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801.
高尚なる男性は、
女性の忠告によって、
いっそう高尚になる。
（ ゲーテ ）
802.
男は黙って人に尽くすのみ。
（ 沢村忠 ）
803.
年上の女房は金(かね)の草鞋(わらじ)をはいてでも探せ。
（ 日本のことわざ ）
804.
女性が結婚するのには大きな理由がある。
しかし、男性が結婚する理由は一つもない。
群棲欲が彼らを結婚させるだけのことである。
（ アンリ・ド・モンテルラン ）
805.
第三者の目より恋をする男女を見れば、ひとつの痴態(ちたい)にすぎず、されど恋する男女にとりては、その痴態も真剣なり、真面目なり。
（ 国木田独歩 ）
806.
男性は性欲を所有しているが、女性は性欲に所有されている。
（ ヴァイニンガー ）
807.
男の人生にはいくつかの節目がある。
童貞の喪失、結婚、子供の誕生、好きな女の笑顔。
（ 映画『セント・エルモス・ファイアー』 ）
808.
退屈な男達でさえ、怒れば面白いことを言うものだな。
だが、それが彼らを貧しいままにしている。
（ エリザベス1世 ）
809.
男らしさとは親切と慈愛なり、肉体的な意志にあらず。
（ サアディー ）
810.
集団生活の中で最悪なのは軍隊です。
私は軍隊という制度を忌み嫌っています。
男たちが四列縦隊を組んで吹奏楽に合わせて行進することに喜びを感じるなんて、
私にとってはおぞましいかぎりです。
これは文明の恥部であり、一刻も早く廃止すべきです。
（ アインシュタイン ）
811.
男性は感覚が満足させられたあとでは女性に興味を持たない。
女性がこのことを初めて知った日こそ彼女の悲劇の第一日だ。
（ アンリ・ド・モンテルラン ）
812.
すべての女性は彼女の母親に似るようになる。
それが女の悲劇だ。
男は彼の母親の思い通りにならない。
それが男の悲劇だ。
（ オスカー・ワイルド ）
813.
典型的な紳士たる条件は、上品な体面を保つことのほかは、すべてを自己の名誉のために犠牲にすることである。
（ ジョージ・バーナード・ショー ）
814.
淫行を免がれんために、男はおのおの其(そ)の妻を持ち、女はおのおの其の夫を有つべし。
夫は其の分妻に尽くし、妻もまた夫に尽くすべし。
（ 『新約聖書』 ）
815.
女だって人間なんだ。
汗もかくし、醜くもなるし、便所へも行かなければならないんだ。
いったい、君は何を期待してるんだ。
ばら色の霧の中に飛んでいる金色の蝶々か。
（ レイモンド・チャンドラー ）
816.
若い娘が学ぶことを愛し、若い男が教えることを愛する場合に結ばれる青春時代の友情は、ひとつの美しい事柄である。
（ ゲーテ ）
817.
男女七歳にして席を同じうせず。
（ 『礼記（らいき）』 ）
818.
男は女を口説くために、また女は男に関する情報交換を行うために、どちらも言語的能力を進化させた。
現代においても、女がおしゃべり好き、噂好きであることに変わりはない。
（ 竹内久美子 ）
819.
女は大胆な男のように進む。
だが、大胆な男はもう一層進む。
（ ル・メスル ）
820.
しゃべるのは女の仕事、
実行するのは男の仕事。
（ ガブリエル・ムーリエ ）
821.
男は愛の中でも独自の特徴を保っている。
女は愛のためにいつも変わる。
恋する女は誰でも同じものになる。
（ ジャック・シャルドンヌ ）
822.
彼と幸せに暮したいのなら、彼を深く理解し、少しだけ愛すこと。
彼女と幸せに暮したいなら、彼女を深く愛し、彼女のことをわかろうとしないこと。
（ ヘレン・ローランド ）
823.
気をつけなさい。
離婚した婦人が前夫に深い恨みや怒り、悪意を持ち続けていると、この心的態度は、またもやよく似た性格の男性を引きつけてしまいます。
これは男性が女性に対する場合も同じです。
（ ジョセフ・マーフィー ）
824.
恋愛をDNAのレベルから説明すれば、男は出来るだけ多くの精子をばらまきたいし、女は出来るだけマシな精子を選びたい、そんな単純なことだ。
（ 伊藤守 ）
825.
あの女が惜しいのじゃない。
女はざらにある。
されど栄誉はただひとつ。
（ ピエール・コルネイユ ）
826.
人間（＝男というのは）、
二十代、三十代の頃は、
父の影響から逃れたいという思いがあるが、
五十を過ぎると、
肉体的にも精神的にもおやじに似てくるんじゃないですか。
（ 橋爪功 ）
827.
ほんまに女にモテたかったら、モテる事のみにすべてかける覚悟持ってから女にモテたい言え阿呆。
（ 三代目魚武濱田成夫 ）
828.
金を稼げるだけ稼ぎ、
維持できるだけ維持し、
与えられるだけ与えるのは、
男の義務である。
（ ジョン・D・ロックフェラー ）
829.
かたてまにモテたいやってる奴が簡単に女にモテまくるほど世の中甘ないわい。
（ 三代目魚武濱田成夫 ）
830.
そこを飲まぬが男なり
（ 徳川家康 ）

831.
男が一人で戦っていくとき、女を必要とすることはたしかだ。
しかし、それはけっして結婚というようなかたちのものではない。
それは男の孤独な戦いを理解してくれるだけでいいのだ。
たとえ別れて生活する運命にあったとしても、ある思い出だけでもいいものだ。
（ 加藤諦三 ）
832.
驕慢(きょうまん)なるこの世の神々や提督どもに刃向かいながら、己の頑固なる自我を押し立ててゆく男にこそ、歓びはあるのだ。
（ ハーマン・メルヴィル ）
833.
これが男というものです。
計画（する時）だけはみんな悪者ですが、そのくせ実行となると、弱気になって、それを誠実だというのです。
（ ニノン・ド・ランクロ ）
834.
あらゆる男は、命をもらった死である。
もらった命に名誉を与えること。
それだけが、男にとって宿命と名づけられる。
（ サローヤン ）
835.
言葉は女性的で、行動は男性的である。
（ バルタザール・グラシアン ）
836.
クヨクヨしたら男の魅力は出てこないよ。
やたらに相手を気にしないこと。
もっと鋭敏な感受性と、十分な優しさを持って、どんどん平気で、相手をカバーしてみるんだ。
（ 岡本太郎 ）
837.
嫉妬は、女とっては単に自尊心をくすぐるばかりであるが、男にとってはそれは道徳上の苦痛のごとく深き、肉体の苦痛のごとく間断無き苦痛である。
（ アナトール・フランス ）
838.
いかなる女なりとも、明暮(あけくれ)添ひ見んには、いと心づきなく、憎かりなん。
（ 吉田兼好 ）
839.
男はウソをつくために生まれてきたようなもんさ。
そして、女は男のウソを信じるために生まれてきたんだ。
（ ジョン・ゲイ ）
840.
男は火星から、女は金星からやってきた。
（ ジョン・グレイ ）

841.
妻と子供達を愛さない男は、自分の家に牡獅子を飼い、憎しみを作り上げている人間である。
（ ジェレミー・テイラー ）
842.
ライオンの雄にはたてがみがあり、孔雀の雄には豪勢な羽があるが、人間の男には三つボタンの背広しかない。
（ ジェームズ・サーバー ）
843.
必ず好い男を持ちなさんな。
好い男だと思ったのも其(そ)の当座ばかりさ。
（ 式亭三馬 ）
844.
女性を尊べ。
彼女らは地上の生活のために天国のバラを織りなす。
（ シラー ）
845.
女に忘れられた男は意地になる。
女を忘れる為に出来るだけの手を打ってみせるのだ。
それがうまくいかなければ、忘れたふりさえしてのける。
（ モリエール ）
846.
男女相愛にして肉欲に至るは自然である。
肉交なき恋は、事実にあらずして空想なり。
（ 国木田独歩 ）
847.
（男は）フェアにお互いを自立した男女関係を求める。
だが最後は許してくれる女、抱き取ってくれる存在を信じている。
それは闘う男の痛切な夢なのかもしれない。
（ 岡本敏子 ）
848.
男は結婚式の日には泣こう。
（ シェイクスピア ）
849.
昔の人はうまいこといったもんだ。
「酒も飲まなきゃ煙草もやらない、女も買わずに１００まで生きたバカがいる」ってね。
つまらない人生送るより、自分のやりたいことをやる、思ったようにやる、これだな。
（ 5代目 柳家小さん ）
850.
男の重さってのはよ、その男が背負ってるもんの重さなんだぜ。
（ アニメ『ダンガンロンパ　希望の学生と絶望の高校生』 ）

851.
金の切れめが縁の切れめ、ってのはね、あれはね、解釈が逆なんだ。
金が無くなると女にふられるって意味、じゃあ無いんだ。
男に金が無くなると、男は、ただおのずから意気銷沈しょうちんして、ダメになり、笑う声にも力が無く、そうして、妙にひがんだりなんかしてね、ついには破れかぶれになり、男のほうから女を振る、半狂乱になって振って振って振り抜くという意味なんだね、
（ 太宰治 ）
852.
男は、女になれるものではない。
女装することは、できる。
これは、皆やっている。
（ 太宰治 ）
853.
男がどういうものかは（嫁の）父親がよく知っている。
夫がどういうものかは（嫁の）母親がよく知っている。
つまり、どんな婿も気に入らない。
（ 永六輔 ）
854.
よくキザな女が「恋愛抜きの愛情で行きましょうよ。
　あなたは、あたしのお兄さまになってね」などと言う事がある。
私の経験に依(よ)れば、女があんな事を言う時には、たいてい男がふられているのだと解して間違い無いようである。
（ 太宰治 ）
855.
かなしきは
飽(あ)くなき利己の一念を
持てあましたる男にありけり
（ 石川啄木 ）
856.
男の器量は、生きるか死ぬかの修羅場をいくつくぐるかで変わってくる。
（ 藤沢秀行 ）
857.
私は女ぎらいだから、知っている女は一人も無い。
いやこれは逆かも知れない。
知っている女が一人も無いから、女ぎらいなのかも知れない。
（ 太宰治 ）
858.
男って、正直ね。
何もかも、まる見えなのに、それでも、何かと女をだました気で居るらしいのね。
犬は、爪を隠せないのね。
（ 太宰治 ）
859.
くだらない小説を書きてよろこべる
男憐(あは)れなり
初秋(はつあき)の風
（ 石川啄木 ）
860.
悲しげな眼で過去を見るな。
過去はもはや再び帰っては来ないのだから、現在をうまく生きるほうが賢明だ。
現在は君の手元にあるのだから。
幻のような未来を、男らしく堂々と迎えることだ。
（ ロングフェロー ）

861.
男は女を、女は男を要求する。
そしてそれを見出したとき、お互いに不満足を感じる。
（ 夏目漱石 ）
862.
人の顔いろを読みとるのが素早いのは、かえって性質のいじけている証拠なのです。
立派な男子には、不必要な事です。
（ 太宰治 ）
863.
男子は、人に可愛がられようと思ったりしては、いけない。
男子は、人に「尊敬」されるように、努力すべきものである。
（ 太宰治 ）
864.
男っていうもんは、酬(むく)われるために、何かをやるんじゃない。
やらにゃア、いかんから、やるんで……
（ 遠藤周作 ）
865.
男兄弟のない男の足には力がない。
（ ペルシャの格言 ）
866.
男を美貌のゆえに褒めるべきではなく、醜いがゆえに軽蔑すべきではない。
（ 『旧約聖書』 ）
（ ユダヤの名言 ）
867.
若き二十のころなれや
三年がほどはかよひしも
酒、歌、煙草、また女
外(ほか)に学びしこともなし
（ 佐藤春夫 ）
868.
なにか一事があるとしよう。
男は、大半は黙っているものなのだ。
ところが、女性は、
黙っている男を見て、
ずるいと考えてしまったりする。
これは、
男は自分の感情を抑えて、自分の論理を組み立てようとしているからなので、
女は、自分の感情をそのままぶっつけ合って、問題の解決を自分で企ろうとするからなんだ。
そこに大いなる誤解が生じてくるような気がする。
（ 藤本義一 ）
869.
お道化なんてのは、卑屈な男子のする事だ。
お道化を演じて、人に可愛かわいがられる、あの淋さびしさ、たまらない。
空虚だ。
（ 太宰治 ）
870.
僕たちには青く見えるものが、女には赤く見えているのかも知れない。
僕たち男類は、女類と理解し合ったと安易にやにさがったりなどしているのだが、とんでもないひとり合点かも知れないぜ。
（ 太宰治 ）

871.
二、三寸、背丈(せたけ)が高いか低いかに依(よ)っても、人生観、世界観が違って来るのだ。
いわんや、男体と女体とでは、そのひどい差はお話にならん。
別の世界に住んでいるのだ。
（ 太宰治 ）
872.
いい男は、自分の言ったことを実行し、いい馬は、自分の跳ぶべき距離を跳ぶ。
（ モンゴルのことわざ ）
873.
女に惚(ほ)れられて、死ぬというのは、これは悲劇じゃない、喜劇だ。
いや、ファース（茶番）というものだ。
滑稽(こっけい)の極(きわみ)だね。
誰も同情しやしない。
（ 太宰治 ）
874.
男と女はちがうものである。
それこそ、馬と火鉢ほど、ちがう。
（ 太宰治 ）
875.
人生の成功者は、家庭ではたいてい女房に甘えている。
いかに上手に女房に自信をもたせているかがわかる。
（ 升田幸三 ）
876.
今容貌は如何(いか)に立派であろうとも、女の肉体全身から愛の力が発散されていようとも、女は他に幾(いく)らでもあることは確かだ。
この女一人がいなかったとしても、我々はこれまで生きて来られたことは事実だ。
この女のする事は、醜い女がすることとすべてに変(かわ)りがないことは確かだ。
（ ルクレティウス ）
877.
男というものは、女からへんにまじめに一言でもお世辞を言われると、ぶざいくな男でも、にわかにムラムラ自信が出て来て、そうしてその揚句(あげく)、男はその女のひとに見っともないくらい図々(ずうずう)しく振舞い、そうして男も女も、みじめな身の上になってしまうというのが、世間によく見掛ける悲劇の経緯のように思われます。
（ 太宰治 ）
878.
女も、浅墓なものですが、男のひとも、あんまり利巧とは言えませんね。
（ 太宰治 ）
879.
結婚とは、すべての意見を共にし、しかしすべての男が意見を異にするところの、一つの主題である。
（ オスカー・ワイルド ）
880.
男は死ぬまで戦いだよ。
（ 大山倍達 ）

881.
男の意地というものは、とかく滑稽な形であらわれがちのものである。
（ 太宰治 ）
882.
女房を大事にしないような男は、よそへ行ってもモテません。
今、目の前にあるものを大事にしないということですから。
（ 米長邦雄 ）
883.
あたし、できることなら、からだを百にして千にしてたくさんの男のひとを、かばってやりたいとさえ思うわ。
男は、だって、気取ってばかりいて可哀そうだもの。
（ 太宰治 ）
884.
いい男とは可愛げがあって、ほどがよくて、“生きてること好(ず)き”という男である。
（ 田辺聖子 ）
885.
どうも、男から見ていやなやつほど、女に好かれるようだ。
（ 太宰治 ）
886.
男の子って、どんな親しい間柄でも、久し振りで逢(あ)った時には、互いに高邁の事を述べ合って、自分の進歩を相手にみとめさせたい焦躁(しょうそう)にかられるものなのかも知れないね。
（ 太宰治 ）
887.
男は、武術。
之(これ)の修行を怠っている男は永遠に無価値である。
（ 太宰治 ）
888.
男は毬(まり)であってはならぬ。
ちょっと顔をなぜられてはポンとはずみ、指一本触れただけで転がる。
はずみそうではずまず、転びそうで踏みとどまるものを持っていなければ男ではない。
（ 升田幸三 ）
889.
神は、必ずや、わしのような孤独の男を愛してくれる。
（ 太宰治 ）
890.
人間は、いや、男は、（おれはすぐれている）（おれにはいいところがあるんだ）などと思わずに、生きて行く事が出来ぬものか。
（ 太宰治 ）

891.
（男の）人生にとって重要なのは女性と金でしょう。
（ 水木しげる ）
892.
違いのわからないのが本当の男です。
わかる男はまだ幼稚でコドモです。
違いがわからぬということが、わかるようになるまで四、五十年かかりますな。
（ 田辺聖子 ）
893.
男は女を手に入れれば、すぐ、その女に退屈するものだから。
（ ココ・シャネル ）
894.
母さんにいわせればね、フラれた方がいい男なんだし、いい女なんだってさ。
（ 日渡早紀 ）
895.
オトナの男女たるものは、ヒルの話をヨルするな、ヨルの話をヒルするな。
（ 田辺聖子 ）
896.
（※愛する男と）一緒に住んでしまえば、経済的なこととか日常的なつまらないことがからんで色恋ばかりにひたっていられない。
そうなると案外、どの男と一緒に住んでも同じです。
（ 瀬戸内寂聴 ）
897.
女に対し、興味しんしんの男は、女をホメたり、女の話に耳かたむけたり、女にホメられたがったりするから可愛げもある。
それが男の力になる。
（ 田辺聖子 ）
898.
オジさんは別荘が欲しい。
オバサンはリゾートホテルに泊まるほうがずっといいと思う。
（ 田辺聖子 ）
899.
（※女の言う）○○さんも、ほんとうに淋しい人なのね、という、この淋しい人なのね、に男が弱い。
（ 田辺聖子 ）
900.
男と女が対立し、いがみ合い、仲直りし、理解し合うという、オトナの基盤がないと、（※夫婦における）真の自由も幸福もない。
性の本当の喜びも解放もありはしない。
（ 田辺聖子 ）

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