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哲学者・思想家の名言
☆ ９月９日 ☆
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1.
もし全ての人が、互いに何を語り合っているかを知ったならば、事実、この世に友は四人といないであろう。
このことは、時折誰かが口を滑らせて告げ口をしたために起こる争いからしても明らかである
（ ブレーズ・パスカル ）
2.
正義は美徳の最上の栄光なり。
（ キケロ ）
3.
目指す港がないような航海をしていたら　どんな風が吹いても助けにならない。
（ モンテーニュ ）
4.
瞑想にふける者は、夜のない昼を憎む。
（ ハーバート・スペンサー ）
5.
哲学者の全生涯は、まさに死に至ることと、その死を成就することに他ならない。
（ プラトン ）
6.
どんな不幸な人生からでも、利口者は何らかの利益を得る。
一方、どんな幸福な人生からでも、愚か者は心を傷つけられる。
（ ラ・ロシュフコー ）
7.
簡素化、簡素化に尽きる
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
8.
友情は全世界の富に勝れり。
（ プラトン ）
9.
人は幸せだから歌うのではない。
歌うから幸せなのだ。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
10.
不正を受ける者は、不正を働く者よりも幸福である。
（ ソクラテス ）
11.
自立への大きな一歩は、胃を満たすことである。
（ セネカ ）
12.
まだ驚くことがありうるということに驚く以外は、驚くべきではないだろう。
（ ラ・ロシュフコー ）
13.
私は哲学者ではなく、
「哲学学者」だった。
（ 谷川徹三 ）
14.
軽い苦しみは言葉になるが、大いなる苦悩は沈黙する。
（ セネカ ）
15.
自分が友達に望んでいる通りに、
友達には振る舞わねばならぬ。
（ アリストテレス ）
16.
もし自然な陽気さが失われた場合、快活さを取り戻す最善の道は、元気に立ち上がって、いかにも快活そうに振る舞い、快活そうに話すことである。
それでも快活になれなかった場合は、他に何をやっても駄目なものだ。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
17.
すべての享楽を抹殺するものを讃美し、
享楽を拡大するものを非難し、
窮乏をよしとし、
自己放棄を徳とする。
（ ジェレミー・ベンサム ）
18.
人は、「おれはゼロだ。
　マイナスだ」という自己評価に耐えることはできる。
しかし、「おまえはゼロだ。
　マイナスだ」という他者評価には耐え難い存在なのである。
（ 鷲田小彌太 ）
19.
大自然にひとつの法あり。
それはすべての人間に共通であり、理性的であり、永遠なるものなり。
（ キケロ ）
20.
すべてのものが変化するのは明らかだが、実際には消え失せるのではない。
物質の総量はつねに同じだ。
（ フランシス･ベーコン ）
21.
恋するものの狂乱は、あらゆる狂乱の中で最も幸いなるものなり。
（ プラトン ）
22.
私は苦労はいとわぬ。
辛抱もする。
だが、それは自分の好きなことをする時だけだ。
（ モンテーニュ ）
23.
愛する者、親しい者の死ぬことが多くなるに従って、死の恐怖は反対に薄らいでいくように思われる。
（ 三木清 ）
24.
不機嫌というものは、結果でもあるが、それに劣らず原因でもある
（ アラン ）
25.
心情は理性の知らないところの、それ自身の道理を持っている。
（ ブレーズ・パスカル ）
26.
男は自分を愛してくれなくなった女に対して激昂するが、すぐにあきらめる。
女は捨てられるとそれほど騒ぎ立てないが、長い間慰められない思いを胸に抱く。
（ ラ・ブリュイエール ）
27.
医者よ、あなた自身を助けなさい。
そうすれば、あなたはあなたの病人たちをも助けることになる。
自分自身を癒す者を、目の当たりに見ることが、病人の何よりの助けになるようにすれば良い。
（ ニーチェ ）
28.
害をなすのは、心を素通りする虚偽ではなく、心の中に沈んで居座る虚偽である。
（ フランシス･ベーコン ）
29.
私の精神は足で揺さぶってやらないと、よく働かない。
（ モンテーニュ ）
30.
一般に青年が主張する内容は正しくない。
しかし、青年がそれを主張すること自体は正しい。
（ ゲオルク・ジンメル ）
31.
沈黙を守っている知恵、あるいは発言する力なき知恵は無益なり。
（ キケロ ）
32.
愛というものは、
地中深くにしっかりと根を張り、
また、天にも届かんばかりの大きな枝を張った大樹になるべきものである。
（ バートランド・ラッセル ）
33.
中間を行くのが、もっとも安全だ。
（ オウィディウス ）
34.
誰でも長い期間にわたって不幸なのは、自分が悪いからにほかならない。
生も死も耐える勇気のない人、抵抗しようとも逃げようともしない人、こういう人にはどうしてやればよいのだろうか。
（ モンテーニュ ）
35.
さあ、サイコロは投げられた。
私はルビコン河を渡るのだ。
この道は私を戦いに導くだろう。
だが私はたじろぎはしない。
私は私の手で見出した「この道」を駆け抜けて進むのだ。
（ キルケゴール ）
36.
一兵卒は、
軍曹や伍長に対するほどには、
将軍に対して嫉妬心を抱かない。
（ デイヴィッド・ヒューム ）
37.
間違った思い込みは、自分を名前だと思うところから、次第に広がってゆくことになる。
世界に存在する物には名前があるから、犬や自動車が存在するのと同じ仕方で、自分という物も存在していると思ってしまうんだ。
でも、これは違う。
だって、自分はその名前のことじゃないんだから。
（ 池田晶子 ）
38.
行動するキッカケを逃すな。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
39.
他の人の書いたものを読んで、自己を向上させよ。
他の人が苦労して得たものをそれで容易に得ることが出来る。
（ ソクラテス ）
40.
卑下はしばしば人を従えるために用いられる、
見かけだけの服従にすぎない。
それは、自分を高めようとして、
自分を低くする高慢なからくりである。
（ ラ・ロシュフコー ）
41.
孤独は、優れた精神の持ち主の運命である。
（ モンテスキュー ）
42.
苦しみを共にするのではなく、喜びを共にすることが友人をつくる。
（ ニーチェ ）
43.
正しく理解するなら、数学には真理だけでなく、最高の美しさ──彫刻芸術が持つような冷たく厳しい美しさ──もある。
（ バートランド・ラッセル ）
44.
誰かにとって必要な人間になりなさい。
（ エマーソン ）
45.
女にとって束縛は逃れられない運命で、女がこの束縛から離れようとすれば、いっそう激しい苦しみに出会う。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
46.
人は、いつか必ず死ぬということを思い知らなければ、生きているということを実感することもできない。
（ ハイデッガー ）
47.
同じことを知る人達は、もはやお互いに最良の友ではない。
（ エマーソン ）
48.
知識のある人はすべてについて知識があるとは限らない。
だが、有能な人はすべてについて有能である。
無知にかけてさえも有能である。
（ モンテーニュ ）
49.
幸福は物に求むべからず。
心に求めよ。
（ カント ）
50.
本当に心を満足させる幸福は、私たちのさまざまな能力を精いっぱいに行使することから、また私たちの生きている世界が充分に完成することから生まれるものである。
（ バートランド・ラッセル ）
51.
美と呼ばれるものは、しばしば流行と地域で決められる。
（ ブレーズ・パスカル ）
52.
過失をするのは恥ずかしいことだが、過失を改めるのは恥ずかしいことではない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
53.
欺瞞に対する最上の防御は詐欺なり。
（ ゼノン ）
54.
あまりにも性急に恩返しをしようとするのは、
一種の忘恩行為だ。
（ ラ・ロシュフコー ）
55.
祈ることは、
人生の意味について考えること。
（ ヴィトゲンシュタイン ）
56.
女性は自分を求める人を求めはしない。
むしろ若干冷淡な態度をとる人を求める。
（ カール・ヒルティ ）
57.
民衆は
情熱から蜂起するのではなく、
苦痛の焦慮(しょうりょ)から反旗をひるがえす。
（ エドマンド・バーク ）
58.
一国は他国の滅亡なしには勝ちえないし、不幸な人々を生ぜしめないでは征服しえない。
それゆえ、自国の強大を願うことは、隣国の不幸を願うことである。
（ ヴォルテール ）
59.
気持ちよく断ることは半ば贈り物をすることである。
（ フリードリッヒ・ブーテルベーク ）
60.
慎重さとは、
求めるべきものと、
避けるべきものを知ることである。
（ キケロ ）
61.
恋愛の十分の九は愛する側にあって、その十分の一が愛されている対象の側にある。
（ サンタヤーナ ）
62.
手傷を負ってから盾を振りかざしても遅過ぎる。
（ オウィディウス ）
63.
異常なまでに高められた常識のことを、世間は知恵と呼んでいる。
（ コールリッジ ）
64.
勇気の最高段階は、危険に際しての大胆さである。
（ ヴォーヴナルグ ）
65.
名声は英雄的行為の芳香なり。
（ ソクラテス ）
66.
善、愛、高潔な心を動かしやすい行為や愛の業(ごう)を行わせることができるのは、つねにただ他人の苦悩に対する認識にほかならない。
（ ショーペンハウアー ）
67.
大きな夢を見よう。
大きな夢だけが人の心を動かす。
（ アウレリウス ）
68.
素晴らしい才能を持った人間はどこにでもいるが、分別があり、釣り合いの取れた人間は皆無である。
（ エマーソン ）
69.
音を立てない人々は危険である。
（ ラ・フォンテーヌ ）
70.
人間とは一つの総合――無限と有限、時間的なものと永遠的なもの、自由と必然――である。
（ キルケゴール ）
71.
身体のもとが腐っているとしたら、
どれだけ食べ物や飲み物があり、
また、どれだけお金や権力があったところで、
誰も生きがいがあるとは思えないだろう。
（ ソクラテス ）
72.
ソクラテスは、おまえはどこの人かと尋ねられて、「アテナイの人だ」と答えずに、「世界の人だ」と答えました。
彼は普通以上に充実した広い思想の持主でしたから、全世界を自分の町と考え、自分の知人や、交際や、愛情を全人類に向かって拡げていたのです。
（ モンテーニュ ）
73.
悪しき者達があら捜しをしても、良き人はそれを意に介さない。
（ デモクリトス ）
74.
古来の偉人には雄大な根の営みがあった。
その故(ゆえ)に彼らの仕事は、味わえば味わうほど深い味を示してくる。
（ 和辻哲郎 ）
75.
民主制は、君主制と貴族制の正当な嗣子(しし)である。
（ アミエル ）
76.
老人にもまだ勉強することがあるとすれば、ただひとつ、死ぬことを学ぶべきだ。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
77.
私は君たちに、君たちの官能を殺せと勧めるのではない。
私が勧めるのは官能の無邪気さだ。
（ ニーチェ ）
78.
運動と節制は、老境になっても、何らかの若い力を維持し得る。
（ キケロ ）
79.
書く力も資格もない者が書いた冗文や、
からっぽ財布を満たそうと、
からっぽ脳みそがひねり出した駄作は、
書籍全体の九割にのぼる。
（ ショーペンハウアー ）
80.
小心は人々を不決断にし、その結果、行為の機会と最大の好機を失わせる。
（ トマス・ホッブズ ）
81.
聞き上手は一つの技術である。
（ エピクテトス ）
82.
自己愛は、あらゆるおべっか使いの中で、最も強力なものである。
（ ラ・ロシュフコー ）
83.
個人の自由も次の点では制限されなければならない。
すなわち、他の人達に迷惑をかけてはならない。
（ J・S・ミル ）
84.
金は火によって試され、勇者は逆境によって試される。
（ セネカ ）
85.
善や悪はただの名目にすぎず、容易にくるくるどちらにでも移し変えることができる。
（ エマーソン ）
86.
取るに足りない不愉快なできごとが、幸福をだいなしにすることもある。
（ タタルケビッチ ）
87.
人生の道には、広いのはたくさんあるが、天才が歩んだ道はほんのわずかしかない。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
88.
距離は称讃の偉大なプロモーターである。
（ ドゥニ・ディドロ ）
89.
想像力とは魂の目である。
（ ジョセフ・ジュベール ）
90.
寛大は王権の最後の手段である。
しかし、私は厳格な服従によって、
その高貴なマントをはいでやる。
（ アラン ）
91.
ファシズムが展開するもととなった精神的体系の創始者たちは、
すべてある共通の特徴を持っている。
厳しさというものを、
徳を得るための自己陶冶(とうや)とは見ず、
他人に対する支配権を獲得するための手段と見るのであって、
幸福を彼岸に追いやってしまうのである。
（ バートランド・ラッセル ）
92.
知識を身につける機会があれば、たとえ不完全なものでも無視してはいけない。
無視するのは、劇場に行って芝居を見ないのと同じだ。
（ バートランド・ラッセル ）
93.
笑いは消化を助ける。
胃散よりはるかに効く。
（ カント ）
94.
競合社会では、個の野心が公の利益。
（ アダム・スミス ）
95.
多くの宗教が互いに相反しているのをみる。
だから、ひとつを除いて、他はみな虚偽である。
どの宗教も、それ自身の権威に基づいて（人に）信じられることを欲し、不信仰者をおびやかす。
（ ブレーズ・パスカル ）
96.
自分で実行できることは、決して他人の手を煩わすな。
（ モンテスキュー ）
97.
社会とは、いわば、
その成員を構成していると考えられる個々の個人より成り立つところの
架空のものにすぎない。
社会の利益とは、
それを構成する個人の利益の総和にすぎない。
（ ジェレミー・ベンサム ）
98.
民主制は、虚栄心の強いエゴイズムがよってたかってする山分けにほかならない。
（ アミエル ）
99.
人間の欲望は他者の欲望である。
（ ジャック・ラカン ）
100.
算数は上手く数える学問である。
（ ペトルス・ラムス ）
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