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哲学者・思想家の名言
☆ １０月１３日 ☆
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1.
人間は言うことが無くなると、必ず悪口を言う。
（ ヴォルテール ）
2.
風刺的な傾向を持つ人間は、他人に自分の機知を恐れさせると同時に、自分も他人の記憶を恐れなければならない。
（ フランシス･ベーコン ）
3.
人間の最も基本的な分類として、「知を愛する人」「勝利を愛する人」「利得を愛する人」という三つの種類がある。
（ プラトン ）
4.
人生はつねに幸福でない。
善き人生のみが幸福なのだ。
（ セネカ ）
5.
若いうちは
何かになりたいという夢を持つのもいい。
しかし、もっと大切なのは、
いかに生きるかである。
日々の行いを選び積み重ねることが、
人生の行方を定める。
（ 串田孫一 ）
6.
偉人が我々より偉いのは頭が少しばかり高く出ているだけのことで、足のほうは我々と同じくらい低いところにある。
（ ブレーズ・パスカル ）
7.
思索は下から昇ってゆくものであるとすれば、瞑想は上から降りてくるものである。
（ 三木清 ）
8.
人間は、助けることの出来るすべての生命を助けたいという内的要求に従い、何らかの生命のあるものならば加害することを怖れる、というときにのみ真に倫理的である。
（ シュバイツァー ）
9.
人間は行動を約束することはできるが、感情は約束できない。
なぜなら、感情は気まぐれだからである。
（ ニーチェ ）
10.
現実の過程で２度同じことが起こることはない。
再び似たような機会に出会うだけである。
（ スザンヌ・K・ランガー ）
11.
人の一生は短い。
君の人生はもうほとんど終わりに近づいているのに、君は自分に尊敬をはらわず、君の幸福を他人の魂の中に置くことをしているのだ。
（ アウレリウス ）
12.
秀でたる知性を有するだけでは十分ではない。
大切なのは、それをうまく活用することである。
（ デカルト ）
13.
情欲は精神の非理性的、反自然的興奮、すなわち強すぎる衝動なり。
（ ゼノン ）
14.
最も尊重しなければならないのは、ただ生きることではなく、よく生きることである。
（ ソクラテス ）
15.
何物も断念することを欲しない者は真の希望を持つこともできぬ。
（ 三木清 ）
16.
人間を見るのには危険に臨んでいるときの方が都合がよい。
逆境にあるときの方が、どんな人物かよくわかる。
そういうときにこそ真実の声が胸の底からほとばしり出、仮面をはぎとられて、正体が残るからである。
（ ルクレティウス ）
17.
神が人間に一つの舌と二つの耳を授けたのは、
しゃべるより二倍多く聞くためである。
（ エピクテトス ）
18.
敵に勝つ者のみが勇敢なるにあらず、自己の快楽に克(か)つ者もまた然(しか)り。
（ デモクリトス ）
19.
自分の心の中に安静を得られないのであれば、他のところに安静を求めても徒労に終わるであろう。
（ ラ・ロシュフコー ）
20.
今日覚悟のできていない者は、明日になればさらに覚悟ができていない。
（ オウィディウス ）
21.
人間は人生にあるこれらの良いもの（＝食物・衣服・感覚・遊戯など）をできるだけ利用し、できるだけ多く愉快に、快活に努めるとともに、
自分だけ愉快になって喜ぶのでなく、他の人々にも喜びを分けてやるがよい。
喜びが大きければそれだけ、生活への意欲はいっそう大きく強くなるものであろう。
（ スピノザ ）
22.
いかなる財宝とくらべようとも、良友にまさるものはないではないか。
（ ソクラテス ）
23.
遊びは可能性の歓喜の声だ。
（ マルティン・ブーバー ）
24.
遭難の経験者は静かな波を見ても震える。
（ オウィディウス ）
25.
友人らしくみえる人々は、おおかた友人にあらず、かく見えぬ人がおおむね友人なり。
（ デモクリトス ）
26.
一番快感のあるものに金のかからないような人間こそ、最も富める者である。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
27.
幸福、それは君の行く手に立ちふさがる獅子である。
たいていの人はそれを見て引き返してしまう。
（ カール・ヒルティ ）
28.
人生の情景は、粗いモザイク画に似ている。
この絵を美しく見るためには、それから遠く離れている必要がある。
間近にいては、それは何の印象も与えない。
（ ショーペンハウアー ）
29.
飲めば飲むほどのどが渇く
（ オウィディウス ）
30.
自分は幸福な生まれでないと思っている人でも、
その友人や近親の幸福によって幸せになるくらいのことはできよう。
ただ恨みだけがこの最後の手を奪うのである。
（ ラ・ブリュイエール ）
31.
失うものは何もない。
守るものなどはじめから何もない。
（ スピノザ ）
32.
相手が、あまりにも明らかな真実に対して異議を唱えるならば、論拠を見つけて意見を変えさせるのは容易ではありません。
（ エピクテトス ）
33.
とにかく健康が第一。
充分な睡眠こそ健康のもと。
（ エマーソン ）
34.
単に給料をもらうために、
壁の向こう側に石を投げ入れ、
それをまた投げ返す仕事をしないかと言われたら、
ほとんどの人は、侮辱されたと感じるだろう。
ところが、今、多くの人々は、
そんな仕事よりましな仕事を与えられていないのだ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
35.
子供を不幸にする一番確実な方法は、いつでもなんでも手に入れられるようにしてやることだ。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
36.
ある者の得は、他の者の損になる。
（ モンテーニュ ）
37.
人のなすあらゆる行為に際して自ら次のように問う習慣を持て。
「この人は何をこの行為の目的としているか」と。
ただし、まず君自身から始め、第一番に自分を取調べるがいい。
（ アウグスティヌス ）
38.
私が他人の言葉を引用するのは、自分をもっとうまく表現するためにすぎない。
（ モンテーニュ ）
39.
家を建てるのは住むためで、人に見せるためではない。
（ フランシス･ベーコン ）
40.
記憶とは、活動したり消したりすることのできない持続である。
（ アンリ・ベルクソン ）
41.
すべてを与えざる愛はエゴイズムである。
（ カール・マルクス ）
42.
駄洒落上手は踏んづけるほどいる。
この種の虫は、国内どこへ行こうと、雨あられと降ってくる。
しかし、本当の洒落の達人となると、稀少の逸材である。
そのように生まれついた者でも、役柄を長くつとめるのはきわめて難しい。
人を笑わせながら、人から尊敬を受けるとなると、ほとんど皆無に近い。
（ ラ・ブリュイエール ）
43.
人間の運命は人間の手中にある。
（ サルトル ）
44.
多くの人間たちにとって、不幸を癒す薬は沈黙である。
とりわけ分別のある者には。
（ カルキノースⅡ ）
45.
友人を得る唯一の方法は、自分が相手の友人になることである。
（ エマーソン ）
46.
真理は神によりてのみ到達され、人間の及ぶところにあらず。
（ アルケシラオス ）
47.
賢い者は、機会を見つける以上に、機会を多く創る。
（ フランシス･ベーコン ）
48.
論争に応ずる場合には、双方にとっていちばん不愉快なやり口は、立腹して黙っていることである。
というのは、攻撃者側は、一般的に沈黙を軽蔑のしるしと考えるからである。
（ ニーチェ ）
49.
死自体よりも死の随伴物が人を怖れさす。
（ セネカ ）
50.
自制とは、理性に従いて人間の欲求を抑制することなり。
（ キケロ ）
51.
良心と名声は二つの事柄なり。
良心は汝自身に帰すべきものにして、名声は汝の隣人に帰すべきものなり。
（ アウグスティヌス ）
52.
妻は、
若い夫にとっては女主人であり、
中年の夫にとっては友であり、
老年の夫にとっては看護婦である。
（ フランシス･ベーコン ）
53.
金は必要からのみ金を求める連中を回避する。
（ アラン ）
54.
歴史とは、犯罪と災難の記録にすぎない。
（ ヴォルテール ）
55.
中間を行くのが、もっとも安全だ。
（ オウィディウス ）
56.
我々は、
他人に幸福を分け与えることにより、
それと正比例して
自分の幸福を増加させるのだ。
（ ジェレミー・ベンサム ）
57.
するのが怖いということは、
次にすべきことがハッキリしているということだ。
（ エマーソン ）
58.
ある巨匠の作品を演奏するピアニストが、その巨匠を忘れさせて、まるで自分の生涯の物語を語っているとか、まさに何か体験しているふうに見えたとき、最もうまく弾いたことになろう。
（ ニーチェ ）
59.
傲慢は、自分以外の者すべてへの軽蔑である。
（ テオフラストス ）
60.
愛とは、孤独な人間が孤独を癒そうとする営みであり、愛こそが現実の社会生活の中で、より幸福に生きるための最高の技術である。
（ エーリヒ・フロム ）
61.
犯罪には恐怖がつきまとう。
それが刑罰である
（ ヴォルテール ）
62.
君の運命は、
君の性格の余韻であり、
結果である。
（ ヨハン・ゴットフリート・ヘルダー ）
63.
自尊心を持つ、ということと、プライドがあるということは、間違いやすい。
誰も自分が大事で、プライドがあると思っているけど、それなら他人に侮辱されても腹は立たないはずだよね。
なぜなら、自分で自分の価値を知っているなら、他人の評価なんか気にならないはずだから。
もしそうでないなら、自分の価値より他人の評価を価値としていることになる。
するとそれは自尊心ではなくて、単なる虚栄心だということだ。
（ 池田晶子 ）
64.
これまでに激しい苦悩も味わわず、自我の大きな劣敗を経験しなかった、いわゆる打ち砕かれたことのない人間は、何の役にも立たない。
（ カール・ヒルティ ）
65.
青年は熱い血によってその趣味を変え、老人は習慣によってその趣味を保つ。
（ ラ・ロシュフコー ）
66.
読書は心豊かな人を作る。
（ フランシス･ベーコン ）
67.
難しい出来事に遭遇したとき、その結果がどうなるかを決定するのは、何よりもまず、最初の姿勢である。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
68.
我々は、我々の幸福を我々の外部、他人の評判のうちに求める。
他人はみな軽薄かつ不公平で、嫉妬、気まぐれ、偏見に満ちていることを百も承知なのに。
（ ラ・ブリュイエール ）
69.
老年の歳月における人生は、悲劇の第五幕に似ている。
人間は悲劇的な最後が近いことは知っているが、それがいかなるものであるかは知らない。
（ ショーペンハウアー ）
70.
苦境には科学的価値がある。
よく学ぶ者は決して見逃さない、絶好の機会なのだ。
（ エマーソン ）
71.
智はいつも情に一杯食わされる。
（ ラ・ロシュフコー ）
72.
内政に平和の破壊があったのでは、外政における平和を可能にできるはずがない。
（ カール・ヤスパース ）
73.
閑暇は哲学の母。
（ トマス・ホッブズ ）
74.
哲学者たちが何と言おうと、我々の最終目標は快楽なのだ。
（ モンテーニュ ）
75.
敵があなたを怖がらせる方法をよく観察すれば、敵がもっとも恐れていることを見つけることができる。
（ エリック・ホッファー ）
76.
自我というものは、それ自体が不正なものだ。
なぜならば、自我は自分が万物の中心だと思おうとするからだ。
また、自我は、他人にとっても都合が悪いものだ。
というのは、自我は他人に服従したがらないからだ。
（ ブレーズ・パスカル ）
77.
人間の偉大さは、不運に対してどのように耐えるかによって、決まるものだ。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
78.
知者は学問を軽蔑し、愚者は学問を崇拝する。
識者は学問を活用する。
（ フランシス･ベーコン ）
79.
自分が恋人を愛すのは彼女への愛情からだと信じている男がいたら、思い違いもはなはだしい。
（ ラ・ロシュフコー ）
80.
怨恨は愛情に劣らず浮気である。
（ ヴォーヴナルグ ）
81.
仕事でいちばん大事なことは、
何より好きなことをやることです。
やりたいことができるのは、
お金や尊敬、地位を得るよりも、
価値があることです。
（ 中島義道 ）
82.
生命を賭(と)すること、生命を犠牲にすることは、それなしでは人間にふさわしい生を得ることもできず、救いの道を見出すこともできないであろうような、人間にとって必須の条件であるが、それも生命を賭すること、生命を犠牲にすることそのものにではなく、それが理性と愛から出た、人間として生きる上での契機となっている点に、意味があるのである。
（ カール・ヤスパース ）
83.
常識とは、この世で最も広く分配されている日用品である。
（ デカルト ）
84.
人は自分の好きなものを手に入れてこそ幸福であり、他人が好ましいと思うものを手に入れても幸福ではない。
（ ラ・ロシュフコー ）
85.
不当に非難することより不当に称賛してしまうことの方が、（相手の）良心の呵責を呼び起こす。
（ ニーチェ ）
86.
完全な作品を作り上げて名声を得ることは、既に得ている名声によって平凡な作品に箔をつけるような、そんな生やさしいものではない。
（ ラ・フォンテーヌ ）
87.
生きているうちに、許されている間に、善き人たれ。
（ アウレリウス ）
88.
南国の勤勉は営利欲ではなく、他人に絶えず必要とされるからである。
食わんがためだけなら勤勉は不必要である。
北国のそれは、その反対である。
（北国の勤勉は営利欲からである。
　食わんがためには勤勉が必要だからである）
（ ニーチェ ）
89.
空中に楼閣を建てても無駄骨には終わらない。
楼閣は空中に建てるものだ。
さあ、その下に土台を建てよう。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
90.
常識や率直なふるまいほど人を驚かすものはない。
（ エマーソン ）
91.
暗黒の中では、我々の想像力は、明るい光の中におけるよりもたくましく働くのを常とする。
（ カント ）
92.
私の人生哲学は、本質的には単純な言葉だが、「辛抱強く頑張る」ところにある。
（ ジョン・デューイ ）
93.
我々が偉人に近づけば近づくほど、平凡人だということが明らかになる。
従者にとって偉人が立派に見えることは稀である。
（ ラ・ブリュイエール ）
94.
所有の本能は、
人間の本能の基礎である。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
95.
私に欠けているものは、私は何をなすべきかということについて、私自身に決心がつかないでいることなのだ。
つまり、私自身の使命が何であるかを理解することこそが問題なのだ。
（ キルケゴール ）
96.
自然がどんなに大きな優雅を与えようとも、偉人英傑を作るのは自然だけではなく、自然と手を組んだ運命である。
（ ラ・ロシュフコー ）
97.
最善の法律は慣習から生まれる。
（ ジョセフ・ジュベール ）
98.
自然はやさしい案内者である。
賢明で、公正で、しかもやさしい。
（ モンテーニュ ）
99.
妨害が大きければ大きいほど、欲望はつのるものだ。
（ ラ・フォンテーヌ ）
100.
つきあいには親切心が無くてはならぬ。
ただし、それには限度が必要である。
度を超えれば、親切心は屈従となる。
少なくとも物事にこだわらない親切心が必要である。
（ ラ・ロシュフコー ）
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