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医療・医者に関する名言
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医療・医者に関する名言
｜1−100｜
｜101−193｜
101.
自分の（勤める）病院で死にたい看護婦がいたら逢ってみたいわ。
（ 永六輔 ）
102.
痛いか痛くないかは、患者が決めることだろう。
医者の分際で「痛くない」とは、何事だ。
（ 永六輔 ）
103.
告知出来る能力のある医者が、告知を受け止める能力のある患者に話をするのが「告知」ですよ。
そうでないのは「宣告」です。
（ 永六輔 ）
104.
（医療者の患者に対する）思いやりは、
まず虚心坦懐、つまり先入感を持たずに患者の心を知ろうとする姿勢から生まれる必要がある。
（ 神谷美恵子 ）
105.
医者にはそれぞれお気に入りの病気がある。
（ ヘンリー・フィールディング ）
106.
患者の家族の心労も医療の内だと考えてくれませんかねェ。
（ 永六輔 ）
107.
医者には患者の心までは救えない。
弁護士だって同じだ。
医師や弁護士は、ただの職業であり、その職分の範囲内でしか、頑張りようがないのだ。
その範囲を超えて、人間を救いたいと考えるのは、一見、素晴らしいことのように見えるが、実は自分の力を過信した、不遜で傲(おご)り高ぶった、非人道的な態度にほかならない。
（ 長山靖生 ）
108.
百人の医者を呼ぶよりも、
夜更かしと夜食をやめよ。
（ スペインのことわざ・格言 ）
109.
医術は身体の病気を癒すものであり、
他方、知恵は魂を激情から解放するものである。
（ デモクリトス ）
110.
ある種の治療は病気より悪し。
（ プブリリウス・シルス ）
111.
医者は、病気を治しても、
死に対して打つ手を持たない。
それは、雨をしのげても、雷はしのげない屋根と同じだ。
（ 中国のことわざ・格言 ）
112.
医の業(わざ)は習熟に在(あ)らざれば
その妙処は得がたし。
此(こ)の故(ゆえ)に
一人にても多く病者を取扱い、
功を積みたる上ならでは、
練熟することは成り難しと知れり。
（ 杉田玄白 ）
113.
病気の治療薬よりも、
それを防ぐ方法を私は探す。
（ ルイ・パスツール ）
114.
まともな男を連れてきてみなさい。
そうしたら私が彼を治療してあげるから。
（ カール・ユング ）
115.
日記を書くことは、
その人の治療上の進歩の記録だ。
時間が経過するに従い
傷は癒え環境は変化する、
という証拠文書と確信を、
何ヶ月も何年もたった後に日記は与えてくれる。
（ キャスリーン・アダムズ ）
116.
動ける人間が動けない人間を助ける。
こりゃ当たり前だろ。
本来、医療ってものはそういうもんだぜ。
（ 永六輔 ）
117.
梨を分け病人のことたづねけり
（ 大野林火 ）
118.
身体より　口が悪いと　医者が言う
（ 橋口好子 ）
119.
鵙(もず)くると人の永病む窓ひらかれ
（ 石川桂郎 ）
120.
医者とは、ほとんど知識を持っていない薬を処方し、さらに少ない知識しか持っていない病気を治療し、全然知識を持っていない人間を健康にしようとする者のことである。
（ ヴォルテール ）
121.
治療者と患者の関係のすべてに関わってくるのは、
とらえにくい愛、様々な形の愛である。
医師は愛という要素の担い手、容器になる。
（ カール・メニンガー ）
122.
過度の飲酒は、無意識的な逃避願望です。
アル中の（真の）原因は、否定的、破壊的な考えです。
治療法は、（悪い習慣からの）自由と断酒と完全（＝完全な状態）を考え、
それが達成されたときのゾクゾクするようなうれしさを感ずることです。
（ ジョセフ・マーフィー ）
123.
手は尽くしたけれど助からなかった、そのときに医師と家族でコミュニケーションがうまくいっていれば、
特に大きな問題は起きないはず。
（ 矢作直樹 ）
124.
私は教師。
私ほど恵まれた職に就いている者はない。
医者は生命がこの世に誕生する神秘的な時間に立ち会うが、
私は生命が日々、
新たな疑問や考えを抱き、
新しい人間関係の中で生まれ変わるのに立ち会う。
（ ジョン・W・シュラター ）
125.
近代医学は人間を延命させることに力を発揮するが、
延命された老人がいかに生きるかとか、
人間が死期を告げられたときそれをどう受け止めるか、
いかに死ぬかなどの問題に対しては
無力なのである。
（ 河合隼雄 ）
126.
歯医者──あなたの口の中に金属を入れ、あなたのポケットから金(かね)を抜きとる手品師。
（ アンブローズ・ビアス ）
127.
生涯学習にせよ、
養護施設での生活にせよ、
高齢者は、自分でどうするかについて考える余地を与えられていない。
医療関係者や福祉関係者が彼らに必要なものを考えて提供する。
（ 梶谷真司 ）
128.
病む人は病む人同士秋惜しむ
（ 金箱戈止夫 ）
129.
風邪は治すべきものではない、
経過するものである。
自然な経過を乱しさえしなければ、
風邪をひいた後は、
あたかも蛇が脱皮するように新鮮な体になる。
（ 野口晴哉 ）
130.
延命は　不要と書いて　医者通い
（ ?市高光 ）

131.
吾(われ)を殴りたりし患者と日向ぼこ
（ 井上花鳥子 ）
132.
医者というものは、ほとんどわかっていない未知の病気を治療するために、自分でもわかっていない薬を処方するものである。
（ ヴォルテール ）
133.
水でさえ、医者の指示で飲むと、まずい。
（ 「マーフィーの法則」 ）
134.
恋わずらいの人は、ある種の病人のように自分自身が医者になる。
苦悩の原因をなした相手から癒してもらえることはないのだから、結局は、その苦悩の中に薬を見出すのである。
（ マルセル・プルースト ）
135.
解決できない問題などありません。
平和を実現する仕事は、楽天主義でなければ務まりません。
人の命を救う医者と同じです。
ものごとを肯定的にとらえるからこそ、うまくいくのです。
（ ブトロス・ブトロス・ガリ ）
136.
身体がちょっとオカシイぐらいで医者に行ってはいけません。
確かにいつもと違う、という自覚があってからで大丈夫です。
今の診察技術だと、ちょっとオカシイを、とてもオカシイにしてしまう危険の方が高いのです。
（ 永六輔 ）
137.
神が病を癒し、医者が料金を取る。
（ ベンジャミン・フランクリン ）
138.
あらたまの年のはじめの風邪薬
（ 池田澄子 ）
139.
涙について眼科医語る妙な熱気
（ 金子兜太 ）
140.
（病める時には）医者にかかりなさい。
というのは主は医師をつくりたもうたからである。
医師をお前から離れしめてはいけない。
お前は彼を必要としているのだから。
彼らの手によってうまく成功することがある。
（ 経外典 ）

141.
悩みをなくしたいと望んで心理療法を求めるクライエントは少なくないが、
悩みをなくすというよりも悩みを悩みやすい形に変容させるのが心理療法の実態であり、
治療者の役割は、
クライエントの問いがクライエント自らの力で問えるような形になるまで
クライエントに付き合うことだと言えるかもしれない。
（ 河合隼雄 ）
142.
医療現場で大半が考える撤退は、本当の意味での撤退ではありません。
当事者が撤退だと思い込んでいるだけです。
患者さんが他界するまでは、医師にも看護師にも家族にもできることがあります。
端的に言えば、見守ることだってその一つです。
それが自分の手の中にないこと、つまり患者さんに対して何か物理的に施す手立てに思えないことから、医療行為ではないと思い込んでいるわけです。
（ 矢作直樹 ）
143.
リハビリと　足腰鍛え　膝痛め
（ 市丸真由美 ）
144.
仁という字は人偏に二と書く。
夫と妻、兄弟、姉妹、隣人と自分、患者と医者、全部、二人の関係です。
人間二人の間に成立する道徳、約束事は、けっきょくのところ相手の立場に立ってものを考えるということ。
つまり思いやりです。
（ 井上靖 ）
145.
職業について言えば、
軍人はあまりに人気が出すぎるし、
牧師はあまりに怠惰になるし、
医者はあまりに欲得になり、
弁護士はあまりにも強力になり過ぎる。
（ チャールズ・カレブ・コルトン ）
146.
最悪の謀反人とは、
国王や国家に危害を加える武器を取らず、
医者が病人の血を取ることによって癒すように、
国王や国家を改善するのに剣を抜くものである。
（ 小説家サミュエル・バトラー ）
147.
医者というのは、患者のためいるわけで、医者としての地位や名誉などどうでも良いことです。
大切なのは、医者が患者から見捨てられないようにすることです。
（ 須磨久善 ）
148.
腹八分目に医者いらず。
（ 日本のことわざ・格言 ）
149.
過去の出来事を持ち出してこれが今の悩みの原因ですよという治療者に、
患者さんは依存してしまいます。
患者さん自身は何も言えないのです。
治療者から一方的にこうなんだと言われると、
依存関係になってしまう
（ 岸見一郎 ）
150.
医者は職業人であり、殺人大学卒業生である。
（ シドニー・スミス ）

151.
悪は病のように気づかれぬうちにやってくる。
善は医者のように急いでやって来る。
（ チェスタートン ）
152.
日記は、孤独な人の打ち明け相手、慰安者、医者である。
（ アミエル ）
153.
薬が効かない時は医者に文句を言うべきですよ。
効かないからって医者を替えちゃいけないんです。
医者に文句をつけるのが大切なんです。
（ 永六輔 ）
154.
事業などをやる時はなおさらのこと、私生活でも、病気をした場合などの医者にかかるとか、困った時はどの友だちに相談するとかいうふうに、いつでも意中に人の準備がなければいけません。
（ 安岡正篤 ）
155.
早寝早起き、医者知らず。
（ 日本のことわざ・格言 ）
156.
ガン患者を「現役の人間」に戻してあげたいと思うなら、
初めから現役の人間として扱わなければならない。
またそのためには、
治療の場にユーモアを取り入れる必要が出てくる。
（ ベティ・キスナー ）
157.
「お年です」　それが病気か　田舎医者
（ 松浦宏守 ）
158.
目薬の睫毛(まつげ)におちる月はじく
（ 川口重美 ）
159.
医者は人間を弱いもの、弁護士は人間を悪いもの、牧師は人間を愚かなものと見る。
（ ショーペンハウアー ）
160.
人生は短く、医術は長し。
好機は失いやすく、
経験はあてにならず、
（物事の）判断もまた難しい。
（ ヒポクラテス ）

161.
医者（という仕事）は生活の安定を約束していた。
しかし、僕は画(え)が描きたかったのだ。
（ 手塚治虫 ）
162.
親友に告知する医者は、親友じゃないでしょう。
（ 永六輔 ）
163.
医者の不養生
（ 日本のことわざ・格言 ）
164.
顔をなめてくれる子犬に匹敵する精神科医はいない。
（ ベン・ウィリアムス ）
165.
医学とは憶測から出発し、
殺人によって進歩するものである。
（ アンソニー・カーライル ）
166.
数多い医者の中で、もっとも偉大なのは時間である。
（ ユダヤの名言・格言・ことわざ ）
167.
医者は我らの主なる神の（雇われた）修繕工なり。
（ マルティン・ルター ）
168.
神が治療し、医者が料金を取る。
（ ベンジャミン・フランクリン ）
169.
私は、
どんな苦痛をあたえても治療をするのが医者の義務であり、
狂気とたたかうのが精神科医の正義である
と信じこんでいた自分の若さを、恥じた。
こうして、私は狂気の世界に、半分、歩み入ることになったのだ。
（ なだいなだ ）
170.
歯医者──おまえの口に金属を入れ、おまえのポケットから硬貨を引き出す男。
（ アンブローズ・ビアス ）

171.
活力と時間と辛抱の三つが最も偉大な医者である。
（ ボーン ）
172.
神が治し、医者が治療費を取る。
（ ベンジャミン・フランクリン ）
173.
混んでいる病院に来て、先生がゆっくり診察しないって文句いう奴はバカです。
すいている病院に行け！
（ 永六輔 ）
174.
家族や親戚に医者がいると安全だという説は当たりません。
医者にとって一番診察したくないのが家族や親戚ですから。
（ 永六輔 ）
175.
ほどほどに食べて、医者を退けよ。
（ イギリスのことわざ・格言 ）
176.
医者に言われると、素人というものは情けないかな、分別がつかなくなるんですよ。
まして、気が弱くて、急に死にそうもなくて、金があるとなれば、医者のおだてにすぐ乗ってしまいます。
（ 中村天風 ）
177.
良い医者を　待合室で　教えられ
（ 土方昭光 ）
178.
検査あと　妻のやさしさ　気にかかり
（ 細野理 ）
179.
ヤブ医者め　みんな老化で　片づける
（ 松本みよ子 ）
180.
持病には　医者顔負けの　知識あり
（ 玉井一郎 ）

181.
お医者様　パソコン見ずに　オレを診て
（ 佐藤光紀 ）
182.
突然に　医者がやさしく　なる不安
（ 上野翠 ）
183.
山笑ふ医院に老いの漂うて
（ 細谷てる子 ）
184.
病院に　来ぬ人どこか　悪いのか
（ 松沢季吽 ）
185.
医師去りしあと目をつむり夕永き
（ 大野林火 ）
186.
医者よ、あなた自身を助けなさい。
そうすれば、あなたはあなたの病人たちをも助けることになる。
自分自身を癒す者を、目の当たりに見ることが、病人の何よりの助けになるようにすれば良い。
（ ニーチェ ）
187.
病気を治すのは医者や薬ではありません。
本当に病気を治すのは、その人の自然治癒力にほかなりません。
（ ジョセフ・マーフィー ）
188.
医者になって必要なのは、医学以外のことにどれだけ関心を持ち、学ぶことが出来るかだ。
（ 永六輔 ）
189.
医者が自分が病気になった時に選ぶ医者を探せば、その人が名医です。
（ 永六輔 ）
190.
医者は病気を治そうとはする。
しかし大切なのは、病気を治すことではなくて病人を治すことなのだ。
（ 永六輔 ）

191.
すべての人は、自分の中に医者を持っている。
（ シュバイツァー ）
192.
名医は一人では名医になりません。
その医者を支えるチームがあって初めて名医になれるんです。
（ 永六輔 ）
193.
時は免れがたきすべての禍の医者なり。
（ メナンドロス ）
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