名言ナビ
→ トップページ
今日の
哲学者・思想家の名言
☆ ２月２２日 ☆
→ 日別名言メニュー
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
キレイごとの好きな人は、
とかく実践力に欠けやすい。
けだし実践とは
キレイごとだけではすまず、
どこか野暮ったく、
泥くさい処(ところ)を免れぬものだからです。
（ 森信三 ）
2.
高貴であること──それは、そのときにおそらくは、頭の中に愚劣さを抱いていることを意味するようになるだろう。
（ ニーチェ ）
3.
修学なくしては技術なく、
技術なくして修学なし。
（ プロタゴラス ）
4.
支配する。
──ある者は、
支配欲からして支配する。
他の者は、
支配されないために支配する。
──後者にとっては、
それは二つの悪の中で小さい方の悪であるにすぎない。
（ ニーチェ ）
5.
忍苦とは、
晴れ晴れした日の予感を抱き、
現在をその日のために、
どうしても歩まねばならぬ当然の道として、
黙って進むことである。
（ 串田孫一 ）
6.
科学的な経験は、常識的な経験に異議を唱える。
（ ガストン・バシュラール ）
7.
「憎しみ」には状況を変革する力はありません。
それどころか、
単なる報復の心に支配され、
状況を悪化させ、
自他ともの破壊をもたらします。
（ ジョン・ロス ）
8.
理性は情緒の単なる奴隷であり、
そうであるべきであり、
情緒に奉仕し、服従する以外の役目を望むことはけっしてできない。
（ デイヴィッド・ヒューム ）
9.
希望は賢者を活気づけ、自惚れの強い人や呑気者を釣り込む。
自惚れの強い人や呑気者は、希望の与える約束を軽々しく信頼しきってしまう。
（ ヴォーヴナルグ ）
10.
酒は、人を魅了する悪魔である。
うまい毒薬である。
心地よい罪悪である。
（ アウグスティヌス ）
11.
頭の働きが鈍い、知性に乏しい人は、
権力を得ようとして
自分が諸現象に解釈を加えているのだということを、
なかなか認めたがらない。
だから自分の解釈を事実だと錯覚している。
（ ルドルフ・シュタイナー ）
12.
長生きをしたければ中庸の道を歩け。
（ キケロ ）
13.
我々が恋愛について話し始めるや否や、ただちに第一の問題が出て来る。
すなわち、人は何を愛するかという問題である。
これに対して人がなし得る唯一の答えは、人は愛されるにふさわしきものを愛す、ということである。
（ キルケゴール ）
14.
知識を身につける機会があれば、
たとえ不完全なものでも無視してはいけない。
無視するのは、
劇場に行って芝居を見ないのと同じだ。
（ バートランド・ラッセル ）
15.
人は手に入れているものよりも、
期待するものを喜ぶ。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
16.
すべての罪の動機は空虚さにある。
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
17.
人間は抽象的な「理性」の支配ではなく
本能と欲望の力に従う存在である。
そして最初の宗教的観念や信仰教義は
これらの本能や衝動の産物であるばかりでなく、
今もすべての宗教的信仰の源泉である。
（ エルンスト・カッシーラー ）
18.
駆けることは何の役にも立たない。
ちょうどよい時に発(た)つべきだ。
（ ラ・フォンテーヌ ）
19.
我々に秘密がありすぎるのも、
また、なさすぎるのも
精神の弱い証拠である。
（ ヴォーヴナルグ ）
20.
ドイツは旅行するのに、
イタリアは滞在するのに、
イギリスは思索するのに、
フランスは生活するのに適している。
（ ダランベール ）
21.
数珠は実にみごとな発明だ。
なぜなら、数珠を繰(く)ることで指が占拠されるだけでなく、心も占拠されるからだ。
（ タタルケビッチ ）
22.
チャンスという黄金の瞬間を利用すること、そして手の届くところにあるよきものをつかまえることは、人生の最大なる技術であります。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
23.
善い人間とは、過去においてどんな失敗や過失をおかしたにかかわりなく、現在より善くなろうと努力し前進している人間のことである。
（ ジョン・デューイ ）
24.
運命は我々を導き、かつまた我々を翻弄する。
（ ヴォルテール ）
25.
現在、人間は脈絡がなく、不連続的である。
それも、歴史上の他の諸時代において起ったように
一時的にそうなのではない。
今では、不連続的であることが
世界の本質そのものなのである。
（ モーリス・ブランショ ）
26.
我々は、我々が知らぬということすら知らぬ。
（ アルケシラオス ）
27.
男は自分を愛してくれなくなった女に対して激昂するが、すぐにあきらめる。
女は捨てられるとそれほど騒ぎ立てないが、長い間慰められない思いを胸に抱く。
（ ラ・ブリュイエール ）
28.
人類史は記号の歴史、つまり宗教の歴史である。
（ アラン ）
29.
書物を買いもとめるのは結構なことであろう。
ただしついでにそれを読む時間も、
買いもとめることができればである。
しかし多くのばあい、
我々は書物の購入と、その内容の獲得とを混同している。
（ ショーペンハウアー ）
30.
教育の秘訣は、生徒を尊敬することにある。
（ エマーソン ）
31.
父親の叱責は快く飲む薬と同じだ。
効き目があるから苦さも忘れる。
（ デモフィロス ）
32.
良き医者は、特効のある薬と治療法を持っている者を言う。
それを持っていない場合には、持っている医者に自分の患者を依頼する者を言う。
（ ラ・ブリュイエール ）
33.
健康というのは平和というのと同じである。
そこに如何(いか)に多くの種類があり、多くの価値の相違があるであろう。
（ 三木清 ）
34.
普遍的なものにしか学問はない。
（ アリストテレス ）
35.
自然と美徳は、社会や財産の産物である学問と芸術によって害される。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
36.
わたしたちが生きるうえでたいせつなことは、
わからないものに囲まれたときに、
わからないままに
それらとどう向き合うかということであろう。
（ 鷲田清一 ）
37.
信念は、嘘よりも危険な真理の敵である。
（ ニーチェ ）
38.
忍耐は平安を、性急は後悔を刈り入れる。
（ アヴィケブロン ）
39.
何かにケチをつける喜び。
それを味わうと、何か良いものに心動かされる喜びが、私たちから奪われてしまう。
（ ラ・ブリュイエール ）
40.
突飛な意見を持つことを恐れるな。
今日認められている意見は皆、かつては突飛だったのだ。
（ バートランド・ラッセル ）
41.
善行は、お返しができる程度なら、快く受け取られる。
その限度を超えると、感謝どころか憎悪が返ってくる。
（ モンテーニュ ）
42.
自分の心に描く夢の実現に向かって努力する時、
普段なら思いもよらぬ成功が得られる。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
43.
堅忍は暴力よりも有効であって、まとめて取れないものも少しずつやれば大抵は手に入る。
絶えず続いているということは恐ろしいものである。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
44.
真実を語るとは
告白するということだ。
誰でも口にしうる真実などというものは
真実ではない。
そして、告白するということは、
身を裂くような、そして、
それを書きつけたならば紙が燃えあがる（E・A・ポー）ような
行為である。
（ 柄谷行人 ）
45.
幸福な人生を阻む大敵は
外にあるのではなく、内にある。
すなわち、あなたの心の中に潜んでいる。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
46.
たとえば、
走者の平均速度をたった１パーセント速めるだけで、
持久力は即座に１０パーセント落ちる。
このことはどんな種類の活動にもあてはまるので、
馬車馬のように働く生活の果てには、
喜びも利益もありえない。
（ タタルケビッチ ）
47.
君自身の行為や、出くわした危険を、たくさん、度をこえて述べることは避けたほうがいい。
（ エピクテトス ）
48.
少しの欠点も見せない人間は、馬鹿か偽善者である。
そのような人間を警戒せよ。
（ ジョセフ・ジュベール ）
49.
実は死が近づくという観念は誤りである。
死は近くにありもしなければ遠くにありもしない。
死は在(あ)らないのである。
（ ボーヴォワール ）
50.
才能によって世に出るように精を出せ。
（ セネカ ）
51.
国家を最下級の野蛮状態から最高度の富裕に達せしめるには、平和と軽い税金と、正義の寛大な執行の他に不可欠なものはほとんどない。
（ アダム・スミス ）
52.
哲学は距離を保ちながら所有せんとするユートピアなのです。
したがって、哲学が悲劇的だということは十分ありうることです。
なぜなら、哲学は
自分に反するものをおのれのうちに持っており、
（哲学者は）決してくそまじめな職業ではないからです。
（ モーリス・メルロ＝ポンティ ）
53.
完全な作品を作り上げて名声を得ることは、既に得ている名声によって平凡な作品に箔をつけるような、そんな生やさしいものではない。
（ ラ・フォンテーヌ ）
54.
なるほど、人には自分のしたいことをする自由がある、悪いことをする自由もある。
でも、悪いことをする自由は、じつは自由ではないんだ。
（ 池田晶子 ）
55.
絶望した側が戦いに勝つことがよくある。
（ ヴォルテール ）
56.
自己の生涯のすべてを海外旅行で過ごすときは、
多くの人と知り合いになるも友はなし。
（ セネカ ）
57.
認識のあらゆる場合において我々はつねに良心的であることを要求されている。
良心は人間の客観に対する関係でなく、主体に対する関係である。
倫理は主体の主体に対する関係のうちにある。
（ 三木清 ）
58.
墓に入るまで、
人間は幸福なりと称すべきにあらず。
（ オウィディウス ）
59.
人間の欲求を満たすように思われた道具は、
その代わりに無数の人工的な欲求を生み出した。
（ エルンスト・カッシーラー ）
60.
反駁(はんばく)を好んで多くの言葉を費やす者は、いかなる正しいことをも学ぶ能力がない。
（ デモクリトス ）
61.
人は人によりてのみ人となり得べし。
人より教育の結果を取り除けば無とならん。
（ カント ）
62.
不可思議──それは知識の種子である。
（ フランシス･ベーコン ）
63.
決して人に向かって、顔色が悪いねなどと言ってはならない。
（ アラン ）
64.
罪は消極的なものではなく、積極的なものである。
（ キルケゴール ）
65.
真理にみちた精神を持っている人には、世人の変わり易い評判がつきまといますが、それは大西洋の波が、月の引力にひかれて高まるのに似ています。
（ エマーソン ）
66.
語り合ってみて理性も好感も感じられない人間が多いのは、自分の言いたいことで頭がいっぱいで、相手の言葉に耳を貸さない連中が多いからだ。
（ ラ・ロシュフコー ）
67.
女よ！
人類をかく乱する暴風を起こすのは汝である。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
68.
習慣というものは、真にはげしい陰険な女教師である。
それは徐々に我々の内部に、その権力を植え付ける。
（ モンテーニュ ）
69.
最初期の仏教で考えていた我執とは、
われに属さないものを、
われに属すると思うこと、
すなわち我の延長ならざるものを
我の延長と見なすことなのである。
（ 中村元 ）
70.
思慮のある人は、
自分がどこへ辿(たど)りつけるかは、
決してはっきりと知ることがない。
彼は「開いた」考え方を持っているのである。
よそ目には、
ためらってばかりいる人に見えるかも知れないのである。
（ ジャン＝ポール・サルトル ）
71.
神は自惚れ屋を憎む。
（ セネカ ）
72.
否定にはいつも、対照的な肯定が付き物である。
（ アリストテレス ）
73.
名声は英雄的行為の芳香なり。
（ ソクラテス ）
74.
夫婦の仲というものは、あまり終始一緒にいると、かえって冷却するものである。
（ モンテーニュ ）
75.
人間は思考し、観想する存在であると共に、選択する存在である。
（ キルケゴール ）
76.
自分自身についてどう考えるかが、
自分の運命を決める、
というより、自分の生き方を指示する。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
77.
楽天主義は意志の所産だが、厭世主義は人間が自己を放棄した時の状態である。
（ アラン ）
78.
つねに偉大な思想に生き、
つまらないことは軽視するように努めよ。
これは、一般的に言って、
人生の苦難と悲哀を最もたやすく乗り越えさせる道である。
（ カール・ヒルティ ）
79.
（数学における）証明とは、君に強制的にやらせる作業ではない。
君を導く筋道だと思いたまえ。
（ ヴィトゲンシュタイン ）
80.
君が盗みをはたらかないのは、正直者だからではなく計算にすぎない。
つまり君は、道徳的なのではなく、用心深いだけなのだ。
（ アンドレ・コント＝スポンヴィル ）
81.
高慢は、つねにかなりの愚かさに結びついている。
高慢はつねに破滅の一歩手前で現れる。
高慢になる人は、すでに勝負に負けているのである。
（ カール・ヒルティ ）
82.
間違った思い込みは、自分を名前だと思うところから、次第に広がってゆくことになる。
世界に存在する物には名前があるから、犬や自動車が存在するのと同じ仕方で、自分という物も存在していると思ってしまうんだ。
でも、これは違う。
だって、自分はその名前のことじゃないんだから。
（ 池田晶子 ）
83.
自分に起こるどんなことも、
宇宙から見ればまったく取るに足らないことだ。
（ バートランド・ラッセル ）
84.
男は妻や愛人（＝恋人）が嫌いになると、逃げようとする。
だが、女は憎い男には仕返ししようと、手元に抑えておきたがる。
（ ボーヴォワール ）
85.
死は我々にとって何ものでもない。
なぜなら、我々が存在する時には、
死はまだ訪れていないのであり、
死が訪れた時には、
我々は存在しないのだから。
（ エピクロス ）
86.
ひどく運の悪い人は安心せよ。
もうこれ以上悪くはならない。
（ オウィディウス ）
87.
哲学は我々の目の前にひろげられているこの巨大な書物、つまり宇宙に書かれている。
（ ガリレオ・ガリレイ ）
88.
信仰が殉教者を作るのではなく、信仰をつくるのが殉教者である。
（ ウナムーノ ）
89.
嘘つきは良心に恥じることなく、つまり明瞭で主題的な現在の意識において、それらの言表が全体的あるいは部分的に間違っている主張をなしていることを知っています。
（ ジャック・デリダ ）
90.
偉大な人物の栄光は、
それを手に入れるために用いた手段によって
常に計られるべきである。
（ ラ・ロシュフコー ）
91.
自分を最も深く動かすものを信じなさい。
（ サム・キーン ）
92.
期待できないことに希望をつなぐな。
（ ピタゴラス ）
93.
汝は、その手に無いものを望み、その手にあるものを軽蔑している。
（ ルクレティウス ）
94.
何かが起こって落ち込んだら、痛みの原因はその起こった事ではなく、それにかけていた期待である。
そしてこの期待は、いつでも自分で取り消せる。
（ アウレリウス ）
95.
誇りは、慎ましさに包まれているときに最も成功するものだ。
（ シュヴァリエ・ド・メレ ）
96.
真実が持つ真の利点は、
次のようなことである。
ある意見が本当であっても、
一回、二回、もしくは何回も
葬り去られるかもしれない。
しかし時間が経つにつれ、
それを再発見する人が現れるものだ。
（ J・S・ミル ）
97.
破局というものは信じられる類いのものではない、
ということが大きな（破局防止への）障害なのだ。
破局に対する恐怖には、何の抑止効果もないのである。
（ ハンス・ヨナス ）
98.
休息する時間がなければ継続できない。
（ オウィディウス ）
99.
どんな種類の変更も改良も何も望まないほど完全に自分の境遇に満足しきっていることは、おそらくただの一例もないだろう。
（ アダム・スミス ）
100.
自然は神の芸術なり
（ ダンテ・アリギエーリ ）
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ 日別名言メニュー
→ 今日の名言（テーマ別）
→ 今日の名言（星 座 別）
→ 今日の名言（血液型別）
→ 日別の名言（テーマ別）
→ 日別の名言（星 座 別）
→ 日別の名言（血液型別）
→ トップページ