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1.
医者や歯医者、トップセールスマン、弁護士の収入は、一生型ではありません。
それきり型です。
彼らはお金持ちに見えるかもしれませんが、多くの人と同じように、回転ドラムの中をひたすら走っているにすぎないのです。
（ ロバート・G・アレン ）
2.
医は仁術──
医術は単なる技術ではなく、
人を救う道である。
（ 医療分野の格言 ）
3.
予防は治療にまさる。
（ エラスムス ）
4.
予防に優れる治療無し。
（ プブリリウス・シルス ）
5.
すべてこの世の病には、
治す手だてがあるか、なし。
手だてがあるなら見つけよう、
手だてがないなら忘れよう。
（ 『マザーグース』 ）
6.
（患者を）死にたいように死なせてあげたい。
ホスピスの医者としてはそう考えるのですがね。
こういう死に方をしたいというイメージのない人ばかりなんです。
（ 永六輔 ）
7.
医者にとって、出逢う患者の一人ひとりが恩師といえます。
（ 永六輔 ）
8.
よき友三つあり。
一つには物くるる友。
二つには医師(くすし)。
三つには智恵(ちえ)ある友。
（ 吉田兼好 ）
9.
プロにとっての最大の責任は、
2500年前のギリシャの名医、ヒポクラテスの誓いの中にはっきり示されている。
「知りながら害をなすな」である。
（ ピーター・ドラッカー ）
10.
医学にはあまり滑稽なことはない。
しかし、滑稽なことの中には癒す力がたくさんある。
（ ジョシュ・ビリングス ）
11.
病気は全快しない限り、医者の方が悪く言われます。
その覚悟が無きゃ医者なんかやってられませんよ。
（ 永六輔 ）
12.
人の数だけ医療がある。
（ 一般のことわざ・格言 ）
13.
医学だけでなく、心にも免疫システムを活性化する力がある。
（ ジョナス・ソーク ）
14.
医は能(よ)く病を癒(いや)すも、
命を癒す能(あた)わず。
（ 中国のことわざ・格言 ）
15.
マネジメントの値打ちは、
医療と同じように、
科学性によってではなく、
患者の回復によって判断しなければならない。
（ ピーター・ドラッカー ）
16.
「医者と患者」と考えるな。
コーチと選手だ。
（ 作者不詳 ）
17.
今は人間の死に方がおかしくなっている。
救命の治療ではなく延命の治療になっている。
人間、死にたいように死ぬのが一番で、
酒飲みは酒を飲みながら死んだっていいし、
ヘビースモーカーはタバコを吸いながら死んだらいい。
（ 山崎章郎 ）
18.
この世で最上の医者は、
食養生博士・安静博士・快活博士である。
（ ジョナサン・スウィフト ）
19.
時は偉大な医者である。
（ ベンジャミン・ディズレーリ ）
20.
すぐれた医者は、正しい診断を最も多く下す人ではなく、誤った診断をすばやく見つけ、それを直ちに改めることのできる人である。
（ ピーター・ドラッカー ）
21.
名外科医は腕によって手術する。
ハートによってではない。
（ アレクサンドル・デュマ ）
22.
治療はまさに三者一体の力を合わせた努力だ
──患者、医師、そして内的医師の。
（ ラルフ・バーチ ）
23.
診察室の観葉植物が枯れている医者には、かかるな。
（ エルマ・ボンベック ）
24.
医者は、病を治しても病人を死なせる。
（ フランシス･ベーコン ）
25.
大半の薬が無価値であることを知っているのが名医だ。
（ ベンジャミン・フランクリン ）
26.
若い医者と老いた散髪屋には気をつけろ。
（ ベンジャミン・フランクリン ）
27.
立派な病院のひどい手術。
はい、よくあります。
（ 永六輔 ）
28.
マネジメントは、
医療が科学でないのと同じ意味において科学ではない。
マネジメントも医療も実践である。
（ ピーター・ドラッカー ）
29.
ろくに知りもせぬ怪しげな薬を、なおさら知りもせぬ人の体内に注ぐのが、医者である。
（ ヴォルテール ）
30.
病人の気持ち、その家族の気持ちがわからぬようなら、どんな医学者でも医者じゃあない。
（ 遠藤周作 ）

31.
患者というのは、
医者が思う以上に、弱い者である。
案外、そこのところが空白になっている。
（中略）医者は患者がたくさんいて、
慣れっこになっているから、
その大変さをなかなか思えなくなっている。
（ 市川平三郎 ）
32.
定命(じょうみょう)が尽きれば、
名医の下にいても、
慈母の膝下(しっか)にいても、
死ぬほかないでしょう。
（ 河口慧海 ）
33.
（患者が）家族や友人、宗教家、医師、看護婦、ソーシャル・ワーカー、それになによりも同じ経験をした人たちの助けを受け入れると、
信じられないほどの力が得られるものだ。
それが、文字通り命を救ってくれる。
（ ロバート・クレイグ ）
34.
薬(くすり)人を殺さず、
薬師(くすし)人を殺す。
（ 日本のことわざ・格言 ）
35.
だって治療にはとても金がかかるよ。
だから、どうせ死ぬと決まっているなら、
その金を蓄えておくほうがよい。
（ ジャン＝フランソワ・ルニャール ）
36.
積極的考え方の力は、
現代医学のあらゆる技術にもまさって、
病気と戦うのに強い力を持つ。
（ トマス・Ｗ・アレン ）
37.
飢えは、
最上のコックであるばかりでなく、
最上の医者でもある。
（ ペーター・アルテンベルク ）
（ 空腹（飢え・食欲）が料理（食べ物・食事）を美味しくする ）
38.
三たび肱(ひじ)を折って良医と為る
（ 『春秋左氏伝』 ）
39.
人間にとって、言葉は苦悩を癒す医者なり。
なぜならば、言葉のみが魂を癒す不可思議なる力を有するからなり。
また、この言葉こそ、古の賢者たちは「妙薬」と呼ぶ。
（ メナンドロス ）
40.
医学は無力な方(ほう)が多いんだよ。
（ 漫画『エンジェル・ハート』 ）

41.
教育とか医療ってものは商売として割りきって、腕のある先生には高いギャラで働いて貰う。
それでいいんじゃないですか？
（ 永六輔 ）
42.
患者にとって病気は「私だけ」のものなのに、私たち医者は「あなたたち」という扱いをしてしまうんです。
（ 永六輔 ）
43.
医者になりたい奴がいたら、哲学を学んでから医学にとりかかってほしいね。
いきなり医学だから、病気は治せても病人が治せないんだよ。
（ 永六輔 ）
44.
神経病や神経病患者の数が増えたのではない。
神経病に眼の肥えた医者が増えたのだ。
（ チェーホフ ）
45.
患者さんの暮らしの中に
病気がある、看護がある、介護がある。
（ 早川一光 ）
46.
この世のすべての病気には、
治療法があるかないかのどちらかだ。
もしあるなら、
それを見つけるようにしなさい。
もしないなら、
気にしないことだ。
（ 『マザー・グース』 ）
47.
医療者が知らず知らずに持ちやすい思いあがりの心は、
「患者の心は何もかもよくわかっている」
と思い込んでしまうことだろう。
（ 神谷美恵子 ）
48.
酒呑みに論理なんかありません。
早い話が弱虫なんですよ。
だから、たかが医者に止められると大部分が禁酒するんです。
（ 永六輔 ）
49.
（看護婦が）白衣の天使なんてとんでもない。
白衣の奴隷よ。
（ 永六輔 ）
50.
あなたは医者に助けてもらうのですから、それにふさわしい尊敬の念で医者をうやまいなさい。
というのは、主が医師をつくりたもうたからです。
至高なる者より治癒は来るものであり、医師は王者の名誉を受けるであろう…
（ 経外典 ）

51.
患者と医師を結びつけ、
癒し、慰め、回復、
つまり私たちが奇跡と──今のところは──呼ぶことを実現させるのは、
この愛という要素である。
（ カール・メニンガー ）
52.
末期医療の末期って、
無神経な言葉だと思いませんか。
（ 永六輔 ）
53.
役者か芸者に共通する魅力を持つ医者は名医です。
（ 永六輔 ）
54.
今の医療は本来の医療の一部なんですよ。
身体を救い、心を救い、生命を救って、
初めて救ったことになります。
（ 永六輔 ）
55.
世間のいう名医なんていい加減なものさ。
あなたの名医が名医なんです。
（ 永六輔 ）
56.
重い病から回復する鍵は、四つの信頼にあると思う。
自分を信じ、医師を信じ、治療を信じ、そして自分の信念を信じることだ。
（ バーニー・シーゲル ）
57.
苦しんでいる患者の身になってやるのが本当の医者というもんだ。
（ 遠藤周作 ）
58.
結局のところ、医学の発達は
人類の抱える問題をより多く浮上させ、
細分化し、複雑化させただけではないのか？
（ 村上春樹 ）
59.
医学の力に、自分自身が持っている癒す力が加われば、最高の治療法になる。
（ ノーマン・カズンズ ）
60.
病んでも、苦しんでも、
信仰を医師の代用品に使用してはなりませぬ。
病いは恩師なり。
（ 中村久子 ）

61.
治療とは、ずっと先にある結果ではなかった。
プロセスなのだ。
（ スーザン・チェルナック・マッケルロイ ）
62.
古来「病は気から」といわれますが、
それは医学的にみても正しいことです。
しかし、その良い気分や悪い気分を決定づけるものとして、
まず（使う）言葉の存在があります。
（ 佐藤富雄 ）
63.
死んでから来ては、名医もヤブ医者以下。
（ 本田宗一郎 ）
64.
恐怖を治す医者はいない。
（ スコットランドのことわざ・格言 ）
65.
「これ以上できることはない」
「病気と共存するしかない」といった医師の言葉は、呪いとも言うべき力を発揮する。
（ アンドルー・ワイル ）
66.
患者が死ぬと、
医者が殺したことになり、
患者が回復すると、
聖者が救ったことになる。
（ イタリアのことわざ・格 ）
67.
医者は、
病人か病気かのいずれを退治しても、
代金を払わせる。
（ ポーランドのことわざ・格言 ）
68.
裁判官と医者は、
（人を）殺しても罰せられない。
（ ロシアのことわざ・格言 ）
69.
医療の沙汰も金次第
（ ながれおとや ）
70.
絶望におちいった病気は、
いちかばちかの治療によってのみ救われる。
（ シェイクスピア ）

71.
名医が育つには、
一定数の患者が存在しなければならない。
（ 頼藤和寛 ）
72.
病を知れば癒(い)ゆるに近し。
（ 日本のことわざ・格言 ）
73.
医療技術が進めば進むほど、
宗教的になってゆく。
（ 永六輔 ）
74.
病があっても、
年をとっても、
死を前にしても、
生き生きと生涯を終えていこうという、
そういう医療があっていい。
それは神の手ではなくて、
仏の手ではないかな。
（ 早川一光 ）
75.
男にとって嘘がどれほど必要なもので、しかも手助けとなるものか、女と医者だけが知っている。
（ アナトール・フランス ）
76.
自然と時と忍耐の三つが、もっとも偉大な医者である。
（ ヘンリー・ボーン ）
77.
良き医者は、特効のある薬と治療法を持っている者を言う。
それを持っていない場合には、持っている医者に自分の患者を依頼する者を言う。
（ ラ・ブリュイエール ）
78.
苦しみを選んでいるのは、実は私たち自身なのです。
それは、あなたの病んだ部分を癒すために、あなたの内部にいる医者が選んだ苦い薬なのです。
ですから、その医者を信じ、文句を言わず、心穏やかに、素直に、その薬を服用しましょう。
（ ハリール・ジブラーン ）
79.
政治家の常識は、国民の非常識。
同じことです。
医者の常識は、患者の非常識なんです。
（ 永六輔 ）
80.
医者がね、コンサートや寄席に通ってるといったら、それだけで名医だと思ってもいいよ。
（ 永六輔 ）

81.
恋は治療し得ない病である。
（ ジョン・ドライデン ）
82.
病める心を癒すのは、言葉である。
（ アイスキュロス ）
83.
平均寿命を過ぎたら、医者の言うことなんか聞くこたァない。
（ 永六輔 ）
84.
若い医者にかかると、
墓地まで大いに繁盛する。
（ フランスのことわざ・格言 ）
85.
臓器移植は医療としては中途半端なものですよ。
人工臓器を完成させることが最終目標ですね。
（ 永六輔 ）
86.
医者がいい男だと、それだけで体調が良くなっちゃうのよ。
入院してるのが嬉しいんだもん。
（ 永六輔 ）
87.
へぼ医者にかかると健康が、
へぼ司祭にかかると信仰が損なわれる。
（ トルコのことわざ・格言 ）
88.
病人が臨終となってから来る医者は、幸せである。
（ ヨーロッパのことわざ ）
（ フランソワ・ラブレー ）
89.
腕の良い医者、安く葬儀をやってくれる坊主、それを探しておくのが生きる知恵じゃないかと思ってます。
（ 永六輔 ）
90.
医術は患者を慰めることにあり、
自然は病気を治す。
（ ヴォルテール ）

91.
医学以外のところで患者さんの心の支えになることが、
本当の医術ではないか。
（ 日野原重明 ）
92.
医者には三つの武器がある。
第一に言葉、第二に薬草、第三にメスである。
（ ヒポクラテス ）
93.
世の中で医者ほど幸福な人間はいない。
（治療に）成功すれば世界中が誉めたたえ、失敗すれば世間がふたをして覆い隠してくれる。
（ フランシス・クワールズ ）
94.
名医には患者が集中します。
集中すれば三分診察。
つまりもう名医じゃありません。
（ 永六輔 ）
95.
いい医者が有名になりますね。
有名になると忙しくなって、いい医者とは言えなくなります。
忙しくない医者が名医になれるんです。
（ 永六輔 ）
96.
医者と患者は、同時に強者と弱者なんだよ。
このことを忘れないでほしい。
（ 永六輔 ）
97.
医者が治療したんじゃなくて、患者が自分の力で勝手に治っちゃったってことは多いんです。
でも、それも医者が治したことになります。
（ 永六輔 ）
98.
極度に激しい疾患には、
極度に激しい治療が最も有効である。
（ ヒポクラテス ）
99.
医者として治る病気は、病気とは考えません。
治らなければ、それが病気なのです。
（ 永六輔 ）
100.
死して後、医を求む。
（ 墨子 ）

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