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哲学者・思想家の名言
☆ ７月２１日 ☆
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1.
人間は自ら作り出した道具の道具になってしまった。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
2.
良いものは、短ければ二重によい。
（ バルタザール・グラシアン ）
3.
人類のいかなる種族も、倦怠な種族よりはマシだ。
（ ヴォルテール ）
4.
議論せずに問題に決着をつけるよりは、決着無しに議論する方がよい。
（ ジョセフ・ジュベール ）
5.
自分に起こるどんなことも、
宇宙から見ればまったく取るに足らないことだ。
（ バートランド・ラッセル ）
6.
肉体があまり安楽すると、精神が腐敗してくる。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
7.
他人との関係においてのみ、あなたは自分を知ることができます。
抽象的概念で自分を知ることはできませんし、一人きりでいては自分を知ることはできません。
あなたの振る舞いや態度は、あなた自身を示す指標です。
それはあなたの意識を映す鏡なのです。
（ J・クリシュナムルティ ）
8.
選択の瞬間、自我はおのれ自身を選ぶ──あるいはむしろ、おのれ自身に委ねられるがままにするのである。
その時、個性は、いつまでもおのれを高貴にしてくれる儀式を受けるのである。
（ キルケゴール ）
9.
人は、
いつか必ず死ぬということを思い知らなければ、
生きているということを実感することもできない。
（ ハイデッガー ）
10.
悪い人々に対する非難や拒絶によって、自分を浪費することがないように。
むしろ善き人々の美徳を称えよう。
（ エマーソン ）
11.
共通の運命の下に生きねばならぬとの自覚が、社会人の日常生活の中に深く織り込まれるに至れば、人は自分一個の生活の狭い範囲を超えて、のちの世代を思い、次々に展開していく社会の一種の永遠性をも考えるようになるのである。
（ ギュスターヴ・ティボン ）
12.
不幸な人間を見つけるのは容易だ。
いつも自分が不幸であるということを自慢している。
（ バートランド・ラッセル ）
13.
生活は生命の瞑想であって、死の瞑想ではない。
賢者が問題を考える中で、死を考える時間は最も少ない。
（ スピノザ ）
14.
誠実な人間の行き着く果ては、
自分が始終偽っていることを悟ることだ。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
15.
突飛な意見を持つことを恐れるな。
今日認められている意見は皆、かつては突飛だったのだ。
（ バートランド・ラッセル ）
16.
私が満足するのに必要なものはごくわずかである。
１日２回の美味しい食事、タバコ、私の関心をひく本、少々の著述を毎日。
これが、私にとっては生活の全てである。
（ エリック・ホッファー ）
17.
愛国主義、排外主義、民族主義、
これらの運動を区別するものは何もない。
（ モーリス・ブランショ ）
18.
幸福は、その人が真の仕事をするところに存在する。
（ アウレリウス ）
19.
科学は既に知っていること。
哲学は未知のこと。
（ バートランド・ラッセル ）
20.
大きな仕事を企てる場合には、機会を作り出すことよりも、目の前の機会を利用するように努めるべきである。
（ ラ・ロシュフコー ）
21.
「汝自身を知れ」は、
確かに重大な戒めである。
だが、いかなる学問研究の場合でも同じだが、
自分自身を研究する場合にも、
どこが問題であるかは
直接に手を触れてみなければわからない。
扉にかんぬきが掛かっているかどうかは、
押してみないとわからない。
（ モンテーニュ ）
22.
臆病者はしばしば野心家であり、
威厳の鎧として権力を求める。
なぜなら、他の人々の礼節、ましてや尊敬は、
彼の悩みを眠らせてくれる香油であるからだ。
（ アラン ）
23.
賢人のもっとも美しいあり方は、きわめて控えめな言葉を使って、きわめて強烈なことを言うにある。
（ ルイ・ド・ボナール ）
24.
ファシズムが展開するもととなった精神的体系の創始者たちは、
すべてある共通の特徴を持っている。
彼らはキリスト教的な形の厳しさに対して、
スパルタ的な形の厳しさを代表する。
（ バートランド・ラッセル ）
25.
本当の勇気が
事物の客観的な認識から出て来るのは
もとよりである。
しかし事物の客観的な認識を得るためには
なによりも勇気を必要とする。
（ 三木清 ）
26.
祖先を顧みようとしない人々は、子孫のことも考えまい。
（ エドマンド・バーク ）
27.
善意の過ちは許せ。
（ カール・マルクス ）
28.
どうして？
どこへ？
なぜ？
いかに？
これらの質問が哲学の全てである。
（ ジョセフ・ジュベール ）
29.
人間は行動を約束することはできるが、感情は約束できない。
なぜなら、感情は気まぐれだからである。
（ ニーチェ ）
30.
最高の処世術とは、妥協することなく適応することである。
（ ゲオルク・ジンメル ）
31.
自尊心を持つ、ということと、プライドがあるということは、間違いやすい。
誰も自分が大事で、プライドがあると思っているけど、それなら他人に侮辱されても腹は立たないはずだよね。
なぜなら、自分で自分の価値を知っているなら、他人の評価なんか気にならないはずだから。
もしそうでないなら、自分の価値より他人の評価を価値としていることになる。
するとそれは自尊心ではなくて、単なる虚栄心だということだ。
（ 池田晶子 ）
32.
人間の全ての知識の中で、最も有用でありながら最も進んでいないものは、人間に関する知識であるように思われる。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
33.
もしこの世で、もう誰も一日に四時間以上働くことを強制されなくなるとすれば、知的好奇心を持った者は、誰でも自分の学問的趣向に従うことができるであろうし、どんな画家も、その絵がそれだけの良いものであれば、飢え死にしないで絵が描ける（＝絵を描いて暮らせる）であろう。
（ バートランド・ラッセル ）
34.
人間は孤独であるかぎり、彼自身であり得る。
（ ショーペンハウアー ）
35.
すべての残忍性は臆病から生まれる。
（ セネカ ）
36.
ほとんどの宗教は、
神の偉大さを強調することで、
人間との間に非対称的な関係を作るが、
仏教だけは対称的な関係を重視している。
（ 中沢新一 ）
37.
忘れっぽい人々は幸いである。
彼らは自分の愚行をも
「綺麗さっぱり」忘れてしまうからだ。
（ ニーチェ ）
38.
私どもが屈服しさえしなければ、害悪はみな恩人である。
（ エマーソン ）
39.
政治の一番大きな努力が、あれほど多くの人々の平和を犠牲にして何人かの幸福な人々を作るのであるならば、政治というものは喜ぶべきものだろうか。
（ ヴォーヴナルグ ）
40.
どのチャンスも、一度しか巡ってこない
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
41.
武装平和とは、自国と隣国を信用せず、半ば憎悪、半ば恐怖から武器を放棄しかねる意向上の平和である。
（ ニーチェ ）
42.
人間はつねに、自分に理解できない事柄は何でも否定したがるものである。
（ ブレーズ・パスカル ）
43.
本当に心を満足させる幸福は、私たちのさまざまな能力を精いっぱいに行使することから、また私たちの生きている世界が充分に完成することから生まれるものである。
（ バートランド・ラッセル ）
44.
恋愛は生命の高揚であり、情熱は恋愛の財である。
（ アミエル ）
45.
我らは常に命の短きを嘆きながら、あたかも命の尽きる時期などなきがごときに振る舞う。
（ セネカ ）
46.
ひとりの徳行ある者には九千九百の美徳のパトロンがいる。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
47.
神は自惚れ屋を憎む。
（ セネカ ）
48.
方便の嘘とは、正真正銘の嘘である。
というのは、他人とか、あるいは自分の利益のために人を欺くことは、自分の利益を犠牲にしてまで欺くのと同じく、不正だからである。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
49.
誹謗はあるとげを遺(のこ)す。
利口で名誉ある人々も
それに堪えることは至難である。
（ キケロ ）
50.
迷信は弱々しい精神の宗教である。
（ エドマンド・バーク ）
51.
ささやかな利益も、積み重ねれば重い財布になる。
（ フランシス･ベーコン ）
52.
その女がもし男だったら親友に選んだであろう者でなければ、妻として選んではいけない。
（ ジョセフ・ジュベール ）
53.
君の意見に賛成できないが、君が意見を述べる権利は死んでも守る。
（ ヴォルテール ）
54.
崇高なものは我々を感動させ、美しいものは我々を魅了する。
森は夜崇高であり、昼美しい
（ カント ）
55.
教養の目的は、人間的なあらゆる可能性の完全な実現である。
（ ジャン・ラクロワ ）
56.
所有の本能は、
人間の本能の基礎である。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
57.
君が君の両親を取り扱うように、
やがて君の子供は君を取り扱う。
（ タレス ）
58.
美学的に完璧なものが世の中に二つある。
時計と猫だ。
（ アラン ）
59.
性本能なしにはいかなる恋愛も存在しない。
恋愛はあたかも帆船が風を利用するように、この粗野な力を利用する。
（ オルテガ ）
60.
いないのがいちばん悪い。
（ ラ・フォンテーヌ ）
61.
もし死が感覚の欠落で、夢さえ見ない眠りのようなものであるなら、それは実際、素晴らしい賭けだと言えよう──それに反して、死がいわば、この世から別の場所に転出することで、そこでは死者たちが全て相集(つど)うという俗説が真実であるとするなら、それにまさることが他にまたとあろうか？
（ プラトン ）
62.
結婚とは、
男の権利を半分にして、
義務を二倍にすることである。
（ ショーペンハウアー ）
63.
人は手に入れたものよりも、期待をかけるものを楽しむ。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
64.
忠告ほど気前よく人に与えるものはない。
ただし、裁判所だけは例外、無断では行われない。
（ ラ・ロシュフコー ）
65.
障害を克服できると信ずる者だけが、本当に障害を克服することができる。
（ エマーソン ）
66.
行動するキッカケを逃すな。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
67.
決定的なものは「是が非でも」の上にしか打ち立てられない。
（ ニーチェ ）
68.
ファシスト政治は
自立した反対意見を育む教育機関の信頼性を貶(おとし)めようとする──
そうした声を拒絶するメディアや大学が、
現状に取って代わるまで。
典型的なのは、「偽善である」という非難を投げつける手法だ。
（ ジェイソン・スタンリー ）
69.
結婚したまえ、君は後悔するだろう。
結婚しないでいたまえ、君は後悔するだろう。
（ キルケゴール ）
70.
理解不能なものは、
理解しようとする側の
その理解の枠組みの狭さ、頑なさのゆえに
理解不能であることが多い。
（ 鷲田清一 ）
71.
火あぶりの拷問具や地獄などは必要としない。
他人の存在が地獄なのだ。
（ サルトル ）
72.
有害なのは、自分の身の丈に合わせて、たいていは自分の身の丈より小さく見立てて、なそうという目標を立てる心性である。
第一、窮屈である。
第二に、窮屈に慣れて、身も心も縮こまったままになる。
第三に、自分の窮屈さを、思慮深さと勘違いして、子どもの世代に強要することだ。
（ 鷲田小彌太 ）
73.
汝(なんじ)ら我(われ)に哲学を学ぶべきにあらず。
哲学することを学ぶべし。
（ ソクラテス ）
74.
自由な体以外に何も持たぬ者は、想像もつかぬほどの退屈に襲われる。
（ ラルフ・バートン・ペリー ）
75.
空想は感情に似ているが、感情とは反対のものである。
（ ブレーズ・パスカル ）
76.
うぬぼれというものが
ついぞなかったら、
人生はてんで楽しくあるまい。
（ ラ・ロシュフコー ）
77.
自然は人間を嫌う。
（ デカルト ）
78.
私は物体である。
そして私は思惟(しい)する。
それ以上の事を私は知らない。
（ ヴォルテール ）
79.
英雄の従者にとって英雄なる人はひとりもいない。
というのは、英雄が英雄でないからではなく、従者が従者であるゆえんだからだ。
（ ヘーゲル ）
80.
忍耐は正義の一種である。
（ アウレリウス ）
81.
自分のなりたいものを、
みんながなりたいと思うものから少し遠ざけてみると、
あんがい簡単に見つかるのではないだろうか。
（ 鷲田小彌太 ）
82.
日記は、孤独な人の打ち明け相手、慰安者、医者である。
（ アミエル ）
83.
役立つ人間だと人に思われたいならば、それを口に出すな。
（ ブレーズ・パスカル ）
84.
崇敬とは、その人物を崇め敬うことによって自分に何か利益があることを望む感情のことである。
（ デカルト ）
85.
炉辺(ろばた)のまどいより怖ろしきところなし。
（ キケロ ）
86.
ひとたび一人の愛にまき込まれても、
憂いや頑なな苦痛を保持しないようにすべきである。
なぜならば、
初めの傷を新しい刺激を加えてまぎらし、
傷の新しい内に、移り気な愛で気まぐれな振舞いをして治療し、
心の動きを他に転じ得ないならば、
傷は活発となり、
育むことによって痼疾(こしつ)化し、
日毎に狂気はつのり、
苦悩は悪化するばかりだからである。
（ ルクレティウス ）
87.
出てけ、失せろ。
最期の言葉なんてものは、生きてるうちに言いたいことを全部言わなかったバカ者どもが口にするものだ。
（ カール・マルクス ）
88.
子供達は活動する瞬間、自らを個性化する。
（ ジョン・デューイ ）
89.
運命は予測できない。
でもひとつだけ分かっていることがある。
本当に幸せになれる人とは、自ら進んで世の中の役に立つすべを求め、見出した人である。
（ シュバイツァー ）
90.
人間は、自分が自分自身に対して常に最大の敵なのである。
（ アラン ）
91.
人間の一生を支配するのは運であって、知恵ではない。
（ キケロ ）
92.
人間は、必要を元に欲望を作り出す被造物である。
（ ガストン・バシュラール ）
93.
もとよりたいていの習慣は無意識的な技術であるが、これを意識的に技術的に自由にするところに道徳がある。
修養というものはかような技術である。
（ 三木清 ）
94.
人は考えることによってではなく、
行うことによって成長する。
（ ダンテ・アリギエーリ ）
95.
我々の自由とは、
今日、自由になるために戦う自由な選択以外のなにものでもない。
（ サルトル ）
96.
人生は、地球上で過ごした年数で測られるのではない。
どれだけ楽しんだかで測られるのだ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
97.
怒りは無謀をもって始まり、後悔をもって終わる。
（ ピタゴラス ）
98.
我々が死によって失うものは、
時間のわずかな一部、現在の一瞬のみ。
（ アウレリウス ）
99.
人生とは自らの道である。
一つのことを試みることであり、一つの道を端的に示すことである。
（ サルトル ）
100.
金(かね)が人生で何をなしうるか、金が人生で何をなしえないか。
この二つの問題を正しく解く人は、金の真の正当な価値を知る人である。
（ サンタヤーナ ）
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