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哲学者・思想家の名言
☆ ８月３１日 ☆
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1.
人間は二項対立でしかものを考えることが出来ない。
（ 芦田宏直 ）
2.
名誉の悪用やこの世の虚妄について
最も多く呼号する者は、
最も多く名誉に飢えているのである。
（ スピノザ ）
3.
人間の可能性は無限である。
だが、これは矛盾しているように見えるが、
人間の不可能性も無限である。
この両者の間、
人間の成し得る無限と、
人間の成し得ざる無限との間に、
彼の故郷がある。
（ ゲオルク・ジンメル ）
4.
過ちを犯すことは恥ずべきことではない。
むしろその過ちがわかった後も、その過ちを改めようとしないで、繰り返すのは恥ずかしいことだ。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
5.
革新を施すのにあまりに困難な場合には、革新が必要でないという証拠である。
（ ヴォーヴナルグ ）
6.
あらゆるものは自明である。
（ デカルト ）
7.
本能とは、思考に先立つすべての感情と行為である。
（ ヴォルテール ）
8.
鳥の歌声がいつも同じ調子にしか聞こえてこないというのは、無頓着な人間の粗雑な耳だけのことです。
（ ローザ・ルクセンブルク ）
9.
幸福は遠くの未来にある限り光彩を放つが、つかまえてみると、もうなんでもない。
幸福を追っかけるなどは、言葉の上以外には不可能なことである。
（ アラン ）
10.
我々は現在だけを耐え忍べばよい。
過去にも未来にも苦しむ必要はない。
過去はもう存在しないし、未来はまだ存在していないのだから。
（ アラン ）
11.
ひとたび決断を下し、あとは実行あるのみとなったら、その結果に対する責任や心配を完全に捨て去ろう。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
12.
我々が歴史から学ぶことは、人間は決して歴史から学ばないということだ。
（ ヘーゲル ）
13.
起源的には実践は理論に先行する。
しかし、ひとたび理論の立場にまで自己を高めると理論は実践に先行し得る。
（ フォイエルバッハ ）
14.
宗教を愛し、それを守っていくには、それを守らぬ者を憎んだり、迫害したりする必要はない。
（ モンテスキュー ）
15.
優れた人が賞賛されるのは、優れた行為のためだ。
（ ヴォルテール ）
16.
人間が互いに害し合おうと内心考えをめぐらしながらも、相互依存し合うことを余儀なくされているなどは、大きな見ものである。
（ ヴォーヴナルグ ）
17.
心から出たものは、心へと伝わる。
（ コールリッジ ）
18.
幸福は、その人が真の仕事をするところに存在する。
（ アウレリウス ）
19.
他人を見て
何をすべきかを知る者もいれば、
何をすべきでないかを知る者もいる。
（ エリック・ホッファー ）
20.
昼の光に、夜の闇の深さが分かるものか。
（ ニーチェ ）
21.
我々は動物の扱い方によって、その人の心を判断することができる。
（ カント ）
22.
難問は分割せよ。
（ デカルト ）
23.
人に退屈だと思われないようにすることを大切だと思っている人々に限って、きまって我々を飽きさせる。
（ ラ・ロシュフコー ）
24.
最高位を望みながら、第二位どころか第三位に甘んじることは、決して不名誉なことではない。
（ キケロ ）
25.
成功の最大の秘訣は、他人や状況に振り回されない人間になることだ。
（ シュバイツァー ）
26.
人間はだれ一人として幸福を求めないものはない。
（中略）ただ、幸福の内容はどんなものか、また、いったいこの世で幸福は見出せるかどうかという点で、人々の考えが一致しないだけである。
（ カール・ヒルティ ）
27.
孤独の中では、人がその中へ持ち込んだものが成長する。
（ ニーチェ ）
28.
人は何を笑いの対象にするかで　その人の人格がわかる。
（ ニーチェ ）
29.
大事もなしうる者は、
小事もなしうる。
（ アリストテレス ）
30.
キリスト教道徳は奴隷の道徳、弱者の道徳である。
生の拡大を妨げ、本能の発揮を抑え、人間を萎縮させ、退化させる道徳である。
（ ニーチェ ）
31.
我々が一方の人たちの栄誉を讃(ほ)めるのは、他方の人たちのそれをけなすためである。
（ ラ・ロシュフコー ）
32.
あり余るほど自由な時間のある人間は、たいてい悪いことを考えるものである。
（ スピノザ ）
33.
肥沃な耕地にむりやり力を加えて絶えず結実を求めれば、耕地はやがて困憊（こんぱい）する。
（ セネカ ）
34.
ある人物からまったく尊敬されていないと感じ取った人は、その人物に憎しみに近い感情をいだく。
（ ヴォーヴナルグ ）
35.
「天才」とは、暗い夜を乗り越えていく力の異名である。
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
36.
将来のことに気を取られると、あるがままの現在が見えなくなるだけでなく、しばしば過去をねつ造することになる。
（ エリック・ホッファー ）
37.
議論せずに問題に決着をつけるよりは、決着無しに議論する方がよい。
（ ジョセフ・ジュベール ）
38.
よい結婚というものが極めて少ないことは、それがいかに貴重で、偉大なものであるかという証拠である。
（ モンテーニュ ）
39.
順境にて友を見つけるはたやすく、
逆境にてはきわめて難し。
（ エピクテトス ）
40.
他人の欠点を笑ってばかりいるのは、
臆病の証拠である。
（ トマス・ホッブズ ）
41.
恋が強烈でないのは恋の自然に反しており、恋が変わりなく続くのは、強烈であるべき恋の自然に反している。
（ モンテーニュ ）
42.
読書は充実した人間を作り、
書くことは正確な人間を作る。
（ フランシス･ベーコン ）
43.
祈ることは、
人生の意味について考えること。
（ ヴィトゲンシュタイン ）
44.
力強い勇気は、万人の心を打つ。
（ セネカ ）
45.
自然の法則には、例外というものはひとつもない
（ ハーバート・スペンサー ）
46.
時こそが最大の改革者である。
（ フランシス･ベーコン ）
47.
（自分の）意識の中身を昇華せず、または、その正体を確認しないで逃げ出すことは、人生の貧困を招きます。
（ J・クリシュナムルティ ）
48.
人生は短いのではない。
我々がそれを短くしているのだ。
（ セネカ ）
49.
人生の多くの贅沢といわれる慰安の多くは、人類の向上に対する不可避的な障害のみならず、人間的な障害でもある。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
50.
子供は眠っているときが一番美しい。
（ キルケゴール ）
51.
人は教えることによって、
最もよく学ぶ。
（ セネカ ）
52.
ある事をなした為に不正である場合のみならず、ある事をなさぬ為に不正である場合も少なくない。
（ アウレリウス ）
53.
あらゆる有用なことのなかでもいちばん有用なこと、つまり人間をつくる技術はまだ忘れられている。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
54.
倫理とは、意志の問題ではなく、気配りの問題である。
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
55.
自信ある行動は、一種の磁力を有す。
（ エマーソン ）
56.
細部を気にしていると、人生は少しずつ浪費されてゆく。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
57.
自然は、神が世界を支配する技術である。
（ トマス・ホッブズ ）
58.
謙遜な議論も、高ぶった人たちには高慢の種となり、謙譲な人たちには謙遜の種となる。
（ ブレーズ・パスカル ）
59.
ひとたび金の問題になると、誰もかれも同じ宗派になる。
（ ヴォルテール ）
60.
田園の眺め、快い景色の連続、大気、
旺盛な食欲、
歩いて得られる優れた健康、
田舎の料亭の自由さ、
私の隷属を思い起こさせる一切のものから遠ざかることが、
私の魂を解放し、
思想にいっそうの大胆さを与える。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
61.
時は苦しみや争いを癒す。
というのは、（時がたてば）人が変わるからである。
人はもはや同一人ではないのである。
（ ブレーズ・パスカル ）
62.
方便の嘘とは、正真正銘の嘘である。
というのは、他人とか、あるいは自分の利益のために人を欺くことは、自分の利益を犠牲にしてまで欺くのと同じく、不正だからである。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
63.
信仰が殉教者を作るのではなく、信仰をつくるのが殉教者である。
（ ウナムーノ ）
64.
雄弁がローマで最も盛んだったのは、ローマの政治が最悪の時であった。
（ モンテーニュ ）
65.
ある真実を教えることよりも、いつも真実を見出すにはどうしなければならないかを教えることが問題なのだ。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
66.
社会は、何も要求しない人には、何一つ与えない。
ここで要求することとは、たえず要求することの意味だ。
（ アラン ）
67.
現実はあるがままに受け容れるしかないのです。
叡智とは現実を受け容れることです。
賢者とは世界の中で受け容れと働きかけを担っている人々のことなのです。
（ アンドレ・コント＝スポンヴィル ）
68.
人間は、目標を追い求める動物である。
目標へ到達しようと努力することによってのみ、人生が意味あるものとなる。
（ アリストテレス ）
69.
怒りによって赤くなる人々は、怒りによって青くなる人々よりも怖ろしくない。
（ デカルト ）
70.
生きるとは、呼吸することではない。
行動することだ。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
71.
厳密さは、最も自然で最も直線的な方法を伴っている。
（ ダランベール ）
72.
不動の心構えの人だけが、本当の優しさを持つことができる。
（ ラ・ロシュフコー ）
73.
人は神の存在の中に精神的安らぎを固く信ずるとき、神の観念は歓びと安心の時を与え、それを正当化する。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
74.
人間の偉大さを測る尺度は、
その仕事に支払った犠牲の多寡(たか)だ
（ ヴィトゲンシュタイン ）
75.
人は独りで死ぬであろう。
故(ゆえ)に、人は独りであるかのごとく行動しなければならない。
（ ブレーズ・パスカル ）
76.
狂気はどこにあるか。
それを汝らに植え付けねばならぬのだが。
（ ニーチェ ）
77.
虻(あぶ)が刺したくらいでは、
威勢よく走っている馬を止めることはできない。
（ ヴォルテール ）
78.
他人からされたら怒るようなことを人にしてはいけない。
（ ソクラテス ）
79.
深い悲しみと失望が怒りを生み、
怒りが妬みを、
妬みが恨みを、
そして恨みが再び深い悲しみを生む。
それらがすべての循環の完結するまで尽きることはない。
（ デイヴィッド・ヒューム ）
80.
身体の健康には体育が必要であり、精神の健全には芸術が必要である。
（ プラトン ）
81.
虚栄はあらゆる人間的なもののうち最も人間的なものである。
（ 三木清 ）
82.
大胆は無知と卑劣の子であって、他の資格よりはるかに劣る。
（ フランシス･ベーコン ）
83.
信用は鏡のガラスのようなものである。
ひびが入ったら元通りにはならない。
（ アミエル ）
84.
人が自分自身をどう思うかで、その人の運命は決まる、というより示される。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
85.
人がどんなに我々を誉めても、それは何ひとつ新しく我々に教えることにはならない。
（ ラ・ロシュフコー ）
86.
概して言えば、人間は、自分の限界よりも、ずっと狭い範囲内で生きているにすぎず、いろいろな能力を使いこなせないままに放置しているのである。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
87.
怠け者はいつも何かをしたがっている。
（ ヴォーヴナルグ ）
88.
愉(たの)しみは、他人の苦しみから生まれる快楽なり。
（ オウィディウス ）
89.
人間は他との比較をやめて、
ひたすら自己の職務に専念すれば、
おのずからそこに一小天地が開けてくるものです。
（ 森信三 ）
90.
他人の不幸に同情するのは、自分に無関係だと思えない時だけである。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
91.
愛の幸福な瞬間、そよ風の楽しさ、明るい朝に散歩して新鮮な空気の香りをかぐこと。
こういったことが、人生の中にあるすべての苦しみや努力ほどの価値がないと、誰に言えるだろうか？
（ エーリヒ・フロム ）
92.
二人の仲の一方が、何かにおいて自分に優先を与えたとたんに、たちまち消え失せるのが、友情というものの本質である。
（ キケロ ）
93.
新しい進歩には怖さあり。
（ ヘーゲル ）
94.
真の友情は、本当の事を教えられるという事である。
友情は、盲目と無知の中には存在しないのだ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
95.
人間は汚れた流れである。
それを受け入れて、しかも不潔にならないためには、我々は大海にならなければならない。
（ ニーチェ ）
96.
自然に従って生きよ。
（ セネカ ）
97.
歴史は農業と同じように、高い丘からではなく谷間から、つまり卓越した人間からではなく、平均的な社会水準から養分を摂取するのである。
（ オルテガ ）
98.
倫理問題の場所は孤立的個人の意識にではなくして、まさに人と人との間柄にある。
だから倫理学は人間の学なのである。
（ 和辻哲郎 ）
99.
心情は理性の知らないところの、それ自身の道理を持っている。
（ ブレーズ・パスカル ）
100.
学んだものと学ばない者、訓練を受けた者と受けない者とでは、まさに大違いなのです。
（ プラトン ）
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