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哲学者・思想家の名言
☆ ６月２４日 ☆
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1.
幸福は徳の褒賞ではなくて、徳そのものである。
（ スピノザ ）
2.
若者は自分の受ける教育の結果をあれこれと思い悩んではならない。
もし毎時間を真剣な気持ちで勉強するならば、あとは成り行きに任せておいても安心である。
どんな学問分野を選ぼうと、ひたすらに努力を続ければ、いつかは同世代のすぐれた代表者として、勝利感にひたれる輝かしい朝が来る。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
3.
いかに生きるかを学ぶには、全生涯を要す。
（ セネカ ）
4.
崇高なものは我々を感動させ、美しいものは我々を魅了する。
森は夜崇高であり、昼美しい
（ カント ）
5.
汝を高むる者は
ただ汝自身の中にあり。
（ 阿部次郎 ）
6.
人間は一つの極端にあるからといって、その偉大さを示しはしない。
むしろ同時に二つの極端に達し、その中間をすべて満たすことによって、それを示すものである。
（ ブレーズ・パスカル ）
7.
誰でも間違いをすることはある。
しかし、間違いに固執するのは馬鹿以外にはない。
（ キケロ ）
8.
希望はうまい朝食だが、晩飯にしてはまずい。
（ フランシス･ベーコン ）
9.
礼儀正しい、決して腹を立てない人物は、まさに大人物と呼ぶにふさわしい。
（ キケロ ）
10.
雑草とは何か？
その美点がまだ発見されていない植物である。
（ エマーソン ）
11.
すべての知識の源は、疑いではなく、驚きである。
（ アブラハム・ヘシェル ）
12.
計画と希望の一致ほど、
人と人の絆を固く結びつけるものはない。
（ キケロ ）
13.
心は正しい目標をなくすと、偽りの目標にはけ口を向けるものだ。
（ モンテーニュ ）
14.
罪を憎みて罪人を憎まず。
（ セネカ ）
15.
どうして？
どこへ？
なぜ？
いかに？
これらの質問が哲学の全てである。
（ ジョセフ・ジュベール ）
16.
社会をつくるまえの人間の自然状態が戦争であったこと、しかも、いわゆる戦争ではなく、すべての人に対する、すべての人の戦争であったことは、否定できない。
（ トマス・ホッブズ ）
17.
革新を施すのにあまりに困難な場合には、革新が必要でないという証拠である。
（ ヴォーヴナルグ ）
18.
数学の成果を軽んずる者は、すべて科学に害をもたらすであろう。
なぜなら、数学を知らない者は、他の精密科学を学ぶことができず、世界を十分に知ることができないからである。
（ ロジャー・ベーコン ）
19.
娘の純潔の確かな番人は厳しさである。
（ モンテーニュ ）
20.
むら気な女とは、もはや愛していない女である。
浮気な女とは、すでに他の男を愛している女である。
移り気な女とは、果たして自分が愛しているのか、また、誰を愛しているのか自分でもわからない女である。
無関心な女とは、誰をも愛さない女である。
（ ラ・ブリュイエール ）
21.
自分を知ることぐらい大切なことはないのだ。
なぜかといえば、（中略）自分のよく知っていることを実行し、必要とするものを手に入れて豊かに暮らし、知らないことは避けて過失を犯さず、しまいには、功成り名遂げて多くの人々の尊敬を受けるようになるからである。
（ ソクラテス ）
22.
人は普通、称讃されんがために褒める。
（ ラ・ロシュフコー ）
23.
卑怯者は、自己の過失の言い訳をし、潔(いさぎよ)い人は、必ず自己の過失を人に告白する。
（ シュヴァリエ・ド・メレ ）
24.
時は、時をよく用いる者には親切である。
（ ショーペンハウアー ）
25.
すべての残忍性は臆病から生まれる。
（ セネカ ）
26.
好首尾かつ幸運に運ばれし犯罪は美徳と称される。
（ セネカ ）
27.
何故(なぜ)女が不幸に対して男より深い同情を示すかといえば、推理能力に弱みを持っているからである。
（ ショーペンハウアー ）
28.
最もよく踏みならされ、また最も人通りの多い道ほど、どれもみな多くの人を迷わせるものである。
（ セネカ ）
29.
愚者が賢者から学ぶことよりも、賢者が愚者から学ぶことのほうが多い。
（ モンテーニュ ）
30.
自嘲は強者のことである。
自己憐憫は弱者のことである。
（ 阿部次郎 ）
31.
数は万物の本質であり、そして宇宙の組織はその諸規定において、一般に数および、数どうしの比の、調和のとれた体系をなしている。
（ ピタゴラス ）
32.
真の友情とは、はるかに功利を超越したものである。
（ ルイ・ド・ボナール ）
33.
「事柄に対するよろこび」と人は言う。
しかし本当はそれは事柄を介しての自己に対する喜びである。
（ ニーチェ ）
34.
大いなる欠点を持つことは、偉人たちのみに限られる。
（ ラ・ロシュフコー ）
35.
ひとたび一人の愛にまき込まれても、憂いや頑なな苦痛を保持しないようにすべきである。
なぜならば、初めの傷を新しい刺激を加えてまぎらし、傷の新しい内に、移り気な愛で気まぐれな振舞いをして治療し、心の動きを他に転じ得ないならば、傷は活発となり、育むことによって痼疾(こしつ)化し、日毎に狂気はつのり、苦悩は悪化するばかりだからである。
（ ルクレティウス ）
36.
この無限の空間の永遠の沈黙は、私に恐怖を起こさせる。
（ ブレーズ・パスカル ）
37.
人生とは自らの道である。
一つのことを試みることであり、一つの道を端的に示すことである。
（ サルトル ）
38.
人が失敗する原因は、ひとつしかない。
それは本当の自分に対する信頼の欠如である。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
39.
単純なものこそ、変わらないもの、偉大なるものの謎を宿している。
（ ハイデッガー ）
40.
優しい言葉をかけるのには、お金も時間も要りません。
にもかかわらず、優しい言葉は多くのことをなしえます。
（ ブレーズ・パスカル ）
41.
つまらない人間ほど、自分を重視するものである。
（ エリック・ホッファー ）
42.
真実と自由は、虚偽と暴力のように堅く結び合っている。
真実さのみが自由な世界を一つに結ぶ。
真実さがなければ、自由な世界も消失する。
自由と虚偽は互いに排斥し合う。
（ カール・ヤスパース ）
43.
現在一つ持っているほうが、未来において二つ持っているよりも値打ちがある。
（ ラ・フォンテーヌ ）
44.
過ちを犯すことは恥ずべきことではない。
むしろその過ちがわかった後も、その過ちを改めようとしないで、繰り返すのは恥ずかしいことだ。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
45.
思想を持ち、理想を持つは、永遠の悦びにして歓喜の花なり。
（ エマーソン ）
46.
孤独は、その恐怖や苦痛とともに、孤立であり、自我の避けがたい行為である。
（ J・クリシュナムルティ ）
47.
聖書は教義ではなくて文学である。
（ サンタヤーナ ）
48.
人民の自由は、国家の強さに比例する。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
49.
恋愛は恋情によって始まる。
したがって、いかに強い友情からも弱い恋情にしか移行できない。
（ ラ・ブリュイエール ）
50.
復讐の知能、人間が今までに一番頭を働かしたのは、この部分である。
（ ニーチェ ）
51.
握ったコブシを開けば、怒りも消える。
（ アラン ）
52.
あなたが出会う最悪の敵は、いつもあなた自身であるだろう。
（ ニーチェ ）
53.
不幸な人間を見つけるのは容易だ。
いつも自分が不幸であるということを自慢している。
（ バートランド・ラッセル ）
54.
母親は息子の友人が成功すると妬む。
母親は息子よりも息子の中の自分を愛しているのである。
（ ニーチェ ）
55.
僕ぐらい僕に似ていない者はいない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
56.
真の懐疑家は論理を追求する。
しかるに独断家は全く論説しないか、ただ形式的に論説するのみである。
（ 三木清 ）
57.
相手のちょっとした欠点に目をつぶることができない限り、友情は長続きしない。
（ ラ・ブリュイエール ）
58.
老人の忠告は冬の太陽のようなものだ。
光を与えるが暖めはしない。
（ ヴォーヴナルグ ）
59.
教育の根は苦いが、
その果実は甘い。
（ アリストテレス ）
60.
正義のもたらす最大の実りは、心の平静なり。
（ エピクロス ）
61.
沈黙は愚か者の知恵である。
（ ラ・ブリュイエール ）
62.
幸福は猫に似ている。
こっちへおいでと呼んでも、おだててもそっぽを向くばかりで、決してやって来ないが、そいつに頓着せず自分のすべきことをしていれば、いつのまにかこちらの足に擦り寄ってきて、膝の上に飛び乗ろうとするものだ。
（ ウィリアム・ジョン・ベネット ）
63.
男女が結論だけ同じ時には、
双方の理由は、
いつもかけ離れている。
（ サンタヤーナ ）
64.
この世で一番大切なことは、
どうしたら自分が自分のものになりきれるかを知ることだ。
（ モンテーニュ ）
65.
考えるということは、答えを求めるということじゃないんだ。
考えるということは、答えがないということを知って、人が問いそのものと化すということなんだ。
どうしてそうなると君は思う。
謎が存在するからだ。
謎が謎として存在するから、人は考える、考えつづけることになるんだ。
（ 池田晶子 ）
66.
民主主義はしばしば嫉(ねた)みによって成立する。
（ バートランド・ラッセル ）
67.
太陽は氷を溶かし、親切な行いは、誤解や不信や敵意を蒸発させる。
（ シュバイツァー ）
68.
地球は皮膚を持っている。
そしてその皮膚はさまざまな病気を持っている。
その病気のひとつが人間である。
（ ニーチェ ）
69.
最大の災害は自ら招くものである。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
70.
自分に理のある時は和解に応じ、
先方に理のある時は訴えるのが得策である。
（ ヴォルテール ）
71.
最善の法律は慣習から生まれる。
（ ジョセフ・ジュベール ）
72.
高潔な人物や高尚な天才の中には、
貪欲なまでの名誉や権力、栄光への欲望があるものだ。
（ キケロ ）
73.
女たちは極端である。
男たちよりも良質か悪質か、そのどちらかだ。
（ ラ・ブリュイエール ）
74.
例外はあるでしょうが、貧乏人は自分より哀れな境遇の人への同情心は強いが、自分より暮らし向きのよくなった人への反感が強く、富裕な人は時として同情心は強くないけれども、人の成功をも喜ぶ傾向が強いと言えるようです。
（ 渡部昇一 ）
75.
音楽において調和と呼ばれるものは、国家においては一致と呼ばれる。
（ キケロ ）
76.
世論に対して関心を示さないのは、
まさに一つの力であり、
幸福の源泉である。
（ バートランド・ラッセル ）
77.
賢明であるコツとは、
何に目をつぶるかを知ることである
（ ウィリアム・ジェームズ ）
78.
通常、青年たちに与える教育は、第二の自負を吹き込むことである。
（ ラ・ロシュフコー ）
79.
各々の物はそれが創られた目的に向かって惹かれる。
惹かれるものの中に、各々の目的がある。
目的のある所に各々の利益と善がある。
（ アウレリウス ）
80.
我々は、
他人に幸福を分け与えることにより、
それと正比例して
自分の幸福を増加させるのだ。
（ ジェレミー・ベンサム ）
81.
樹木は伐(き)り倒されても直(す)ぐに生えて来るが、人間は殺されると再び得ることは容易でない。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
82.
常識とは、二点間の最短距離を意味する。
（ エマーソン ）
83.
日本人は「家」を「うち」として把握している。
家の外の世間は「そと」である。
（ 和辻哲郎 ）
84.
いかなる英雄も最後にはうんざりさせられる。
（ エマーソン ）
85.
英知は知識にすら制限を加える。
（ ニーチェ ）
86.
行動すれば、感情がついてくる。
このことは過去百年間で人類の発展に寄与した、
最も重要な発明である。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
87.
ひやかすとは、品よく無礼を働くことだ。
（ アリストテレス ）
88.
人が多くの理性とわずかばかりの英知を持つことはない。
（ ヴォーヴナルグ ）
89.
現在は過去以外の何ものも含んでいない。
そして、結果の中に見出されるものは、すでに原因の中にあったものである。
（ アンリ・ベルクソン ）
90.
人はいつまでも故郷を身に付けている。
（ ラ・フォンテーヌ ）
91.
愛とは他から奪うことではなくて、自己を他に与えることである。
（ 阿部次郎 ）
92.
人が何を食べているかより、誰と食べているかを見ることだ。
（ エピクロス ）
93.
書物は、それが書かれたときとおなじように思慮深く、また注意深く読まれなければならない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
94.
侮辱は相手のせいではなく、侮辱されたと思い込むせいだ。
（ エピクテトス ）
95.
涙にもそれなりの快感がある。
（ オウィディウス ）
96.
私は隣人に対する愛を諸君には勧めない。
私が諸君に勧めるのは遠き者に対する愛である。
（ ニーチェ ）
97.
私が生まれるということは不条理である。
私が死ぬということも不条理である。
（ サルトル ）
98.
我々は歴史の観察者である以前に、まず歴史的存在である。
（ ディルタイ ）
99.
良い結婚は・・・恋愛を同伴し、その性質を帯びることを拒む。
それはむしろ、友愛の性質を模倣しようと務める。
（ モンテーニュ ）
100.
親の愛は下るばかりで上ってこない。
（ エルヴェシウス ）
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