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哲学者・思想家の名言
☆ ２月４日 ☆
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1.
羊飼いは、全群を導く一匹の羊を必要とする。
さもなくば、彼みずからその羊にならねばならぬ。
（ ニーチェ ）
2.
富に耐えることができないというのは弱い精神の兆候である。
（ セネカ ）
3.
善なる行為も、習慣のおかげで善行でなくなってしまう。
（ カント ）
4.
希望喪失はすでに敗北の先取りである。
人間にできることがなお残されている限り、希望を失うことは許されない。
（ カール・ヤスパース ）
5.
人間が互いに害し合おうと内心考えをめぐらしながらも、相互依存し合うことを余儀なくされているなどは、大きな見ものである。
（ ヴォーヴナルグ ）
6.
真の音楽家とは音楽を楽しむ人であり、真の政治家とは政治を楽しむ人である。
（ アリストテレス ）
7.
犬があなたの膝に乗るのは、
あなたが好きだから。
でも猫が同じことをしても、
それはあなたの膝の方が温かいからだ。
（ ホワイトヘッド ）
8.
自分の足で立っている者は、決して孤立していない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
9.
言葉もまた行いなのです。
そして、行いは、一つの言葉なのです。
（ エマーソン ）
10.
酔っぱらった頭で読み直すと（＝推敲すると）
こなれた文章になりやすい。
（ 山内志朗 ）
11.
どんな人でも生きているかぎり存在の必要がある。
（ エマーソン ）
12.
人は、最も栄えている時に、大きな不幸に見舞われるものだ。
（ アリストテレス ）
13.
一つも馬鹿なことをしないで生きている人間は、彼が自分で考えているほど賢明ではない。
（ ラ・ロシュフコー ）
14.
未来は待つべきものではない。
作り出さなければならないのだ
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
15.
復仇は、みずから呼んで「刑罰」となす。
それは、一つの虚言をもって良心のやましくないことをよそおうものだ。
（ ニーチェ ）
16.
死の持つ恐怖はただ一つ。
それは明日がないということである。
（ エリック・ホッファー ）
17.
めったに使われない思考の自由の代償として、人々は言論の自由を要求する。
（ キルケゴール ）
18.
紙に書かず、心に書きとどむべし。
（ アンティステネス ）
19.
嘘つきは真実を語りても信じられず。
（ キケロ ）
20.
人を幸福にするのは仕事の種類ではなく、創造と成功とのよろこびである。
（ カール・ヒルティ ）
21.
優れた人が賞賛されるのは、優れた行為のためだ。
（ ヴォルテール ）
22.
私は君たちに、君たちの官能を殺せと勧めるのではない。
私が勧めるのは官能の無邪気さだ。
（ ニーチェ ）
23.
飢餓線上の貧困者は生き甲斐のある生活をおくる。
衣食住を求める闘争に従事することは、無用の感覚から自由になることでもある。
（ エリック・ホッファー ）
24.
偽りの立場において、いちばんひどいことは、それが終焉(しゅうえん)しないということである。
（ アミエル ）
25.
魂は肉体より分離されるやいなや煙のごとく消え去る。
（ エピクロス ）
26.
将来の戦争の種をひそかに保留して締結された平和条約は、けっして平和条約とみなされてはならない。
（ カント ）
27.
健康はそれ自身一つの宝ではあろうが、時として健康でなくても非常に幸福でありうる。
（ カール・ヒルティ ）
28.
あたかも一万年も生きるかのように行動するな。
不可避のもの（＝人生の終わり）が君の上にかかっている。
（ アウレリウス ）
29.
良心と名声は二つの事柄なり。
良心は汝自身に帰すべきものにして、名声は汝の隣人に帰すべきものなり。
（ アウグスティヌス ）
30.
私は隣人に対する愛を諸君には勧めない。
私が諸君に勧めるのは遠き者に対する愛である。
（ ニーチェ ）
31.
連載を毎週続けるのに
必要な才能というものがあるとしたら、
それは「不幸に恵まれる」才能だろう。
（ 土屋賢二 ）
32.
何ゆえに人は多数に従うか。
彼らがいっそう多くの道理を持っているからか。
否(いな)、いっそう多くの力を持っているからである。
（ ブレーズ・パスカル ）
33.
最も不知なるものこそ、神とすることに適している。
（ モンテーニュ ）
34.
神の怒りは一時のものであり、神の慈悲は永遠のものである。
（ ジョセフ・ジュベール ）
35.
女性をキャンドルの光のもとで評価してはいけない。
判断を誤る。
女の容貌を真に知りたければ、昼の光のもと、しらふの状態で見ることだ。
（ オウィディウス ）
36.
思考から生まれ、思考に問いかけるもののみが、全人類のための精神的な力となりうる。
（ シュバイツァー ）
37.
髪が白いとかシワが寄っているといっても、その人が長く生きたと考える理由にはならない。
長く「生きた」のではなく、長く「有った」にすぎない。
（ セネカ ）
38.
軽蔑すべき者を敵として選ぶな。
汝の敵について誇りを感じなければならない。
（ ニーチェ ）
39.
我々が自由でありうるために、我々全員が法律の奴隷となる。
（ キケロ ）
40.
天才が立派な仕事を開始し、労働がその仕事を完成させる。
（ ジョセフ・ジュベール ）
41.
人間は他のどんな動物よりも病弱であり、不安定であり、変化しやすく不確定である。
人間は病める動物なのだ
（ ニーチェ ）
42.
学校や大学で教わることは、学問そのものではなく、学問への手段である。
（ エマーソン ）
43.
恋は交戦の一種なり。
（ オウィディウス ）
44.
人は獲物よりも狩猟を好む。
（ ブレーズ・パスカル ）
45.
考えるということは、
自分の問いに明確に向き合うことなのだ。
（ 西研 ）
46.
人間は犬に似ている。
遠くで他の犬が吠えるのを聞いて、自分も吠える。
（ ヴォルテール ）
47.
すべての人が
目に入るものをすべて見ているわけではない。
（ バルタザール・グラシアン ）
48.
飛ぶことを学んで、それをいつか実現したいと思う者は、まず、立つこと、走ること、よじのぼること、踊ることを学ばなければならない。
最初から飛ぶばかりでは、空高く飛ぶ力は獲得されない。
（ ニーチェ ）
49.
人の価値は、不運の時、へこたれないかどうかである。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
50.
他の人に賛成するには、やはり自分の意見をいくらか加えるのがよい方針である。
（ フランシス･ベーコン ）
51.
他人からもらった快楽というものは、（受け取ると）約束しただけのものを決して受け取ることがないのに反し、行動することの快楽は、必ず（受け取ると）約束したものより以上のものを受け取る。
（ アラン ）
52.
自分の心の奥底にある考えだけが、真実と生命を内に秘めている。
人間が本当に完全に理解できるものは、これしかないからである。
（ ショーペンハウアー ）
53.
我々は、自分の欠点を何か一つ克服するごとに、その分だけ高慢になっていく。
（ ラ・ロシュフコー ）
54.
最高（＝最悪）の孤独は、ひとりも親友がいないことだ。
親友がいなければ世界は荒野に過ぎない。
（ フランシス･ベーコン ）
55.
凡庸の特性は、人より優れていると思い込むことである。
（ ラ・ロシュフコー ）
56.
人を讃美すると、
しばしばその人を損ねる。
というのは、讃美にはその人の真価に限界があることが示されるからである。
（ ヴォーヴナルグ ）
57.
真に勇気あり力のある者は、恐ろしい真実を見つめるとともにそれに堪える道を知っている。
（ 和辻哲郎 ）
58.
男性は性欲を所有しているが、女性は性欲に所有されている。
（ ヴァイニンガー ）
59.
すべての科学に、数学の鋭敏さと正確さをできるだけ取り入れたいものである。
なぜなら、これによって物事がよりよく分かるからではなく、我々人間の物事に対する態度をしっかり定めたいためである。
（ ニーチェ ）
60.
大半の者は心の底では徳を軽蔑しているが、栄光を軽蔑する者は少ない。
（ ヴォーヴナルグ ）
61.
喜びにむかう思想は健康にもむくものである。
（ アラン ）
62.
各人はその考え次第で幸福にもなり、不幸にもなる。
他人が見てそう思う人ではなく、自分でそう思う人が幸福なのである。
（ モンテーニュ ）
63.
不運が眠っているときには、
起こさないようにそっとしておくことだ。
ちょっとしたつまづきなら軽い傷ですむが、
それがもとで転倒してしまうと、
致命傷を負いかねない。
（ バルタザール・グラシアン ）
64.
嫉妬は内紛の始まりを作り出す。
（ デモクリトス ）
65.
賢人の精神は、何ものにも動ぜず、何ものにも傷つかず、敢然としていられる強さを宿しているのだ。
（ セネカ ）
66.
強烈な違和感が偉大なる人物を作るもとになるのである。
（ 渡部昇一 ）
67.
何か不運に見舞われそうになったら、起こり得る最悪の事態について真剣に、慎重に考えてみよう。
この起こり得る最悪の事態をしっかり見据えたら、それも結局大した災難ではないと思うための理由を考えてみよう。
その理由は必ずあるものだ。
（ バートランド・ラッセル ）
68.
行いの悪い者に腹を立てるのは時間の無駄である。
動かない車に怒るのと同じようなものだから。
（ バートランド・ラッセル ）
69.
才能とは天から与えられた使命だ。
自分に対していっさいの空間が開かれるような方向が一つはあるものだ。
（ エマーソン ）
70.
自分自身に対して賢明であることより、他人に対して賢明であるほうがもっとやさしい。
（ ラ・ロシュフコー ）
71.
聴く者には何も理解できず、
語る当人も同様に理解していない。
これが形而上学だ。
（ ヴォルテール ）
72.
酒の一杯は健康のため、
二杯は快楽のため、
三杯は放縦のため、
四杯は狂気のため。
（ アナカルシス ）
73.
暇な時間は、かけがえのない財産である。
（ ソクラテス ）
74.
神は永遠に幾何学する。
（ プラトン ）
75.
人生のあらゆることを、
それが最後だと思って行いなさい。
（ アウレリウス ）
76.
長いこと論争している場合は、たいてい、彼らは何を論じ合っているのか彼ら自身分からなくなっている証拠である。
（ ヴォルテール ）
77.
肉体的快楽は、刺激の強いものであるため、他の快楽を楽しむ能力のない人々によって追求される。
（ アリストテレス ）
78.
物事をうまく成し遂げたことに対する最大の報酬は、それを成し遂げたということである。
（ エマーソン ）
79.
明るい未来が予想できれば、人は暗い過去を忘れることができるし、おもしろくない現在を受け入れることができる。
しかし、その一方で、暗い未来に対する恐怖は、今まで経験した良いことすべてをだいなしにしてしまうのだ。
（ タタルケビッチ ）
80.
不満を抱くことは人生に目標を持つことに通じる。
（ エリック・ホッファー ）
81.
愛とは、最愛の人の愛すべき資質を称え、大事にすることだ。
あなた自身が、その行為の対象である、という条件において。
（ コールリッジ ）
82.
空想は魂の眠りである。
（ ジョセフ・ジュベール ）
83.
正義とは、強者の利益にほかならず。
（ プラトン ）
84.
自分の人生を次の世代への橋渡しのために費やすというのは、
つまり、子供を生み育て、
地域のために力を尽くすことは、
すべての人間に共通した立派な事業なのである。
立派な人生といわなければならないだろう。
（ 鷲田小彌太 ）
85.
哲学というのは一切の現象を批判の対象とするような、生活の一種の態度そのもの、或いは少なくとも思想の態度そのものを意味する。
（ 戸坂潤 ）
86.
あらゆる規定は否定である。
（ スピノザ ）
87.
平等主義は因習的不平等・独断的特権・歴史的不正を除去した後、
次には、功績・能力・徳性の不平等に対して謀反を起こした。
（ アミエル ）
88.
敵を憎み、復仇しようとするのは弱さのためであり、落ち着き払って敵を討とうともしないのは怠慢のためである。
（ ラ・ブリュイエール ）
89.
「幸福な家庭」を建設するには、六つの必要条件がある。
第一に骨組みがしっかりしていること、
第二に整頓されていること、
第三に愛情によって暖められ、
第四に明朗によって照明され、
第五に勤勉の通風器で空気を新鮮にして、
新しい挨拶を毎日もたらすことが必要だ。
だが何にもまして、
家庭を風雪から守る天蓋(てんがい)となり陽光ともなるものとしては、
神の祝福にまさるものはない。
（ アレクサンダー・ハミルトン ）
90.
始めは全体の半ばである。
（ プラトン ）
（ 始めてしまえば（取りかかれば）半分終わったも同然 ）
91.
自分がどんな人間かはっきりさせようとするのは、
自らの歯を噛もうとするようなものだ。
（ アラン・ワッツ ）
92.
富は徳の荷物
（ フランシス･ベーコン ）
93.
本をよく読むことで自分を成長させていきなさい。
本は著者がとても苦労して身につけたことを、たやすく手に入れさせてくれるのだ。
（ ソクラテス ）
94.
賢い人間なら知りたくないであろうことがたくさんある。
（ エマーソン ）
95.
力は正義なり。
（ プラトン ）
96.
勇者らしく感じるためには、勇者らしく振る舞うがいい。
そのために意志の力をありったけ振り絞ることだ。
そうすれば勇者たらんとする熱情が、恐怖の発作に取って代わろうとするであろう。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
97.
人を不安にするのは、物事ではない。
物事についての意見だ。
（ エピクテトス ）
98.
習ったことを一生忘れない人間は、仕事を必ずやり遂げ、一生向上を続ける。
一方、他の連中は、昔習ったことを学び直すのに一生の大半を費やし、どうにかこうにか面目を保っている。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
99.
私はアテネ人ではない、ギリシャ人でもない、世界市民である。
（ ソクラテス ）
100.
太陽は氷を溶かし、親切な行いは、誤解や不信や敵意を蒸発させる。
（ シュバイツァー ）
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