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哲学者・思想家の名言
☆ １２月１１日 ☆
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1.
すべての人が幸福になるまでは、
だれも完全に幸福にはなり得ない。
（ ハーバート・スペンサー ）
2.
友達は第二の自己である。
（ アリストテレス ）
3.
習慣は第二の自然である。
第一の自然に比べて弱いものではけっしてない。
（ モンテーニュ ）
4.
真理が支配しているときに平和を乱すことがひとつの犯罪であると同様に、真理が破壊されようとしているときに平和にとどまることも、やはり、ひとつの犯罪である。
（ ブレーズ・パスカル ）
5.
共産主義の理論は一言で要約し得る。
「いっさいの私有財産をなくせ」
（ カール・マルクス ）
6.
貧困は我々の欲求を強めるが、また、それを満たすのを制限する。
富裕は我々の欲求を増やすが、また、それを満たす手助けもしてくれる。
（ ヴォーヴナルグ ）
7.
人間は、欲望を創造するものであっても、必要を創造するものでは決してない。
（ ガストン・バシュラール ）
8.
子供を不幸にする一番確実な方法は、いつでもなんでも手に入れられるようにしてやることだ。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
9.
本来、お世辞というものは、女の身にぴったりと当てはまる衣裳である。
（ キルケゴール ）
10.
不可能事を追い求めるのは狂気の沙汰である。
ところが悪人がこのようなことをしないのは不可能なのである。
（ アウレリウス ）
11.
もし私が再びこの人生を繰り返さねばならないとしたら、私の過ごしてきた生活を再び過ごしたい。
過去を悔やまず、未来を恐れもしないから。
（ モンテーニュ ）
12.
うんざりさせるための秘訣は、
なんでもかんでもしゃべることである。
（ ヴォルテール ）
13.
微笑は笑いの完成だ。
笑いのうちには、
すぐ鎮まるとはいえ、
常に不安があるからだ。
微笑のうちでは、
いっさいがくつろぎ、
なんの不安も抵抗もないからだ。
（ アラン ）
14.
あらゆる偉業は、燃える心の勝利の産物である。
（ エマーソン ）
15.
法は、仮に人が別の人を虐待しないなら、各人が自分の自由に従って生きることを妨げることはないであろう。
（ デモクリトス ）
16.
名誉の悪用やこの世の虚妄について
最も多く呼号する者は、
最も多く名誉に飢えているのである。
（ スピノザ ）
17.
我々は皆、他人の不幸には耐えていく力を持っている。
（ ラ・ロシュフコー ）
18.
我々は自国の伝説を軽蔑するのに、子供たちには古代の伝説を教える。
（ ヴォーヴナルグ ）
19.
真の悲劇詩人は、同時にまた真の喜劇作家である。
（ ソクラテス ）
20.
神は永遠に幾何学する。
（ プラトン ）
21.
女にはあまりにも長い間、
暴君と奴隷とが隠されていた。
女に友情を営む能力の無いゆえんであって、
女の知っているのは恋愛だけだ。
（ ニーチェ ）
22.
他人を愛せよ。
そうすれば彼らもまた、あなたがたを愛するだろう。
彼らの役にたて、そうすれば彼らもあなたがたの役にたつであろう。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
23.
己はこの世のすべてである。
（ ブレーズ・パスカル ）
24.
我々は心穏やかでいられるだろう。
集団から離れているだけで。
（ セネカ ）
25.
想像力は何でもやってのける。
それは美と正義と幸福をつくるが、これこそ、この世におけるすべてなのである。
（ ブレーズ・パスカル ）
26.
突飛な意見を持つことを恐れるな。
今日認められている意見は皆、かつては突飛だったのだ。
（ バートランド・ラッセル ）
27.
大人物と小人物との差異は、一度意を決すれば死ぬまでやるという覚悟があるかないかにある。
（ シェリング ）
28.
代数学と幾何学は、すべての学問のうちで最も易しく明らかであり、どんなものでもその対象にできるのである。
なぜなら、不注意さえしなければ、そこにどんな誤りも入り込むはずがないのだから。
（ デカルト ）
29.
狂気はどこにあるか。
それを汝らに植え付けねばならぬのだが。
（ ニーチェ ）
30.
怒りはどこか貴族的なところがある、善い意味においても、悪い意味においても。
（ 三木清 ）
31.
噂は誰のものでもない、噂されている当人のものでさえない。
噂は社会的なものであるにしても、厳密に言うと、社会のものでもない。
（ 三木清 ）
32.
平和状態は創設されなければならない。
（ カント ）
33.
あらゆる人間は、
いかなる時代におけるのと同じく、
現在でも奴隷と自由人に分かれる。
自分の一日の三分のニを
自己のために持っていない者は、奴隷である。
（ ニーチェ ）
34.
人間の価値は、引き裂かれた複数の自己認識にある。
（ エリック・ホッファー ）
35.
人間は、目標を追い求める動物である。
目標へ到達しようと努力することによってのみ、人生が意味あるものとなる。
（ アリストテレス ）
36.
人々が皆幸せで、金も十分にあった時代など、かつてあっただろうか？
（ エマーソン ）
37.
人間の偉大さは、自分の惨めさを知っているという点にある。
樹木は自分の惨めさを知らない。
（ ブレーズ・パスカル ）
38.
目を凝らして注意深く観察すれば、運命を見分けることができよう。
盲目であっても、運命は見分けられぬものではないから。
（ フランシス･ベーコン ）
39.
障碍(しょうがい)を好機に変えるとき、人間がその独自性を最大限に発揮するということは、今なお真実である。
（ エリック・ホッファー ）
40.
人生の目的については、今までよりはるかに大きな聡明さがどうしても必要とされるようになってきた。
しかし、この気狂い沙汰ともいうべき時代にあって、どこにそのようなすぐれた知識が見いだされるであろうか。
（ バートランド・ラッセル ）
41.
生のみが我等(われら)にあらず
死もまた我等なり
（ 清沢満之 ）
42.
幸運の愛は、勇者とともにある。
（ オウィディウス ）
43.
もしこの世で、もう誰も一日に四時間以上働くことを強制されなくなるとすれば、知的好奇心を持った者は、誰でも自分の学問的趣向に従うことができるであろうし、どんな画家も、その絵がそれだけの良いものであれば、飢え死にしないで絵が描ける（＝絵を描いて暮らせる）であろう。
（ バートランド・ラッセル ）
44.
文明人は馬車をこしらえたが、
足が役に立たなくなってしまった。
（ エマーソン ）
45.
世の中のために働いていると言っている人間で、本当に世の中のために働いている人間を見たことはない。
（ アダム・スミス ）
46.
度を越してはならない。
節度をもって取り組め。
（ キケロ ）
47.
心とは、何かを入れるべき「器」ではなく、燃やされるべき「火」なのである。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
48.
我々の生は、
我々が生の問題を理解し始めた瞬間に閉ざさる。
（ テオフラストス ）
49.
習慣はもしそれに反対しなければ間もなく当然のことになってしまう。
（ アウグスティヌス ）
50.
迷信は弱々しい精神の宗教である。
（ エドマンド・バーク ）
51.
自然はやさしい案内者である。
私はいたるところに自然の足跡を探し求める。
我々人間は、人為的な痕跡でそれをわからなくしてしまった。
（ モンテーニュ ）
52.
真実の山では、登って無駄に終わることは決してない。
（ ニーチェ ）
53.
物を知るには、これを愛さねばならず、物を愛すには、これを知らねばならない。
（ 西田幾多郎 ）
54.
人は宗教的確信に促されて行う時ほど完全に、また喜んで悪事を働くことは決してない。
（ ブレーズ・パスカル ）
55.
富は賢者のもとにあっては奉仕し、愚者のもとにあっては命令する。
（ セネカ ）
56.
自由とはすべての特権を有効に発揮させる特権である。
（ カント ）
57.
悪法も法なり。
（ ソクラテス ）
58.
失うものは何もない。
守るものなどはじめから何もない。
（ スピノザ ）
59.
文体は、精神の現れた姿である。
他人の文体を真似ることは、仮面をかぶることに相当する。
（ ショーペンハウアー ）
60.
不当な非難をこうむればこうむるほど、また強暴な言論の圧迫を受ければ受けるほど、我々はますます高く叫ばずにはいられない。
（ ブレーズ・パスカル ）
61.
度を超えた懐疑は
純粋に懐疑に止まっているのではなく、
一つの哲学説としての懐疑論になっているか、
それとも懐疑の神秘化、宗教化に陥っているのである。
そのいずれももはや懐疑ではなく、一つの独断である。
（ 三木清 ）
62.
利益と必要が、あらゆる社交性の根本である。
（ エルヴェシウス ）
63.
ただ一つの思想を知るということは、思想というものを知らないというに同じい。
（ 西田幾多郎 ）
64.
女が守る唯一の秘密は、
（その女が）知らない秘密だ。
（ セネカ ）
65.
人々は宗教を軽蔑している。
彼らは宗教を嫌悪し、宗教が真実であるのをおそれている。
これを矯正するには、まず宗教が理性に反するものでないことを、示してやらねばならない。
（ ブレーズ・パスカル ）
66.
過ぎ去ったものは、もはや再び帰らない。
賢者は現在と未来について考えるだけで手一杯であるから、過ぎ去った事柄をくよくよ考えている暇がない。
（ フランシス･ベーコン ）
67.
種を蒔けば、刈り取らねばならない。
人を殴れば、苦しまねばならない。
人に善をなせば、君も善をなされるであろう。
（ エマーソン ）
68.
下劣な人間は、偉大な人物のあることを決して信じない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
69.
人間は本来、社会的な動物である。
（ アリストテレス ）
70.
真実の愛は幽霊のようなものだ。
誰もがそれについて話をするが、
それを見た人はほとんどいない。
（ ラ・ロシュフコー ）
71.
音を立てない人々は危険である。
（ ラ・フォンテーヌ ）
72.
学者先生はしきりに
「それゆえ」という言葉をお使いになるが、
なんで「それゆえ」なのか、
俗人にはさっぱりわからない。
なんだか、偉そうな言葉でごまかしているようだ。
（ ガリレオ・ガリレイ ）
73.
民主主義はしばしば嫉(ねた)みによって成立する。
（ バートランド・ラッセル ）
74.
熱意を失ってしまった人ほど年老いた人はいない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
75.
哲学は最高の文芸なり。
（ プラトン ）
76.
嫉妬には体質に大いに関係する。
嫉妬は必ずしも大きな熱情の証拠ではない。
（ ラ・ブリュイエール ）
77.
（人間の）弱さは、
悪徳が美徳に反するより、
もっと美徳に反する。
（ ラ・ロシュフコー ）
78.
少なくとも強い友情というものは、ある不信と抵抗とから始まるのが自然らしい。
（ アラン ）
79.
神々と人間どもを通じ、最も偉大なるひとつなる神は、その姿、その心において人間とは似ても似つかぬものなり。
（ クセノパネス ）
80.
どんな人も
他人の経験によって学び取るほど利口ではない。
（ ヴォルテール ）
81.
朝起きてすぐ、迎えるその日になすべき行為を順に挙げよ。
（ ピタゴラス ）
82.
地球は死んだ歴史の断片ではなく、生きた詩だ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
83.
大部分の贅沢(ぜいたく)は、そして多くのいわゆる人生の慰安物は、人類の向上にとって不可欠でないばかりでなく、積極的な妨害物である。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
84.
統治する時は、人々をあるがままに、そして事態をあるべき姿で見なければならない。
（ ルイ・ド・ボナール ）
85.
神や神の属性について概念を持つことは、人間の能力をはるかに超えている。
（ トマス・ホッブズ ）
86.
有閑の悪徳は多忙によって除かれることほど、確かなことはない。
（ セネカ ）
87.
死を望むは臆病者の行為なり。
（ オウィディウス ）
88.
人間は犬に似ている。
遠くで他の犬が吠えるのを聞いて、自分も吠える。
（ ヴォルテール ）
89.
笑いとは、地球上で一番苦しんでいる動物が発明したものである。
（ ニーチェ ）
90.
己自身に全面的に頼り、己自身のうちにすべてを所有する者が幸福にあらざるなどはありえず。
（ キケロ ）
91.
日本人は「家」を「うち」として把握している。
家の外の世間は「そと」である。
（ 和辻哲郎 ）
92.
愛は、憎しみで始まった場合の方が、より大きくなる。
（ スピノザ ）
93.
自然の先(ま)ず第一の原理は、何ものも神的な力によって無から生ずることは絶対にない、という点である。
（ ルクレティウス ）
94.
神は常に微動だにせず、異なるときに、異なる場所に行くはふさわしからず、労せずして、心の思いにより万物を揺り動かす。
（ クセノパネス ）
95.
夫婦の仲というものは、あまり終始一緒にいると、かえって冷却するものである。
（ モンテーニュ ）
96.
人間には二種類しかない。
一つは自分を罪人だと思っている善人であり、他の一つは、自分を善人だと思っている罪人である。
（ ブレーズ・パスカル ）
97.
知恵とは、求めるべきもの及び避けるべきものについての知識なり。
（ キケロ ）
98.
私は毒蛇にかまれても、かまれたことのある人々以外にはその状態がどういうものであったか語る気にならない。
なぜなら、この人々だけがその苦痛の凄さを分かってくれ、同情してくれるだろうからね。
（ プラトン ）
99.
孤独を愛する者は野獣か、そうでなければ神である。
（ アリストテレス ）
100.
心を高く保つという一種の謙譲があり、
心を低く保つという一種の傲慢がある。
（ アウグスティヌス ）
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