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井上靖の名言
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1.
人間という奴は、一生のうちに何かに夢中にならんとな。
何でもいいから夢中になるのが、どうも、人間の生き方の中で一番いいようだ。
（ 井上靖 ）
2.
人生がたった一年しか残されていないんなら、おれは本当に妥協なく生きてみたい。
本当に会いたい人に会いたい。
本当に話したい人と話したい。
本当にやりたいことをやりたい。
本当に行きたいと思うところへ行きたい。
本当に見たいと思うものを見たい。
一体、自分はこれまで何をしていただろう。
（ 井上靖 ）
3.
これまでとまったく違った新しい人生というのは、十五年ぐらいかけてチャレンジすると、かなり達成できるものなんですよ。
（ 井上靖 ）
4.
「（あすなろは）
あすは檜(ひのき)になろう、あすは檜になろうと
一生懸命考えている木よ。
でも、永久に檜にはなれないんだって！
それであすなろって言うのよ」
「僕だけかな」
「何が？」
「あすなろなのは！」
「だって貴方はあすなろでさえもないじゃありませんか。
　あすなろは、一生懸命に
　明日は檜になろうと思っているでしょう。
　貴方は何にもなろうとも思っていらっしゃらない」
（ 井上靖 ）
5.
努力する人は希望を語り、
怠ける人は不満を語る。
（ 井上靖 ）
6.
「養之如春」（これを養う春の如し）──
何事であれ、もの事を為すには、
春の陽光が植物を育てるように為すべきだ
という意味である。
“これを養う”の“これ”には何を当てはめてもいい。
子供を育てることも、
愛情を育てることも、
仕事を完成することも、
病気を癒すことも、
みな確かに、あせらず、時間をかけてゆっくりと、
春の光が植物を育てる、
その育て方に学ぶべきなのである。
（ 井上靖 ）
7.
女は好きな人と結婚しなけりゃだめよ。
好きな人だったら、その人のために、どんな苦労したって、後悔しないと思うの。
お金も、地位も何も要らない。
大切なのはその人が好きだってことね。
（ 井上靖 ）
8.
百万の富を抱(だ)いても、
一生涯に少ししか費(つか)わなかったら、
これは問題なく貧乏人です。
（ 井上靖 ）
9.
人生というものは、本当は金ではないと思うんですよ。
しかし、金という目標を設けておくと、恐らく生き易いですね。
（ 井上靖 ）
10.
地球上で二人が顔を合わせたら、そこには一つの約束がある。
何だといったら相手の立場に立って物を考えよう。
「仁」ですね。
いわゆる思いやりです。
（ 井上靖 ）
11.
人生は所詮(しょせん)克己(こっき)の一語に尽きる。
（ 井上靖 ）
12.
人生は使い方によっては充分長いものであり、充分尊いものであり、充分美しいものである。
（ 井上靖 ）
13.
人間はだれでも、自分の一生を成功だとは考えないまでも、失敗だとは思いたくない。
（ 井上靖 ）
14.
自分に克(か)って机に向かうんだな。
入学試験ばかりではない。
人間一生そうでなければいけない。
（ 井上靖 ）
15.
自分が歩んできた過去を振り返ってみると、何とたくさんのすばらしい、一生に一度の出会いがあることか。
（ 井上靖 ）
16.
借金しようが、泥棒しようが、
一生涯にたくさん金を費(つか)っちまった奴が、
やはり金持ちと呼ばれるべきでしょう。
（ 井上靖 ）
17.
人間というものは、自分が恩恵を受けたたくさんのことを、それを思い出そうとしないと思い出さないものである。
（ 井上靖 ）
18.
万事、焦ることはない、
ゆっくりやれば
いつか事は成る
（ 井上靖 ）
19.
若い人たちはもっと積極的に
一期一会の精神を、
日々の生活の中に生かすべきである。
（ 井上靖 ）
20.
女というものは、夫が何をしていてもいいんです。
ただ、それに協力して、いつでも夫と一緒にいたいんです。
愛情というものはそういうものよ。
（ 井上靖 ）
21.
人間が一生を生きるには、
その人生行路に於(お)いて、
点もあれば、画(かく)もあれば、鉤(かぎ)もあれば、戈(ほこ)もあると思う。
（ 井上靖 ）
22.
人間と人間が顔を合わせたら、お互いにすぐ相手の立場に立って考えようじゃないか。
孔子はそう説いています。
これ以上、生きてゆくうえでの基本的な道徳はありませんね。
（ 井上靖 ）
23.
年齢というものには元来意味はない。
若い生活をしているものは若い。
老いた生活をしているものは老いている。
（ 井上靖 ）
24.
どんな幸福な人間でも、一度は死にたいほど悲しくてつらいことがある。
（ 井上靖 ）
25.
人間の苦しみの中で、
猜疑心という奴が一番苦しいものかな。
火刑(ひあぶり)よりも磔(はりつけ)よりも
苦しいかも知れないな。
（ 井上靖 ）
26.
幸福は求めない方がいい。
求めない眼に、求めない心に、求めない体に、求めない日々に、人間の幸福はあるようだ。
（ 井上靖 ）
27.
女は美しく装うことによって、自分以上の力を持つものでございます。
女というものを、神様はそのようにお造りになっていらっしゃいます。
（ 井上靖 ）
28.
自分で歩き、自分で処理して行かねばならぬものが、人生というものであろう。
（ 井上靖 ）
29.
すべての子供にとって父親というものは常に完全でなければならぬもので、
ここに子供と父親の悲劇の根源はあるようである。
（ 井上靖 ）
30.
旅から苦難が消えてしまったといっしょに、旅情の宝石もまた消えてしまったのである。
（ 井上靖 ）

31.
これから何年、何十年生きても、
おそらく人生というものなど解(わか)りっこないに違いない。
ただ、そうした解らない人生というものの終局点に立ったとき、
人生を肯定する立場に立っていたい。
（ 井上靖 ）
32.
友情というものは、
お互いに相手に対する尊敬と親愛の念の
絶えざる持続がなければならぬものである。
（ 井上靖 ）
33.
大体、人間というヤツは、年齢をとるとロマンティックになるよ。
若い者はロマンティックだなんて笑うが、あれは本当は嘘だ。
若い時は、驚くほど現実的だよ。
（ 井上靖 ）
34.
戦争というものを振り返ってみた時、何とも言えぬ心の痛みと共に思い出されるのは、日本中に無数の“別れ”がばらまかれていたことである。
（ 井上靖 ）
35.
いいことをすれば救われるというのは、ある意味ではごまかしです。
実際の人生に、そういう救われ方はない。
（ 井上靖 ）
36.
人間のやることに結末などはつけられないのだ。
いつだって、中途半端なのだ。
しかし、それでいいではないか。
そもそも結末をつけようというのが、おこがましい限りだ。
（ 井上靖 ）
37.
結婚ということは、本来一種の当てものみたいなものです。
充分調べて、これならいいと思って行ってもうまくいかないこともあれば、不承不承で結婚したのがうまく行く場合もある。
（ 井上靖 ）
38.
仁という字は人偏に二と書く。
夫と妻、兄弟、姉妹、隣人と自分、患者と医者、全部、二人の関係です。
人間二人の間に成立する道徳、約束事は、けっきょくのところ相手の立場に立ってものを考えるということ。
つまり思いやりです。
（ 井上靖 ）
39.
夜毎、
空には神秘な星の光が輝き、
地上には正しく生きることを考え、悩みながら人間が生きている！
（ 井上靖 ）
40.
人間というものは、生きているということに多少の意義がないと、生きていけないものです。
（ 井上靖 ）

41.
本当のことを平気で言える相手もなかったとしたら、お前はこれまでの長い一生を、何のために生きて来たか判らないことになる。
（ 井上靖 ）
42.
なろう
なろう
あすなろう
明日は檜(ひのき)になろう
（ 井上靖 ）
43.
人間何をしてもいいが、あまり自分を不幸にしてはいけない。
（ 井上靖 ）
44.
どうせおだましになるのなら、なぜもっとむごく、とことんまでおだましになりませんでしたの。
女は男のうそによっても、けっこう神にまでなれるものでございますのに。
（ 井上靖 ）
45.
現在、君はもう、昨日までとは違った新しい現実の上に立っている。
前穂の氷の壁よりも、もっと冷酷な地盤に立っている。
よく覚悟しておくことだ。
（ 井上靖 ）
46.
人間の幸せというものは、しみじみと、心の底から、ああ、いま、自分は生きているということを感じることだな。
そうすれば、自分のまわりのものが、草でも、木でも、風でも、陽の光でも、みんな違ったものに見えて来る。
（ 井上靖 ）
47.
本当のことを言うことで、本当のことを言う相手を持つことで、お前はこの世に生きて来たことを肯定しようとしている。
自分の人生に意義を見出そうとしている。
（ 井上靖 ）
48.
克己(こっき)という言葉を知っているか。
克己とは自分に克(か)つことだ。
非常に難しいが、人間が他の動物と違うところは、誘惑や欲望と闘って自分に打ち克つことができるという点だ。
勉強するも克己、仕事をするのも克己、みな克己だ。
（ 井上靖 ）
49.
人間は、何か目当てがないと生きて行けないのだ。
（ 井上靖 ）
50.
愛が信じられないなら、愛なしで生きてごらん。
世の中が信じられないなら、世の中を信じないで生きてごらん。
人間が信じられなかったら、人間を信じないで生きてごらん。
生きるということは、恐らく、そうしたこととは別ですよ。
（ 井上靖 ）

51.
結婚して何年かすると、みんな相手が古ぼけて見えて来るものだ。
──なぜ、自分はこんな相手と結婚したんだろう。
（ 井上靖 ）
52.
愛とは自分の相手に対するものだ。
問題は、それをきびしく守るかどうかと言うことだ。
（ 井上靖 ）
以上
【 井上靖の名言 】
全部で、52件
　
　
★ ★ ★ ★ ★
以下、ランダム名言コーナー
1.
私達は、話をするのが、
特にむだ話をするのが好きなのである。
（ 小林秀雄 ）
（ Kobayashi Hideo ）
2.
仕事に手を抜くことは、自分の誇りを失うことでもある。
（ 七瀬音弥 ）
（ Nanase Otoya ）
3.
川の氾濫とは、人類に対する川の反乱である。
（ 七瀬音弥 ）
（ Nanase Otoya ）
4.
高付加価値事業においては、
（１）問題解決のナレッジ、
（２）顧客についてのナレッジ、
（３）これらを結びつけるブローカリーのナレッジ、
が重要である。
（ ロバート・ライシュ ）
5.
忍耐は運命を左右する。
（ ラテンのことわざ・格言 ）
（ Latin saying ）
6.
国際化って、そうむつかしいことじゃないんだ。
五親等以内に外国人がいることだ。
（ よく語られる定義 ）
7.
人は自我と自律の狭間でもがいて自己の内部で折り合う。
その折り合いが自我のほうに比重がかかっている人はクリエイティヴな方面に進むと成功しやすい。
自律のほうにかかっている人は専門職が向いている。
（ 志茂田景樹 ）
（ Shimoda Kageki ）
8.
人間は泣きながら生まれてきて、
重い重い宿命を背負いながら、
それをはね返し、はね返し、生きている。
これ以上、その人間に何を要求するだろうか。
（ 五木寛之 ）
（ Itsuki Hiroyuki ）
9.
人間が科学を進めている原動力は、人間の好奇心にあある。
（ 利根川進 ）
（ Tonegawa Susumu ）
10.
私がやってきた事の中で、
最も重要なものは、
私と一緒に働く人たちをコーディネイトし、
彼らの努力を決まったゴールへと向かわせることだ。
（ ウォルト・ディズニー ）
（ Walter Disney ）
11.
数学とは、
形と量についての科学であり、
数学的な知恵とは、
形と量についての観察結果に
論理学を応用することにほかならない。
（ エドガー・アラン・ポー ）
（ Edgar Allan Poe ）
12.
誰の言葉にも耳を傾けよ。
口は誰のためにも開くな。
（ シェイクスピア ）
（ Shakespeare ）
13.
恥ずべきは弱い者ではない。
弱いままの者だ！
（ 漫画『ブラッククローバー』 ）
（ Black Clover ）
14.
まともな男を連れてきてみなさい。
そうしたら私が彼を治療してあげるから。
（ カール・ユング ）
（ Carl Jung ）
15.
「もしかして」って思わなきゃ、恋なんてしてらんないでしょ。
（ 漫画『永田町ストロベリィ』 ）
16.
富める友の家には招かれた時に行き、
貧しき友の家には招かれなくても行け。
（ 西洋のことわざ・格言 ）
（ Seiyou saying ）
17.
神が罪を許さなければ、天国はいつまでもからっぽだろう。
（ モハメッド・ベン・シュネブ ）
18.
成果の９０％は上位１０％の事象によって生み出されるが、
コストの９０％は成果をもたらさない残り９０％の事象が原因で発生する。
（ ピーター・ドラッカー ）
（ Peter Drucker ）
19.
人にはできることもあれば、できないこともある。
得意なものもあれば、どうしても不得意なものもある。
それが一人の人間が持っている光と影なのです。
光にばかり目を向けるのではなく、影の部分もしっかりと見据えることが大切です。
（ 曽野綾子 ）
（ Sono Ayako ）
20.
法律がなければ刑罰もない。
（ フォイエルバッハ ）
（ Feuerbach ）
21.
一流レストランが、客に「自分は特別だ」という気分を味わわせるように、社員にそうした気分を味わわせるよう、あらゆる手を尽くしている。
もしそうでないとすれば、その会社は怠慢なのだ。
（ メアリー・ケイ・アッシュ ）
（ Mary Kay Ask ）
22.
高齢者をひとくくりにするのは年齢差別（agism）につながる。
（ 鳥飼玖美子 ）
（ Torikai Kumiko ）
23.
沈黙を守る者は有罪を認めた者。
（ イタリアのことわざ・格 ）
（ Italia saying ）
24.
考えに考え抜けば、解決できない問題はない。
（ ヴォルテール ）
（ Voltaire ）
25.
「自分としては賛成しかねるのだけれど、全体で決まったことなので……」などというのは、責任者としてとるべき責任の自覚に欠けている。
（ 松下幸之助 ）
（ Matsushita Kounosuke ）
26.
春風の日本に源氏物語
（ 京極杞陽 ）
（ Kyougoku Kiyou ）
27.
政治的な革命というのは部分的な革命にすぎない。
全人的な意味での革命とは、本当に自分が望んでいることがなにかを知ることから始めなければならない。
（ 寺山修司 ）
（ Terayama Shuuji ）
28.
浴衣着てからだが思ひ出す風評
（ すずきりつ ）
29.
もし全てがうまくコントロールされているように見えるなら、まだスピードが足りない。
（ マリオ・アンドレッティ ）
30.
創造は過去と現在とを材料としながら新しい未来を発明する能力です。
（ 与謝野晶子 ）
（ Yosano Akiko ）
31.
義あるものは財なく、財ある者は義なく、慶びを共にする者多く、憂いを分かつ者少なきは世の習い。
（ 高野長英 ）
32.
人情は依存症を歓迎し、義理は人々を依存的な関係に縛る。
義理人情が支配的なモラルである日本人社会は、かくして甘えの瀰漫(びまん)した世界であった。
（ 土居健郎 ）
（ Doi Takeo ）
33.
純真なバカ者ほど
おそろしい者はない。
（ 水木しげる ）
（ Mizuki Shigeru ）
34.
純粋な「心」を持たないものは先へは進めない。
必ずできると信じる心、絶対にやりとげるという強い意志、それがなければそもそも戦いの場に立つことは許されない。
（ 宇津木妙子 ）
（ Utsugi Taeko ）
35.
批判には慣れております。
私にとって、生きていくうえでのBGMのようになっていますので、つらいとも思いません。
（ ヒラリー・クリントン ）
（ Hillary Clinton ）
36.
われわれが古来からの伝統と思いこんでいる事柄とて、それが成された当初はすべてが新しかったのだ。
（ クラウディウス ）
【 藤村俊二 】
【 レニー・ブルース 】
【 宇井純 】
【 マチュラン・レニエ 】
【 荻生徂徠 】
【 ジョルジュ・サンド 】
【 ビング・クロスビー 】
【 森繁久彌 】
【 松坂大輔 】
【 星新一 】
【 ナタリー・ポートマン 】
【 向田邦子 】
【 下條信輔 】
【 渡辺和子 】
【 アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』シリーズ 】
【 モーリス・テスカ 】
【 トマス・ヘンリー・ハクスリー 】
【 自分に似合う言葉 】
【 リーダーの態度 】
【 コミュニケーションは武器 】
【 愉快な日 】
【 仲間に抵抗 】
【 愛しているから必要 】
【 錐を袋の中に隠す 】
【 男の義務 】
【 政治のレベル 】
【 名詞の共有 】
【 ショックが収まる 】
【 老いを隠さない 】
【 不道徳に陥る 】
【 とぼける 】
【 同調の精神 】
【 良しと言う 】
【 丸い月 】
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