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哲学者・思想家の名言
☆ ４月４日 ☆
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1.
運命は理性の力では直せない数々の欠点を改めさせる。
（ ラ・ロシュフコー ）
2.
食べているうちに食欲は起こるものだ。
（ モンテーニュ ）
3.
敵意がそれを抱く者の心に与える傷は、敵に対して与えることのできるいかなる傷よりもはるかに深い。
（ アウグスティヌス ）
4.
数学の美しさは、我々の天性の最も弱い部分に訴えることはなく、絵画や音楽のキラキラするような外形も持たない。
だが、最高の芸術だけが我々に示すことのできるような、高い純粋性と厳密な完成度を持った美しさである。
（ バートランド・ラッセル ）
5.
不正に対する感覚が鈍ること―それは、知性が浅はかな証拠である
（ エマーソン ）
6.
自然な魂は常にメランコリーに包まれて、悩まされるようにできている。
（ ヘーゲル ）
7.
長所を発見しようと思えば、
どんなものにでも発見できる。
どんな人間とも恋愛感情をもつことができる。
あんなやつ二度と会いたくないという蛇蝎(だかつ)のごとき相手でも、
長所をやすやすと発見できる。
（ 鷲田小彌太 ）
8.
現実に触れよとは切実な経験をせよということである。
（ 安倍能成 ）
9.
いつも駄洒落を言う者は、性格の悪い人間である。
（ ブレーズ・パスカル ）
10.
幸福になる秘訣をお教えしよう。
できるだけいろいろなものに興味を持ち、物ごとであれ人間であれ興味を感じるものを無視せず、できるだけ好意的に接することだ。
（ バートランド・ラッセル ）
11.
美しいものを見る機会を逃してはなりません。
美は神様が自らの手でお作りになったものですから。
路傍にも神秘的なものがあります。
全ての美貌、晴れた空、そしてきれいな花の中に美を感じ、喜びましょう。
そして恵みの一杯として神様に感謝しましょう。
（ エマーソン ）
12.
二度子供になるは老人のみならず、酔っ払いも然(しか)り。
（ プラトン ）
13.
人間の空虚な事を十分に知ろうとするには、恋愛の原因と結果を考察すれば足りる。
原因は「何も言えない」ことである。
…が、その結果は恐るべきもので、この「何も言えないこと」…人の知る事も出来ない些細たる事が、全地、王侯、軍隊、全世界をも動かすのである。
（ モンテーニュ ）
14.
心の奥底に達してあらゆる病を癒せる音楽、それは温かい言葉だ。
（ エマーソン ）
15.
教育の過程はそれ自体を超えるいかなる目的も持っていない。
すなわちそれはそれ自体の目的なのだ。
（ ジョン・デューイ ）
16.
考えて見ると
一日一日、一刻一刻が
こんなに事なく過ごして行けるものか。
（ 串田孫一 ）
17.
欠陥はいつも、それを取り除くために必要な変化よりはずっと耐えやすいものとなっている。
（ デカルト ）
18.
醜い行いを後悔することは
人生を救う。
（ デモクリトス ）
19.
思慮を持ち、正義をかざしてその生涯を送らなければ、何者も決して幸福にはなれないだろう。
（ プラトン ）
20.
我々は、我々の大切な人の死に涙を流しているのだと言いながら、実は我々自身のために涙を流しているのだ。
（ ラ・ロシュフコー ）
21.
眠れぬ夜こそ、神が与え給もうた貴重な時間である。
（ カール・ヒルティ ）
22.
天も地も海も一(ひ)とまとめにしたすべてでも全宇宙の総和に較(くら)ぶれば無に等しいものである。
（ ルクレティウス ）
23.
結局のところ、「社会」というのは、複数の人の集まりという単純な定義以上のものではない。
それ以上の意味は、人の作り出した観念だということだ。
（ 池田晶子 ）
24.
旅行は愚者の楽園である。
（ エマーソン ）
25.
寝床につくとき、翌朝起きることを楽しみにしている人は幸福である。
（ カール・ヒルティ ）
26.
孤独は、優れた精神の持ち主の運命である。
（ モンテスキュー ）
27.
アメリカにおいては、
人々を判断するには、
彼らの生活程度から推定される収入の多寡(たか)によるのが早道である。
（ バートランド・ラッセル ）
28.
浮世の名声は、今こなたに吹き、今かなたに吹き、そのところを変えるによりて名を変えうる風の一息にほかならず。
（ ダンテ・アリギエーリ ）
29.
誰でもわが身がすべてである。
そのため、自分は誰にとってもすべてだと思うようになる。
（ ブレーズ・パスカル ）
30.
すべてのものが変化するのは明らかだが、実際には消え失せるのではない。
物質の総量はつねに同じだ。
（ フランシス･ベーコン ）
31.
模倣はしばしばわれわれを迷わせる道案内である。
（ ラ・ロシュフコー ）
32.
最高位を望みながら、第二位どころか第三位に甘んじることは、決して不名誉なことではない。
（ キケロ ）
33.
不幸なことだが、過重な負担を負わされた教師にとって、子供たちへの本能的な好意を保持することはほとんど不可能であり、次第に、菓子屋の小僧はお菓子にうんざり、という格言と同じことを感じるようになるのは避けがたいであろう。
（ バートランド・ラッセル ）
34.
善悪を自分で判断すること、それができることこそが、本当の自由なんだ。
自分で自由に決めるということの、本当の意味なんだ。
（ 池田晶子 ）
35.
あなたの人生をシンプルにすると、宇宙の法則がよりシンプルになります。
孤独は孤独ではなくなり、貧乏は貧乏ではなくなります。
そして弱さが弱さではなくなるのです。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
36.
汝の幸せは他人の幸せによって作れ。
（ ヴォルテール ）
37.
最も厳格なる法律は最も悪しき害悪なり。
（ キケロ ）
38.
涙したことのない若者は無粋であり、
笑うことのない老人は愚か者だ。
（ サンタヤーナ ）
39.
その日その日が一年中の最善の日である。
（ エマーソン ）
40.
髭は哲学者をつくらない。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
41.
人はあらゆることに対して身を守ることができる。
ところが死に関しては、我々はみな城壁の崩れた城砦(じょうさい)に住んでいるようなものだ。
（ エピクロス ）
42.
人は、生涯の最初の四十年間で本文を著述し、続く三十年間で、これに対する注釈を加えていく。
（ ショーペンハウアー ）
43.
鼻持ちならないのは、
無知ではなく無作法である。
（ エルヴェシウス ）
44.
肥沃な耕地にむりやり力を加えて絶えず結実を求めれば、耕地はやがて困憊（こんぱい）する。
（ セネカ ）
45.
愛情を受け取る人間は、一般的にいえば、愛情を与える人である。
（ バートランド・ラッセル ）
46.
大衆を擁護して声高に叫ぶ者が、
大衆の幸福を最も気遣っている
と考えるのは、よくある誤りである。
（ エドマンド・バーク ）
47.
怒りはどこか貴族的なところがある、善い意味においても、悪い意味においても。
（ 三木清 ）
48.
値(ね)の高さが、肉の味をよくする。
（ モンテーニュ ）
49.
自然と美徳は、社会や財産の産物である学問と芸術によって害される。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
50.
阿呆は話さない愚者だが、話す愚者よりもよい。
（ ラ・ブリュイエール ）
51.
三十年の結婚生活の後にも、貞淑な妻に優雅ささえあれば、彼女は結婚の最初の日のように夫の気に入る。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
52.
科学がなければ、愛は無力である。
愛がなければ、科学は破壊的である。
（ バートランド・ラッセル ）
53.
人と一緒にいる時が、最も孤独な時だ。
（ キケロ ）
54.
一貫して変わらぬ目的を持つということは、必ずしも人生を幸福にするとはいえないが、このような目的を持つことは、幸福な人生のためには不可欠な条件の一つであることは間違いない。
（ バートランド・ラッセル ）
55.
最も高度な文明においても、
読書はやはり最大の喜びである。
一度その満足を知った者は、
不幸の中でもその満足を得る。
（ エマーソン ）
56.
たとえ君の好きなだけの多くの世代を生き抜いて完(まっと)うすることが、よしんば出来たとしても、依然として永遠の死はその先に待っているであろう。
（ ルクレティウス ）
57.
女は己自身のためだけではなく、女性全体のために羞恥心を持つべきである。
換言すれば、女はみな、女たちが羞恥心の掟を守るようにと熱望すべきである。
というのは、ひとりの女のつつましさを傷つけるものは、すべて女のそれを傷つけるのだから。
（ ジョセフ・ジュベール ）
58.
努力によって得られる習慣だけが善である。
（ カント ）
59.
うぬぼれというものが
ついぞなかったら、
人生はてんで楽しくあるまい。
（ ラ・ロシュフコー ）
60.
美貌は目を楽しませ、優しさを魂を魅了する。
（ ヴォルテール ）
61.
信仰はまさに
思惟(しい)の終わるところから始まる。
（ キルケゴール ）
62.
新しい知恵が浮かばなかったら、古い知恵を上手に使う方法を見つけよ。
（ エマーソン ）
63.
人は通常、金を貸すことを断ることによって友を失わず、
金を貸すことによってたやすく友を失う。
（ ショーペンハウアー ）
64.
自分が不幸なとき、他の人たちを非難するのは無教養者、自分自身を非難するのは教養の初心者、そして他人をも自分をも非難しないのが本当の教養人である。
（ エピクテトス ）
65.
国民から認められると宗教という名を与えられ、国民が否認すれば迷信という名を付けられる。
（ トマス・ホッブズ ）
66.
宿命論が後悔を追い払うのは、人ができることをすべてし尽くした場合に限る。
（ アラン ）
67.
人生の舵取りは、金庫の数字合わせのようなものである。
つまみをひとひねりしても、金庫が開くことは稀である。
前進と後退のそれぞれが、目標へ向かう一歩なのだ。
（ エリック・ホッファー ）
68.
書物は、それが書かれたときとおなじように思慮深く、また注意深く読まれなければならない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
69.
教育は青年にとっては気品、老人にとっては慰め、貧者(ひんじゃ)にとっては富、金持ちにとっては飾りである。
（ 犬儒学派のディオゲネス ）
70.
己自身を統治できぬ者は、自由にあらず。
（ エピクテトス ）
71.
未熟な愛は言う、｢愛してるよ、君が必要だから｣と。
成熟した愛は言う、｢君が必要だよ、愛してるから｣と。
（ エーリヒ・フロム ）
72.
決意は、人間の力・勇気・知恵ではない。
それは宗教的な出発である。
（ キルケゴール ）
73.
権力の不平等のあるところでは、いずこにおいても、自尊心は、他人の支配に屈服している人間の間では見当たりそうもない。
（ バートランド・ラッセル ）
74.
友情とは、誰かに小さな親切をしてやり、お返しに大きな親切を期待する契約である。
（ モンテスキュー ）
75.
人を判断するには、
（問いに対して）どのように答えるかより、
どのような問いをするかによるべきである。
（ ヴォルテール ）
76.
誰であれ、自分の欲することをしている場面を想像し、そのイメージを持ち続けるならば、あとは神の力が成就するように作用する。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
77.
いくら学び、知識を身につけても、
人間は全知全能になることはできないが、
学習している人間と無知な人間を比べると、
天地の開きがある。
（ プラトン ）
78.
一生を真に充実して生きる道は、結局今日という一日を真に充実して生きる外(ほか)ないでしょう。
実際一日が一生の縮図です。
（ 森信三 ）
79.
潔癖な心は、法律が禁じないことをも抑制してしまう。
（ セネカ ）
80.
この無限の空間の永遠の沈黙は、私に恐怖を起こさせる。
（ ブレーズ・パスカル ）
81.
暗黒の中では、我々の想像力は、明るい光の中におけるよりもたくましく働くのを常とする。
（ カント ）
82.
哲学は最高の文芸なり。
（ プラトン ）
83.
空(むな)しい欲望を満足させるために君が今日まで注いで来た努力の半分でいいから、それらの欲望からの脱却に注いでみるがいい。
そうしたら君はまもなく、そのことによってはるかに多くの平安と幸福とを獲得できることを発見しよう。
（ エピクテトス ）
84.
たった一人の人だけ愛し、他のみんなのことなど気にかけないような、そんな愛は愛ではありません。
それは、一緒に暮らすだけの結合か、さもなければ広い意味の自己中心主義です。
（ エーリヒ・フロム ）
85.
人が自分で得られることを神に頼んだところで無駄である。
（ エピクロス ）
86.
この世に運などない。
全ては試練、刑罰、保証ないしは先見である。
（ ヴォルテール ）
87.
純粋に愛することは、隔(へだ)たりへの同意である。
自分の愛する者との間にある隔たりを何より尊重することだ。
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
88.
偶然は、神が公に署名しない特別なケースのために取っておく、神のペンネームである。
（ コールリッジ ）
89.
真理は二人から始まる。
（ カール・ヤスパース ）
90.
認識は信仰の報酬である。
信じるために認識するのではなく、認識するために信じよ。
（ アウグスティヌス ）
91.
単に良い意図を持っているだけでは、人生はまさに地獄絵図になるだけである。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
92.
我々は、幸福になるためよりも、どちらかといえば幸福だと人に思わせるために四苦八苦している。
（ ラ・ロシュフコー ）
93.
すべての罪の動機は空虚さにある。
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
94.
過去は生きる力。
未来は生きるためのエネルギー。
自分の生きて来た道を信じることです。
自分を信じることです。
そして、未来に向かって歩き出しなさい。
（ サンタヤーナ ）
95.
過去が現在に影響を与えるように、未来も現在に影響を与える。
（ ニーチェ ）
96.
悪意というものは、他人の苦痛自体を目的とするものではなく、我々自身の享楽を目的とする。
（ ニーチェ ）
97.
恋する女の最高の幸福は、恋する男性によって彼自身の一部と認められることである。
（ ボーヴォワール ）
98.
見なさい。
（書物の）執筆者たちが高度に気持ちを張りつめても、
最も賢明な執筆者でさえ、
一つの論拠の周りに、
どんなに浮薄な論を、
じっくり読めばすぐ判(わか)る実体のない論を撒き散らしているかを。
いずれも、我々を瞞着(まんちゃく)する
口先だけの屁理屈にすぎないのだ。
（ モンテーニュ ）
99.
わたしの唯一の義務。
それは、常に、私が正しいと思うことを行うことである。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
100.
持続とは変化を続けることである。
変化とは、自己の中に「非自己」を取り込むことである。
（ アンリ・ベルクソン ）
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