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哲学者・思想家の名言
☆ １１月１５日 ☆
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1.
人は誤ったことを言うべきにあらず。
ただし、真実なことは黙すべからず。
（ キケロ ）
2.
同じ職業の者が真の友人になることは、違った職業の者の間においてよりも遙かに困難である。
（ 三木清 ）
3.
純粋さとは、汚れをじっと見つめうる力である。
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
4.
わずか一言でも下手に受け取られると、十年の功績も忘れられてしまう。
（ モンテーニュ ）
5.
審美的な選択は、全く間接的であり、その限りにおいて選択というべきものにはならないか、あるいは、多様な可能性の中に埋没するか、そのどちらかである。
（ キルケゴール ）
6.
ある程度までのところ、所有が人間をいっそう独立的に自由にするが、一段と進むと所有が主人となり、所有者が奴隷となる。
（ ニーチェ ）
7.
悪い人々に対する非難や拒絶によって、自分を浪費することがないように。
むしろ善き人々の美徳を称えよう。
（ エマーソン ）
8.
気前よさそうに見えるのは、しばしば偽装した野心家にすぎない。
それは、わずかな利益を無視して巨利を獲得しようとしているのである。
（ ラ・ロシュフコー ）
9.
私は旅行に出る理由を尋ねる人があると、いつもこう答えるようにしている。
「私は、自分が何を避けようとするのかはよくわかるのだが、何を求めているのかはよくわからない」と。
（ モンテーニュ ）
10.
我々は、あまりにも他人の前で自分を偽装するのに慣れているので、
しまいには自分の前でまで自分を偽装するようになる。
（ ラ・ロシュフコー ）
11.
戦争──それはつまるところ無益な殺し合いだ。
「よい戦争」とか「悪い平和」なんてものはない。
あるのはただ「悪い戦争」と「よい平和」だけだ。
（ バートランド・ラッセル ）
12.
優柔不断ほど疲れることはない。
そして、これほど大きなエネルギーの無駄もない。
（ バートランド・ラッセル ）
13.
知恵とは、求めるべきもの及び避けるべきものについての知識なり。
（ キケロ ）
14.
すべての人は、限られた世界に対して、自らの限られた視野からの見方しかできない。
（ ショーペンハウアー ）
15.
実に倹約と飢えは有用である。
だが、また、時宜(じぎ)にかなう時には出費も有用である。
しかし、それを知るのは賢い人のみである。
（ デモクリトス ）
16.
唯一の善は知識であり、
唯一の悪は無知であることである。
（ ソクラテス ）
17.
満足は天然の富だ。
（ ソクラテス ）
18.
すべての人間は、生まれつき、知ることを欲す。
（ アリストテレス ）
19.
ささやかな利益も、積み重ねれば重い財布になる。
（ フランシス･ベーコン ）
20.
友情関係は同等関係である。
（ カント ）
21.
なにか、悲しくなりそうなことに出会ったときは、つねに自分にこう言いきかせよ。
これは不幸ではない、これに高貴に耐えることが幸福なのだと。
（ アウレリウス ）
22.
勇気は逆境における光である。
（ ヴォーヴナルグ ）
23.
我々の知っているすべての科学のうちで、あらゆる偽りや不確かなものに汚されていないのは、算数と幾何だけである。
（ デカルト ）
24.
一生の最もすぐれた使い方は、それより長く残るもののために費やすことだ。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
25.
金(かね)は商売の原動力だ。
（ ビオン ）
26.
起こったことをそのまま受け入れることは、不幸を克服する第一歩である。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
27.
なんと速やかに我々はこの地上を過ぎてゆくことだろう。
人生は短い。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
28.
顔にお白粉(しろい)を塗れば十分なので、心にまで塗る必要はない。
（ モンテーニュ ）
29.
普通、人間は機会さえあれば悪いことをするものである。
（ アリストテレス ）
30.
誰かに起こりうることは、誰にでも起こりうることである。
（ セネカ ）
31.
ある者はトラのようにいつでも狂暴で、残忍だ。
他のある者はライオンのように、いくらか寛大らしい外観を持っている。
またある者はクマのように粗野で貪欲(どんよく）だ。
またオオカミのように強奪をこととし、無慈悲きわまりない者もあれば、キツネのように、知恵才覚で生活し、人をだますのを商売にしている者もある。
（ ラ・ロシュフコー ）
32.
我々が幸福になりたいと望むだけなら簡単だ。
しかし、人は他人になりたがるので、そうなるには困難だ。
我々は他人はみんな実際以上に幸福だと思っているからだ。
（ モンテスキュー ）
33.
学校における児童の相似は強制の効果である。
卒業するや、強制が終わる。
（ エルヴェシウス ）
34.
あらゆる真実は一度発見されれば理解するのは容易だ。
肝心なのは真実を発見することだ。
（ ガリレオ・ガリレイ ）
35.
文明人とは、
非常に経験の積んだ、
非常に賢い野蛮人のことだ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
36.
もし私に人間の性の善であることを疑わせるものがあるとしたら、それは人間の心における嫉妬の存在である。
（ 三木清 ）
37.
批判は必ずしも異論に結びつきません。
当の結論を共有しつつ、
その論証部分に対してのみ反論する
ということが可能であるのです。
（ 金杉武司 ）
38.
自分のなりたいものを、
みんながなりたいと思うものから少し遠ざけてみると、
あんがい簡単に見つかるのではないだろうか。
（ 鷲田小彌太 ）
39.
私の生活を変えるのは、私の行為である。
（ キルケゴール ）
40.
「馬鹿の一つ覚え」は小人の心に潜む悪魔であり、その崇拝者は三流の政治家、哲学者、牧師といったたぐいである。
同じことをいつまでも続けていては、偉大な魂は何もすることがなくなる。
（ エマーソン ）
41.
習慣は第二の天性なり。
（ アウグスティヌス ）
（ 西洋のことわざ・格言 ）
42.
われわれは消極的に悪い習慣を捨てようと努力するよりも、むしろ常に良い習慣を養うように心掛けねばならぬ。
（ カール・ヒルティ ）
43.
宗教は
逆境に打ちひしがれた者の溜息(ためいき)であり、
非情な世界の感傷であり、
魂のないところに魂を見るものである。
それは民衆の阿片である。
（ カール・マルクス ）
44.
人間への信頼は希望を支える。
（ シュバイツァー ）
45.
知恵の霊魂における作用は、健康の肉体における作用と同じである。
（ ラ・ロシュフコー ）
46.
平和は自由によってのみ、自由は真実によってのみ、可能である。
（ カール・ヤスパース ）
47.
あらゆる心の喜びと満足感は、
比較して自分の方が高いと思えるような他者が存在することから生まれる。
（ トマス・ホッブズ ）
48.
感受性の欠如は、おそらく基本的には自己認識の欠如であろう。
（ エリック・ホッファー ）
49.
私たちが脅威をリスクとして明確に認めることがないかぎり、
脅威は増大し続けるであろう。
（ モーリス・ブランショ ）
50.
虚言のデパートは誇張だ。
（ バルタザール・グラシアン ）
51.
人間は仕事がないと、健康を損なうばかりでなく精神的にも退廃する
（ アダム・スミス ）
52.
富は賢者のもとにあっては奉仕し、愚者のもとにあっては命令する。
（ セネカ ）
53.
他人を見て
何をすべきかを知る者もいれば、
何をすべきでないかを知る者もいる。
（ エリック・ホッファー ）
54.
生きるとは
日に日に治まり新たになることにあり、
また再び自己を見い出し取り返すことである。
（ アミエル ）
55.
優柔不断以外の習慣を持たない人間ほど惨めなものはない。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
56.
互いに許し得ない唯一の罪は、意見の相違である。
（ エマーソン ）
57.
人間は誕生の瞬間から支配するか、もしくは支配されるか運命づけられる。
（ アリストテレス ）
58.
「運命」とは、まだ思考の火をくぐっていない事実、まだ洞察を受けていないさまざまな原因を表す言葉だ。
（ エマーソン ）
59.
恐れている事をやってみなさい。
そうすれば恐怖心は、あとかたもなく消える。
（ エマーソン ）
60.
情熱は･･･人間という原子を回転させる力であり、他人の家を訪ねたり初めて社会的に発言するときの抵抗感を克服させる。
つまりは勢いよく私たちを発進させて、いったん着手したなら容易に続いてゆけるようにさせる熱なのだ。
（ エマーソン ）
61.
「この世で最も美しいものは何か」
「言論の自由」
（ 犬儒学派のディオゲネス ）
62.
あなたを称讃する人々の価値の有無に重点を置くべきである。
悪から称讃されないことこそ、真の価値であるからだ。
（ セネカ ）
63.
力は常に快活さとともにある。
（快活さから生まれた）希望は、私たちに仕事をしようという気分を起こさせる。
（ エマーソン ）
64.
猟人は犬をもってウサギを狩り、阿諛者(あゆしゃ)は賞賛をもって愚者を狩る。
（ ソクラテス ）
65.
運命は、志のある者を導き、志の無い者を引きずっていく。
（ セネカ ）
66.
とにかく結婚したまえ。
良妻を得れば幸福になれるし、悪妻を得れば哲学者になれる。
（ ソクラテス ）
67.
不当な軽蔑をはねつける必要に迫られると、
どんな謙虚な人も
プライドと同意識の昂奮(こうふん)に否応なしに追い込まれる。
（ コールリッジ ）
68.
どちらが正しい判断かについては、
目でなく心で見分ける。
（ セネカ ）
69.
私はどんなに失望している時でも、やはり心の底の底で自分を信じているようです。
（ 和辻哲郎 ）
70.
万国の労働者よ、団結せよ！
（ カール・マルクス ）
71.
王侯の寛容は、人民の忠誠を勝ち取るひとつの政略にすぎない。
（ ラ・ロシュフコー ）
72.
もし数学以外の科学において、
疑いのない確かさと誤りのない真実に到達することを望むなら、
（すべての）知識の基礎を数学に置くことが必要である。
（ ロジャー・ベーコン ）
73.
大部分の贅沢(ぜいたく)は、そして多くのいわゆる人生の慰安物は、人類の向上にとって不可欠でないばかりでなく、積極的な妨害物である。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
74.
読書は量ではなく、役に立つように読むことが問題である。
（ 犬儒学派のディオゲネス ）
75.
ひとが成熟するというのは、
個人ならびに共同の生活が危機に瀕したときに
それを修復もしくは編みなおす能力をそなえていることだ。
（ 鷲田清一 ）
76.
教育は、人間に課すことのできる最も大きい、難しい問題である。
（ カント ）
77.
人の性質は、永久に前に進めるわけではない。
引き潮があり、差し潮がある。
（ ニーチェ ）
78.
不必要なものを手に入れることは、
必需品を手に入れることよりも、
はるかに大きな精神的興奮を催させる。
（ ガストン・バシュラール ）
79.
人間はその身に起こること以上に、その受け止め方によって傷つく。
（ モンテーニュ ）
80.
肉体より魂を癒すことのほうがはるかに必要なり。
なんとなれば、死は悪い人生よりよいからなり。
（ エピクテトス ）
81.
賢者の不動心とは、心の動揺を胸中に閉じ込める技巧に過ぎない。
（ ラ・ロシュフコー ）
82.
おずおずと頼みごとをするのは、断ってくれというのも同じだ。
（ セネカ ）
83.
我々の計画というのは、目標が定かでないから失敗に終わるのだ。
どの港へ向かうのかを知らぬ者にとっては、いかなる風も順風たり得ない。
（ セネカ ）
84.
心から喜ぶとき、あなたは育(はぐく)まれている。
（ エマーソン ）
85.
人間というものは、つねに利己的で神の助け以外には救いようがない。
（ オーギュスト・コント ）
86.
どんなに醜怪(しゅうかい)、野蛮、あるいは美しい形態でも、それを眺める人間に内在する何かの属性の表現でないものはない。
（ エマーソン ）
87.
不正を非難する人は、自分が不正を行うことを恐れて非難するのではない。
自分の不正が見破られることを恐れて非難するのである。
（ プラトン ）
88.
私は苦労はいとわぬ。
辛抱もする。
だが、それは自分の好きなことをする時だけだ。
（ モンテーニュ ）
89.
女が守る唯一の秘密は、
（その女が）知らない秘密だ。
（ セネカ ）
90.
汝(なんじ)の道をゆけ、
そして、人の語るにまかせよ。
（ ダンテ・アリギエーリ ）
91.
他人に対しても自分に対しても親切であること。
人の生きるのを助け、自分自身の生きるのを助けること。
これこそ真の思いやりである。
（ アラン ）
92.
しゃべりたくないときには黙っている、
しゃべりたくなったら口をひらくのが
いちばんラクだと思うのに、
なぜかいつもしゃべらないといけないような空気みたいなものがある。
（ 鷲田清一 ）
93.
人間の現実社会は、他者の群れのなかに、なんとか多数派である自分の姿を見つけようとするゲームだ。
（ ジャック・ラカン ）
94.
我々が歴史から学ぶことは、人間は決して歴史から学ばないということだ。
（ ヘーゲル ）
95.
どんな境遇にあれ、
今幸福に思えない人は、
たとえ全世界を手に入れても、
幸福を感じられないだろう。
（ アラン ）
96.
すべての享楽を抹殺するものを讃美し、
享楽を拡大するものを非難し、
窮乏をよしとし、
自己放棄を徳とする。
（ ジェレミー・ベンサム ）
97.
だれしも、分別に欠けるだけ虚栄に毒されている。
（ ニーチェ ）
98.
懐疑は哲学への第一歩である。
（ ドゥニ・ディドロ ）
99.
私は人間の不幸はただ一つのことから起こるものだということを知った。
それは、部屋の中で休息していることができないということである。
（ ブレーズ・パスカル ）
100.
希望と怖れは切り離せない。
希望のない怖れもなければ、怖れのない希望もない。
（ ラ・ロシュフコー ）
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