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哲学者・思想家の名言
☆ １１月１４日 ☆
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1.
教訓すること、
喜ばせること、
（心を）動かすこと、
これが雄弁の三要件である。
（ キケロ ）
2.
すでに女たちから関心を持たれなくなった男は品行を改めるものである。
（ ヴォーヴナルグ ）
3.
君の重荷となるのは未来でもなく、過去でもなく、つねに現在である
（ アウレリウス ）
4.
芸術こそ至上である！
それは生きることを可能にする偉大なもの。
生への偉大な誘惑者、生の大きな刺激である。
（ ニーチェ ）
5.
相手が、あまりにも明らかな真実に対して異議を唱えるならば、論拠を見つけて意見を変えさせるのは容易ではありません。
（ エピクテトス ）
6.
その人自身であり続けないなら、
その人の内には愛はない。
（ マルティン・ブーバー ）
7.
嫉妬とは何であるか？
それは他人の価値に対する憎悪を伴う羨望である。
（ 阿部次郎 ）
8.
美しい女にはやがて飽きがくるが、
善良な女には決して飽きはこない。
（ モンテーニュ ）
9.
一貫して変わらぬ目的が具体的に実現されるのは、主として仕事によってである。
（ バートランド・ラッセル ）
10.
あらゆる人生は反復である。
（ キルケゴール ）
11.
善とは一言で言えば人格の実現である。
（ 西田幾多郎 ）
12.
困難とは、人がそれを越えて発展しつつ、ある仕方でそれにすっかり身をまかせようとすれば、直ちに人を強めてくれるものなのだ。
（ アラン ）
13.
習慣は、それが習慣であるからこそ従われるべきで、それが合理的であるとか、正しいということから従われるべきではない。
（ ブレーズ・パスカル ）
14.
全ての享楽と、全ての幸福とは消極的なものだが、苦労は積極的なものだ。
（ ショーペンハウアー ）
15.
成功して満足するのではない。
満足していたから、成功したのである。
（ アラン ）
16.
歴史は必ず繰り返す。
最初は悲劇として、二度目は茶番劇として。
（ カール・マルクス ）
17.
最も知られることのないものこそ、最も固く信じられるものである。
（ モンテーニュ ）
18.
われは孤独である。
われは自由である。
われはわれみずからの王である。
（ カント ）
19.
登山の喜びは、山頂を極めたときに頂点に達する。
（ ニーチェ ）
20.
所有の本能は、
人間の本能の基礎である。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
21.
羨望は、競争相手がいなくとも羨望する。
（ アラン ）
22.
人生に対してもっと大きい信頼を寄せているなら、おまえたちはこれほど瞬間に身を委ねることもないだろうに。
（ ニーチェ ）
23.
生きることが重要なのではない。
君の奴隷だってみんな生きているし、動物もみんな生きているよ。
重要なのは立派に、思慮深く、勇敢に死ぬことなのだ。
（ セネカ ）
24.
遠美近醜（えんびきんしゅう）
（ 清沢満之 ）
25.
人はしばしばある意見に反対する。
ところが本当はそれの述べられた調子だけが同感できないのに過ぎないのだが。
（ ニーチェ ）
26.
教育とは流水に文字を書くような果てない業(ぎょう)である。
だが岩壁に刻むような真剣さで取り組まねばならぬ。
（ 森信三 ）
27.
人は手に入れているものよりも、
期待するものを喜ぶ。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
28.
共産主義の理論は一言で要約し得る。
「いっさいの私有財産をなくせ」
（ カール・マルクス ）
29.
宗教は間接的にも直接的にも、教義としても比喩としても、いまだかつて一つの真理も含んだことはない。
というのは、どんな宗教も不安と欲求から生まれたものであるからだ。
（ ニーチェ ）
30.
思想と文化は常に
民衆の自発的なものであらざるを得ない。
（ 戸坂潤 ）
31.
肉体があまり安楽すると、精神が腐敗してくる。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
32.
人間の最も基本的な分類として、「知を愛する人」「勝利を愛する人」「利得を愛する人」という三つの種類がある。
（ プラトン ）
33.
どんなに小さなことにも細心の注意を払って生きよ。
人生において「少しずつ」というのは小さなことではないのだから。
（ セクストス ）
34.
障碍(しょうがい)を好機に変えるとき、人間がその独自性を最大限に発揮するということは、今なお真実である。
（ エリック・ホッファー ）
35.
女というのは
（好きなだけ）泣かせてやらなければならない。
泣きぬくと、
泣くべきものがなくなって、
あとはすぐに忘れてしまうものなのだ。
（ キルケゴール ）
36.
キリスト、キリストと呼ばれる人にて、
審判の時には、
キリストを知らざる人よりも遠く彼を離れるべき者多し。
（ ダンテ・アリギエーリ ）
37.
《多様性》というのは、
異なる集団が無交通のままに併存することではなくて、
異なる者が交わり通いあうこと、
そしてみずからの視野の内部に、
異なる者、異なる基準を容(い)れる空地を
ちゃんと設(しつら)えているということである。
（ 鷲田清一 ）
38.
人間は物事それ自体によってではなく、これに関して抱いている考えによって苦しめられている。
（ モンテーニュ ）
39.
自国が決していっそう強大にも弱小にも、富裕にも貧乏にもならないことを欲する人こそ、世界の市民であるといえよう。
（ ヴォルテール ）
40.
「密(ひそか)なるものの語る声は静か」。
それは、深く隠れた真理はわれわれにいつも静かに語りかけているのに、
われわれはその声を聞く耳を持たない。
赤子の心でその声を聞けという意味です。
（ 梅原猛 ）
41.
（わたしたちのまわりにあるものもわたしたち自身も変わってゆく）
だからこの世の生活の幸福をもとめるわたしたちの計画はすべて幻想なのである。
精神的な満足がえられるならそれを楽しもうではないか。
わたしたちの過失によってそれを取り逃がさないように気をつけよう。
だが、それを鎖でつなぎとめるような計画は立てまい。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
42.
苦労を伴う学問研究や難渋を極める思索に、
たとえ女性が成功したとしても、
それは彼女の性にふさわしい美点を破壊する。
（中略）それによって彼女は冷ややかな尊敬は受けようが、
異性に対して絶大な力をふるう魅力は失われる。
（ カント ）
43.
どんな儲けも、他人の損害の上に成り立つ。
（ モンテーニュ ）
44.
真実は雄弁と美徳の秘訣であり、倫理的根拠の基礎であり、美術と人生の極致である。
（ アミエル ）
45.
豊かな人間とは、自身が富であるような人間のことであって、富を持つ人間のことではない。
（ カール・マルクス ）
46.
民主政治は専制政体と変わらない。
なぜならば、民主政治とは全員がひとりの意志を無視し、時にはこれに逆らって議決し得る。
という全員ならぬ全員が、議決し得る執行権を認めるからである。
（ カント ）
47.
よい結婚というものが極めて少ないことは、それがいかに貴重で、偉大なものであるかという証拠である。
（ モンテーニュ ）
48.
存在せよ！
この言葉の最高の意味で、
見かけだけであることをやめよ。
実体そのものとなるべく努めよ！
これが、すべての実践的哲学の最高の要請である。
（ シェリング ）
49.
私は常々、人の考えをもっともよく表すのは、その人の行いだと考えてきた。
（ ジョン・ロック ）
50.
飛ぶことを学んで、それをいつか実現したいと思う者は、まず、立つこと、走ること、よじのぼること、踊ることを学ばなければならない。
最初から飛ぶばかりでは、空高く飛ぶ力は獲得されない。
（ ニーチェ ）
51.
人が自分自身をどう思うかで、その人の運命は決まる、というより示される。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
52.
知識と勇気は、偉大な仕事をつくる。
二者は人を不朽(ふきゅう)ならしむる。
（ エマーソン ）
53.
人は店では品物を入念に吟味するが、
人間のこととなると、外見で判断する。
（ アリスティッポス ）
54.
我(われ)思う。
ゆえに我あり。
（ デカルト ）
55.
人生は物語のようなものだ。
重要なのは、どんなに長いかということではなく、どんなに良いかということだ。
（ セネカ ）
56.
すべての嫉妬にはなんらかの羨望がつきまとう。
また、しばしばこの２つの情念は混じり合っている。
一方、羨望はときには嫉妬からはっきり分離していることもある。
（ ラ・ブリュイエール ）
57.
自由であるとは、
自由であるべく呪われていることである。
（ サルトル ）
58.
楽しみに金のかからない人が最も幸福である。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
59.
文体は思想の衣
（ セネカ ）
60.
説教心が人間に具(そなわ)っているのは、
各人いずれも何かすぐれたものを持っている兆しである
とも見られ得る。
他人に説教するのもよかろう、
ただ他人の説教も大いに聴くことを忘れてはならぬ。
（ 三木清 ）
61.
心の安らぎを得ている者は、自分自身に対しても他人にも迷惑をかけない。
（ エピクロス ）
62.
我々は常に、
我々を賛嘆する人々を愛するが、
我々が賛嘆する人を愛するとは限らない。
（ ラ・ロシュフコー ）
63.
しなければならなくてする生活、生きなければならなくて生きる人生なんか、どうして楽しいものであるだろう。
（ 池田晶子 ）
64.
自制心のない者に、自由はない。
（ ピタゴラス ）
65.
人間を鍛えていく土台は、
一体どういうものかというに、
私はそれは「下坐行(げざぎょう)」というものではないかと思うのです。
（ 森信三 ）
66.
人格とは、
高いものと、まったく低いものとが一つになったものである。
人格の高さとは、
この矛盾を持ち耐えることである。
（ ヘーゲル ）
67.
我々自身が抱いている自信が、他人に対する信用を芽生えさす。
（ ラ・ロシュフコー ）
68.
人間の欲求を満たすように思われた道具は、
その代わりに無数の人工的な欲求を生み出した。
（ エルンスト・カッシーラー ）
69.
人は普通、称讃されんがために褒める。
（ ラ・ロシュフコー ）
70.
もし自然な陽気さが失われた場合、快活さを取り戻す最善の道は、元気に立ち上がって、いかにも快活そうに振る舞い、快活そうに話すことである。
それでも快活になれなかった場合は、他に何をやっても駄目なものだ。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
71.
自己犠牲は、真の教義にはなりえない。
普遍的になりえないからである。
また、美徳への手段として嘘を教えるのは、最も望ましくない。
というのは、
嘘が見破られれば、美徳は消え失せるからである。
（ バートランド・ラッセル ）
72.
大笑いをするな、多くのことに笑うな、しまりなく笑うな。
（ エピクテトス ）
73.
物財の貧困は容易に癒されるが、魂の貧困はけっして癒されない。
（ モンテーニュ ）
74.
人間は一本の葦(あし)にすぎない。
自然のうちで最も弱いものである。
だがそれは考える葦である。
（ ブレーズ・パスカル ）
75.
先へ進めば進むほど道がひらけてくるなんてのは、神様かわずかなたぐい稀な天才のほかにはありませんな。
（ ドゥニ・ディドロ ）
76.
習慣はもしそれに反対しなければ間もなく当然のことになってしまう。
（ アウグスティヌス ）
77.
半可通は全知よりも圧倒的勝利を博する。
それは物事を実際よりも単純に理解し、そのために彼の意見の方が分かりやすく説得力のあるものとなる。
（ ニーチェ ）
78.
くつろぎとは、
ありとあらゆるヒロイズムを進んで失うこと。
（ ロラン・バルト ）
79.
自尊心は我々に嫉妬心を吹き込むが、しばしばその嫉妬心を和らげる役もする。
（ ラ・ロシュフコー ）
80.
結婚とは
一つのものを創造しようとする意志だ。
その一つのものは、
それをつくる二つのもの以上のものだ。
（ ニーチェ ）
81.
希望を持たぬ者は、絶望することもない。
（ セネカ ）
82.
良心をもって残酷の苦患を加えることが、道徳主義者には一つの喜びなのだ。
これこそ彼らが「地獄」を発明した理由だ。
（ バートランド・ラッセル ）
83.
もし、私の持っているものが私を意味するなら、また、私が持っているものを失ってしまったら、私は誰なんだろう？
（ エーリヒ・フロム ）
84.
「わからない」と感じることを、どこまでも考えてゆくようにして下さい。
「わからない」ということは、答えではなくて、問いなのです。
君が毎日やっているその自分とは、本当はなんなのか、知りたくないはずはないでしょう。
（ 池田晶子 ）
85.
期待できないことに希望をつなぐな。
（ ピタゴラス ）
86.
自愛は最大のへつらいである。
（ ヴォルテール ）
87.
人は軽蔑されたと感じたときによく怒る。
だから自信のある者はあまり怒らない。
（ 三木清 ）
88.
山を動かす技術があるところでは、山を動かす信仰はいらない。
（ エリック・ホッファー ）
89.
君の精神は、君の平生の思いと同じようになるであろう。
なぜならば、魂は思想の色に染められるからである。
（ アウレリウス ）
90.
汝らは獣のごとく生くるためにつくられたものにあらず、
徳と知識を求めんがためなり。
（ ダンテ・アリギエーリ ）
91.
言論が詭弁であるかどうかは、（言論）技術の働きそのものによってではなく、論者の意図によって決まる。
（ アリストテレス ）
92.
サイが投げられた自分の運命に
自分自身を適応させよ。
運命の女神が共に生きるように定めた仲間を愛せよ。
（ アウレリウス ）
93.
快活さと明るい気分というものは、使えば使うほど残りは多くなる。
（ エマーソン ）
94.
恐怖心をなくしたいなら、あなたがいちばん恐れていることをしなさい。
そうすれば恐怖心は消えてなくなります。
（ エマーソン ）
95.
君について、誠実でないとか、善い人間でないとか、そういったことを嘘を伴わずに言える権利を誰にも与えてはならない。
（ アウレリウス ）
96.
自らの成功を邪魔するものは、自分自身しかいない。
（ エマーソン ）
97.
心を傷つける鎖を断ち切り、悩みをきっぱりと捨て去った者は、幸福であろう。
（ オウィディウス ）
98.
試練は、将来我々の上に咲き出ようとする、新しいまことの幸福の前ぶれである。
（ カール・ヒルティ ）
99.
虚栄心の強い者は抜きん出たいと思うよりも、自己が秀でていると思ったがゆえに、自己欺瞞や自己謀略のいかなる手段も嫌うことがない。
（ ニーチェ ）
100.
精神が満足するのは、それが萎縮しているか、疲労しているかのしるしである。
高貴な精神は自己の裡(うち)にとどまらない。
それは常に自分の能力以上を望んで進んでいく。
（ モンテーニュ ）
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