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哲学者・思想家の名言
☆ ９月１３日 ☆
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1.
自分の実力が不十分であることを知ることが、自分の実力を充実させる。
（ アウグスティヌス ）
2.
世間の意見がいかに乱暴なものでも、自分自身の意見の振るう暴力に比べれば、ものの数ではない。
自分自身をどう考えるかによって人の運命は決定される、あるいは暗示される。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
3.
自然に帰れ。
自然の中の人間こそ真の姿である。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
4.
物言わぬ先から、人の言おうとすることを、顔つきから読み取れなければならない。
（ アウレリウス ）
5.
人類の義務の為に一日の快楽を犠牲にできぬ者に禍あれ。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
6.
人間はゲームをするとき、最大限の能力を発揮する。
（ ゴットフリート・ライプニッツ ）
7.
常に瞬間を享楽せよ。
快楽が満たされれば満足だし、もしそれが満たされなければ、楽しみが次の時間まで持ち越してゆく。
（ エピクロス ）
8.
女性の力は精神的な力であり、男性の力は物質的な力である。
（ アラン ）
9.
愛するとは、誰かに親切を施したいと望むことである。
（ アクィナス ）
10.
人が友情を望むのは、自己の無力や貧しさのためではないか。
つまり、お互いに尽くしたり尽くされたりして、自分一人ではできないことを他人からしてもらったり、また、こちらからも仕返すということではないか。
（ キケロ ）
11.
なんびとにもせよ、まったく突如として、人は生きているのである。
（ ショーペンハウアー ）
12.
私たちは他人を愛して生涯の半分を過ごし、他人の文句を言って残りの半分を過ごす。
（ ジョセフ・ジュベール ）
13.
人間は年をとるにつれて、いっそうもの狂おしくなるとともに、賢くもなる。
（ ラ・ロシュフコー ）
14.
川の氾濫が土を掘って田畑を耕すように、病気はすべての人の心を掘って耕してくれる。
病気を正しく理解してこれに堪える人は、より深く、より強く、より大きくなる。
（ カール・ヒルティ ）
15.
議論するだけなら議員は大勢いる。
実行が問題になるとだれもいなくなる。
（ ラ・フォンテーヌ ）
16.
汝を傷つけた人間は、汝より強い者か弱い者かのどちらかである。
もし弱い者であれば、その者を許しなさい。
もし強い者であれば、汝自身を許しなさい。
（ セネカ ）
17.
我々は、我々の大切な人の死に涙を流しているのだと言いながら、実は我々自身のために涙を流しているのだ。
（ ラ・ロシュフコー ）
18.
ささいなことが私たちの慰めになるのは、ささいなことが私たちの苦しみになるからである。
（ ブレーズ・パスカル ）
19.
文章の長短はその文章の価値を奪ったり、付与したりする特性にはならない。
（ プラトン ）
20.
やっかいなのは恐怖心そのものだけだ。
（ フランシス･ベーコン ）
21.
倫理問題の場所は孤立的個人の意識にではなくして、まさに人と人との間柄にある。
だから倫理学は人間の学なのである。
（ 和辻哲郎 ）
22.
存在するすべてのものは独創の結果である。
（ J・S・ミル ）
23.
人間は孤独であるかぎり、彼自身であり得る。
（ ショーペンハウアー ）
24.
真の友は最大の財産であり、
また最も得がたい財産である。
（ ラ・ロシュフコー ）
25.
愛というものは、
地中深くにしっかりと根を張り、
また、天にも届かんばかりの大きな枝を張った大樹になるべきものである。
（ バートランド・ラッセル ）
26.
論争に応ずる場合には、双方にとっていちばん不愉快なやり口は、立腹して黙っていることである。
というのは、攻撃者側は、一般的に沈黙を軽蔑のしるしと考えるからである。
（ ニーチェ ）
27.
経験を積んだ人は、物事がこうであるという事を知っているが、なぜそうであるかということを知らない。
（ ハイデッガー ）
28.
自分が不幸なとき、他の人たちを非難するのは無教養者、自分自身を非難するのは教養の初心者、そして他人をも自分をも非難しないのが本当の教養人である。
（ エピクテトス ）
29.
人生の最初の四分の一は、その使い途(みち)もわからないうちに流れ去り、最後の四分の一はまたその楽しさを味わえなくなってから過ぎてゆく。
しかも、我々に残された時の四分の二は、睡眠、労働、苦痛、束縛、あらゆる種類の苦しみによって費やされる。
人生は短い。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
30.
思索的頭脳の持ち主、
正しい判断の持ち主、
真剣に事柄を問題にする人々、
すべてこの種の人々は例外にすぎないのであって、
うごめく虫類こそ、
いわば世間をひろく支配する法則となっている。
このような連中となると、
例外的な人々が熟慮の結果試みた発言を
いつも素早く敏捷(びんしょう)に改善しようとして、
かってに改悪する。
（ ショーペンハウアー ）
31.
一方の疑念は他方の欺瞞を正当化する。
（ ラ・ロシュフコー ）
32.
職業はものを考えないようにさせる。
そこに職業の最も大きい恵みがある。
なぜならそれは、ごくありふれた疑念や憂慮に襲われるとき、誰はばかることなく蔭に引っ込むことのできる防壁だからである。
（ ニーチェ ）
33.
邪悪なる善は甘い蜜に潜む。
（ オウィディウス ）
34.
人生の楽しみではなく、喜びを求めていこう。
（ J・S・ミル ）
35.
宗教とは、我々の義務のすべてを神の命令とみなすことである。
（ カント ）
36.
人生それ自体は
虚構であり、疑惑であり、
また夢の中に夢見るごとし。
（ エマーソン ）
37.
孤独な人間は、たまたま出会った者に、すぐ握手を求めるようになる。
（ ニーチェ ）
38.
この世に運などない。
全ては試練、刑罰、保証ないしは先見である。
（ ヴォルテール ）
39.
時は悲しみと口論の傷を癒す。
（時がたてば）人はみな変わる。
過去の自分はもはや現在の自分ではない。
悩む者も悩ます者も、時がたてば別人になる。
（ ブレーズ・パスカル ）
40.
流行を避けるのは、流行に迎合するのと同じくらい弱いことである。
（ ラ・ブリュイエール ）
41.
人にはいろいろなタイプや好みがあり、自分が信じやすい宗教・宗派を選べばよいのです。
自分さえ納得すれば、ほかの宗派（宗教）のことを非難するには当たらないのです。
どんな宗派（宗教）の教えでも、深く信ずることさえできれば、奇跡も起これば救いも得られます。
いろいろな宗教は、潜在意識へのアプローチの違いだけです。
（ 渡部昇一 ）
42.
欠点の中には美点につながり、直さない方がいいような欠点もあるものだ。
（ ジョセフ・ジュベール ）
43.
女の性格がわかるのは、恋が始まる時ではない。
恋が終わる時だ。
（ ローザ・ルクセンブルク ）
44.
祈りとは、真理の探究。
目に見えない神の中に魂を委ねることではないだろうか？
心から祈るときには、どんな人でも何事かを学ぶものである。
（ エマーソン ）
45.
沈黙は、
横柄、俗悪、羨望から来る、あらゆる否定に対する、
最も安全な応答である。
（ チンメルマン ）
46.
我々は、他の人たちと同じようになろうとして、自分自身の４分の３を喪失してしまう。
（ ショーペンハウアー ）
47.
二度子供になるは老人のみならず、酔っ払いも然(しか)り。
（ プラトン ）
48.
学問に情熱を傾けよと（自然は）言うが、
その学問は人間的なものであるべし。
したがって、行動や社会に対して直接の関わりを持つものであるべし。
（ デイヴィッド・ヒューム ）
49.
どんなに豊かな土壌でも、耕さなければ実りをもたらさない。
人の心も同じである。
（ セネカ ）
50.
世の中には、往々、何故(なぜ)に宗教が必要であるか、などと尋ねる人がある。
しかし、かくの如(ごと)き問いは、何故に生きる必要があるか、と問うのと同一である。
（ 西田幾多郎 ）
51.
人間の心の一番奥底にあるのは、人に喜ばれたいという渇望だ。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
52.
過去によって未来をもくろむな。
（ エドマンド・バーク ）
53.
死を予測するのは自由を予測することだ。
死を学んだ者は屈従を忘れ、死の悟りはあらゆる隷従(れいじゅう)と拘束から我々を解放する。
（ モンテーニュ ）
54.
急に芽生えた恋は、癒えるのに最も時間がかかる　
（ ラ・ブリュイエール ）
55.
悦楽は、他人の苦痛を代償としたときに最も甘美である。
（ オウィディウス ）
56.
過ぎ去った過去の奴隷にならずに、浄化の海に飛び込んで深く潜り込み、どこまでも泳いでゆけ。
そして、自らを尊び、新しいパワーを身につけ、人生を新たなる高き視野から見直し、それがなぜ、そのようであったかを知って、戻ってくるがよい。
（ エマーソン ）
57.
愛せなければ通過せよ。
（ ニーチェ ）
58.
ねたみは魂の腐敗である。
（ ソクラテス ）
59.
私は人間の不幸はただ一つのことから起こるものだということを知った。
それは、部屋の中で休息していることができないということである。
（ ブレーズ・パスカル ）
60.
私に真に愛するものがあるなら、
そのことが私の永生(ながいき)を約束する。
（ 三木清 ）
61.
私は世間から天才だと見られている。
私の持っている「天才」のすべては
次のことに負うている。
何かやることがあると、
私はそれをつぶさに研究する。
毎日毎晩自分の側(そば)から離さず、
ありとあらゆる角度から検討する。
心はすっかりそのことに浸りきっている。
こうして得られる成果を
世間では「天才のたまもの」と呼んでくださるが、
私に言わせれば、
それは勤労と思考のたまものである。
（ アレクサンダー・ハミルトン ）
62.
広告の限界とは何かといったとき、
それは共同体の範囲を越えられないということ、
共同体をたえず強化することである、
という気がします。
そうでないかぎり、
また広告の効果もないんですね。
（ 柄谷行人 ）
63.
純粋数学者は音楽家と同じように、整えられた美しさを持つ独自の世界を自由に作り出す創作家である。
（ バートランド・ラッセル ）
64.
自分がこうしたいと思う映像を頭に思い浮かべ、その映像をずっと抱き続けていると、じきに考えていた通りのことが起きるものなのだ。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
65.
万物は流転している。
汝自身も絶え間なく変化し、少しずつ衰退してゆく。
そして、全宇宙は汝と共にある。
（ アウレリウス ）
66.
自然はやさしい案内者である。
賢明で、公正で、しかもやさしい。
（ モンテーニュ ）
67.
愛とは、最愛の人の愛すべき資質を称え、大事にすることだ。
あなた自身が、その行為の対象である、という条件において。
（ コールリッジ ）
68.
機会がなければ、強者の手といえども鎖につながれたのも同然だ。
爪をとられた獅子は、力がなんの役に立とうか。
（ ヨハン・ゴットフリート・ヘルダー ）
69.
行為の前に先慮することは、後になって気付くことよりもより良い。
（ デモクリトス ）
70.
決断ができない人間は、欲望が大きすぎるか、悟性が足りないのだ。
（ デカルト ）
71.
人がしばしば良いことをするのは、悪いことをしても罰を受けないで済むようにという下心からだ。
（ ラ・ロシュフコー ）
72.
他者をカテゴリーにおいて呼ぶのではなく、
名で呼ぶこと、
それが他者を他者として迎え入れるということである。
他者に対しておのれを劈(つんざ)くということである。
（ 鷲田清一 ）
73.
哲学者の全生涯は、まさに死に至ることと、その死を成就することに他ならない。
（ プラトン ）
74.
女よ！
人類をかく乱する暴風を起こすのは汝である。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
75.
恋は幻想の子供であり、幻滅の親である。
（ ウナムーノ ）
76.
誕生と死、それは人の力ではどうしようもない出来事であり、この二つの間の期間をせいぜい楽しむにこしたことはない。
（ サンタヤーナ ）
77.
人々が家畜のように群れ、
みんなが他人と同じふるまいをする。
それが大衆社会だ。
（ ニーチェ ）
78.
いやしくも大財産があれば、必ず大不幸がある。
ひとりの富者があるためには、
五百名の貧者(ひんじゃ)がなくてはならない。
（ アダム・スミス ）
79.
耐え忍んだ事柄は、
甘美な記憶である。
（ セネカ ）
80.
感傷には常に何らかの虚栄がある。
（ 三木清 ）
81.
幸福というものの中には、人が考えるよりも意志の力が働いている。
（ アラン ）
82.
一粒の木の実は、いくつもの森を生む。
（ エマーソン ）
83.
道徳とはよいだけでなく、何かの役に立つ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
84.
賢者の不動心とは、心の動揺を胸中に閉じ込める技巧に過ぎない。
（ ラ・ロシュフコー ）
85.
妬みによって幸福になる人間はどこにもいない。
（ バルタザール・グラシアン ）
86.
幸運をもたらす富や順境は素直に受け入れよ。
ただし、それを手放すときは渋るべからず。
（ アウレリウス ）
87.
何ゆえに人は多数に従うか。
彼らがいっそう多くの道理を持っているからか。
否(いな)、いっそう多くの力を持っているからである。
（ ブレーズ・パスカル ）
88.
社会とは、いわば、
その成員を構成していると考えられる個々の個人より成り立つところの
架空のものにすぎない。
社会の利益とは、
それを構成する個人の利益の総和にすぎない。
（ ジェレミー・ベンサム ）
89.
わずかな知識しか持たぬ人間は多く語る。
識者は多く黙っている。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
90.
あらゆる有用なことのなかでもいちばん有用なこと、つまり人間をつくる技術はまだ忘れられている。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
91.
他人の富をあなたが嫉妬することは、富に対して否定的な感情を抱くことです。
あなたの意識する心（＝顕在意識）が否定するものは、潜在意識も否定して受けつけないのです。
他人の富を嫉妬する限り、富はあなたへと流れてこないで、あなたから流れ出て行きます。
（ 渡部昇一 ）
92.
自由こそ、
高度の教養が芽生えてくる土壌である。
（ ヨハン・ゴットリープ・フィヒテ ）
93.
戸のない納戸だの口の閉まらない財布だのは、
持っていても役に立たない
と信じているくせに、
口に戸を立てず締めず、
さながら黒海の水が四六時中外に流れ出すように
言葉をたれ流す人がいる。
そういう人は
言葉というものを
何よりも価値がないものと考えているのだろう。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
94.
悪い政府の元で、正しくあることは危険だ。
（ ヴォルテール ）
95.
私の批評は創造によるのであり、あら捜しをすることによるのではない。
（ キケロ ）
96.
真の雄弁は雄弁を軽蔑し、
真の道徳は道徳を軽蔑する。
哲学を軽蔑することこそ、
真に哲学することである。
（ ブレーズ・パスカル ）
97.
楽天主義は意志の所産だが、厭世主義は人間が自己を放棄した時の状態である。
（ アラン ）
98.
通常、青年たちに与える教育は、第二の自負を吹き込むことである。
（ ラ・ロシュフコー ）
99.
施しは、相手の不幸を苦しむことだ。
まるで苦しむ責任があるかのように。
（ ヴォーヴナルグ ）
100.
われわれは、批評せずには生きていられないが、自分の批評を批評せずとも生きていられる。
（ ニーチェ ）
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