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哲学者・思想家の名言
☆ １月２３日 ☆
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1.
自然に帰れ
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
2.
人に悪人のレッテルを貼ることには、その人が悪人であるよう期待し、実際にそうなるよう促す効果があります。
（ 大城信哉 ）
3.
書籍は青年には食物となり、
老人には娯楽となる。
病める時は装飾となり、
苦しい時には慰めとなる。
内にあっては楽しみとなり、
外に持って出ても邪魔にはならない。
特に夜と旅行と田舎においては、
良い伴侶となる。
（ キケロ ）
4.
私は苦労はいとわぬ。
辛抱もする。
だが、それは自分の好きなことをする時だけだ。
（ モンテーニュ ）
5.
個々の人間にあっては、隠退と孤独への傾向の増加は、つねにその人間の知的価値の程度に応じて生ずる。
（ ショーペンハウアー ）
6.
人の社交本能も、その根本は何も直接的な本能ではない。
つまり、社交を愛するからではなく、孤独が恐ろしいからである。
（ ショーペンハウアー ）
7.
人間が人間性を無視するのは、人間の理性の誤りである。
（ ヴォーヴナルグ ）
8.
素晴らしき結婚は、盲目の妻と、耳の聞こえぬ夫の間で生まれる。
（ モンテーニュ ）
9.
人間とは「世の中」自身であるとともにまた世の中における「人」である。
（ 和辻哲郎 ）
10.
教育の目的は、各人が自己の教育を継続できるようにすることである。
（ ジョン・デューイ ）
11.
快活さを失った時、
他人に頼らず自発的に快活さを取り戻す秘訣は、
いかにも楽しそうな様子で
動き回ったり、しゃべったりしながら、
すでに快活さを取り戻したように振舞うことである。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
12.
無礼とは、強者を真似した弱者の態度である。
（ エリック・ホッファー ）
13.
制服というものは、人間に安堵と尊敬とを同時に与える。
そして全ての服装は、多かれ少なかれ制服である。
（ アラン ）
14.
哲学は
いってみれば素手で、無前提で、
その作業を開始する。
それはつまり、
いかなる命題もあらかじめ妥当するものとみなさない
ということでもある。
だから、哲学には初心者も専門家もいない。
（ 鷲田清一 ）
15.
あまりに細心すぎるのは、繊細（の意味）を取り違えているのだ。
本当の繊細さは、確固とした細心さである。
（ ラ・ロシュフコー ）
16.
美徳は二つの悪徳のちょうど中間である。
（ アリストテレス ）
17.
鼻持ちならないのは、
無知ではなく無作法である。
（ エルヴェシウス ）
18.
私は人生をあるがままに楽しむ。
たとえ救貧院に住んでいても、楽しい、胸が躍(おど)る、輝かしい人生が送れるはずだ。
夕日は富豪の大邸宅からも救貧院の窓からも、輝かしく照り返す。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
19.
妻は、
夫が若いときには愛人に、
夫が中年になったら友人に、
夫が年をとったら看護婦になれ。
（ フランシス･ベーコン ）
20.
あなたを称讃する人々の価値の有無に重点を置くべきである。
悪から称讃されないことこそ、真の価値であるからだ。
（ セネカ ）
21.
模倣はしばしばわれわれを迷わせる道案内である。
（ ラ・ロシュフコー ）
22.
進歩は
偶然の出来事ではなく、
必然である。
（ ハーバート・スペンサー ）
23.
雄弁がローマで最も盛んだったのは、ローマの政治が最悪の時であった。
（ モンテーニュ ）
24.
世の中で人の言う通りに生きるのは簡単だ。
また、独りのときに自分の意のままに生きるのも簡単だ。
しかし偉大な人間は、
群集の真っただ中で完璧な優しさを保ちながら、
独りのときの意志を貫くのだ。
（ エマーソン ）
25.
人生の本質的な問題は、次の点にある。
今日が最初の日であるかのように、
毎日、新しく生活を始めること──
しかし、一切の過去、
その一切の結果、
忘れられぬ一切の古いもの、
それらを必ずそこに集めて、
前提とすること。
（ ゲオルク・ジンメル ）
26.
復仇は、みずから呼んで「刑罰」となす。
それは、一つの虚言をもって良心のやましくないことをよそおうものだ。
（ ニーチェ ）
27.
恋するものの狂乱は、あらゆる狂乱の中で最も幸いなるものなり。
（ プラトン ）
28.
人間は自然に服従しながら、
自然を支配する。
（ フランシス･ベーコン ）
29.
死を恐れるということは、知恵がないのに、あると思っていることにほかならないのだ。
なぜなら、それらは、知らないことを知っていると思うことだからだ。
（ ソクラテス ）
30.
献身の根本的な誤謬(ごびゅう)は、
人が他人を見る場合、
心中に一つの穴ぼこを持っている対象物としてであり、
自分なら、その穴ぼこを埋めることができると思うことであります。
（ ボーヴォワール ）
31.
丁寧に拒絶することが出来るのは、交際の上で重要な術である。
（ カール・ヒルティ ）
32.
議論はかなり頻繁に、
常識に訴えることによって終わる。
（ トマス・リード ）
33.
暴力に対して暴力が加えられること、
支配する者自身を他の支配が屈服させることを
可能にしてくれるのは
まさに規則なのである。
（ ミシェル・フーコー ）
34.
人間は戦わねばならない。
困難こそ、進歩するためのチャンスとなるのだ。
（ ジョン・デューイ ）
35.
自分の孤独に耐えられないということは、自分で自分を認めることができないということに他なりません。
自分で自分を認めることができないとは、言葉を換えれば、自分で自分を愛することができないということです。
（ 池田晶子 ）
36.
友人に不信を抱くことは、
友人に欺(あざむ)かれるよりも
もっと恥ずべきことだ。
（ ラ・ロシュフコー ）
37.
宗教は間接的にも直接的にも、教義としても比喩としても、いまだかつて一つの真理も含んだことはない。
というのは、どんな宗教も不安と欲求から生まれたものであるからだ。
（ ニーチェ ）
38.
高貴であること──それは、そのときにおそらくは、頭の中に愚劣さを抱いていることを意味するようになるだろう。
（ ニーチェ ）
39.
信心は一種の羞恥心である。
それは羞恥心がわれわれの眼を伏せさせるように、すべての禁断のものの前でわれわれの思想を伏せさせる。
（ ジョセフ・ジュベール ）
40.
過去は、
われわれが何をしなければならないかは教えないが、
われわれが何を避けねばならないかは教えてくれるのである。
（ オルテガ・イ・ガセット ）
41.
靴屋がいちばんぼろの靴を履いている。
（ モンテーニュ ）
42.
政治の一番大きな努力が、あれほど多くの人々の平和を犠牲にして何人かの幸福な人々を作るのであるならば、政治というものは喜ぶべきものだろうか。
（ ヴォーヴナルグ ）
43.
精神を養うのは交渉しかない。
（ アラン ）
44.
時は悲しみと口論の傷を癒す。
（時がたてば）人はみな変わる。
過去の自分はもはや現在の自分ではない。
悩む者も悩ます者も、時がたてば別人になる。
（ ブレーズ・パスカル ）
45.
敷かれた道を進むより、
道なきところに
自ら道を築いて進め。
（ エマーソン ）
46.
栄誉を否定する論者も、
よく論じた栄誉は得たいと望む。
（ ブレーズ・パスカル ）
47.
女房に愛される技術、というものは発明されないものだろうか。
（ ラ・ブリュイエール ）
48.
（だれかが）
「きみを認める」、「きみにそばにいてほしい」と言ってくれれば、
それが「わたしらしさ」のいちばんの証明になるのではないだろうか。
だれかにとってのだれかであること、
これがわたしの「かけがえのない存在」の証である。
（ 鷲田清一 ）
49.
人間は必然的に狂っており、狂っていないというのも別の狂い方で狂っている事になろう。
（ ブレーズ・パスカル ）
50.
（他人の）人生に影響を及ぼすこと
──それは最高の芸術である。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
51.
自分の実力以上に有徳であろうとするな。
また、できそうにないことを自分に求めようとするな。
（ ニーチェ ）
52.
自嘲は強者のことである。
自己憐憫は弱者のことである。
（ 阿部次郎 ）
53.
書物は私の心の鍛錬にはならず、
知を育んだだけである。
（ モンテーニュ ）
54.
崇敬とは、その人物を崇め敬うことによって自分に何か利益があることを望む感情のことである。
（ デカルト ）
55.
慎重さとは、
求めるべきものと、
避けるべきものを知ることである。
（ キケロ ）
56.
よしんば、人間の魂は不死であると信じるのが間違っているとしても、私は喜んでこの間違いを犯して、慰めの種であるこの信念を、生きている限りは、誰が何と言おうと、捨てないつもりだ。
（ キケロ ）
57.
教育の秘訣は、生徒を尊敬することにある。
（ エマーソン ）
58.
生きるということだって、
他のいかなることだって、
正義という一大事にくらべれば、
二の次だとしなければならない。
（ ソクラテス ）
59.
すべての人間は、他人の中に鏡を持っている。
（ ショーペンハウアー ）
60.
時間の価値を知らない者は、生まれながらに栄光には向いていない。
（ ヴォーヴナルグ ）
61.
説き伏せるには大胆な人を、説き勧めるには話のうまい人を、調査や観察には巧妙な人を、おいそれとは片づかない仕事には強情な一筋縄では行かない人間を用いるがよい。
（ フランシス･ベーコン ）
62.
本当の賭博者は、注意・用意・腕前がものをいう賭け事はあまり好まない。
（ アラン ）
63.
過ちをおかすことが悪いのではない。
悪いのはその過ちのために、
ひまわりのごとく、どんな暗い所にいても絶えず太陽の方へ伸びてゆく、
柔軟にして強靭な心を失うことだ。
（ セネカ ）
64.
各人はその考え次第で幸福にもなり、不幸にもなる。
他人が見てそう思う人ではなく、自分でそう思う人が幸福なのである。
（ モンテーニュ ）
65.
人間はその身に降りかかることよりも、それをどう受け止めるかによって傷つくことが多い。
（ モンテーニュ ）
66.
批評家とは、
他人の思想について思考する人間である。
（ ジャン＝ポール・サルトル ）
67.
我々は聞いてもらうよりも、話すことのほうに熱心である。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
68.
順境の際、
招待されし時のみ我を訪れ、
逆境の際、
招待されずとも訪れるが真の友人なり。
（ テオフラストス ）
69.
あれこれ言うには及ばない。
（ エマーソン ）
70.
単純なものこそ、変わらないもの、偉大なるものの謎を宿している。
（ ハイデッガー ）
71.
読書は充実した人間を作り、
書くことは正確な人間を作る。
（ フランシス･ベーコン ）
72.
人は往々にして恋愛を去って野心に赴(おもむ)くが、野心から恋愛に立ち戻ることはほとんどない。
（ ラ・ロシュフコー ）
73.
金は良い召使いだが、
場合によっては悪い主人でもある。
（ フランシス･ベーコン ）
74.
芸術というのは謎である。
（ アドルノ ）
75.
炉辺(ろばた)のまどいより怖ろしきところなし。
（ キケロ ）
76.
読書は充実した人間を作り、
会話は機転の利く人間を作り、
書くことは正確な人間を作る。
（ フランシス･ベーコン ）
77.
恥は若者にとって名誉であり、
老人には屈辱である
（ アリストテレス ）
78.
何を知らないかではなく、何を知っているかで、人を判断しなければならぬ。
（ ヴォーヴナルグ ）
79.
あらゆる宗教は道徳をその前提とする。
（ カント ）
80.
なんと多くの人間が罪のない者たちの血と命で生きていることか！
（ ラ・ロシュフコー ）
81.
詩人の詩文は石碑に刻まれて残っていくが、
天才はそのまま永く生き残っていく。
（ ハーバート・スペンサー ）
82.
学ぶことは、変わることである。
（ 林竹二 ）
83.
何かが起こって落ち込んだら、痛みの原因はその起こった事ではなく、それにかけていた期待である。
そしてこの期待は、いつでも自分で取り消せる。
（ アウレリウス ）
84.
人を信頼（信用）しなさい。
そうすれば人はあなたに正直になるだろう。
素晴らしい人物として接しなさい。
そうすれば素晴らしさを示してくれるだろう。
（ エマーソン ）
85.
単に給料をもらうために、
壁の向こう側に石を投げ入れ、
それをまた投げ返す仕事をしないかと言われたら、
ほとんどの人は、侮辱されたと感じるだろう。
ところが、今、多くの人々は、
そんな仕事よりましな仕事を与えられていないのだ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
86.
真実を語るべきであって、多くを語るべきなのではない。
（ デモクリトス ）
87.
雑草とは何か？
その美点がまだ発見されていない植物である。
（ エマーソン ）
88.
完全な作品を作り上げて名声を得ることは、既に得ている名声によって平凡な作品に箔をつけるような、そんな生やさしいものではない。
（ ラ・フォンテーヌ ）
89.
客観性とは、
けっして無関与をさすのではなく──
なぜなら無関与とは、
そもそも主観的・客観的態度の区別の彼方(かなた)にあるものだから──、
ひとつの積極的かつ特別な関与のありかたを言う。
（ ゲオルク・ジンメル ）
90.
真理と学問一色の世界では、虚偽の相場が高騰し、賢明さ一色の世界では、新たな種類の高貴さが現れるかもしれない。
（ ニーチェ ）
91.
智恵は知識にまさる。
（ ブレーズ・パスカル ）
92.
指輪や宝石は贈り物ではない。
唯一の贈り物は、汝自身の一部を贈ることだ。
（ エマーソン ）
93.
楽天主義は意志の所産だが、厭世主義は人間が自己を放棄した時の状態である。
（ アラン ）
94.
悪にかけても善にかけても英雄がいる。
（ ラ・ロシュフコー ）
95.
貞潔は、
ある人においては徳であるが、
多くの者においてはほとんど悪徳である。
（ ニーチェ ）
96.
心を向上させるために、我々は瞑想をするよりも、学ぶことを少なくすべきである。
（ デカルト ）
97.
人に従うことを知らない者は、
良き指導者になりえない。
（ アリストテレス ）
98.
貧困は不正なる事を教える。
（ セネカ ）
99.
悪を厳しく憎まない人は、きっと悪に染まった人である。
（ 呂坤 ）
100.
人は老年を恐れる。
果たしてそこまで到達するかどうかも確かでないのに。
（ ラ・ブリュイエール ）
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