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哲学者・思想家の名言
☆ １０月１２日 ☆
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1.
真の信仰の騎士は常に絶対孤立であり、本物でない信仰の騎士は宗派的である。
（ キルケゴール ）
2.
教える事は二度習う事である。
（ ジョセフ・ジュベール ）
3.
自責の念を致命的に傷つけられた人は、もはや精神的に健全な、分別のある人間のような考え方はしなくなる。
（ バートランド・ラッセル ）
4.
情熱がもはや精神に水を与えることも育(はぐく)むこともなくなると、
怖れが雑草のごとく、
捨てられた土地の荒れ土に吹き出すのです。
（ サム・キーン ）
5.
懐疑は知性の徳として人間精神を浄化する。
ちょうど泣くことが生理的に我々の感情を浄化するように。
（ 三木清 ）
6.
慎重さとは、
求めるべきものと、
避けるべきものを知ることである。
（ キケロ ）
7.
我々は問題に直面しないと、考えない。
（ ジョン・デューイ ）
8.
私は世間から天才だと見られている。
私の持っている「天才」のすべては
次のことに負うている。
何かやることがあると、
私はそれをつぶさに研究する。
毎日毎晩自分の側(そば)から離さず、
ありとあらゆる角度から検討する。
心はすっかりそのことに浸りきっている。
こうして得られる成果を
世間では「天才のたまもの」と呼んでくださるが、
私に言わせれば、
それは勤労と思考のたまものである。
（ アレクサンダー・ハミルトン ）
9.
ほんとうに黙することのできる者だけが、ほんとうに語ることができ、ほんとうに黙することのできる者だけが、ほんとうに行動することができる。
（ キルケゴール ）
10.
科学技術って
進歩する以外に能がないんですね。
文化、芸術がブレーキかけないと、
野蛮な文明国になっちゃう。
合理を最優越させないで
知情意、真善美のバランスを回復しなくてはいけない。
（ 唐木順三 ）
11.
生まれた以上死なねばならぬ、ということ以外確実なことはなし。
（ クリティアス ）
12.
真の雄弁は雄弁を軽蔑し、
真の道徳は道徳を軽蔑する。
哲学を軽蔑することこそ、
真に哲学することである。
（ ブレーズ・パスカル ）
13.
人は互いの助けがあれば、ずっと簡単に必要なものを準備できる。
そして力を合わせれば、あらゆるところで襲ってくる危険をもっと簡単に避けられる。
（ スピノザ ）
14.
革命は些細なことではない。
しかし、些細なことから起こる。
（ アリストテレス ）
15.
四季は、それぞれの季節がくれば、いつも私たちにとって一番よい。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
16.
健康は第一の富である。
（ エマーソン ）
17.
あらゆる偉業は、燃える心の勝利の産物である。
（ エマーソン ）
18.
人間は自分たちの話になると、まるで自分たちには小さな欠点だけしかないように語る。
（ ラ・ブリュイエール ）
19.
歴史は必ず繰り返す。
最初は悲劇として、二度目は茶番劇として。
（ カール・マルクス ）
20.
欠陥はいつも、それを取り除くために必要な変化よりはずっと耐えやすいものとなっている。
（ デカルト ）
21.
友への同情は、堅い殻の下にひそんでいるのがいい。
（ ニーチェ ）
22.
信仰とは意見であるが、その意見は真理を含んだ意見である。
（ フォイエルバッハ ）
23.
犠牲行為によって計画される道徳は、半野蛮的階級の道徳である。
（ ニーチェ ）
24.
偽りの立場において、いちばんひどいことは、それが終焉(しゅうえん)しないということである。
（ アミエル ）
25.
君の魂の中にある英雄を放棄してはならぬ。
（ ニーチェ ）
26.
人間の心は三つの部門、すなわち知力・理性・情熱に分けられる。
知力と情熱は他の動物にも具(そな)わるも、理性は人間のみ具わる。
（ ピタゴラス ）
27.
万物は土より生じ、土に還る。
（ クセノパネス ）
28.
もっともよい復讐の方法は、自分まで同じような行為をしないことだ。
（ アウレリウス ）
29.
上手に話そうとするからいけないのだ。
なあに、靴を注文するとき、靴屋のおじさんに話すように話せばいいのだ。
（ ソクラテス ）
30.
存在者の存在に応えて語ることが、哲学である。
（ ハイデッガー ）
31.
私は一生のうちで、
自分ほど幸福に対する才能に恵まれた人間に会ったことはないし、
また私ほど頑強にしゃにむに幸福に向かって突進していった人間を知らない。
（ ボーヴォワール ）
32.
科学とは色あせたもろもろの思想の集まった墓場である。
（ ウナムーノ ）
33.
我々の憎悪があまりに激しくなると、憎んでいる相手よりも下劣になる。
（ ラ・ロシュフコー ）
34.
貧困は不正なる事を教える。
（ セネカ ）
35.
結び直された友情は、破れたことのない友情よりも心遣(づか)いが要る。
（ ラ・ロシュフコー ）
36.
偏見を捨てるのに、もう遅すぎるなんてことは決してない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
37.
幾何学においては、一般にほとんどの学問の場合と同様に、どれかある特定の命題が直接的な利益をもたらすことはめったにない。
（ ヴォルテール ）
38.
我々は花を散らす風において歓びあるいは傷むところの我々自身を見いだすごとく、ひでりのころに樹木を直射する日光において心萎（な）える我々自身を了解する。
すなわち我々は「風土」において我々自身を、間柄としての我々自身を、見いだすのである。
（ 和辻哲郎 ）
39.
葬式の壮麗さは、生きている人の虚栄のためで、死んだ人の名誉のためではない。
（ ラ・ロシュフコー ）
40.
信仰を持つ人間は、集団における権力者よりも、利害で集まっている烏合の九十九人よりも力強い。
（ J・S・ミル ）
41.
よき友人を得る唯一の方法は、まず自分が人のよき友人になることである。
（ エマーソン ）
42.
己自身を熱愛する人間は実は公共の敵である。
（ フランシス･ベーコン ）
43.
貧しい者とは、ほとんど何も持っていない人間のことではなく、もっと多くを渇望する人間のことを言う。
（ セネカ ）
44.
召使に尊敬される主人は少ない。
（ モンテーニュ ）
45.
「思考」とは何であるか知っている人間は、成功からも失敗からも、非常に多くのことを学ぶ。
（ ジョン・デューイ ）
46.
学問とはわずかな時の間に、
数百千年の人類の経験を受け取ることである。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
47.
人は敗北主義から独断家になる。
（ 三木清 ）
48.
懐疑は賢者の冠である。
（ アラン ）
49.
読書は他人にものを考えてもらうことである。
本を読む我々は、他人の考えた過程を反復的にたどるに過ぎない。
（ ショーペンハウアー ）
50.
完璧になろうとしゃかりきになればなるほど、完璧からどんどん遠ざかってしまう。
（ ハリダス・チャウドリ ）
51.
認識は信仰の報酬である。
信じるために認識するのではなく、認識するために信じよ。
（ アウグスティヌス ）
52.
人間の行動はすべて次の七つの原因の一つないし、それ以上のものを有す。
機会・本性・強制・習慣・犠牲・情熱・希望が、則ちこれなり。
（ アリストテレス ）
53.
芸術は自然の模倣や人間の生の再現以上のものである。
芸術は一種の変換であり変質である。
（ エルンスト・カッシーラー ）
54.
我々は、あまりにも他人の前で自分を偽装するのに慣れているので、
しまいには自分の前でまで自分を偽装するようになる。
（ ラ・ロシュフコー ）
55.
この世界に於(お)いて行為することによって人間は自己を知り得るのである。
（ 三木清 ）
56.
学問には坦々たる大道はありません。
そしてただ、学問の急峻な山路をよじ登るのに疲労困憊をいとわない者だけが、輝かしい絶頂をきわめる希望をもつのです。
（ カール・マルクス ）
57.
ピアノで食べて行くのは、
ピアノを食べるくらい難しい。
（ 土屋賢二 ）
58.
人生のあらゆることを、
それが最後だと思って行いなさい。
（ アウレリウス ）
59.
天も地も海も一(ひ)とまとめにしたすべてでも全宇宙の総和に較(くら)ぶれば無に等しいものである。
（ ルクレティウス ）
60.
あなたの精神が健康か否かを計る尺度は、どこにでも良いことを見つけられるか否かである。
（ エマーソン ）
61.
苦しみを恐れる者は、その恐怖だけですでに苦しんでいる。
（ モンテーニュ ）
62.
機会がなければ、強者の手といえども鎖につながれたのも同然だ。
爪をとられた獅子は、力がなんの役に立とうか。
（ ヨハン・ゴットフリート・ヘルダー ）
63.
うんざりした気持ちを癒やすには、ウイスキーを一杯やって忘れようとするより、仕事に打ち込んで一生懸命になるほうが、よほど効果的である。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
64.
「憎しみ」には状況を変革する力はありません。
それどころか、
単なる報復の心に支配され、
状況を悪化させ、
自他ともの破壊をもたらします。
（ ジョン・ロス ）
65.
臆病の虫に取り付かれると、その人はよきことを行わなくなる
（ キルケゴール ）
66.
世界の快癒はいろいろな処置をほどこすことによってではなく、ものの考え方を改めることによってもたらされるのだと世界自身が気づくときに、ようやく世界は立ちなおることができよう。
（ シュバイツァー ）
67.
すべての人間は、生まれつき、知ることを欲す。
（ アリストテレス ）
68.
女は普通、好色よりも見栄を、貞節よりも好色を多く身につけている。
（ ヴォーヴナルグ ）
69.
習慣は法律よりもなすところが多い。
（ ヨハン・ゴットフリート・ヘルダー ）
70.
我々に関する他人の悪評は、しばしば本当は我々に当てられているのではなく、まったく別の理由から出る腹立ちや不機嫌の表明なのである。
（ ニーチェ ）
71.
生きることは生涯をかけて学ぶべきことである。
そして、おそらくそれ以上に不思議に思われるであろうが、生涯をかけて学ぶべきは死ぬことである。
（ セネカ ）
72.
何を知らないかではなく、何を知っているかで、人を判断しなければならぬ。
（ ヴォーヴナルグ ）
73.
女性の本質は献身であるが、その外形は抵抗である。
（ キルケゴール ）
74.
とにかく結婚したまえ。
良妻を得れば幸福になれるし、悪妻を得れば哲学者になれる。
（ ソクラテス ）
75.
思想と文化は常に
民衆の自発的なものであらざるを得ない。
（ 戸坂潤 ）
76.
正義なんて滑稽ものだ。
一筋の川で限界づけられるのだから。
ピレネー山脈のこちら側では真実でも、向こう側では誤りなのだ。
（ ブレーズ・パスカル ）
77.
破廉恥に対する羞恥心も、
美を求める努力も、
ともに欠けているようでは、
国家にしろ個人にしろ、
偉大な美しい行為を果たすことはできない。
（ プラトン ）
78.
平等主義は因習的不平等・独断的特権・歴史的不正を除去した後、
次には、功績・能力・徳性の不平等に対して謀反を起こした。
（ アミエル ）
79.
虚栄心というものは、自分があるよりも以上のものであると示そうとする人間的なパッションである。
（ 三木清 ）
80.
不確定なこと、わからないことが充満する世界、
正解のない世界のなかで
重要なことは、
すぐにはわからない問題を
手持ちの、わかっている図式や枠に当てはめて
わかった気にならないことです。
（ 鷲田清一 ）
81.
すべての残忍性は臆病から生まれる。
（ セネカ ）
82.
恋文を書くには、まず何を言おうとしているかを考えずに書きはじめること。
そして何を書いたかを知ろうとせず書き終わらなければならない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
83.
暗殺者は世界の歴史を変えなかった。
（ エマーソン ）
84.
神と自然は、何一つ無駄なことはしない。
（ アリストテレス ）
85.
神々と人間どもを通じ、最も偉大なるひとつなる神は、その姿、その心において人間とは似ても似つかぬものなり。
（ クセノパネス ）
86.
本当の友人どうしならば、
たがいに美点を競いあうとか相手を羨むとかいうことはなく、
両方とも同じように成功しようが、
どちらか一方が相手ほど成功しないことになろうが、
腹を立てたりせず、
ほどほどに耐えます。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
87.
青年時代は知恵を磨く時であり、老年はそれを実践する時である。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
88.
健康と自由な一日（＝日々）を与えられれば、帝王の栄華も馬鹿らしく思われるほど幸福になれる。
（ エマーソン ）
89.
不要なものなら、
なくて困るということはない。
（ キケロ ）
90.
国家の価値は、
結局国家を組織する人民の価値である。
（ J・S・ミル ）
91.
生まれつき確固たるものを持ち、反省によって柔軟になるのはよいことである。
（ ヴォーヴナルグ ）
92.
すべての知識の拡大は、無意識を意識化することから生じる。
（ ニーチェ ）
93.
理解は感嘆にまさる。
しかし製作は理解にまさる。
（ アラン ）
94.
隣人の語ること、行うこと、考えることを気にかけない者は、どれだけ多くの利益を受けることだろうか。
（ アウレリウス ）
95.
「自分についての知識」には、
自分をよりよくしようとする努力、実践が必ず伴うはずだ。
（ ソクラテス ）
96.
愚鈍な人間は、つねに鉄面皮な暴力を振るう。
（ エマーソン ）
97.
言葉を正確に使えないということは、
思想も精神も曖昧だということだ。
（ 唐木順三 ）
98.
最高位を望みながら、第二位どころか第三位に甘んじることは、決して不名誉なことではない。
（ キケロ ）
99.
些細(ささい)な打ち明け話をする者を警戒せよ。
君から大きな打ち明け話を引き出すためだ。
（ シュヴァリエ・ド・メレ ）
100.
言葉は空虚なもので、事実はつねに言葉よりも雄弁である。
（ 三木清 ）
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