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哲学者・思想家の名言
☆ ９月１２日 ☆
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1.
「自分はなぜ生きるか」を知っている者は、ほとんど、あらゆる「いかに生きるか」に耐えるのだ
（ ニーチェ ）
2.
愛されたいという要求は、自惚(うぬぼ)れの最たるものである。
（ ニーチェ ）
3.
神々と肩を並べるには、たった一つのやり方しかない。
神々と同じように残酷になることだ。
（ サルトル ）
4.
行動は感情に従うように思われているが、
実際には行動と感情は同時に働くのである。
意思の力でより直接的に支配されている行動を規制することによって、
意思に支配されにくい感情をも規制することができる。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
5.
金によりてもたらされし忠実さは、金によりて裏切られる。
（ セネカ ）
6.
群衆の中にあっても孤独を守る人こそ、至高の人である。
（ エマーソン ）
7.
賢者を幸福にするには、ほとんど何も要らないが、愚者を満足させることは、何を以(も)ってしてもできない。
ほとんどすべての人間が惨めなのは、そのためである。
（ ラ・ロシュフコー ）
8.
妬みによって幸福になる人間はどこにもいない。
（ バルタザール・グラシアン ）
9.
知性に富んだ人間は、決して弁解を言わない。
（ エマーソン ）
10.
過ぎ去ったものは、もはや再び帰らない。
賢者は現在と未来について考えるだけで手一杯であるから、過ぎ去った事柄をくよくよ考えている暇がない。
（ フランシス･ベーコン ）
11.
同じ職業の者が真の友人になることは、違った職業の者の間においてよりも遙かに困難である。
（ 三木清 ）
12.
人は通常、金を貸すことを断ることによって友を失わず、
金を貸すことによってたやすく友を失う。
（ ショーペンハウアー ）
13.
生命の所有が短くなればなるほど、私はこの所有をますます深め、ますます充実させなければならない。
（ モンテーニュ ）
14.
私は、単に笑いを誘うようなことを、楽しいとは言わない。
楽しさとはある種の魅力、つまり、どんな話題からも、たとえかなり深刻な話題からでも醸成される、快い雰囲気を指すのである。
（ ラ・フォンテーヌ ）
15.
もっともよい復讐の方法は、自分まで同じような行為をしないことだ。
（ アウレリウス ）
16.
洗練された眼差しは、
細やかで鋭敏な感性に他ならない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
17.
偉大な人物とは、思考が世界を治めると分かっている者のことである。
（ エマーソン ）
18.
人はみんな自分のことを話したがる──時には自分の悪口でもいいから話したがる。
（ ラ・ロシュフコー ）
19.
理論も、大衆をとらえるやいなや物理的権力となる。
（ カール・マルクス ）
20.
私の出会う人は皆、ある意味で私の先輩だ。
（ エマーソン ）
21.
金は必要からのみ金を求める連中を回避する。
（ アラン ）
22.
人生は短く物憂い。
それは徹頭徹尾、欲望のうちに過ごされる。
（ ラ・ブリュイエール ）
23.
つねに控え目に褒めることは、凡人たる大きな証である。
（ ヴォーヴナルグ ）
24.
一日を終えたら、その日とは手を切りなさい。
明日は新しい日だ。
明日をうまく始めなさい。
（ エマーソン ）
25.
ある人民の制度を作り出そうと企てるほどの人間は、いわば人間の本性を変えることができるという確信のもとに、事に当たるべきである。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
26.
正義なんて滑稽ものだ。
一筋の川で限界づけられるのだから。
ピレネー山脈のこちら側では真実でも、向こう側では誤りなのだ。
（ ブレーズ・パスカル ）
27.
老人は民衆の威厳である。
（ ジョセフ・ジュベール ）
28.
人は誰でも、人生が自分に配ったカードを受け入れなくてはならない。
しかし、一旦カードを手にしたら、それをどのように使ってゲームに勝つかは、各自が自分で決めることだ。
（ ヴォルテール ）
29.
想像とは心の遊びである。
自分だけを相手にする勝手な遊戯である。
（ アラン ）
30.
無関心でいる自由は、
自由の中で最も低級である。
（ デカルト ）
31.
最も優れた人々は、はかない物事を捨て去り、永遠の栄光を選ぶ。
しかし、多くの人々は、家畜のように腹一杯食べることを選ぶ。
（ ヘラクレイトス ）
32.
人は往々にして自分が不幸に思えることに、ある種の悦びを感じることで、不幸である自分を慰める。
（ ラ・ロシュフコー ）
33.
幾千の言葉を重ねたところで、
文学は音楽にはかなわない。
優れた音楽は、
疲れた知性に清涼感を与え、
そして悩める感情に慰めをもたらしてくれる。
（ ポール・ブラントン ）
34.
愚者のみが、死を恐れるあまり齢を重ねんとす。
（ デモクリトス ）
35.
人間は、各個が唯一者であって、形而上学的にも科学的にも、その用語によっては、説明され得ない。
（ キルケゴール ）
36.
知者は学問を軽蔑し、愚者は学問を崇拝する。
識者は学問を活用する。
（ フランシス･ベーコン ）
37.
賢明である秘訣は、重要視しなくともいいものが何かを心得ることである。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
38.
最も高度な文明においても、
読書はやはり最大の喜びである。
一度その満足を知った者は、
不幸の中でもその満足を得る。
（ エマーソン ）
39.
物質を支配せよ！
さもなければ物質はお前を支配する。
（ カール・ヒルティ ）
40.
友人に不信を抱くことは、友人に欺(あざむ)かれるよりももっと恥ずべきことだ。
（ ラ・ロシュフコー ）
41.
虚栄は理性以上に、我々に我々の思考に反することをさせるのである。
（ ラ・ロシュフコー ）
42.
自分に何ができるかは、自分以外の者には分からない。
いや、自分でもやってみるまではわからないものだ。
（ エマーソン ）
43.
用心というやつは
絶えず我々を先へ先へと連れて行き、
しばしば我々が到達する見込みのなかった所まで
我々を連れて行く。
我々の不幸はここにある。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
44.
善がなければ、人間はただの虫けらにすぎないし、うるさい有害な劣悪な動物にとどまろう。
（ フランシス･ベーコン ）
45.
軽信というものは、善良に生まれついた人に具(そな)わる特徴である。
（ ショーペンハウアー ）
46.
人間の根源的な本質は、感謝されることを切望することである。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
47.
人間は根源的に時間的存在である。
（ ハイデッガー ）
48.
結局、
人は狙ったものしか
射止めることができない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
49.
権力者はへつらわれる度合いに応じて（人を）評価するにすぎない。
（ エルヴェシウス ）
50.
短所で引き立つ人もいれば、長所で見劣りする人もいる。
（ ラ・ロシュフコー ）
51.
人間は人生にあるこれらの良いもの（＝食物・衣服・感覚・遊戯など）をできるだけ利用し、できるだけ多く愉快に、快活に努めるとともに、
自分だけ愉快になって喜ぶのでなく、他の人々にも喜びを分けてやるがよい。
喜びが大きければそれだけ、生活への意欲はいっそう大きく強くなるものであろう。
（ スピノザ ）
52.
暗黒の中では、我々の想像力は、明るい光の中におけるよりもたくましく働くのを常とする。
（ カント ）
53.
年がら年中嫉妬の種ばかりまいているような女たちは、少しも我々が焼き餅を焼いてやるに及ばないであろう。
（ ラ・ブリュイエール ）
54.
自分がもし他の人々よりも賢いとすれば、
それは自分が無知であることを自覚しているからだろう。
（ ソクラテス ）
55.
他人を愛せよ。
そうすれば彼らもまた、あなたがたを愛するだろう。
彼らの役にたて、そうすれば彼らもあなたがたの役にたつであろう。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
56.
人間の自由を奪うものは、
暴君でも悪法でもなく、
社会の習慣である。
（ J・S・ミル ）
57.
各自その性格に身をゆだねれば、それに抵抗するための無用な努力から免れる。
（ エルヴェシウス ）
58.
困難は厳正なる教師である。
（ エドマンド・バーク ）
59.
単に給料をもらうために、
壁の向こう側に石を投げ入れ、
それをまた投げ返す仕事をしないかと言われたら、
ほとんどの人は、侮辱されたと感じるだろう。
ところが、今、多くの人々は、
そんな仕事よりましな仕事を与えられていないのだ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
60.
根づきたいという魂の欲求は、最も重要でありながら、最もないがしろにされている。
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
61.
消化ということには、健康上一種の怠惰が必要である。
およそ体験を消化するにもやはり同じ事だ。
（ ニーチェ ）
62.
誰であれ、自分の欲することをしている場面を想像し、そのイメージを持ち続けるならば、あとは神の力が成就するように作用する。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
63.
愚者どもを支配するよりも、愚者どもに支配される方がまさる。
（ デモクリトス ）
64.
勇気は逆境における光である。
（ ヴォーヴナルグ ）
65.
他人に対して善行をなす者は、何よりも多く己自身に対して善行をなす。
（ セネカ ）
66.
喜びが何であるかは、元来、多くの苦しみを耐え忍んできた人のみが知っているのだ。
それ以外の人たちは、真の喜びとは似ても似つかぬ単なる快楽を知っているにすぎない。
むしろそのような人々は、真の喜びに耐えることすらできないであろう。
（ カール・ヒルティ ）
67.
我々は皆、他人の不幸には耐えていく力を持っている。
（ ラ・ロシュフコー ）
68.
若者を確実に堕落させる方法がある。
（自分と）違う思想を持つ者よりも同じ思想を持つ者を尊重するように指導することである。
（ ニーチェ ）
69.
化粧は女の社会的地位を表現するものである。
（ ボーヴォワール ）
70.
女性はすぐれた才能の持ち主となることはできようが、しかし天才の持ち主とはなれない。
なぜなら、女性は常にどこまでも主観的なものだから。
（ ショーペンハウアー ）
71.
人をだましたと思っている者自身が、実はだまされているのだ。
（ ラ・フォンテーヌ ）
72.
人は自分の運命を非難して、
責任をまぬがれるつもりでいる。
つまり、いつも運命の女神がいけないことになる。
（ ラ・フォンテーヌ ）
73.
個人とは、全人類の究極である。
（ ウナムーノ ）
74.
人間に関することで、自分に無関係なものはない。
（ カール・マルクス ）
75.
わずかなもので満足できぬ者は、何ものにも満足できぬ。
（ エピクロス ）
76.
賢者は苦痛なきを求め、快楽を求めず。
（ アリストテレス ）
77.
本を読む動機は二つある。
一つは楽しむため、もう一つは自慢するため。
（ バートランド・ラッセル ）
78.
革命は、成功するまではすべて失敗の連続である。
（ ローザ・ルクセンブルク ）
79.
私は毒蛇にかまれても、かまれたことのある人々以外にはその状態がどういうものであったか語る気にならない。
なぜなら、この人々だけがその苦痛の凄さを分かってくれ、同情してくれるだろうからね。
（ プラトン ）
80.
悪法も法なり。
（ ソクラテス ）
81.
楽観主義者は、どこでも青信号を見る人のこと。
悲観主義者とは、赤信号しか見えない人のこと。
本当に賢い人は色盲です。
（ シュバイツァー ）
82.
いちばんいけないのは、
「オレには才能があるんだ」と思いながら
何もしないことです。
それは試すのが怖いだけ。
幻想だけを持っていて、
リアルな感覚を持てない人です。
（ 中島義道 ）
83.
厳密さは、最も自然で最も直線的な方法を伴っている。
（ ダランベール ）
84.
私たちは、死の心配によって生を乱し、生の心配によって死を乱している。
（ モンテーニュ ）
85.
大いなる欠点を持つことは、偉人たちのみに限られる。
（ ラ・ロシュフコー ）
86.
思考には気をつけよう。
いつ口に出してしまうかわからないから。
（ イアラ・ガッセン ）
87.
食事もほどほどにしておかないと、コックも毒を盛る人になってしまう。
（ ヴォルテール ）
88.
「わからない」と感じることを、どこまでも考えてゆくようにして下さい。
「わからない」ということは、答えではなくて、問いなのです。
君が毎日やっているその自分とは、本当はなんなのか、知りたくないはずはないでしょう。
（ 池田晶子 ）
89.
身体の健康には体育が必要であり、精神の健全には芸術が必要である。
（ プラトン ）
90.
私の会う人はすべて、必ず何かの点で私よりまさっている。
私は常にその点をその人たちから学ぶことにしている。
（ エマーソン ）
91.
我々は気持ちを楽にして、すでに決定されたことでも、それにあまり執着してはならぬ。
（ セネカ ）
92.
不節制は快楽に毒である。
節制は快楽の禍いではなくて、その薬である。
（ モンテーニュ ）
93.
どんな人でも生きているかぎり存在の必要がある。
（ エマーソン ）
94.
目は耳よりも確かな証人である。
（ ヘラクレイトス ）
95.
我々は、我々の大切な人の死に涙を流しているのだと言いながら、実は我々自身のために涙を流しているのだ。
（ ラ・ロシュフコー ）
96.
満足は自然の与える富である。
（ ソクラテス ）
97.
誰がより多く知っているかではなく、誰がより正しく知っているかを問わねばならぬ。
（ モンテーニュ ）
98.
噂は誰のものでもない、噂されている当人のものでさえない。
噂は社会的なものであるにしても、厳密に言うと、社会のものでもない。
（ 三木清 ）
99.
その文章さえよければ、悪い作家から引用することを私は決して恥じない。
（ セネカ ）
100.
恋の喜びとは恋することだ。
我々は相手に抱かせた恋心よりも、いま自分が抱いている恋心によって幸せなのだ。
（ ラ・ロシュフコー ）
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