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今日の
哲学者・思想家の名言
☆ ６月２７日 ☆
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1.
卑下はしばしば人を従えるために用いられる、
見かけだけの服従にすぎない。
それは、自分を高めようとして、
自分を低くする高慢なからくりである。
（ ラ・ロシュフコー ）
2.
人々は見る覚悟があるものだけしか見ることができない。
（ エマーソン ）
3.
妻子を持つ者は、
運命に人質をとられたようなものである。
というのは、
妻子は善であれ、悪であれ、
大事業の足手まといとなるからである。
（ フランシス･ベーコン ）
4.
人間は言うことが無くなると、必ず悪口を言う。
（ ヴォルテール ）
5.
この世の生活の幸福を求める私たちの計画は、すべて幻想なのである。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
6.
恋は自然によって与えられ、想像によって刺繍(ししゅう)されたカンヴァスである。
（ ヴォルテール ）
7.
大衆は自分と違う考えの人を排除する。
大衆は自由で自立した思考をしようとする者を嘲り、こき下ろし、引きずりおろす。
（ オルテガ・イ・ガセット ）
8.
私が望みたいのは、君たちが、あらゆる種類の隣人たち、またその近所の者たちに堪えきれなくなることだ。
そうすれば君たちは、自分自身の内部から、友とそのあふれる心情とを創り出さざるをえなくなるだろう。
（ ニーチェ ）
9.
理性的な人間なら、
自分が絶対に正しいなどと
むやみに信じたりはしないだろう。
私たちは常に、
自分の意見にある程度の疑いをまじえなければいけない。
（ バートランド・ラッセル ）
10.
人間は誰でも自分の意志を自由であると思いなしている。
そういうところからおよそ行為に関する判断として、その行為は実際には為されなかったけれども為さるべきであったという判断が生じることになるのである。
（ カント ）
11.
経験と歴史が教えてくれるのは、民衆や政府が歴史からなにかを学ぶといったことは一度たりともなく、歴史からひきだされた教訓にしたがって行動したことなどまったくない、ということです。
（ ヘーゲル ）
12.
私は船室におさまって航海することを好まず、人生のマストの前、甲板の上にあることを欲した。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
13.
他の人は
楽々と学び、何でも成し遂げるように見えても、
その人が時間をかけて大変な努力をしていることは見えません。
人と競って勝ちたいと思っている人でなければ、
自分が努力していることを
吹聴したりしないからです。
（ 岸見一郎 ）
14.
人生は尻尾(しっぽ)のようなものである。
いかに長いかではなく、いかに良いかが大切なのである。
（ セネカ ）
15.
哲学とは、つまるところ死を学ぶことである。
（ モンテーニュ ）
16.
幸福は人格である。
（ 三木清 ）
17.
人がいやいやながらいる処(ところ)は、彼にとっては牢獄である。
（ エピクテトス ）
18.
「私」はどこから来て、どこへ行くのか、
こういう問いに「答える」ことはできない。
ぼくらが知っているのは
他人が生れ死ぬことであって、
自己自身の生誕についても死についても
何も知らないし、知ることもできない。
（ 柄谷行人 ）
19.
友人と共にあるとき、私達は容易に偉大な人間になれる。
生の扉を広く開け放ってくれるのは、友人なのだ。
（ エマーソン ）
20.
人間性は樹木のようなものだ。
指定された仕事を機械的に正確にやらされるわけではなく、あらゆる方向に伸び拡がらなければならない。
（ J・S・ミル ）
21.
いたい目にあうごとに、わたしは、自分のえりくびをつかまれて、真理のほうに向けられる。
真理は、痛い方角にある。
しかし、真理は、方角としてしか、わたしにはあたえられない。
思いちがいに思いちがいをついで、その方角に向うのだ。
（ 鶴見俊輔 ）
22.
もし自分に傲慢さが少しもなければ、我々は他人の傲慢さを責めはしないだろう。
（ ラ・ロシュフコー ）
23.
恋愛は生命の高揚であり、情熱は恋愛の財である。
（ アミエル ）
24.
昼の光に、夜の闇の深さが分かるものか。
（ ニーチェ ）
25.
どんな人も
他人の経験によって学び取るほど利口ではない。
（ ヴォルテール ）
26.
本質と存在の融合が最高度に実現されるのは、まさに愛を通してのみである。
（ プラトン ）
27.
自惚れは進歩の障害である。
（ 犬儒学派のディオゲネス ）
28.
世の中には、往々、何故(なぜ)に宗教が必要であるか、などと尋ねる人がある。
しかし、かくの如(ごと)き問いは、何故に生きる必要があるか、と問うのと同一である。
（ 西田幾多郎 ）
29.
今日までのあらゆる社会の歴史は、階級闘争の歴史である。
(ver.0)
（ カール・マルクス ）
30.
意識する存在にとって、生存するということは変化することであり、変化するということは経験を積むことであり、経験を積むということは無限に己自身を創造していくことである。
（ アンリ・ベルクソン ）
31.
夢は書物である。
（ ウンベルト・エーコ ）
32.
（自分の）意識の中身を昇華せず、または、その正体を確認しないで逃げ出すことは、人生の貧困を招きます。
（ J・クリシュナムルティ ）
33.
富に耐えることができないというのは弱い精神の兆候である。
（ セネカ ）
34.
弁論術は、人々に受け入れられやすくする「迎合」にすぎない。
目指すべきは、善さそうに見える物ではなく、何が善いかという「知識」だ。
作るべきは、口当たりのよい料理ではなく、健康によい料理だ。
（ 土屋賢二 ）
35.
自分が貧しい時、あるいは困っている時に、巨富を持っている人、うまくやっている人を嫉妬するのは人の常です。
しかし、嫉妬することは、富そのもの、幸運そのものに対して否定的な感情を持つことになり、それは潜在意識に刻印され、あなた自身が富や幸運から遠ざけられてしまうのです。
（ 渡部昇一 ）
36.
一日の質に影響を与えるような工夫は、最高の技術だと言える。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
37.
愛は純粋であり得るに反して、
嫉妬はつねに陰険である。
（ 三木清 ）
38.
指輪や宝石は贈り物ではない。
唯一の贈り物は、汝自身の一部を贈ることだ。
（ エマーソン ）
39.
孤独な人間がよく笑う理由を、たぶん私はもっともよく知っている。
孤独な人はあまりに深く苦しんだために笑いを発明しなくてはならなかったのだ。
（ ニーチェ ）
40.
自由であろうと望んだ瞬間に、人は自由となる。
（ ヴォルテール ）
41.
実は死が近づくという観念は誤りである。
死は近くにありもしなければ遠くにありもしない。
死は在(あ)らないのである。
（ ボーヴォワール ）
42.
エスプリ（＝エスプリ精神）の欠点は顔の欠点と同じで、年をとるほどひどくなる。
（ ラ・ロシュフコー ）
43.
持って生まれた能力というのは植物と似たようなものだ。
研鑚によって余計なものを刈り取らなければならない。
（ フランシス･ベーコン ）
44.
批評家とは、
他人の思想について思考する人間である。
（ ジャン＝ポール・サルトル ）
45.
苦悩なき者は深き精神的趣味を理解することは出来ない。
（ 西田幾多郎 ）
46.
その日その日を最高の日にしよう。
毎日がこの世の最後の日だと思わないうちは、
何一つ正しく見ることが出来ない。
（ エマーソン ）
47.
我なにかを知る。
（ モンテーニュ ）
48.
人は、説明のついた明瞭な事柄よりも、説明のつかない不明瞭な事柄をいっそう重要に受け取る。
（ ニーチェ ）
49.
哲学というのは一切の現象を批判の対象とするような、生活の一種の態度そのもの、或いは少なくとも思想の態度そのものを意味する。
（ 戸坂潤 ）
50.
学問をあまりに奥飾りに用いるのは気取り屋である。
（ フランシス･ベーコン ）
51.
新しい知恵が浮かばなかったら、古い知恵を上手に使う方法を見つけよ。
（ エマーソン ）
52.
おんどりは、自分の糞の山の上では王様である。
（ セネカ ）
53.
私たちは
自分たちが見ているものを理解する必要を感じるとしても、
きわめてわずかな手立てしか知らない。
人間は自分の理解の巻き尺で、
なんと少しのことしか測れないことか！
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
54.
自分は幸福な生まれでないと思っている人でも、
その友人や近親の幸福によって幸せになるくらいのことはできよう。
ただ恨みだけがこの最後の手を奪うのである。
（ ラ・ブリュイエール ）
55.
君は、自分が呼吸して、自分が食べるから、自分が生きているんだと思っている。
でも、呼吸も消化も、全然君が意志してやっていることなんかじゃないんだから、その意味では、君が意志して君を生きているというわけじゃないんだ。
じゃあ誰がこの体を生きているんだろう。
（ 池田晶子 ）
56.
冒険のない文明は衰退する。
（ ホワイトヘッド ）
57.
薬が調合されるときに、そこに毒が入るように、徳が組み合わされるとき、そこに不徳が入る。
知恵は徳と不徳をうまく調合し、それを人生の不幸に対して役に立てる。
（ ラ・ロシュフコー ）
58.
人はなんでも忘れることができるが、自分自身だけは、自分の本質だけは忘れることはできない。
（ ショーペンハウアー ）
59.
嫉妬は
平生(へいぜい)は「考え」ない人間にも「考え」させる。
（ 三木清 ）
60.
「思考」とは何であるか知っている人間は、成功からも失敗からも、非常に多くのことを学ぶ。
（ ジョン・デューイ ）
61.
「わたしらしさ」というのは、
ひとりで（確信を）持てないものだから、
ひとはすぐに他人のうわさや品定めをしあうのだろう。
他人のあいだでじぶんを探すのだろう。
（ 鷲田清一 ）
62.
われわれは、批評せずには生きていられないが、自分の批評を批評せずとも生きていられる。
（ ニーチェ ）
63.
あなたが欲しいもののいくつかをなしで済ませることが、幸せになるには不可欠である。
（ バートランド・ラッセル ）
64.
名門、名声は悪を示す仰々しき飾りなり。
（ 犬儒学派のディオゲネス ）
65.
我々が敵の不幸を憐れむ心の中には、しばしば優しさよりも高慢の方が多分含まれている。
我々が彼らに同情の証を見せるのは、彼らに我々の優越を感じさせたいからである。
（ ラ・ロシュフコー ）
66.
「そんな難しいことはできない」と言う前に、
まずやってみることです。
結論はそれからでも遅くありません。
（ エマーソン ）
67.
善良さは決して裏切られることのない唯一の投資である。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
68.
「このキュウリは苦い」ならば捨てるがいい。
「道にイバラがある」ならば避けるがいい。
それで充分だ。
「なぜこんなものが世の中にあるんだろう」などと付け加えるな。
そんなことを言ったら自然を究めている者に笑われるぞ。
（ アウレリウス ）
69.
物事を学ぶのに、決まった方法はない。
（ アリストテレス ）
70.
自分自身を理解していないうちから、
人に理解してもらおうなどと思うべきではない。
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
71.
本をめくることばかりしている学者は、ついにはものを考える能力をまったく喪失する。
本をめくらないときには考えない。
（ ニーチェ ）
72.
哲学者たちの全生涯は、死に対する準備なり。
（ キケロ ）
73.
気まぐれな読書は喜びを与えてくれるが、
有益なものとするには注意深い指導が必要だ。
（ セネカ ）
74.
人間の可能性は無限である。
だが、これは矛盾しているように見えるが、
人間の不可能性も無限である。
この両者の間、
人間の成し得る無限と、
人間の成し得ざる無限との間に、
彼の故郷がある。
（ ゲオルク・ジンメル ）
75.
世の中に、良い年の取り方を知っている人は、本当に少ないものだ。
（ ラ・ロシュフコー ）
76.
運命を信じれば、運命が決まる。
自由を信じれば、無限の可能性が生まれるだろう。
（ アイン・ランド ）
77.
ものの始めを探すことで、人間は蟹になる。
歴史家は後ろ向きにものを見る。
ついには後ろ向きに信ずるようになる。
（ ニーチェ ）
78.
老人はよい教訓を言いたがるが、それは、もう悪い手本を示す年ではなくなったことを、ひそかに自慰するためである。
（ ラ・ロシュフコー ）
79.
多くの場合には
言語に表現せられた相手の態度から、
あるいは文字における表情から、
無意識的に相手の顔が想像せられている。
それは通例きわめて漠然としたものであるが、
それでも直接逢(あ)った時に
予期との合不合をはっきり感じさせるほどの力強いものである。
（ 和辻哲郎 ）
80.
事実になりうる可能性が考慮されなかったというただそれだけの理由で、長い間もしくは全く、実効のないままに置き去りにされてきた真理は少なくないのです。
（ シュバイツァー ）
81.
ヤギだの羊だのを各自がどれくらい持っているかは言えても、友達をどれくらい持っているかは言えない。
（ キケロ ）
82.
消費社会の現実の、あるいは架空の豊かさのなかで、
時間という概念は
一種の特権的地位を占めている。
このきわめて特殊な財に対する需要は、
それ以外のあらゆる財に対する需要に匹敵するほど大きなものだ。
（ ジャン・ボードリヤール ）
83.
あなたがたの祖先の徳が残してきた
昔の足跡をたどるがいい。
祖先の意志があなたがたと一緒に登るのでなければ、
あなたがたはどうして（＝どうやって）高く登ろうというのか。
（ ニーチェ ）
84.
会社や仕事が自分に合うかどうかは、
とにかくやってみなければ分かりません。
人間は体全体で何かを理解します。
（ 中島義道 ）
85.
恐怖は常に人間の中に何か正しくないことが生じた徴候である。
恐怖は、苦痛が肉体に対して果たすのと同様に、精神に対しても貴重な警告者の役目を果たす。
（ カール・ヒルティ ）
86.
人生はただ動くことでなくて作ることであり、単なる存在でなくて形成作用であり、またそうでなければならぬ。
（ 三木清 ）
87.
偏見を捨てるのに、もう遅すぎるなんてことは決してない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
88.
高邁な思想は心情から生じ、大いなる愛情は理性から生まれる。
（ ルイ・ド・ボナール ）
89.
静かに横たわって、のんびりして、待っていること、辛抱すること。
だが、それこそ、考えるということではないか！
（ ニーチェ ）
90.
アメリカにおいては、
人々を判断するには、
彼らの生活程度から推定される収入の多寡(たか)によるのが早道である。
（ バートランド・ラッセル ）
91.
二度子供になるは老人のみならず、酔っ払いも然(しか)り。
（ プラトン ）
92.
一匹の虫をその苦しみから救うことによって、
わたしは人間が生物に対してたえず犯している
新しい罪のいくぶんかを減じようとしているのだ。
（ シュバイツァー ）
93.
組織的な知識の助けがなければ、生まれつきの才能は無力である。
直感は多くをなすが、すべてをなすものではない。
天才が科学と結婚して、初めて最高の成果を生むことが出来る。
（ ハーバート・スペンサー ）
94.
学問に時間を費やしすぎるのは、怠惰である。
（ フランシス･ベーコン ）
95.
結婚とは、臆病者のまえに用意されたたった一つの冒険である。
（ ヴォルテール ）
96.
幸福になりやすいたちで、特に運が良くなくても、幸福になる人もいれば、最高の環境が揃っていても不幸な人がいる。
というのも、幸福を感じる為には、楽しむ対象を持っているだけではなく、楽しむ能力も持っていなければならないからだ。
（ タタルケビッチ ）
97.
自分のぶどう畑をあきらめるほうが、
訴訟で争うより被害が少ない。
（ モンテーニュ ）
98.
世論に対して関心を示さないのは、
まさに一つの力であり、
幸福の源泉である。
（ バートランド・ラッセル ）
99.
快楽は常に来るものと思うな。
常に去るものと思え。
（ アリストテレス ）
100.
無理に強いられた学習というものは、何ひとつ魂のなかに残りはしない。
（ プラトン ）
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