意気を強く持ち、得意の絶頂のときには、何か自分の成功に誤りはないかと、反省しているものです。
（ 梅原猛 ）
8.
幸運のクッションに座っている間は、人は眠りこけてしまう。
こづかれ、責められ、打ち負かされ、苦しめられているときには、人は何かを学ぶ好機を与えられている。
（ エマーソン ）
9.
将来のことに気を取られると、あるがままの現在が見えなくなるだけでなく、しばしば過去をねつ造することになる。
（ エリック・ホッファー ）
10.
我々に秘密がありすぎるのも、
また、なさすぎるのも
精神の弱い証拠である。
（ ヴォーヴナルグ ）
11.
他人の欠点を笑ってばかりいるのは、
臆病の証拠である。
（ トマス・ホッブズ ）
12.
しばしば我々は、我々の最も美しい行為をも恥ずかしく思うであろう。
それを生み出したすべての動機を人に見られたならば。
（ ラ・ロシュフコー ）
13.
最大の災害は自ら招くものである。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
14.
独創力とは、思慮深い模倣以外の何ものでもない。
（ ヴォルテール ）
15.
戦争──それはつまるところ無益な殺し合いだ。
「よい戦争」とか「悪い平和」なんてものはない。
あるのはただ「悪い戦争」と「よい平和」だけだ。
（ バートランド・ラッセル ）
16.
女というものは、目の前を通った他の女が自分に注目したかどうかを直感的に悟る術を心得ている。
というのも、女がその身を飾るのは、男に媚びるためではなく他の女たちに誇るためだからである。
（ キルケゴール ）
17.
物を与えたばかりの相手の人の眼に出会うのは楽しい。
（ ラ・ブリュイエール ）
18.
人道主義は、人間を一つの目的のために決して犠牲にしないことより成り立つ。
（ シュバイツァー ）
19.
仮面を長い間つけることはできない。
（ セネカ ）
20.
欲望はある種の人を盲目にするが、ある種の人を明るくする。
（ ラ・ロシュフコー ）
21.
名誉心はまず自己を対象とする。
名誉心を持っている人間が最も嫌うのは流行の模倣である。
名誉心は何らかの仕方で永遠を考えている。
（ 三木清 ）
22.
真なるものは全体である。
（ ヘーゲル ）
23.
幸福になろうとするならば、節制と正義とが自己に備わるように行動しなければならない。
（ ソクラテス ）
24.
生きている限り、どう生きるべきかを学び続けよ。
（ セネカ ）
25.
親切が過ぎて意地悪になってはいけない。
（ バルタザール・グラシアン ）
26.
女性をキャンドルの光のもとで評価してはいけない。
判断を誤る。
女の容貌を真に知りたければ、昼の光のもと、しらふの状態で見ることだ。
（ オウィディウス ）
27.
恐怖は常に人間の中に何か正しくないことが生じた徴候である。
恐怖は、苦痛が肉体に対して果たすのと同様に、精神に対しても貴重な警告者の役目を果たす。
（ カール・ヒルティ ）
28.
我々は、どんなものでも自分自身のためにしか愛することができない。
（ ラ・ロシュフコー ）
29.
真理はつねに迫害に打ち勝つという格言は、実際、あのほほえましい虚偽にすぎない。
つまり、人から人へと口真似されて、ついには決まり文句になるが、あらゆる経験によって反駁されるあの虚偽である。
歴史は、真理が迫害によって踏みにじられた実例に満ちている。
（ J・S・ミル ）
30.
もし神が女性に男性を支配させたいと考えていたなら、神はアダムの頭から女性を創ったであろう。
また、もし神が女性を男性の奴隷にしようと考えていたなら、アダムの足から女性を作ったであろう。
だが、神はアダムのわき腹から女性を創り給うた。
（ アウグスティヌス ）
31.
人びとからよい目で見られることにいかに強い欲望をもつか、人間性のうちでこの欲望ほど顕著なものはない。
（ ジェームズ・ミル ）
32.
詐欺師をだますのは二重の歓びである。
（ ラ・フォンテーヌ ）
33.
人と一緒にいる時が、最も孤独な時だ。
（ キケロ ）
34.
我々の心には二つの扉がある・・・欲望と恐怖と。
（ アウグスティヌス ）
35.
運命よりむしろ自分に打ち克つように、世界の秩序よりも自分の欲望を変えるように、つねに努めること。
（ デカルト ）
36.
幸福になるのは、自分の好きなものを持っているからであり、他人がよいと思うものを持っているからではない。
（ ラ・ロシュフコー ）
37.
人生はチャンスと変化に富んでいる。
（ アリストテレス ）
38.
自然はやさしい案内者である。
賢明で、公正で、しかもやさしい。
（ モンテーニュ ）
39.
深い悲しみと失望が怒りを生み、
怒りが妬みを、
妬みが恨みを、
そして恨みが再び深い悲しみを生む。
それらがすべての循環の完結するまで尽きることはない。
（ デイヴィッド・ヒューム ）
40.
我々は嘘の看板を上げて名誉を得ようとする。
徳はただそれ自体のためにのみ追求せられることを欲している。
それで、たまたま人間がほかの動機から徳の仮面を冠っても、徳はやがて我々の面上からそれをはぎとる。
（ モンテーニュ ）
41.
我々は不幸な人々を叱責する。
それは、不幸な人々を憐憫せずにすますためである。
（ ヴォーヴナルグ ）
42.
生は適切に活用すれば十分に長い。
（ セネカ ）
43.
良心は魂の声であり、情熱は肉体の声である。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
44.
近いものは遠いものを説明する。
一滴の水は小さな大海である。
（ エマーソン ）
45.
人生は短い。
人間に与えられた時間は、束の間の虹のごとくである。
（ セネカ ）
46.
どういう所か少しも知らずに紛れ込んだ難所が、私たちの生である。
（ ショーペンハウアー ）
47.
壮大な人物は堪えがたいほど利己的である。
（ エマーソン ）
48.
生涯において最も大切なことは職業の選択である。
しかし、偶然によってそれは決まる。
（ ブレーズ・パスカル ）
49.
我が行いを見習えと、誰にでも言い得るよう行為せよ。
（ カント ）
50.
空中に楼閣を建てても無駄骨には終わらない。
楼閣は空中に建てるものだ。
さあ、その下に土台を建てよう。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
51.
男性における知的な風貌は、最も自惚れの強い連中の熱望する美の形成である。
（ ラ・ブリュイエール ）
52.
心のとげを引き抜いてくれるのは、
友の手しかない。
（ エルヴェシウス ）
53.
あらゆる偉業は、燃える心の勝利の産物である。
（ エマーソン ）
54.
あらゆる我々の発明は、
知的生活を伴う物質的諸力を授けたが、
人間の生活を物質的な圧力に屈服させた。
（ カール・マルクス ）
55.
諸君は私から哲学を学ぶのではない。
哲学することを学ぶのだ。
（ カント ）
56.
習慣は第二の自然だといわれているが、人は、自然が第一の習慣だということを知らない。
（ ブレーズ・パスカル ）
57.
静かな生活が偉大な人々の特徴である。
偉大な事業は、粘り強い仕事なしに達成されるものではない。
（ バートランド・ラッセル ）
58.
人間の有用性というものは
木の枝の葉のようなものである。
一枚の葉が散ると、
すぐ他の葉がはえてくる。
（ ダンテ・アリギエーリ ）
59.
恋する男と女が一緒にいて少しも退屈しないのは、
いつも自分たちのことだけを話題にしているからだ。
（ ラ・ロシュフコー ）
60.
人間が神の失敗作にすぎないのか、それとも神が人間の失敗作にすぎないのか。
（ ニーチェ ）
61.
一つの進路を根気よく進んで行けば、たとえ小さな損失があっても、大きな利益を獲得することができる。
（ エマーソン ）
62.
幸福とは最高の善なり。
（ アリストテレス ）
63.
我々が小さな欠点を認めるのは、大きな欠点を持っていないと、人に信じさせるためである。
（ ラ・ロシュフコー ）
64.
自信は成功の第一の秘訣である。
（ エマーソン ）
65.
人生において多くの美しいものを手に入れた者は、その代わりにやはり多くのものを提供しなければならない。
（ シュバイツァー ）
66.
勤勉は一つの美徳だが、
ほかのあらゆる美徳を包含する。
（ キケロ ）
67.
旅行は愚者の楽園である。
（ エマーソン ）
68.
信頼こそ才知よりも交際を深める。
（ ラ・ロシュフコー ）
69.
日本人は何かに金を使えば、必ず領収書を取る。
しかし領収書はもらっても、果たして税務署がこれを認めてくれるだろうかと心配する。
そういうことを１年３６５日思っていたら、風格のある国民はできない。
（ 渡部昇一 ）
70.
我々の最も確かな保護者は我々の才能である。
（ ヴォーヴナルグ ）
71.
民主政治は専制政体と変わらない。
なぜならば、民主政治とは全員がひとりの意志を無視し、時にはこれに逆らって議決し得る。
という全員ならぬ全員が、議決し得る執行権を認めるからである。
（ カント ）
72.
私たちの生活の９０パーセントは感情によって支配されている。
（ ホワイトヘッド ）
73.
勇気がなければ幸福は得られない。
戦いなしには美徳はありえない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
74.
なるほど、人には自分のしたいことをする自由がある、悪いことをする自由もある。
でも、悪いことをする自由は、じつは自由ではないんだ。
（ 池田晶子 ）
75.
真の平等主義と過激な平等主義との間には、
天地の差がある。
前者は決して、誰も彼もが命令を発するのだとか、
誰一人命令を受ける者はないのだとかいうことではなく、
同輩の言うことに耳を傾け、
同輩に命令する、
ということなのである。
（ モンテスキュー ）
76.
友人が片目なら、私は友人を横顔から眺める。
（ ジョセフ・ジュベール ）
77.
ひとつの理論の反証そのものが、
常にわれわれを真理へ一歩近づける。
（ カール・ポパー ）
78.
目的を忘れることは、愚かな人間にもっともありがちなことだ。
（ ニーチェ ）
79.
自己の思想を氷の上へ置くことを心得ていない人は、論争の熱の中へ身を投じてはいけない。
（ ニーチェ ）
80.
善は即(すなわ)ち美である。
（ 西田幾多郎 ）
81.
知識のある人はすべてについて知識があるとは限らない。
だが、有能な人はすべてについて有能である。
無知にかけてさえも有能である。
（ モンテーニュ ）
82.
血と格言を持って書くものは、読まれることを望まず、暗誦されることを欲する。
（ ニーチェ ）
83.
肉体より魂を癒すことのほうがはるかに必要なり。
なんとなれば、死は悪い人生よりよいからなり。
（ エピクテトス ）
84.
過去とは、所有者の贅沢だ。
過去を整頓しておくには一軒の家を持つことが必要だ。
（ サルトル ）
85.
幸福はひとりでに生じるか、もしくは全く生じないかのどちらかだ。
（ タタルケビッチ ）
86.
人生の幸福は、困難が少ないとか、まったく無いということにあるのではなく、それらの困難をすべて立派に輝かしく克服することにある。
（ カール・ヒルティ ）
87.
へつらいとは、悪徳の侍女なり。
（ キケロ ）
88.
自愛こそ愛すべきものである。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
89.
自由というのは、我々が欲しいと思うものを、かたっぱしから思う存分楽しむことによって得られるというものではなくして、むしろ欲望を抑制することによって得られるものである。
（ エピクテトス ）
90.
四つが裁判官に必要なり。
親切に尋ね、抜け目なく答え、
冷静に判断し、公平に裁判する事なり。
（ ソクラテス ）
91.
人間は本来、他人をだましながらだまされるように生まれついている。
（ ヴォーヴナルグ ）
92.
名声を追う者は他人の行動に己自身の善をおく。
快楽を追う者は己の官能に善をおく。
しかし、賢者は己の行いに善をおく。
（ アウレリウス ）
93.
あらゆるものの真価は、それを獲得するための苦労と困難である。
（ アダム・スミス ）
94.
自由こそ、
高度の教養が芽生えてくる土壌である。
（ ヨハン・ゴットリープ・フィヒテ ）
95.
真の苦行は全く人に知られることのない苦行である。
そうでないものは虚栄心によって楽になる。
（ ラ・ロシュフコー ）
96.
幸福と不幸とは、ともに心にあり。
（ デモクリトス ）
97.
誰でもなれるものには、
魅力を感じ難い。
（ 鷲田小彌太 ）
98.
永遠は一瞬の中にある。
（ ショーペンハウアー ）
99.
他人に関する思いで君の余生を消耗してしまうな。
（ アウレリウス ）
100.
我々は、静止しているがゆえに自由であるのではなく、かつての我々とは違ったものになるがゆえに自由なのである
（ ジョン・デューイ ）
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