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哲学者・思想家の名言
☆ １１月１８日 ☆
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1.
なにか、悲しくなりそうなことに出会ったときは、つねに自分にこう言いきかせよ。
これは不幸ではない、これに高貴に耐えることが幸福なのだと。
（ アウレリウス ）
2.
未だかつて、自分は本当に幸福だと感じた人間は一人もいなかった。
――もしそんなのがいたら、多分酔っぱらってでもいたのだろう。
（ ショーペンハウアー ）
3.
群衆の中にあっても孤独を守る人こそ、至高の人である。
（ エマーソン ）
4.
どんなことも、これでいいと思ってはいけない
（ バートランド・ラッセル ）
5.
沈黙は、自信のない人間のくみするもっとも安全な方策。
（ ラ・ロシュフコー ）
6.
苦しみは、苦しむ者がその限界を知っていて、その恐怖に想像を加えなければ、堪えられないこともなく、また永続するものでもない。
（ アウレリウス ）
7.
神は永遠に幾何学する。
（ プラトン ）
8.
インテリというのは真の革命家ではない。
暗殺者になるくらいが関の山だ。
（ サルトル ）
9.
あなたが犠牲を払うから、（あなたは）幸せになれないのです。
（ タタルケビッチ ）
10.
人間は、もはや誇りを持って生きることができないときには、
誇らしげに死ぬべきである。
（ ニーチェ ）
11.
私たちの存在は、獣性と神性、つまり、より人間的なものと、より人間的でないものの間の、シーソーだ。
（ アブラハム・ヘシェル ）
12.
完璧になろうとしゃかりきになればなるほど、完璧からどんどん遠ざかってしまう。
（ ハリダス・チャウドリ ）
13.
宗教とは蛍のようなものだ。
光るためには暗闇を必要とする。
（ ショーペンハウアー ）
14.
立派な家を悪い敷地に建てる者は、みずからを牢獄にゆだねる者である。
（ フランシス･ベーコン ）
15.
人を笑わせるのは良いが、自分自身が笑われるのはいけない。
（ ヘラクレイトス ）
16.
友情の続かざるものは性格の悪しき人間なり。
（ デモクリトス ）
17.
才能は称賛の方へなびく。
称賛の声は才能を幻惑する人魚である。
（ ジョセフ・ジュベール ）
18.
才能があっても不愉快な人もいれば、いくつも欠点を持っていて、快感を与える人もいる。
（ ラ・ロシュフコー ）
19.
この世においては汝の肉体が力尽きぬのに、魂が先に力尽きるのは恥ずべきことではなきか。
（ アウレリウス ）
20.
世代間格差は、制度によって作られる。
（ 萱野稔人 ）
21.
光を与えれば、人は自ずと道を見つける。
（ ダンテ・アリギエーリ ）
22.
その人自身であり続けないなら、
その人の内には愛はない。
（ マルティン・ブーバー ）
23.
老年においては、名声と富とがかろうじて才能と快楽との代わりをする。
（ ヴォーヴナルグ ）
24.
人生はただ動くことでなくて作ることであり、単なる存在でなくて形成作用であり、またそうでなければならぬ。
（ 三木清 ）
25.
親切にしなさい。
あなたが会う人はみんな、厳しい闘いをしているのだから。
（ プラトン ）
26.
歴史は青年によって創られてきた。
（ エリック・ホッファー ）
27.
我々は、
他人に幸福を分け与えることにより、
それと正比例して
自分の幸福を増加させるのだ。
（ ジェレミー・ベンサム ）
28.
書物は、それが書かれたときとおなじように思慮深く、また注意深く読まれなければならない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
29.
人をだめにする最大の方法は、
好きなことをやらせ、
好き放題にさせ、
褒めまくることだ。
いうところの褒め殺しである。
これによく抵抗できる人は少ない。
（ 鷲田小彌太 ）
30.
事実になりうる可能性が考慮されなかったというただそれだけの理由で、長い間もしくは全く、実効のないままに置き去りにされてきた真理は少なくないのです。
（ シュバイツァー ）
31.
私は世間から天才だと見られている。
私の持っている「天才」のすべては
次のことに負うている。
何かやることがあると、
私はそれをつぶさに研究する。
毎日毎晩自分の側(そば)から離さず、
ありとあらゆる角度から検討する。
心はすっかりそのことに浸りきっている。
こうして得られる成果を
世間では「天才のたまもの」と呼んでくださるが、
私に言わせれば、
それは勤労と思考のたまものである。
（ アレクサンダー・ハミルトン ）
32.
我々の持つ可能性に比べると、現実の我々は、まだその半分の完成度にも達していない。
我々は、肉体的・精神的資質のごく一部分しか活用していないのだ。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
33.
ここで気をつけてほしいのは、法律はそれを「してはいけない」としているのであって、「悪い」としているわけではないということだ。
なぜなら、法律がいけないとすることが悪いことなのだったら、どうしてそんな法律があるのだろう。
つまり、多くの人はそれを悪いことだと思っていないからだって、これ、わかるかな。
（ 池田晶子 ）
34.
期待と不安は分かちがたい。
期待のない不安はないし、不安のない期待はない。
（ ラ・ロシュフコー ）
35.
私の生活を変えるのは、私の行為である。
（ キルケゴール ）
36.
申し分のない振り子とは、動きの速い振り子のことではなく、良く調整されている振り子のことだ。
（ ヴォーヴナルグ ）
37.
誰かに起こりうることは、誰にでも起こりうることである。
（ セネカ ）
38.
愛と憎しみは正確な対立物と見ることは完全な誤りである。
愛の対立物は愛でないもの…つまり無関心である。
（ ゲオルク・ジンメル ）
39.
自分の人生がつまらないものであっても、それを受け入れ、それを生きよう。
それを避け、ののしるのはやめよう。
悪くはないのだ……自分の周りが富んでいるときには貧しく見える。
あら捜しをしようと思えば、楽園にすらあるものだ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
40.
知識と勇気は、偉大な仕事をつくる。
二者は人を不朽(ふきゅう)ならしむる。
（ エマーソン ）
41.
血と格言を持って書くものは、読まれることを望まず、暗誦されることを欲する。
（ ニーチェ ）
42.
隠れて生きよ。
（ エピクロス ）
43.
人にはいろいろなタイプや好みがあり、自分が信じやすい宗教・宗派を選べばよいのです。
自分さえ納得すれば、ほかの宗派（宗教）のことを非難するには当たらないのです。
どんな宗派（宗教）の教えでも、深く信ずることさえできれば、奇跡も起これば救いも得られます。
いろいろな宗教は、潜在意識へのアプローチの違いだけです。
（ 渡部昇一 ）
44.
顔は精神の門にして、その肖像なり。
（ キケロ ）
45.
おそらく快楽は、
苦痛の半分の印象も我々に与えない。
（ ジェレミー・ベンサム ）
46.
人生の楽しみではなく、喜びを求めていこう。
（ J・S・ミル ）
47.
何かをするとき、いやいやながらするな、無思慮にするな、心に逆らってするな。
（ アウレリウス ）
48.
人生はつねに幸福でない。
善き人生のみが幸福なのだ。
（ セネカ ）
49.
悪人を憎む善人は、
実力なき善人なり。
（ 清沢満之 ）
50.
老人が長く生きてきたことを証明するものを、年齢以外に何も持っていないことほど不名誉なことはない。
（ セネカ ）
51.
人生の価値は時間の長さではなく、その使い方で決まる。
長生きをしてもむなしい人もいる。
（ モンテーニュ ）
52.
現代の資本主義社会には生活はない。
あるものはただ宿命だけだ。
（ サルトル ）
53.
賢者には未知のもの、不可能のものあり。
（ アンティステネス ）
54.
人間は天使でもなければ、獣でもない。
だが不幸なことに、人間は天使のように振る舞おうと欲しながら、まるで獣のように行動する。
（ ブレーズ・パスカル ）
55.
少しをするために多く学んでおかねばならぬ。
（ モンテスキュー ）
56.
靴屋がいちばんぼろの靴を履いている。
（ モンテーニュ ）
57.
女性が男性を自由にするということは、それ自体は害悪ではない。
これは女性が人類の幸福の為に自然から享(う)けた賜物である。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
58.
大切なのは普通の言葉で非凡なことを言うことである。
（ ショーペンハウアー ）
59.
自尊心を持つ、ということと、プライドがあるということは、間違いやすい。
誰も自分が大事で、プライドがあると思っているけど、それなら他人に侮辱されても腹は立たないはずだよね。
なぜなら、自分で自分の価値を知っているなら、他人の評価なんか気にならないはずだから。
もしそうでないなら、自分の価値より他人の評価を価値としていることになる。
するとそれは自尊心ではなくて、単なる虚栄心だということだ。
（ 池田晶子 ）
60.
賢者を幸福にするには、ほとんど何も要らないが、愚者を満足させることは、何を以(も)ってしてもできない。
ほとんどすべての人間が惨めなのは、そのためである。
（ ラ・ロシュフコー ）
61.
われは孤独である。
われは自由である。
われはわれみずからの王である。
（ カント ）
62.
自分がもし他の人々よりも賢いとすれば、
それは自分が無知であることを自覚しているからだろう。
（ ソクラテス ）
63.
人間の値打ちはどの宗教を信じるかではなくて、ただその人の行いによって決まるのだ。
（ ローランド・ジーモン・シェーファー ）
64.
病気は、より高い人生の階段を登ってゆく通路に過ぎない
（ カール・ヒルティ ）
65.
本当の癒しは、安易な自己肯定によるものではなく、「否定」をくぐり抜けた結果でなければならない。
（ 中沢新一 ）
66.
多くは覚悟でなく愚鈍と慣れでこれに耐える。
（ ラ・ロシュフコー ）
67.
幸福は夢にすぎず、苦痛は現実である。
（ ヴォルテール ）
68.
大きく正義を行おうとするものは、細かく不正を働かねばならない。
（ モンテーニュ ）
69.
人があなたのことを悪く言う。
それが真実なら直せばいい。
それがウソなら笑い飛ばせばいい。
（ エピクテトス ）
70.
誰もが記憶力のなさを嘆くが、判断力のなさを嘆く者はいない。
（ ラ・ロシュフコー ）
71.
知るは見るなり
（ ジョン・ロック ）
72.
人は自分の認識を他人に伝えると、もはやその認識を前ほどには愛さなくなる。
（ ニーチェ ）
73.
恋と咳は隠せない。
（ オウィディウス ）
74.
教育なるものは、真理への願望を培(つちか)うべきものであって、ある特定の信条が真理であるといった確信を涵養(かんよう)すべきものではない。
（ バートランド・ラッセル ）
75.
弱者は保護されようと欲して従属する。
人間を怖れる人々が法律を愛する理由は、ここにある。
（ ヴォーヴナルグ ）
76.
泣いたことのない青年はがさつであるし、
笑おうとしない成年は阿呆だ。
（ サンタヤーナ ）
77.
女性は恋愛においては、たいていの男よりも徹底する。
だが、友情においては男が女に勝っている。
女が互いに決して愛し合わない原因、それは男である。
（ ラ・ブリュイエール ）
78.
豊かな人間とは、自身が富であるような人間のことであって、富を持つ人間のことではない。
（ カール・マルクス ）
79.
人生は短いのではない。
我々がそれを短くしているのだ。
（ セネカ ）
80.
現在我々が経験している時間と状況は、それまでの時間と状況が積もり積もってできた結果である。
これは大自然がこれまでに振り出した、あるいは振り出すことのできる、最上のサイの目である。
（ エマーソン ）
81.
幸福の秘訣はこういうことだ。
あなたの幸せをできるかぎり幅広く探せ。
（ バートランド・ラッセル ）
82.
人間の生の価値は、その人が何をしたがではなく、どうしたかにかかっているべきである。
（ キルケゴール ）
83.
そうすることができると信ずる者が勝つ。
（ エマーソン ）
84.
自由第一主義にあらず、正義第一主義がおよそ社会主義の公式である。
（ アラン ）
85.
実際には我々は何ものをも認識しない。
なぜなら、真理は深淵の底に横たわっているものであるから。
（ デモクリトス ）
86.
日本人の欠点は、
感覚を偏愛し、
理性に欠ける所にある。
（ 田中美知太郎 ）
87.
美貌のためにある女を愛する人は、その女をいつまでも愛するであろうか？
否である。
（ ブレーズ・パスカル ）
88.
人間は言うことが無くなると、必ず悪口を言う。
（ ヴォルテール ）
89.
一生を終えてのちに残るものは、
我々が集めたものではなくて、
我々が与えたものである。
（ ジェラール・シャンドリ ）
90.
誰もがその収入を公表はしない。
ただ収入によって得たものを見せびらかすだけである。
（ モンテーニュ ）
91.
愛は貧と富との間に生まれた子。
（ プラトン ）
92.
理想とは、精神が秩序を予見することである。
精神は精神であるから、
つまり永遠を垣間見ることができるから、
理想を持ち得る。
（ アミエル ）
93.
楽天主義は意志の所産だが、厭世主義は人間が自己を放棄した時の状態である。
（ アラン ）
94.
人間は美しいものをあがめ、
実益を軽んじている。
（ ラ・フォンテーヌ ）
95.
教師の側から知識を授けるよりも、まず知識を求める動機を子供たちが持つように仕向ける。
そのような学校が、真の学校である。
（ ジョン・デューイ ）
96.
私は知恵を貨幣に鋳造したい。
つまり、知恵を鋳造して、覚えやすく、伝えやすい箴言と格言とことわざとにしたい。
（ ジョセフ・ジュベール ）
97.
人間が他の動物すべてを合わせたより勇敢で、反抗し、運命に挑戦したのは確かである。
永遠に未来のものである人間、自己自身の迫真力のために安息できず、あらゆる現在のうちに未来を拍車のように食い込ませる人間、こういう勇敢で豊かな動物が、最も重く病めるものでないわけがどうしてあろうか。
（ ニーチェ ）
98.
敵を憎み、復仇しようとするのは弱さのためであり、落ち着き払って敵を討とうともしないのは怠慢のためである。
（ ラ・ブリュイエール ）
99.
どこに死が我々を待っているか分からないのだから、いたる所で待とうではないか。
（ モンテーニュ ）
100.
純粋な歓びのひとつは勤労後の休息である。
（ カント ）
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